強みって何だろう?

「わたしの強みって何ですか?」

「えーっと・・・」

答えに困ってしまったことがありました。

 

会社員時代の僕は物事の問題点を発見するのがうまかった。

ただ、物事の良い面を発見するのは苦手でした。

この態度の悪い面は、世の中を批判的に見ているということ。

自分には何もないのに周りの批判ばっかりしていました。

一時的に変なプライドは満足しますが、心の底では虚しさを感じていました。

 

メンターから「人の才能を見るんだよ。」と言われてやってみました。

「見つからない・・・」

そう思ってまた落ち込みました。

すると

「今はダサいかもしれないけれど、未来はこんな才能が開花するかも。可能性を見るんだよ。」

この言葉を聞いてから良い面がどんどんと見つかるようになりました。

3年くらいはかかったでしょうか。こんな良い面があるという面を見ることができるようになったのです。

そして、今では得意なことといえるくらいに育っているものの見方だと思っていました。

 

「わたしの強みは何ですか?」

と聞かれて答えられない自分にびっくりしたのです。

理由はあるんです。

強みはわかる。でも、これを伝えたらこの人はもっと苦しくなるかもしれない。

 

僕にとって「強み」の定義は、経験からえたその人の才能です。

これとは違う才能に「ギフト」があり、その定義は持って生まれた才能です。

「強み」は後天的に身につけた才能であり、「ギフト」は先天的に持って生まれたきた才能です。

後天的な才能である「強み」は、過去の経験から身につけたものなので、その時にはその人の助けになったのかもしれないけれど、今は邪魔をしているものになっていることがあるのです。

強みにも、長所と短所があるのです。

強みは特徴ですから両方の側面を持つのです。純粋に良いとか悪いとかはありません。

短所と思っていることが長所でもあり、長所だと思っていることが短所になることもあるのです。

ただの特徴ですから、どのように使えば長所になるのか、短所になるのかを知っていればいいのです。

 

「えーっと・・・

まだ、今持っている強みをすべて表現していないように思えるから

答えることができない。」

と返答をしました。

先天的なギフトと後天的な強みの両方があわさることで、今の強みがわかるのです。

 

質問をされた方は、クライアントさんで、心の深い部分で共有をさせていただいています。

なので、いろいろと知っている分、うかつに答えられない状況になったのです。

強みがあることはわかっているし、それが表現されたがっていることもわかっている。

今はそれがわからないのです。それは、深い段階の強いだからかもしれません。

 

1)強みを表現しているのか。

2)自分の先天的な才能と後天的な才能が使われているのか。

3)才能を社会に還元しているのか。

 

これは強みを知る上で大事なことです。

 

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