牧里美先生の骨格バランス体操と元島道信先生のファンダメンタルシステムを受けてきました。
50歳を過ぎて思うことは、怪我をしない体づくりなんです。
人は自分自身の体を動かすことを学んでいません。自己流でハイハイをして立ち上がり歩き走ってきたのです。
野生動物ではきちんとした身体の使い方をしなければ淘汰をされてしまったのでしょうが、人間が道具を使うことで誰もが過ごしやすい環境を整えてきました。
これは良い面ではあるけれど、悪い面としては、身体を使いこなせていない人が増えているということでもあります。
さらに人生100年時代ともなれば、少しずつ身体にダメージが蓄積して、腰や膝に影響がでることが増えていっているのではないでしょうか。腰、足首、股関節、肩、首と人によっては弱い場所に影響がでてきます。
僕自身は改めて身体を整えることを楽しみながら学んで実践しています。
骨格バランス体操
人間は重力の影響を誰もが受けています。
重さを感じるのは重力があるからです。
この重さは骨のバランスに大きな影響を与えています。
骨は体を支え、筋肉は体を動かすためにあると考えるとわかりやすいです。
この骨を考える時には下から考えます。
足の上に脚が、脚の上に骨盤が、骨盤の上に背骨が、背骨の上に首が、首の上に頭が乗っています。
理想を言うとだるま落としのようにきれいに積み重なっていれば問題は起きません。
人は長く生きていると癖が強くなっていきます。
この場合の癖は、性格ではなく身体です。
でもあれか、身体が歪んでくると性格も歪んでくるかも、、、
この癖は日常の動きの癖から物理的な癖が生まれてきます。
バランスを整えるならば、若ければ若いほど良いのではないかと思うのです。
そう気づいた時からはじめるのがベスト。
この骨格バランス体操は骨を扱います。
骨を適切な位置にすることで身体のバランスを整える方法です。
特に骨盤から下の足の重要性を整えることを重要視しています。
もちろん手も重要なんだけれど、下から整えることが大事です。
土台がしっかりしていないとその上に立つ構造物はグラグラになっちゃいますから。
で、この講座のすごいところは、骨格模型をどれだけ持っているのか、、、
絵でもわかるのですが、立体だともっとわかりやすくなるのです。
人間の身体を三次元で説明されるとめちゃくちゃわかりやすい。
これは動画ではなく、実際に教わることが重要ですね。
実際に牧先生が身体に触れて、骨がどこにあるのか教えてくれます。
自分の身体でわかっているようでわかっていなかったりするのが面白いところです。
身体の骨が正しい位置にセットされるように、正しい動き方をするように、身体の動きとなる体操を教えてくれます。
身体の動かし方マニュアルを学んでいるかのようです。
四肢である手足の4本が整いました。
これが午後のファンダメンタルシステムにつながっていきます。
ファンダメンタルシステムの基本は背骨だからです
ファンダメンタルシステム
この講座は3回目です。1回目はこちら、2回目はこちらに書いています。
いやあれっ4回目か。ロカさんとのコラボはこちら。
頭ではもういいかなと思っていたのに、手は申し込みをしていました(笑)
今回、何が面白かと言ったら、会場の都合で参加者が選抜メンバーだったからです。
マニア中のマニアが集う会なのでめちゃめちゃに面白かったです。
武道をしている人が多いのですが、まるで普通の人のように潜んでいるので注意が必要です(笑)
喧嘩とかむやみやたらにしちゃダメなんですよ。
戦わずして勝つというような、戦いに遭遇しないたたずまいがステキな人たちばかりでした。
再参加者ばかりなので、サクサクと講座は進みます。
それぞれに得意な動きがあったり、苦手な動きがあったり個性があります。
完璧な人がいないということが改めて実感して、自分なりの動きを追求する必要があるのだなということがわかります。
ファンダメンタルシステムは、生物の進化の過程を身体の動きで体感しながらのトレーニングなんです。
特に爬虫類の動きは、身体の動きが洗練されてくるとキモく見えてきます。
あの動きは本能がヤバいと警告しているのでしょう。
じっくり観察していると野生の動きってダイナミックでカッコいいです。
身体がうまく使えていると最小の力で最大の動きができます。
この時、気持ちがめちゃめちゃいいのです。
自分の可能性を改めて発見できた喜びですね。
今回、僕の一番学びは、滑車の原理です。
筋肉でいうと拮抗筋というやつです。
腕で考えると、腕を曲げて力コブを作る時に、上腕二頭筋に力を入れて縮めると上腕三頭筋が伸びます。
人間の体って曲げたり伸ばしたりできるのは、拮抗筋のお陰なんです。
通常は筋肉は力を入れて縮めることしかできません。
伸ばすのはストレッチを想像すればわかりますがリラックスしているから伸びるのです。
さっきの腕の例だと、腕を曲げる時に、上腕二頭筋がONで、上腕三頭筋がOFFになります。
逆に伸ばす時には、上腕二頭筋がOFFで、上腕三頭筋がONになります。
ONは力が入る、OFFは抜くことです。
どちらかONになる部分を意識することだけをしていたのです。
ところが、ONもOFFも意識すると効率よく身体が動くことがわかりました。
関節に滑車がついていて、お互いが伸びたり縮んだりを意識すると倍の力がでるのです。
これ解剖学的には間違っていますが、この意識で身体を動かすと力が本当に倍になるのですよ。
不思議なんですが、実際に体験するとそうなるのです。
生理学の人たちが身体操作を研究してメカニズムが解明されたら面白いですね。
でね、体中に滑車がついていると想像して動かすと調子が良いのです。
今までサボっていた筋肉が動いているような感覚です。
関節には滑車がついていて、糸でつながっていて関節が動くと思うと出力が倍になるのです。
とてもステキな学びの時間でした。牧先生、元島先生ありがとうございます。
アフター
講座の後には美味しい中華屋さんでの懇談会。
ここでも興味深い話がたくさん聞けました。
で、この講座に集まっている人がどんな人かがわかったのです。
「自身が追求したことを教える人」ということです。
イメージとしては大学院の授業です。
教授と院生がディスカッションしながら新しいことを発見していく場です。
今回の参加者の人たちは、場所が変われば先生役をやっている人です。
人を癒したり、教えたり、導いたり、見本になったり、気づきを与える人たちなんです。
この会は学会ですね。
自分たちが追求したことを惜しみなく教えてくれる人たちなんです。
それぞれの専門性が切磋琢磨されて一歩一歩進んでいく感じ。
それぞれが濃い人たちなんですが、原液に近い感じなんです。
蒸留酒の集まりみたいなそんなイメージ。
で、さらに気づきがあったのは、類は友を呼ぶということ。
そんなすごい人たちに囲まれているということは僕自身も同じなんです。
「あなたが追求していることを教える人になりなさい」というメッセージをいただいた気分になっています。
振り返り
翌日に、ひとり山の中でハンモックで過ごそうと山道を歩いていると、山での歩き方ってファンダメンタルシステムで学んだプロミシアンラインで歩いているなと思ったのです。
プロミシアンラインとは、類人猿が木の上を手だけで移動する動作の時に、足首は縮んで固定されている身体の使い方です。(違うかな?)
山での歩き方は地面を蹴らない歩き方が良しとされています。
運動効率として最小限であり、滑らないようにするために蹴って歩かないのです。
のしのし歩く感じです。
四股を踏んだり、脚の形を意識したりすることが登山にも応用できるなんてと感動したところです。
骨盤から足を使えるのか、膝と足首が正しい位置にあるのかを意識したら気持ちよく歩けました。
ハンモックで遊んでいるとここでいうトラディションで目指しているような状態になります。
自然の中でボーッとするだけで気持いことをしているだけで研ぎ澄まされていきます。
そうそう、ハンモックポイントで、鷹っぽい鳥が僕の目の前5mを滑空していきました。
カラスに追われていたのでしょうか?
全力で木の中を猛スピードで滑空していたのです。
めちゃめちゃカッコよかった。
ネイティブアメリカンで鷹は、リーダーシップの象徴であり神の使いでもあります。
そんなお役目をする時が来ちゃったんだな。
みなさま、ありがとうございます!!

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