期待を手放したらパートナーシップがよくなった話

「あっ!期待を手放すって、こういうことか!」と気づいたことがありました。

うちのかみさんはいつも夕飯を作ってくれています。有難いことなんです。ただ、その時には夜の仕事前に夕飯が間に合わなかったんです。

その時に、全くと言ってもいいくらいに、何の感情も湧いてこなかったんです。

いつもだったら、怒りが込み上げてくるんですね。「いつも時間にルーズなんだから」「いつも遅刻してばかりいる」「朝だって起きてこないのに」とか、その時以外の怒りもたくさん込み上げてくるのです。その裏にある言葉は「僕を愛してくれていない」という感情です。ご飯を時間通りに作ってくれることが愛だと思っているということなんです。つまり、ご飯が間に合わないということは「愛されていない」と思ってしまうということです。

愛されていないことに怖くなって怒ってしまっていたのです。今まではね。

ところが、全く怒りが湧いてこなかったので「期待を手放せたんだな」と気づきました。期待をするから裏切られるのです。なんの感情も湧いてこないので冷静に自分の思考も分析することができます。料理を作ってくれることと自分を愛してくれているかは別のことだとハッキリわかったのです。今までは料理を作ってくれることは愛だという思い込みがあったということです。「愛されていない」と心の底で思っているから怒りが込み上げてくるという仕組みが自分の中にあったのです。失礼な話ですよね。

僕たち夫婦は心理セラピーを長年やってきています。なのでここからさらに深掘りをし始めました。

こんな感じの怒りは24年間も続いていたことなんです。それを指摘されてピンときたことがありました。それはうちの母が24才の時になくなっているのです。この怒りの根本にはうちのかみさんへの怒りではなく母親への怒りだったということなんです。母親に裏切られたと感じていることがあったということなんです。

では、何を裏切られたと思っていたのか。それは、それは僕を残して死んでしまったことなんです。それを裏切りと感じていたのです。さらにいえば、僕を産む時に体を壊して体調がよくなく、さらに小学校に上がる時には腎臓病になってしまったんですよね。「こんなはずじゃなかったのに」という思いも心の底で感じていたことに気づいたのです。映画「僕たちはどう生きるか」で母親と再会を約束して生まれてくる物語ともつながったのです。「約束と違うじゃないか」と怒っているのです。

ここには深い物語があったんですね。

そして、興味深いことがもうひとつ起きたのです。ご飯が間に合わなかった時に「ごめんね」とあやまったのです。絶対にあやまらないうちのかみさんが。ビックリしました。さらに、僕の気づきを話すと「私のんびり屋さんなんだよね。だから時間が読めないんだ。」と言ってきたのです。これも24年の中で初めて聞いた言葉です。彼女も何かを受け入れて素直になったのでしょう。

夫婦それぞれに持つ思い込みがあって、それで問題が解決しずらくなっていることがあるのです。その思い込みのせいで、今の夫婦関係に亀裂が入るようなことがあるのです。1人では問題解決せずに、2人だからこそ解決することがあるのです。

これはカップルカウンセリングを再会しなければならないなと思ったりしています。夫婦関係の洞察がまた深まったのです。僕らが提供しているサービスって技術も大切だけれど、自分たちが真摯に自分と向き合っているかが大切なのです。自分自身は完璧なのではなく、少しでも成長していることこそが完璧なのです。

興味がある方はご連絡下さいね。

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恋に落ちるってコントロールを手放せるかどうかなんだ

心理学を学んでいると必ず出会うテーマは男女関係です。

人間関係も男女関係で考えるとわかりやすいのです。なぜなら男性と女性の精神構造が違うので、わかりあうのが難しいのです。

それでも人は同じコトに共感し、違うコトに憧れを持ちます。そうなんです。男女関係は違うもの同士が仲良くなれるという大きなテーマなんです。

時代は多様性を大切にしていこうという方向に行っているので、一人一人の人間は違うからこそ尊重することが大切という価値観になっていくでしょう。違いを受け入れるということです。

男女関係のパートナーシップって究極的には対等な関係性を持つことがテーマになっていきます。怒りを乗り越えて、罪悪感を乗り越えて尊重し合える関係性がゴールということです。

人を好きになる表現として「fall in Love」という言葉があります。恋に落ちるという表現です。これはある日突然に起きるという意味です。つまりコントロールできないということです。

いつ、どこで、だれを好きになるかなんてわからないことなんです。

これは人間の本能が関係しているからでしょうか。理性ではどうしようもないことがあるのです。好きになるって落ちるという表現されるのは、感情的には恐れがあるということなんです。コントロールできない恐れがあるんですね。どこまで好きになるんだろう?という恐怖がそこにあります。

恋に落ちることを恐れていれば、好きなことから遠ざかる選択をしてしまいがちです。好きにならないように好きなことを避けてしまうこともあるのです。

この好きは、異性だけということはありません。好きなモノもあれば好きなコトもあるでしょう。好きになるとは落ちるものなんです。

以前に心理学を学んでいる時に、異性のご学友たちに魅力的な人に「魅力的だ」と伝えてみることを試したことがあります。言われた人たちは悪い気はしないと喜んでくれました。人から好かれるということは嬉しいことのようです。そして、その表現をした自分はどうだったかとうと、自分の好きだという感情を肯定できてそれで満足したんですよね。感情はただあるものであり肯定されるものなんですよ。不思議なもので付き合いたいとか手をだしたいとかと違うモノだったんです。いわゆる恋愛感情ではないのです。もしかしたらこれが愛(尊重)なのかもしれませんね。

この感情を認めたら自分の好きがたくさん見つかりました。ただ自分が好きなものに落ちるのが怖かっただけだったんです。落ちてもいいんだと思ったら落ちないという不思議な感覚です。

男女関係って自分自身の思い込みやタブー、性を使ったコントロールなど、ややこしくなりがちなテーマです。純粋な好きというエネルギーって大事だなと思ったんですよね。

推し活って大事な活動なのかもしれませんね。

そうそう、すでにパートナーがいる人は、パートナー以外の好きな人ができてもいいのです。ただそのエネルギーを好きになってしまった人に向けるのではなく、今のパートナーにあるかもしれないなと観察をすることが大事。すると不思議なことに今のパートナーに他の人の魅力的だと思っていた要素が開発されるのかでてくるものなのですよ。パートナーシップを育てたい方にオススメの方法です。

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結婚記念日は契約更新日

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7月7日は結婚記念日。忘れないように23年前に練馬区役所にこの日に届けをだしました。

それ以来、毎年昨年までのねぎらいをおこない、今後1年契約更新するのかの意思確認をします。そう我が家では結婚は毎年更新なのです。

結婚したら生涯共にしなければならないということはありません。片思いだけでも成り立たず、二人とも共にいる選択をしなければ結婚というものはできません。離婚は不思議なもので片方が嫌でも離婚ができないという制度になっています。

赤の他人とこんなにも長い間、パートナーシップを築いていけるなんて思ってもみませんでした。「結婚なんて」という斜に構えていた過去の自分、、、バカバカ。

パートナーシップとか愛とか照れくさいものでしたが、良い物だと声を大にして言いたい。そして、これは二人の協力がなければできないことだったりします。親の顔色だったり、世間の目だったり、世の中の常識だけで共にいるとは違うことなんです。損得でもありません。

お互いに頼り頼られるパートナーシップの考え方が広がっていくといいなと思っています。

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夫婦関係をよくするために必要なこと

うちの夫婦で「どうしたら夫婦仲が良くなるのか?」ということについて対話を重ねています。

結論から言うと「観察」が重要ではないかということ。

網膜に写っているのは観察ではありません。ただ見ているだけ。観察とは、興味を持ってみることです。

男性はわかるのかもしれませんが、街を歩いている時に、魅力的な女性がいると自然と目で追いかけてしまうのです。これほぼ無意識で、気づいたら目で追いかけているのです。これって本能がなせる技なんですね。男女関係の最初って性的な魅力で惹かれ合います。恋に落ちるといいますが本能がなせる技なんです。

これは月日が経つにつれて、どんどん失っていく興味なんです。だって本能って必要な時だけにしか働かないから。本能は次の魅力的な対象を探していくのです。DNAの影響ってむちゃくちゃ大きいのです。

相手のことが知りたいというのも本能的なものですね。ただこれも、知ってしまえば興味を失うということもあるのです。

本能的ではなく、意識的な興味を持つことが重要です。それが相手を観察するということなんです。

長くパートナーシップを続けたいなら必要不可欠なことが観察なんです。相手の変化に気づくことなんです。さらにいえば、相手の欲求に気づくことです。ニーズとかウォンツとかね。

これは女性にお願いしたいことなんですが、この欲求をクイズにしないでほしいということなのです。誰にも「察してよ」という欲求があります。小さな子を見ていると、親に見ていてもらいたい、注目をあびたいというこれも本能的な欲求があるのです。安全の確保するためなのです。

そして親は子供の欲求を察知して、相手が求めてもいないのに、与えてしまうことがあるのです。言葉を覚えていない頃にはそれでもいいのです。それが成長してもやり続けると自分の欲求がわからない子供に育つことがあるのです。自分の中にある感情を言葉にすることができないと、相手に伝えることができなくなるのです。誰もが小さい時の親のようには見てくれませんから、自分で欲求を伝えなければならないのです。これ西洋圏の人たちはとても上手いです。言語や文化、教育のお蔭だと僕は思っています。

そう、女性には自分が望んでいることを伝えてほしいのです。察してもらいたいという欲求を抑えて、本当に望んでいることを伝えることが重要です。クイズにしていると問題はより難しくなっていくので、それで愛を測らないで欲しいのです。

男性は観察することが重要です。仕事だけしていればいいというものではないのです。コミュニケーションが苦手という言い訳をしていてはダメなんです。パートナーシップを続けたれば。

興味を持って観察することができれば、相手に伝えたり、相手の話を聞きたくなるものです。

興味を持つ練習として、相手の趣味を共にやるということです。例えば、うちのかみさんが「色彩塾」に言っていた時に彼女の課題を見せてもらいながら何を学んだか教えてもらっていました。課題をやっているのも横目で見ていました。門前の小僧経を読むといいますが、色彩の基本についてわかるようになったのです。また、僕の趣味であるアウトドアにも彼女は興味を持ち一緒に行くようになりました。ちなみに僕はパートナーと行くだけでなく、一人でも行くし、多くの人たちと行くこともあります。趣味の一部に相手を迎え入れるようなイメージです。

同じ体験を共有すると話題ができるのです。お互いが違う人間なので、共通の体験をしながら違うを見つけ、それを楽しむことが重要です。普通は違いを見つけると、どちらに従うかの争いになります。僕が正しいのだからあなたが従えみたいな争いは、パートナーシップを不健全にしていきます。正しい・間違っている議論は不毛です。どっちも正しいのが健全な態度なんです。どちらかが我慢を強いてはならないのです。

あとは、パートナーで新しい趣味を見つけるのも大切かもしれません。新しく二人で初心者を体験することも重要です。時間と空間を共にするというのはとっても重要です。共通点を見つけて二人で楽しむことはパートナーシップを育てる上で必要不可欠です。

今、話をしてきた前提条件に「観察」はあります。相手をよく見て、よく聞いて、よく感じて、時には直感を働かせて、関係性を味わうことが大切です。

他者から興味を持ってくれると嬉しいからね。

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男はなぜアドバイスをしたがるのか?

高校生向けのセミナーで話す内容に「アドバイスなしに話を聞く」ということがあります。これはカウンセリングなどの相談業している人には必須のスキルです。また、男女関係のコミュニケーションの話で男性に対して言う言葉でもあります。男女関係を続ける上で男性が女性の話をただ聞くことは大切なことなんです。

なぜ、男はアドバイスをしたがるのでしょうか?

よく言われるのは、男性は問題解決をしたがり、女性は共感をしたがるというものがあります。確かにそうです。確かに男性は、何かを言われると解決策を言いたがる人は多いです。

なぜ、解決策をいいたくなるのでしょうか?

僕が思っている仮説は、幼少期に原因があると思っています。男の子はヒーローに憧れ、女の子はプリンセスに憧れます。ヒーローは頑張ることが美徳とされ、プリンセスはカワイイことが美徳とされます。

男の子は「がんばってるね」と褒められるんです。
女の子は「かわいいね」と褒められるんです。

人は褒めれたい欲求を持っています。群れで生活するように進化してきたからです。集団のためになるような個体が生き残ってきたのです。

男の子は、また「がんばっているね」と言われるように行動します。つまりはヒーローを目指します。

女の子は、また「かわいいね」と言われるために行動します。つまりはプリンセスを目指すことになるのです。

女の子は、アイドルやモデルなど可愛いを追求した仕事があります。

ところが、男の子がヒーローに憧れて、ヒーローになれる仕事があるでしょうか?

ウルトラマンにもなれないし、仮面ライダーにもなれないし、スーパーマンにもなれないのです。なので、何時でも何処でも問題解決マンができあがるのです。

問題解決しなくてもいいかもしれない。

男性がこう思えたら、ちょっとは楽になると思いませんか。ただ、そのままで価値があるのです。

と言うような話をしたら、うちのかみさんに「アドバイスなしに話を聞くのは基本。それだけじゃないんだよ。」と言われました。

えっ!?なんだろう?

この話は、続くかもしれない(笑)

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パートナーシップはお互い様では上手くいかない時がある

好きな言葉のひとつに「お互い様」というものがある。

お互いに迷惑をかけあうこともあるから許し合うことが大事だよね。」という意味です。どうもこれ、違った解釈をしていることが多いことに気づきました。

こちらも我慢をしているんだから、お前も我慢をするのが当然だ。」という意味で使われていると言うこと。

これだとパートナーシップは破局の方向に向かっていきます。

Win-Winという言葉が流行ったことがありました。これは、わたしも勝つし、あなたも勝つという意味。このお互いに我慢をするというのは、Lose-Loseという私も負けるし、あなたも負けるということなんです。

メンタル面からの話をすれば、我慢をするというは時に問題になることがあります。Lose-Winという私が我慢をしてあなたは自由にして良いみたいな関係性です。奴隷と暴君の関係性です。

この逆もあります。Win-Loseという私は自由にしても良いけれど、あなたは服従しなさいという態度です。これも暴君と奴隷の関係性です。

Win-Loseは、日本の家庭で多くあった関係性です。夫が暴君で妻が奴隷という関係性。封建制度なのか家父長制なのかなんなのか。父親がえらく、母親は従うみたいな関係性です。

これが必要な時代があったのかもしれませんが、現代では合わなくなってきていると僕は思っています。

パートナーシップは、夫婦関係だけでなく、ビジネスの関係性も同じだと考えています。ビジネスパートナーはもちろん上司部下の関係でも、売主買主の関係でも対等性が重要だと僕は考えています。どちらがえらいということはないのです。お客様は神様ではないのです。お客側が「俺は神様だ」というのは違うんです。お客様が来てくれることは商売をしていて嬉しいことなので神様のように感じるということなんです。ただ、役割が違うというだけなのです。

立場が違うだけで、人としては対等なんです。

おっと、持ち場に戻る時間がきました。今日はこれまで

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危機に堕ちたパートナーシップ

恋人や夫婦関係の相談も多く受けます。

パートナーシップの危機というタイミングがあります。これを乗り切ればまた上手く行くのですが、それを超えられず終わってしまうこともあります。

前提にあるのは、パートナーシップは変化していくということです。関係性は育っていきます。いつまでも同じような関係性であるということはありません。

人と人が惹かれ合う時の法則として、自立と依存の法則があります。わかりやすく男女関係で考えると、男性が自立していると、女性が依存します。もちろん逆のパターンもあります。人と人の関係は、自立と依存の関係になるのです。師匠と弟子の関係も同じです。振ることができる人が自立で、振ることができない人が依存です。

付き合い始めに、男性が自立のポジションにいて、女性が依存のポジションにいるとしましょう。これが女性が自立のポジションに移ることがあります。その時にバランスが崩れます。自立と依存の関係は親子関係に似ています。子供は、自立をする過程で反抗期が訪れます。なんでもやってもらうことから、自分でやりたいという自我が芽生えるからです。

これ関係性も同じで、依存から自立に人は変わることがあります。それは成長している証で良いものだと捉えて下さい。

すると何が起きるか?

自立しているもの同士は、権力闘争の関係性になってしまいます。どちらが主導権を握るのかの戦いになることがあります。それだけ親密さが増したということでもあるのですが、気をつけないと破局を迎えてしまうことにもなったりします。

この場合、男性は女性を尊重することが大切です。また女性は自分の道を歩むことが大切です。やりたいことをやるということですね。それを男性が尊重すること。いつまでも保護する存在ではないのです。自分の足でしっかり立つことを見守ることが大切なのです。男性は女性を守らなければならないというジェンダー的な思い込みがあったりするのですが、守る必要はないのです。誰もが自分を守る力を持っています。誰かを守らなければという思いは、本来その人が持つ力を奪うことにもなりかねないのです。

自立と依存の関係は、それぞれがポジションを変えながら関係性が深まっていきます。個人が育っていくのはもちろん、二人の関係性も育っていくのです。それが成熟した関係性を作っていくんですよね。

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アドバイスするな!話を聞け!

ご縁があり、年に何回か都内の高校にワークショップで訪れています。メンタルトレーナーとして仕事について話をする機会に恵まれました。仕事内容や仕事を選んだ経緯について話をします。「メンタルを整えるための3つのセルフケア」「メンタルトレーナーになるための3つのスキル」のコンテンツを伝えています。これは一般常識として伝えたい内容をわかりやすく実践しやすいように伝えています。

その中で「聞く」ことについて伝えています。誰もが聞くことはできると思っているけれどプロの聞く技術は誰にでもできることではありません。ただコツはあるのでそれを伝えています。その中のひとつが「アドバイスをしなくて良い」というものがあります。

多くの人が相談に乗る時に「アドバイスをしなくてはならない」と思っています。話を聞くことよりもアドバイスすることに意識が向いていると、人は話を聞けなくなってしまうのです。特に男性がアドバイスをしたり、ウンチクをたれたりすることが多いのです。

  • 知識がある人だと思われたい
  • 役立つ人だと思われたい
  • 優秀である人だと思われたい

そんな思いがあるからではないでしょうか。さらに奥にあるのはモテたいという本能的な欲求があります。人気者になりたいとかチヤホヤされたいもモテたいと同じ欲求です。

そんな話をしたら女子高生たちから共感の嵐をいただきました。

「よくわかってますね、さすがです」

とお褒めの言葉をいただきました。

「アドバイスする奴はモテない」と言えば「そうそう、そうなんだよ」とツボに入っていました。

どうも高校生の頃にはすでに、男性は話を聞かないし、アドバイスという名の独演会をしているようなのです。個人セッションで「夫が話を聞かない」というテーマでパートナーシップのご相談もとても多いです。話を聞いてもらえずさびしい思いをしている妻は多かったりするのです。多分、元から話を聞けない人だったのかもしれませんがそれに気づかないのが恋の魔力です。(実際に魔力とは脳内ホルモンの活性化が理由です。ただこの現象は永遠には続かないんですよね…)

「すべての男に、アドバイスはいらないんだ。ただ話を聞いてくれればいいだよ。」ということを伝えてもらいたいという熱いリクエストを受けてこのブログを書いています。

そう、男性は女性からの相談は、うなづき、あいづちを打ち、ただ話を聞いていればいいのです。とてもシンプルです。その時にスマホを見たり、違うことをしてはいけません。話を聞くことに集中するのです。もしかしたら初めは5分も集中力はもたないかもしれません。少しずつ話を聞く時間を伸ばしていくのが重要です。30分くらい聞けたら合格です。それ以上は集中力が続かないので休憩が必要になるでしょう。

例えば朝ごはんとかに食べながら話を聞くとかも良いかもしれません。その時間だけは、ただ話を聞くことに集中するとかね。

話を聞くということは、相手の気持ちを理解することです。自分の意見と違ったとしても、一旦、受け止めることが大切です。それは違うと説教が始まる人がいますが、それは話を聞いていないということになります。「あなたは、そう感じているんだね。」と共感することが大切なのです。

そもそもアドバイスは必要ありません。自分の中に答えがあるのです。その答えを発見したいがために話をしているだけなので、アドバイスは不要です。人生の選択なんて、正しい答えなんてないですから。

アドバイスして良い時は相手から聞かれた時です。その時にも「僕だったら、○○するかな」という言い方がオススメです。そして簡潔に言うことが重要です。ここでも待ってましたと独演会が始まる人が多いですから注意が必要です。誰もお前の話なんて聞きたいと思ってねーよ状態になってしまうことがあるからです。

男性は自分語りをしたい人がなぜか多いのです。だからこそ飲みながら話を聞いてもらえるサービスが巷で流行っているのでしょう。自慢話や武勇伝を笑顔でも聞いてくれますから。それはお金を払っているから聞いてもらえるのです。そこはあくまで夢の世界なんです。

恋人関係や夫婦関係の人たちは要注意です。男性は特に話を聞くことに専念することをオススメします。幸せなパートナーシップを築きたいならね。

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親子関係の問題を解消したい方にオススメです。
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夫婦ケンカの毎日から抜け出した方法

僕たち夫婦は「いつも仲が良さそうでいいですね」とよく言われます。
実際に仲が良いと思いますが、はじめからそうだったのではありません。

今の仕事の基礎になっているセラピーは再受講を含めて、2000時間くらいトレーニングを受け、パートナーシップ心理学にも1年間通ったし、他にもセッションを色々と受けたり、夫婦関係のことはライフワークというくらいに取り組んできました。

価値観が違う二人が一緒になったからか問題をひとつひとつ解決していきながら今があります。
しかも根気よく向き合ってくれたパートナーのおかげの要素が強いです。

僕自身が取り組んで大きく変化したひとつの方法を紹介します。

結婚する時に「お互いが成長し合うような夫婦になろう」と僕の中で決めたのです。
ところが、成長を目的として結婚したからなのか、相手の悪いところがよく見えるようになりました。

「ここなおしたほうが良いんじゃない」

といようなことをよく言っていました。
言葉を変えれば、

「あなたが間違っている。あなたがなおしなさい。」

と言っているのと同じだったのです。
「自分は正しい、相手が間違っている」というマウンティングのような状態ですね。
こんなことを言っていたら喧嘩が絶えない熱い関係か、喧嘩に疲れて無関心で冷え切った関係しか手に入らないのです。

あるセッションを受けた時に、成長できる関係性を作ろうという奥に、あなたが間違っているという判断があり、さらにその奥に、間違っている人間は罰せられるべきだという信念があったのです。
さらに言えば、間違っているのは相手ではなく自分自身でした。

これに気づいた時に、穴があったら入りたいくらいに恥ずかしかったし、相手への申し訳のなさがいっぱいになりました。

で、成長し合う関係性はやめようと思ったのです。
成長って誰かにさせてもらうのではなく、自分自身で選んで成長するものですから。
他人を成長させようなんて大きなお世話なんです。

新しく選んだことは何か?
それが、幸せな夫婦関係を築こうということでした。

ゴールはお互いの幸せなんです。
個人の幸せは個人の責任ですが、夫婦の幸せは二人で築いていくものです。
これはとても創造的な行為なんです。

どちらかが正しいという争いをするのではなく、どちらも正しいことを受け入れて、新しい幸せを創り出そうというものです。

それが幸せの夫婦関係ということだと思ったのです。

で、今現在、幸せな夫婦関係を築けていると思っています。
もちろん、これが完成形でなく、お互いが成熟していくに従って、関係性も変化をしていくでしょう。
成長途中が完璧であるということなのです。
生きている限り人は成長していますからね。

夫婦ケンカが絶えない場合の抜け出し方として、自分のゴール設定が間違っているかもしれないということに気づくといいかもしれません。

僕の場合は「成長する夫婦関係」が間違っていて、「幸せな夫婦関係」が正解でした。

これから「○○な夫婦関係」は変わるかもしれません。
いつでも二人が心地よく過ごせるようにしていきたいな思っています。

もし、不健全な思い込みに気づき変えていきたい人がいればサポートしますよ。

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夫は妻にもっとサービスをするべきだ

うちのかみさんとパートナーシップについて話していたら

「世の中の旦那さんは、身近にいるパートナーにもっとサービスをしたら良い
 圧倒的にコミュニケーションが足りないんだよ。」

というような話がでてきました。

ドキッとしちゃいます。

もちろん一般論なんですが、
実感としてパートナーシップと向き合う人は少ないのです。

男女が1対1で対等に向き合うことに慣れていないのです。
文化的に伝統的に対等ではない時代が長かったですから。

対等に妻と付き合いたい男性に提言したい具体的な5つの方法

  1. 毎日、妻を褒める
  2. 話をする時には目を見る
  3. 花を買って帰る
  4. 家事を率先してする
  5. 手をつないで散歩する

ということを推奨したい。
この5つすべてをやってもらいたい。

どのような反応が起きたのか?

良かったら聞かせて下さい。

もし、できないなら心理ブロックがあるのかもしれません。

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