流域思考の岸由二先生、お弟子さんの柳瀬博一先生が小網代の森を案内してくれました。この2人はこの森の保全活動で結ばれた師弟関係です。流域思考がその軸にあります。
今回の高尾山健康登山部は「越境」というキーワードで総括されますね。
地質、生物、土木、歴史、環境、気候、経済、政治…
すべての分野を網羅した総合学習のような時間でした。
聞き手となるGEの人たちからの鋭い質問から紡がれる知識や知恵、さらに裏話。
自然体験をしながら知的好奇心が満たされ、点と点がつながり線となり、さらに立体となるような時間でした。
高尾山健康登山部という枠を超えて宇宙部と呼んでも良いくらい濃ゆい時間となりました。
2026年6月21日(日)雨 のち 晴
最低気温:22℃ 最高気温:27℃
イベントレポート
京急久里浜線 三崎口駅 からバスに乗り引橋下車でベイシア2階へ。
小網代の森インフォメーションスペースというアジト集合です。

毎月第3日曜日10時から開催されているボランティアウォークに参加させてもらいました。
2団体で小網代の森を案内してもらいました。
その中には養老孟司さんの編集者さんもいたりして。
参加してくれているスタッフの方々の知識が豊富。
何を聴いても色々と教えてもらえるボランティアウォークに参加するのがオススメ。
GEな人たちの知識欲を満たしてもらえること間違いなしです。

集合場所のベイシアがこの辺りの高台で標高約80m。
ここが分水嶺となって、東京湾に流れる川と相模湾に流れる川に分かれます。
最終的に海まで歩きます。

写真左側が小網代の森。すぐ右側は普通に家があります。

源流部に到着。ここから入ります。
ちゃんと木道が整備されています。
まるで尾瀬みたいですね。

雨が降って大地に染み込んだ水が湧き出ています。
川の始まりです。
小学校で学んだこと覚えていますか?
川の働きである「削る」「運ぶ」「積もる」。
この働きのバランスで、川の上流・中流・下流の形が変わるんですね。
えぇ、僕はもちろん覚えていません。
小学校の理科の授業動画で復習しました。
川って面白いです。
これを知って山に登り川を見るとまた違った趣があるでしょう。
来月の沢イベントで川の上流部を観察しましょう。

上流部。
河口まで柳瀬さんがガイドしてくれました。
昆虫などの生き物を発見する早さが半端ない。

中流部

下流部
なんとなく気づいている人もいるかもしれませんが、元々はここは棚田なんです。
昔の航空写真を見るとよくわかります。

ちょうど真ん中あたりが棚田になっています。
上のほうにあるのは畑。
谷の水があるところで米を育てて、尾根は削って畑にしています。
ここがバブルの頃に数十年放置され、再び人の手を入れ保護している里山が小網代の森です。

河口部

小網代湾をバックに記念写真。
晴れたよ!

チゴガニのオスによるダンス。見えないよね笑

アカテガニのメス。抱卵しています。

後半は岸先生が解説してくれました。
Q&Aからのここでは書けないような裏話の切れ味がすごかった。
右にも左にもケンカを売っていく人生って…

活動に対して募金をしました。
応援しています。
高尾山で杉苗奉納をしたり自然保護活動を応援したいのだと改めて。

そして、笹藪のトンネルを抜けて…

現世に帰って参りました。

雑貨カフェ式部 さんでランチ。

食後も岸先生の話は止まりません(笑)
はちみつのお土産もいただいたり。
小網代のカラスザンショウの貴重なはちみつで美味しいらしい。
小網代の森に行こう!
岸先生に聞くとこの自然保護活動は、うまく行っているだけではありません。
津波による植生の変化、行政による予算のカット、活動者の高齢化・・・
問題は山積みで、この自然が持続可能か微妙なところもあるそうです。
自然は完成することはないのですが、今現在が小網代の森の完成系と言ってもいい状態です。
興味を持った人は、今年中に訪れることをオススメします。
そして、来年がどうなっているのか、また訪れたいと思っています。
良き時間でした。
●小網代の森について
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/d2t/kankyo/p820028.html
フリースタイルコンテンツ
■個人セッション
自分で選択する人生を選びたい方に。
https://www.yoriyoku.com/
■ハンモックフルネス
日々ゴキゲンでいるために自然の中でマインドフルネス状態になることで心身を整えます。ハンモックの心地よさが評判です。
https://www.hammockfullness.com
■ソースワークショップ
人生の分岐点にいる人にオススメのワークショップ
https://www.asobilife.com

