「ない」と思っている人ほど「ある」というパラドックス。
差別をしていないと言っている人ほど、差別をしている。
いじめをしていないと言っている人ほど、いじめている。
ひいきをしていないと言っている人ほど、ひいきをしている。
そんなことがあるのです。
メンターから言われたことがあるのです。
「していないと思っている時ほど気をつけろ」と。
本題の「思い込み」って、人は「思い込み」で、できています。
我想う故に我ありと先人は言いましたが、人は言葉でできていると言っても過言ではありません。
言葉が人を作っています。
言葉とは思い込みです。
そして不完全なものです。
人は「ある」か「ない」かという比較でしか現実を理解することはできません。
「上」の反対は「下」とか「右」の反対が「左」みたいに最後には二元論になっていきます。
そうやって人間は世界を認知しています。
コンピュータも「0」「1」でできているので、二元論みたいなものです。
AIもこのゼロ・イチでしかできていないのに、人間の思考のようなことしているのは興味深いものがあります。
思い込みが「ある」と思っている人ほど、思い込みから自由であるのです。
「ある」が前提になっているから、気をつけるということ。
「ない」が前提になっている人は、自分が正しいと思い込んでいるのです。
そう、「正しい」の反対は「間違っている」なので、自分以外が間違っていると認知してしまうのです。
僕はこれは不思議な現象だと思っています。
差別もいじめもひいきも「ある」を前提にしていると健全な態度をとれます。
「ある」からこそ、それを「する」のか「しない」のか選ぶことができます。
「ない」が前提だと、自覚なしに「する」という選択をしていることに気づけません。
宇宙のすべてが自分の中に「ある」ということなのかもしれません。
宇宙を研究しても原子を研究しても似ているんですよね。
不思議。
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