人を惹きつける話術が欲しい

高校生向けのワークショップを10年くらい続けています。

普通に聞いている人、寝ている人、騒いでいる人と多種多様な人たちがいます。社会人向けのワークショップをやり慣れている人は、このアウェイ感に圧倒される人も多いのです。自分でお金を払ってワークショップを受ける人と、何処の馬の骨だかわからない人が突然やってきてするワークショップでは反応が違うのは当然です。

ちなみに僕は寝ている子に対してはなんとも思わなかったり。なぜなら、僕自身がよく寝ている高校生だったんですよね。イキっているのも10代の特権です。

最近、こんな話を聞いたのです。

落語家さんが高校生向けの落語を学校でやった時に、最初は全く聞く気がない子供達が最後には大爆笑していたのだと。この話術が欲しいです。大道芸の人たちにも人を集めて笑わせたり感動させたりして投げ銭をもらっている姿にも尊敬してしまいます。

人を惹きつける話術や技術が欲しいのです。

ワークショップでは、サポートに入ってくれる人がいます。僕が主催者ではなく、あくまで進行役なのでサポーター人は誰が来るのか当日までわかりません。現場で初顔合わせでワークショップをすることも多いです。

先日のサポーターとして入ってくれた人に、最後に高校生に伝えたいメッセージを話してもらう時に、生徒たちが静かになり集中して話を聞き出したのです。それまでは大盛り上がりで統率なんてもない感じだったのですが、シーンと耳を傾けたのです。

うわ、すご!

なぜ、そうなったのかと本人に聞いたり、自分自身で考察をしたんです。多分、この一言が高校生に刺さったのでしょう。

「ナイキって知ってます?」

知っている単語がでてきて「おっ!それ知ってる!」と耳を傾けたのではないかなと。ナイキのメッセージである「Just Do It !」って仕事を考える上でとても大事な言葉です。このワークショップはキャリア教育のあるワークショップです。考えていても状況は変わらないので、特に書く動いて状況を良くも悪くも変え続けることが大事なんです。悪くなったら良くなる方向に行くようにまた行動をしていくのです。変化をしないことが一番の問題点だったりするのが仕事です。

ということで、人を惹きつける技術が欲しいなと思う今日この頃。

僕は「わかるにだけわかればいい」という孤高の精神すぎなのかもしれません。一人でも真剣に聞いている子に集中しちゃうんですよね。しかも内容は社会人で転職したり起業したりする人たち向けの知識をシンプルにわかりやすく伝えたりしています。これが問題か(笑)

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良きファシリテーターとは?

僕が好きなファシリテーターの人たちを改めて考えてみましょう。

スリーインワンの創始者であるゴードンとダニエルはどちらもタイプが違う素晴らしいファシリテーターだった。

ゴードンは、ワークショップ中にも自分がやっていることに驚いたり純粋だった人。
ダニエルは、ダニエル節というかずっと面白おかしく今彼が興味がある話を語る人だった。

心理学や自己啓発系での素晴らしいファシリテーターは、すべて関西人。
落語家さんみたいに同じ話をいつ聞いても面白く話せる人だったり、会場にいる人すべてに共感を与えるような人だったり、面白くて深い話ができる人だ。ちなみに前者は平さんで、後者は本田さんだ。どちらもフォーカスパーソンという演劇的なアプローチが秀逸なのは言うまでもない。

冒険教育でもいました。本人も何回もやっているであろう物事を初めてやるかのようにできる人がじぃ(梶谷さん)はすごかったな。なんかすっとぼけている中に本質を見る目があったような。

演劇ワークショップ系では、作・演出ができる人が素晴らしい。台本を書ける人は言葉の使い方が丁寧でわかりやすいのだ。それを演出という形でどうすれば伝わるのかよく考えられている。平田さんやその演出部の人たち、柏木さん、鴻上さん、絹川さんだったりが良かった。

世田谷パブリックシアターでのダンスのワークショップの人たちも作・演出ができる人だったな。たまちゃん(山田さん)、たっちゃん(楠原さん)も良かったな。身体を扱っている人たちのワークショップのファシリテーションも良かった。

改めてキーワードを見直してみると、良きファシリテーションとは、人間に対する理解が深い、話が面白い、物語を作・演出することができる、身体性があるというところか。

ここに指示が的確であるということが入ってくる。

意外と学校の先生でワークショップが素晴らしいと思う人はいない。
きっと、ティーティングとファシリテーションって違う質が求められるのではないかと思ったり。

大学の先生を見ていても研究と教育は違ったりするし、義務教育でもすべてが完璧という人はいないのだろう。

たくさんの良き師匠から学んだことを統合していこう。
そして僕も真似される人になるべく研鑽していこう。

ちなみに僕が言わて心に残っているのは「こんなのでいいのですね」という言葉。

憧れの師匠を持ち、自分の持っている特徴を伸ばしていけばいいのです。

そして僕は師匠を複数持つタイプです。

うちのかみさんも師匠のひとりです。

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グループワークで大切なこと

今まで、様々なセミナーリーダーやファシリテーターを見てきて気づいたことがあります。

ワークショップではもちろん、参加者が積極的に参加するために様々な仕掛けがあります。

みんなで話をしたりするグループワークであったり、実習だったり、時には演劇を作ったりすることもあるのです。

その時に、指示役の人の力量がはっきりと差にでるのです。

最悪なケースは、何をすればいいのかわからない(笑)
最高のケースは、何をやるのかはもちろんわかるし、そこから気づきが学びがあることです。

そう、何をすればいいのか指示をだすことがとても重要だということです。

例えば、教えたい欲がありすぎる人は、「こんなやり方もある。あんなやり方もある。そんなやり方もいいね。」と様々なバリエーションを教えて、参加者を混乱の渦に巻き込みます。再受講の人が新規受講者の人に教える時にも起こりやすかったり。親切のつもりなんでしょうが邪魔でしかありません。

例えば、常連さんばかりのワークショップ。長年の関係性ができているせいで、言わなくてもわかる前提条件がありすぎる場合、新規参加者にとって説明が短すぎて何をすればいいのかわからないということがあります。よく観察していると常連さんもよくわかっていなくて適当にやっている時もあります。結果良ければすべて良し精神なのでしょうか。

例えば、若い子たちに多いのですが、これも説明が短いんです。家族や友達と話をするように初めての人にも話をしてくるのです。「知らんがな」ということが多いのです。これも共有されていない情報を言わないので、何をさせたいのかがわからない。家族は赤ちゃんの時から見ているから言葉が少なくてもわかるのです。学校の友人も四六時中一緒にいるので、お互いだけがわかる言葉で通じてしまうんですよね。狭い世界に生きている人がこのタイプに多い気もします。

例えば、デモンストレーションをする場において、4人組でやることを、2人組で説明したりしているので、これまた何をやっていいのかわからない。4人組でやらせるなら、4人組で説明しなきゃわかりずらいのです。

今、ファシリテーション講座を作っている最中なので、今までの経験を思い出しています。

自分の自戒を込めて、シンプルに、わかりやすく、誰もがわかる言葉で伝えていこうと思っています。

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セミナーはアシスタントしだい

セミナーやワークショップに参加したり、手伝ったり、講師をしたり、主催をしたりして確信したことは、アシスタントの人たちの大切さです。

メイン講師の人が大切だと思われがちですが、講師の人は基本、好きにやって良いのです。
聞いてもらいたいことや体験させたいことをを自由にやればいいだけなんです。
講師は楽な仕事です。反論は認めます。

参加者側はただただ楽しいです。
主催者や講師の人たちが与えてくれるものをリラックスして受け取るだけなのです。
そのことによって、自分が成長したり幸福度が上がれば良いのです。

で、アシスタントの方々。

ぶっちゃけて言えば、アシスタントの質はピンキリです。
ただのお手伝いだと思っている人、自分が与える側の人間だと自覚している人、講師が伝えたいことを熟知している人、権威を持ちたいだけの人、参加者と講師の橋渡しができる人。
これは主催の方やメイン講師がどのように考えているかで変わってくる場合もあれば、アシスタントの人そのものの要素があります。

僕が今まで見てきた中では、

  • アシスタント研修があるセミナー
  • アシスタントのマニュアルがあるセミナー
  • セミナー開始前に説明があるセミナー
  • 特に何もないセミナー

と本当に主催側の意識の差がとても大きいのです。

アシスタント側も

  • 自分も将来講師になると思って参加しているアシスタント
  • みんなやっているからただ参加しているアシスタント
  • バイト感覚で来ているアシスタント
  • イヤイヤやっているアシスタント

と本当にいろんな人がいます。

この主催者川が作っている構造×アシスタントの意識で、掛け算で良きセミナーになるかどうかが決まってきます。

これを書こうと思ったキッカケは、久々にポンコツなアシスタントのワークショップに出会ったからです。

講師がベテランだから何でもアシスタントに聞いてと言っていたのに、何もできないんです。まぁ、講師の方がなんでもやってしまうし、没頭ししちゃうタイプだったので、アシスタントが育たない問題もあるのですが…

このアシスタントは講師に言われたことしかできないし、やらない。
質問を聞いてもトンチンカンな答えが返ってくる。
言われた通りにやったら間違っている。
失敗してやり直しを何回も何回もして、この人に聞いてはいけないんだと悟りの境地に達してしまいました。

逆に良きワークショップに出会うこともあるんですよ。
アシスタントが講師が何をするのかよくわかっていて、講師とはまた違った視点で教えてくれたり、できていないところのアドバイスをしてくれたり、理解が深まったり、できないことができるようになったり、それは楽しくて仕方がないものだったりしました。

どうすれば、良きセミナーやワークショップができるのか?

そうなんです。アシスタント研修を作っている最中なので、運営側をよく見てしまうんですよね。

すべてが学びなので、どんなセミナーでも良いのだけれど、やっぱり質の高いセミナーに参加したいのです。それをどのように作るのか?

アシスタントの方々が鍵を握っているというのが僕の持論です。

マイケルジャクソンのThis is it を見ると泣けちゃうんです。
スタッフ全員が彼のために最高のものを提供しようとしているのです。
マイケルのエクステンションとして行動している姿に感動しちゃうんですよね。

僕が提供するコンテンツはすべて、ワークショップやファシリテーションの考え方が採用されています。学びの共有がひとつのキーワードです。

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大学時代の友人らに会い、みんな優秀な人立ちだっと改めて思ったこと

大学時代の研究室の仲間と久々にあった。
きっかけは、いつの間にか母校で教授になっていた奴がいたからだ(笑)
みんな就職した企業で大事なポストについていたり、幸せな生活を送っていたりした。

僕が思うに、いつの時代も優秀な人たちに囲まれていることに気づいた。
そんな場所に僕自身が行くのか、そんな人たちが集まってくるのかはわからない。
ふと思い返すとステキな人たちに囲まれている。

これは本当に嬉しいことで、師匠にも恵まれているし、仲間にも恵まれているし、お客様にも恵まれているということだ。

僕自身が優秀かと言われれば、そうでもないと思うんだ。
ちゃっかりはしていると思う(笑)

縁に恵まれるって感謝しかないよね。

ご縁と感謝で人生は巡っている気がするのだ。

今日もシンプルにいきましょう。

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学校教育にマーケティング感覚は必要なのか?

学校教育って、大人が理想である社会を創るために子供たちに行うものだと思っています。

教育基本法をちょっと調べると

第1条(教育の目的) 教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。

人格形成、社会性、心身の健康を育てるということでしょうか。

なるほど、間違ってはいませんね。

子供達の意見が反映されているかと言われると、ほとんどの学校教育は取り入れていないのではないでしょうか。

大人の意見がほとんどではないかと。

マーケティング感覚で言えば、子供の希望を反映させることが大切だと考えます。

デモクラティックスクールというところでは、先生も生徒も同じ1票を持っていて民主的に運営されていると聞き、そこの生徒さんたちと話したことがありますが、大人のような、いや大人よりも思考ができる子たちばかりで驚いたことを覚えています。

マーケティングの考えをさらに深めると、誰がお金をだしているかという視点も重要です。

学校教育で考えると親ですね。
税金が投入されていると考えると、社会の大人も含まれます。

やりたくない勉強ばかりするのは、どうなんだろうと思うことがあります。

勉強が面白い、学校が面白いという子は良いのです。
今の教育にはまっているから。

勉強が面白くない、だから就職しようもOKです。
早いうちに専門職に没頭することも重要だし、知識を得るには様々な方法があります。

勉強が面白くない、だけど学校には来ているというのが問題なのかもしれません。

これを勉強が楽しい、学校も楽しいにするにはどうしたらいいのか?

そんな問いを考えたりしています。

僕のひとつの答えは体験型の教育なんですよね。
フィールドワークもそのひとつだったり。

自分で考えたり、自分で動けたり、自分で気づいたりする力を育むことです。

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実習を本気させるには、どうすればいいのか?

体験学習を専門にしている身として、参加者に実習を本気させることについて、いつも考えています。

ワークショップのファシリテーションをどうやるのか?

と同じ問いになりますね。
ワークショップって座学で一方的に教えるのではなく、双方向に学びが起きるように、ただ聞いている講義ではなく参加するような形なんです。発言したり、グループで話し合ったり、体験をしたり、様々な手法があります。

「わかる」のみならず「できる」ようになるためには、実習がとても大切になります。

実習を本気でやらない人たちの特徴で一番多いのは、「興味がない」ということでしょう。

興味がない時に人は、寝る、反抗する、ふざけるなどの振る舞いになります。

で、とあるワークショップに参加した時に起きたことは、「講師の指示に従わず勝手に実習を進めてしまう」ということと「実習をふざけて、コントになってしまった」ということです。

講師の人は何も介入せずにほっておいて、一緒に笑っているという態度でした。
まぁ、これはこれでひとつの解決策です。

「どうしたらいいのか?」と思いながらお茶を濁しているのか、あえて「ほっておく」のかは、こちら側からはわかりません。

「なんだかなぁ」と残念に思ったのが僕の感想です。

講師の方が「司令性」がある方もいました。

司令性とは、ストレングスファインダーで定義をしている強みのひとつで

強力な「指令性」の才能を持つ人は、自然に主導権を握ります。行うべきことを見極め、進んで発言します。彼らは対決に怯えることはありません。むしろ、対決は解決策を見つけるための第一歩であることを知っています。人々の間で物事が明確になることを求め、現実的で正直になるように相手に求めます。この才能を持つ人はリスクを負うことを恐れません。

ということです。

講師の方が、会場に登場すると緊張感が上がり、話し出すと参加者の集中力が上がるのがわかります。存在感というかまとっている空気感が違うんです。

何かふざけたことをすれば、制圧されてしまう可能性が高いのもあるでしょう。

いわゆるやんちゃな人たちは、この感覚的に鋭くて、誰がボスなのか一瞬で判断する能力があり、そのボスに逆らうのではなく従うことを選んでいました。

で、思い返してみると、この方のスゴイところは、そういった威圧感ではなく、別にあるものだと気づきました。

「暇だなぁ」とか「これに意味があるのかなぁ」とか思っている兆しを感じると介入してくるのです。

発言をしたり、人を集めて今その場にいる人が聞きたがる情報を伝えてくれるのです。

情報を伝える方法も独特です。

質問をした人に向かって話をするのです。
しかも目をそらすことはありません。
あなたの疑問に答えるという明確な意思を感じます。
周りに聞いている人もいますが、あたかもいないように話すのです。

よくある講師の方々は、ある人が質問をしてくれた時に、その場にいる人たちと目を合わせたりしながらみんなに対して答えます。利益が質問をした人だけでなく、みんなの役に立つように話をするのです。

この講師の方は、質問をした方にだけ答えているだけ。それでも周りの人も真剣に聞く姿勢になり利益を受け取ることになるのです。

いわゆるヤンチャな人たちも真剣に話を聞いているのです。
なんなら尊敬の眼差しで見ているのです。

兆しを感じて、動いて、場を安定させているのだということがわかりました。
問題が起きる前に、問題を消しちゃうのです。
不穏な波紋を感じるとその波紋を消しちゃうということです。

つまり、講師の方が最初にイメージしたように講座は何事もなく進んでいくということです。

どんなに言葉を尽くして伝えるよりも、たったひとつの素晴らしい見本を見ることで「あぁこれか!」と腑に落ちることってあるのです。
講座で伝えていたことを実践していたことに驚きです。

このブログを書いて良かった!(笑)

僕自身言葉にしていくことで、その場で起きていたことを整理するタイプです。
体験したことを言葉にするまで、わかっていないことがあるのです。

直接的な回答ではないけれど、本質的なことに触れた感じがしています。

ありがとうございました。

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ワークショップをデザインする

ワークショップをデザインする時間が多い日々を過ごしています。

この時に大切にしているのは、ワークショップは非日常だということ。

普段の仕事や生活の場である日常から非日常にやってくる。

非日常での学びを日常に持ち帰り「どうするのか?」が大切なのです。

学校教育も社会という実生活の場にでるために学ぶ場になっています。
親に教わるよりも知識や常識を学ぶことがあると考えているから学校があるのです。

ここでしか学べないことを持って帰ってもらいたいと思ってデザインしています。

本で読んだり、動画見たりで学ぶことができることを、実際の現場で教えても仕方ないと考えています。

高校生の時に、教科書を読んで寝ていた授業があったりしました。
先生の話を聞く意味がないと思っていた生意気な高校生でした。
ただ、面白い話をしてくれる先生の話は起きていたのです。

この原体験が大きいのかもしれません。
面白い先生とつまらない先生がいると気づいた時から教え方に興味を持ったのです。

実際に会って学びの場を作る時に大事なのが、ファシリテーションという、講師が一方的に教えるスタイルではなく、参加者同士が学び合う手法が有効だという結論に達しました。

特に大人の場合、僕よりも優秀な人たちばかりなので、参加者の叡智がその場にでてくるようなデザインが大切になってきます。

デザインを伝える技術も重要ですね。

話し方、資料の作り方、スライドの作り方、プレゼンテーションのデザイン…

そして、何より大事なのは、哲学を持ってるかなんです。
それがないとブレブレになるからです。

さて、持ち場に戻ります。

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先輩からではなく先生から教わりたい

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久々に講習を受けて「人に教えること」について改めて考えています。

先生が生徒に教える時、わかったり、できるようになるために、物語を作っています。
どの順番で、どのように教えたら伝わるのか?

それを邪魔する人がいるんです。

たまに再受講をしている人にいるんです。
そう、急にその先輩が教えだすのです。

僕が教授法に興味を持ったのはスリーインワンというセラピーを学んでいる時でした。
1994年当時は、ワークショップ的な手法の教え方をしているところはありませんでした。

最初と最後には円となり自由に意見をいう時間があったり、ある技術を体験した後にもサークルになって感想から質問まで自由に話す時間がありました。
その中では、一人が話すことを全員で聞くという行為が行われていました。

学校の教室みたいに先生が前にいて生徒に一方的に教える教育しか受けてこなかったので衝撃を受けたのを今でも覚えています。

そこでは面白いシステムがあって、再受講は半額、3回目の受講は三分の一、4回目以降は四分の一の受講料で受けられたのです。

毎月通ってベーシックなコースが終わるまで約1年かかります。
さらに内容も古今東西様々な手法があり、さらに自分自身も見つめて、ストレスを解放したり、新しい選択をしたりと盛りだくさんな内容でした。

1回では理解することもできなければ、できるようにもなりませんでした。
なので、この再受講のシステムはとても助かったのです。

で、再受講をしている先輩の中に、教えだす人がいるのです。
みんなその人の話なんて聞きたくないのです。

先生から話を聞きたいのです。

得意げに話をしているので、周りの人たちの反応もおかまいなしに話をしています。
役立つであろうと話をしてくれているのかもしれないのですが、ありがた迷惑になっていたのです。
そんな人がいたことを思い出しました。

で、某予備校で人気講師だった人のアシスタントをする機会に恵まれたことがあります。
教えない教え方をする人であり、僕が教えるという行為の影響をとても受けた方です。
その方に、僕自身が「アシスタントをやらせてください」とお願いをして快諾してもらったことがあります。

その時に「受講者さんの質問に勝手に答えないこと。みんなの前で先生に質問をするように伝えること」と言われました。

勝手に教えるなということですね。
そして、一人の質問はみんなの質問でもあるということです。

この経験を繰り返したことで、クラス全体の一体感が増すことを感じました。
その場にいる人の役割が明確になったというか、構造がシンプルであることが重要です。

知っている先生が、知らない生徒に教える

このシンプルな法則が大切だと学びました。
この役割がわかっているとみんなが対等となる場になり、学習効率が最大化するのです。

知っていることをただ伝えればいいというわけではないのです。
特に先輩とかアシスタント役の人はね。

教えるって専門的な技術なんですね。
そして場作りとは、人間力が問われる在り方の問題でもあるんです。

そんなことを思い出して、良き先生に出会うって大事だな。
ご縁って大事だなと振り返っています。

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走れ星の王子メロス

世田谷パブリックシアターで行われた「走れ☆星の王子メロス」を観劇してきました。

めちゃめちゃ楽しい作品だったんだけど、なんか泣けてきたんですよね。

それは終盤にメロスが走るシーンで、僕が今までに経験してきたことがつながったこと。

幼稚園の頃、絵を描くの好きでお絵描き教室に行っていたこと。
小学生頃には、8時だよ全員集合を見て、「志村後ろ!」と叫んでいたこと。
セラピーであるスリーインワンをキッカケにロールプレイやフォーカスパーソン、ファミリーコンステレーションをやったこと。
映画パッチアダムスを見て、彼の講演を聞き、ホスピタル・クラウンを知ったこと。
ルコックの卒業生が開催した緊急クラウンのワークショップに参加したこと。
その流れで、ノン・マタドール・俺様というキャラで施設をまわったこと。
シスターのところでパントマイムを学んだこと。
大道芸にはまって全国各地に見に行ったこと。(確かここでtoRmansionに出会っている)
ワークショップデザイナー育成プログラムに参加して、演劇人たちに出会ったこと。(ここで座長の上ノ空はなびに出会っている)
新国立劇場、青年団、世田谷パブリックシアターと演劇を見たり、ワークショップに参加したこと。
演劇ワークショップの世界に魅せられたこと。
これらの経験を使って今も個人セッションやワークショップをしていること。

人生、走ってきたな

その走ってきた行為そのものの賛歌として、この作品は作られたのではないかと思ったら泣けてきました。

色々あるけれど今、生きている
死んでしまった人もいるけれど、それはゴールテープを切っただけなんだ

生きたという事実だけでいいんだ思える作品でした。

観劇後、じわじわと思いが溢れてきて言語化してみました。
皆様ありがとうございました!

なんで一緒に写真を撮らなかったんだろうという後悔だけが残っています(笑)

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