先輩からではなく先生から教わりたい

man in beige blazer holding tablet computer

久々に講習を受けて「人に教えること」について改めて考えています。

先生が生徒に教える時、わかったり、できるようになるために、物語を作っています。
どの順番で、どのように教えたら伝わるのか?

それを邪魔する人がいるんです。

たまに再受講をしている人にいるんです。
そう、急にその先輩が教えだすのです。

僕が教授法に興味を持ったのはスリーインワンというセラピーを学んでいる時でした。
1994年当時は、ワークショップ的な手法の教え方をしているところはありませんでした。

最初と最後には円となり自由に意見をいう時間があったり、ある技術を体験した後にもサークルになって感想から質問まで自由に話す時間がありました。
その中では、一人が話すことを全員で聞くという行為が行われていました。

学校の教室みたいに先生が前にいて生徒に一方的に教える教育しか受けてこなかったので衝撃を受けたのを今でも覚えています。

そこでは面白いシステムがあって、再受講は半額、3回目の受講は三分の一、4回目以降は四分の一の受講料で受けられたのです。

毎月通ってベーシックなコースが終わるまで約1年かかります。
さらに内容も古今東西様々な手法があり、さらに自分自身も見つめて、ストレスを解放したり、新しい選択をしたりと盛りだくさんな内容でした。

1回では理解することもできなければ、できるようにもなりませんでした。
なので、この再受講のシステムはとても助かったのです。

で、再受講をしている先輩の中に、教えだす人がいるのです。
みんなその人の話なんて聞きたくないのです。

先生から話を聞きたいのです。

得意げに話をしているので、周りの人たちの反応もおかまいなしに話をしています。
役立つであろうと話をしてくれているのかもしれないのですが、ありがた迷惑になっていたのです。
そんな人がいたことを思い出しました。

で、某予備校で人気講師だった人のアシスタントをする機会に恵まれたことがあります。
教えない教え方をする人であり、僕が教えるという行為の影響をとても受けた方です。
その方に、僕自身が「アシスタントをやらせてください」とお願いをして快諾してもらったことがあります。

その時に「受講者さんの質問に勝手に答えないこと。みんなの前で先生に質問をするように伝えること」と言われました。

勝手に教えるなということですね。
そして、一人の質問はみんなの質問でもあるということです。

この経験を繰り返したことで、クラス全体の一体感が増すことを感じました。
その場にいる人の役割が明確になったというか、構造がシンプルであることが重要です。

知っている先生が、知らない生徒に教える

このシンプルな法則が大切だと学びました。
この役割がわかっているとみんなが対等となる場になり、学習効率が最大化するのです。

知っていることをただ伝えればいいというわけではないのです。
特に先輩とかアシスタント役の人はね。

教えるって専門的な技術なんですね。
そして場作りとは、人間力が問われる在り方の問題でもあるんです。

そんなことを思い出して、良き先生に出会うって大事だな。
ご縁って大事だなと振り返っています。

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走れ星の王子メロス

世田谷パブリックシアターで行われた「走れ☆星の王子メロス」を観劇してきました。

めちゃめちゃ楽しい作品だったんだけど、なんか泣けてきたんですよね。

それは終盤にメロスが走るシーンで、僕が今までに経験してきたことがつながったこと。

幼稚園の頃、絵を描くの好きでお絵描き教室に行っていたこと。
小学生頃には、8時だよ全員集合を見て、「志村後ろ!」と叫んでいたこと。
セラピーであるスリーインワンをキッカケにロールプレイやフォーカスパーソン、ファミリーコンステレーションをやったこと。
映画パッチアダムスを見て、彼の講演を聞き、ホスピタル・クラウンを知ったこと。
ルコックの卒業生が開催した緊急クラウンのワークショップに参加したこと。
その流れで、ノン・マタドール・俺様というキャラで施設をまわったこと。
シスターのところでパントマイムを学んだこと。
大道芸にはまって全国各地に見に行ったこと。(確かここでtoRmansionに出会っている)
ワークショップデザイナー育成プログラムに参加して、演劇人たちに出会ったこと。(ここで座長の上ノ空はなびに出会っている)
新国立劇場、青年団、世田谷パブリックシアターと演劇を見たり、ワークショップに参加したこと。
演劇ワークショップの世界に魅せられたこと。
これらの経験を使って今も個人セッションやワークショップをしていること。

人生、走ってきたな

その走ってきた行為そのものの賛歌として、この作品は作られたのではないかと思ったら泣けてきました。

色々あるけれど今、生きている
死んでしまった人もいるけれど、それはゴールテープを切っただけなんだ

生きたという事実だけでいいんだ思える作品でした。

観劇後、じわじわと思いが溢れてきて言語化してみました。
皆様ありがとうございました!

なんで一緒に写真を撮らなかったんだろうという後悔だけが残っています(笑)

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学びが好きになる教育をできないのか?

高校の無償化問題が色々と言われています。
僕の実感では、教育の質を変えることが重要だと思っています。

多くの人にとって高校から受験が始まります。
つまりテストを受けて成績が良い人から学校を選んでいるようなもの。
昭和世代は偏差値で学校を選んでいる人も多かったのではないでしょうか。

試験があるということは、試験が得意な人から良い学校にいきます。
教室で椅子に座って学ぶことが得意な人たちから学校を選んでいるのです。

ぶっちゃけ偏差値が良い学校に行っている人たちが集まっている学校の人たちって面白い人たちが多いんです。
誰と共に時間を過ごすのかって大事なことなんです。
主に交われば赤くなるという諺もありますからね。

ちょっと信じられない事実があって、義務教育が終わった高校でも学級崩壊ってあるのです。
学ぶために学校に行くはずなのに、学ぶために学校に行っていないという現実。
昭和世代の僕らの経験では、授業を妨害するような人は退学になっていたんです。

なぜか今は生徒さんはお客様のような扱いになっている気もします。
不思議です。

でもね、人を排除するって、あんまり良い方法ではないのです。
問題児を追放しても、新しい問題児が生まれるのです。
現実は変わらないのです。構造的な問題なんです。

では、どうすればいいのか?

高校も多様性があるものになるように投資をする必要があると思っています。
いわゆる偏差値というモノサシで測れる以外の学びの多様性を作るということです。

椅子に座って講義を聞く以外の学びもあるのです。
だって、中学までの教授法が苦手な子も多いのではないか思うのです。
もっと多様性の学びがあればいいのではないかと思うのです。
例えば体験教育みたいなものも重要だと思います。

普通科だけでなく、もっと専門教育もあっても良いと思うのです。
実際に普通科ではない高校生たちは目が輝いている子も多いのです。

学ぶことは楽しいという世界を作れないのかなと思ったりしています。

僕はワークショップやアクティブラーニングに可能性を感じています。
学校の学びは楽しかったのですが、上には上がいることを痛感しています。

大人になってから、ワークショップ的な学びには衝撃を受けたのです。
円になって「誰もが先生であり、誰もが生徒である」と言われて、最初は「?」になっていたんだけど、みんなの話を聞くのも学びだし、自分の気づきを話すのも学びだと気づいた時に衝撃が走ったのです。

体験学習をやっていけということなのかもしれないな。

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インプロのワークショップに参加した

絹川友梨さんのインプロビィゼーション(即興劇)のワークショップを受けてきました。

即興劇と心理学って密接につながっているのです。
僕としては、知識としてしっていたことを実感できるのがインプロの魅力だと思っています。
腑に落ちるというか、知識が知恵に変わるというか、「ふーん」が「あー!」に変わる感じ。

「なんて人間って面白いんだ!」

と思えるのです。
今回も面白いと思ったことをシェアします。

頭が先か?体が先か?

万歳をすること。

これをすると「楽しい」というポジティブな感情を感じるのです。

楽しいと思うから万歳をするのか?
万歳をするから楽しいと思うのか?

これは後者なんです。
生物の進化を考えるとわかりやすい。
内臓系、筋肉系、神経系と生物は進化と共に機能が足されてきたのです。
アメーバー、ミジンコ、動物と考えればかわりやすいでしょうか。

脳が一番最後にできた機能なんです。
つまりは体が先で頭が後なんです。

気分を上げたければ、バンザイをすればいいのです。
もう、太陽に向かって手を広げて光合成をしているつもりになったらいいのです。

まとめ:悩んだら万歳をしよう。

仲良くなる方法

これも脳内の幸せホルモンに関係しています。
同じ動きをすると人は楽しくなったり、幸せになったりするのです。

うちでもよくあるんですよ。
同じ言葉を言っちゃうこと。
見事にシンクロしてしまうのです。

もう、それだけで盛り上がります。

お祭りもそうです。
盆踊りも同じ動きをするでしょ。
これは共同体として生きる上で必要なことです。

作業をしながら歌を歌うのも同じです。
「エンヤーコラよ」みたいな、なんとか節とかそうなんです。
みんなといると気持ち良いと感じるのです。

今だったらフェスとかライブもそうですね。
みんな同じ動きをしたりすると一体感を感じて幸せになれるのです。

単純な動きでいいのです。
この時のワークでやったのは、

  • 人差し指で相手を指し・親指で自分を指す
  • 人差し指と中指で相手を指し・親指で自分を指す
  • 人差し指と中指と薬指で相手を指し・親指で自分を指す
  • 人差し指と中指と薬指と小指で相手を指し・親指で自分を指す
  • 人差し指と中指と薬指で相手を指し・親指で自分を指す
  • 人差し指と中指で相手を指し・親指で自分を指す
  • 人差し指で相手を指し・親指で自分を指す

文字で書くとなんて難しいのでしょう(笑)

自分の名前を言いながら万歳をする。みんながその人の名前を言いながら万歳をする。

というワークも同じような効果があります。
これだけで脳は仲間だと認識してしまうのです。
単純。

好きな人をデートに誘って同じことをするのも、脳が中が良いと勘違いをするからかもしれません。これで仲間意識ができるのが人間が群れをなす生き物だということです。

制約に縛られるのか?制約により自由になるのか?

ゲームって基本的に制約を楽しむ遊びです。

野球もサッカーなどのスポーツにもルールはあるし、トランプとかのゲームもルールがあります。

ルールがない全くの自由って、案外つまらないものでもあるのです。

子供の時に、道路の白線の上を歩いて「白線から外れたら死ぬ」というルールで遊んだことありませんか?

鬼ごっこもかくれんぼもルールがあります。

日常生活にもルールがありますね。法律なんかがそうです。
これは、みんなが幸せに生きる知恵なのかな。

ライフハックとかはルールをうまく利用して、徳をする方法です。
これもゲーム感覚ですね。

ルールに従うのか?ルールを作るのか?

日本人は前者が得意で後者が苦手だと言われています。
日本が国際競争で弱いのはルールを作れないからなんです。

話がそれました。

今回のインプロで面白かったのは、「か」という言葉を言ったら交代というものです。
2チームに分かれて、1人ずつでてきて会話をするのです。

例えば、ラジオブースで話をするみたいなシチュエーションです。
DJとゲストみたいな二人。
ここで会話するんです。

「今日はようこそお越しくださいました」
「ゲストの上田です。」
「上田さんは、心理学の専門家さんみたいですね」

「せんもん『か』」
と周りの人が指摘すると、言ってしまった人は理由を言って退場するというルール。

「あっ!お腹が痛い。ちょっとトイレに行ってきます」
みたいに行って退場し、他のグループメンバーが入いります。
この時に同じ人物として入ってもいいし、違う人物になってもいいのです。

これ、ふだん、自分は言葉を話す時に無自覚に話をしています。
これが一字一句気にしながら話をするので、自分の言葉に自覚的になります。

周りで聞いている人たちも、間違いがないのか注意深く聞くことをします。

僕はこのルールを悪用して
「お疲れ様です。あっ!お疲れ様」
と言って退場したら、ブーイング。

「わざとはダメ」というルールはなかったんだけど、みんながそこで新しいルールができて、再度舞台に上がるみたいなことがありました。

ルールって作ると楽しいのです。

ちなみに「おつ『か』れさま」でのダウトです。

たったの一音である「か」を言ってはいけない。
それだけのルールです。

このルールが制約のために、動けなくなったりする人もいるし、楽しんでいる人もいるのです。

ただの遊びです。

「か」を言ったからって死ぬわけでもないし、罰金をとられるわけでもないのです。

人はついついと萎縮しちゃったりするのです。

萎縮をするといえば…

人は変化を恐れて冒険をしない

テーマを決めます。例えば「宇宙に行く」。
グループで、一人が単語を言って、次の人が違う単語を言って、物語を作っていく。
最初の出だしの言葉は「今日」

これ、「今日」「宇宙船で」「宇宙に」「行きました」とあっという間に宇宙に言ってもいいのです。

ところが人間は新しいことをしたくなく引き延ばしをしてしまうのです。

「今日」「歩いていると」「ファミレスを見つけ」「入りました」みたいに寄り道をしちゃったりするのです。

これはこれで面白いんだけど、人は変化を嫌う動物だということがわかったります。

このゲームを5分でやるとすると、5分の最後に「宇宙に行った」というように調整する人もいます。

これって一年の目標を決めたら1月に叶えてもいいのです。
わざと失敗をしたり寄り道をしたりして12月に叶えなくてもいいのです。

目標設定の罠を垣間見た気がしました。

夢を叶えるなら、望んだ時点で叶っていればいいのです。
という禅問答なことを言っておきます。

クリエイティブであれ

上下右左というゲームがあるんだけど、これも2拍子。
ズン・チャ、ズン・チャ、ズン・チャ、ズン・チャのリズム。

ズンで真ん中、チャで上・下・左・右のどれかを選んで手をだす。
ふたりがシンクロしたら、次のズン・チャで、「バン」と鉄砲を打つ。

わかるかな?

これ2人1組でやるんだけど、ゲームをやってから、言葉を変えたり、ポーズを変えたりしてオリジナルを作ろうという話になりました。

ルールは変えることができるのです。
いや、変えることも面白いのです。

言われたことを言われた通りにやるのではなく、変えたもいいという許可は大きい。

僕らは真面目で良い子だから、言われたことを言われたようにやることが美徳しているので、そのまんまやっちゃうんだよね。

これは思い込みの外に出れない罠に陥っているともいえるのです。

まとめ

今回のインプロで学んだことは認知心理学で学んだことを実感する時間でした。

認知を変えるのが僕ら心理セラピストの役割のひとつ。
誰もが認知を持っているんだけど、それが自分にとって幸せならOK、もしもその認知が不幸になる原因ならば変えることができる。

ただ、これは無意識の領域なのでなかなかにテクニックがいるから僕らのような専門家が必要なのです。

講師の絹川さん、主催のあーこ、参加者の皆様、ありがとうございました!

■個人セッション
潜在意識を探り、過去を癒し、今の行動を変え、理想の未来を手にいれます
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自分が持つ「好き」を見つけて、それを仕事、伴侶、趣味に応用し、自分らしくなるためのワークショップ。
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ワークショップへのこだわり

「ワークショップなんて誰でもできるよ!」
とずっとそう思っていました。

でも、実際にはそうでもないんです。

「人の話を聞く」と同じくらいに、誰でもできそうで、誰もができるわけでもないのです。
人の話を聞くのではなく、人の話を奪って自分の話をする人がなんと多いことか。

うちのかみさんには、
「だからカウンセラーという職業があるんだよ」
と言われて納得しました。

ワークショップでも話を聞くことはとても重要な要素です。
一人の話を聞き始めたら他の人たちは話が終わるまで聞くのです。
そして、誰かが話し終わってから誰かが話し始めるのが基本です。

二十数年前にワークショップ的な場で僕は衝撃を受けたことを覚えています。
円になって一人ずつ話をしていく。
誰もが発言する機会が与えられるのです。
そして、話してもいいし、話さなくても良いという選択の自由が与えられています。
他人の話をさえぎることは許されていません。

時にはワークショップのリーダーであるファシリテーターが介入することがありますが、基本的には、一人の話し手はずっと話を続けることができます。

みんなが安心や安全が保たれる。
そんな場を作るのがリーダーでありファシリテーターの役割です。

そんな体験をした時に、僕もこんな場を作る人になりたいと思いました。

それまでは、声の大きい人、押しが強い人が一方的に話す場を経験してきました。
声の小さい人や押しが弱い人が発言するチャンスはなかったのです。

日本の文化的にもそんな感じがしています。

「質問がありますか?」とみんなの前で発言のチャンスを促しても、質問する人はとても少ないのです。
あとから個人的に質問をする人がなんて多いことか。

その質問は個人的にするのではなく、全体の場でしたらみんなの役立つことなのにと思ったことが何度もあります。

一人の問題は、みんなの課題なんです。

場ができていない所に行くと違和感を感じてしまうのです。
そしてだんだんとイライラとしてくるのです。

これは心理学的に言えば、罪悪感が心の奥底にある場合が多いです。
この場合の罪悪感は「理想の場を開けていないこと」の罪悪感です。

もちろん、そんな場を作っています。
もっとできるのに、やらない、いや、やれない自分がいるのです。
それに対する罪悪感があるのでしょう。

こんな場はダメだと批判モードに突入し、「こういうのもありだよね」と暖かい目で見ることができなくなるのです。

自身が培ってきた技術を世の中に提供しなきゃならんなと思うのです。
それが人生の後半でとても大事なことなんじゃないかと思う今日この頃。

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中学校でキャリア教育をしてきた

中高一貫校で好奇心から仕事を選ぶ方法というキャリア教育をしてきました。

中学校2年生への授業なのに、間違えて高校2年生の教室に行ってしまう。
近くにいる子に聞いたら案内してくれると。ちょっと感動です。
感謝しかありません。そのまま大きくなって下さい。

そんな学校だからなのか、みんな授業に積極的な子たちが多かったです。
新しい知識に目を輝かせて聞いてくれたり、個人ワークもグループワークも積極的。
担任の先生に「すごいですね!」と伝えたら、仲の良い友人だけでなく、誰とも分け隔てなく意見交換ができる子供達だという。

学ぶことが楽しい!

という経験を多くしてきたのでしょう。
講師としては尊い存在の子供達でした。

好奇心だけでなく、理解力もあったので、大人のセミナーで伝えている内容も伝えてみました。
仕事を考える上での補助線的な考え方と、起業する人向けの話まで興味深く聞いてくれました。
これからの子供達は、今ある仕事から選ぶのではなく、新しい仕事を創造していくこともたくさんあるでしょう。
今はわからないかもしれないけれど、何十年後かに「あぁ」となってくれたらいいな。

サポートに入ってくれた大人の方がにも、子供達に話す機会を持ってもらいました。
時間をとってわざわざ来てくれる人たちだから熱い思いがあるはずなのです。

どれも良い話だったな。僕の学びにもなりました。

1人の目よりも多くの目があったほうがクラス全体の満足度が上がる授業ができます。
特にワークショップ形式なので、僕らの声かけがとても重要になってくるのです。

好きなことに出会いトコトンやってみる経験を10代で経験してもらいたいと思いました。
これは勉強でもいいし、部活でもいい、ゲームでも、アイドルでも、なんでも良いのです。

自分の好きにちょっと社会性があれば、食いっぱぐれはありませんから。

良き体験をありがとうございました。

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イカロス〜飛翔と墜落の果て を観劇

スタジオエヴァ開設10執念記念特別企画「イカロス〜飛翔と墜落の果て」を観てきました。

ここでパントマイムの公演を見るのは10年ぶりかも。
調べたらブログ書いてました。

今年の夏にここのワークショップに参加して、その延長にこの公演があったのです。

ここで、演出をされた伊熊仁美さんとつながりができ、パントマイム、ワークショップやスピリチュアルなことまで大いに語り合いました。貴重な経験をありがとうございました。お陰様で良きワークショップが生まれました。

最近ブログにも書いていますが、人は変わらないということ。
この学びもインプロからですね。

ワークショップに参加した時に、パントマイムの記号的な表現がとても気になっていたのです。こういう動きには、こういう意味があるというローカルな言語みたいな表現を感じていたのです。

いやはや、ビックリしました。

表現そのものがこの作品にあったのです。
これが身体表現の極みだぁとパフォーミングアーツだなと感動しました。

出演者のみなさんが変わることを選択したのです。
つまりは、約2ヶ月にかけたみなさんのエネルギーは膨大なものなんです。
今まで身につけたものを手放し、自分の記憶を丹念に探り、自分の身体をひきうけるという、とんでもないことをやったのではないでしょうか。

演出の仁美さんは寝れなかったんじゃないかと。
あの作品の作り方は、カオスな感じで進み、最後の最後に作品が立ち上がったのではないか思うのです。一連の流れを聞いてみたいですね。

役者さんとしても、あの集中力はなんなんでしょう。空間の一点を見つめて集中している様は侍でした。油断していると斬られそうです。そのくらいすごみを感じました。

スタジオエヴァの支配人のシスターは上手いのはもちろんなんだけど、全く目立たなかったんです。この世のものではない存在として舞台にいて俯瞰している何かとしていました。それがなんともいえない感じなんですよね。まるで能の幽玄みたい。すごかった。

以前に単発でカレッジに通っていた時に教えてもらっていた阿部邦子さんの動きがすごい良かった。動きそのものから背景が見えるんですよね。何かひとつ大きな重圧を降ろしたような爽快感を感じました。すごかったとしか表現できない(笑)

インプロワークショップでご一緒した島袋ぢぇみさん、HANAさん、森千代子さんの飛翔がすごかったです。パントマイムという重圧から墜落して、よみがえり、飛翔したのではないかと感じました。そして、年を重ねた身体そのものが表現としても素晴らしかったです。良いことも悪いことも経験して、堕落と飛翔を繰り返した記憶が身体に刻まれている。それを余すことなく表現されていたのではないかと思うのです。

群舞的な動きが迫力ありました。みんなが同じ動きをいているんだけれど、身体が違うから動きが微妙に違う。その面白さってなんなんでしょうね。若い子達の群舞とは全く違うのです。身体から発するものが違うのは使ってきた身体だからでしょうか。

最後に演出の仁美さんから「中央で腕組んでにらんでいたよね」と言われたのですが、「イヤイヤ違いますよ。あなたのこの作品に込めた熱量に負けないようにふんばっていただけです」と言いたい。

週末まだ公演があります。

興味がある方はオススメです。誰にでもある生と死を味わえます。

■スタジオエヴァ 開設10周年記念特別公演
「イカロス〜飛翔と墜落の果て」
〜瀕死のエヴァに吸い寄せられた老若男女による実験的 共創プロジェクト〜
(身体表現アンサンブル公演)

10 /18(金)19:30
    19(土)14:30満席
         19:00    
20(日)14:00満席

https://icarus241018.hp.peraichi.com

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チームでは個性を発揮することが大切

子供国連が主催するキリンスクールチャレンジ・レインフォレスト・アライアンス コースで高校生グループのファシリテーターをしてきました。

簡単にいえば持続可能な農業を消費者の立場から変えていく取り組みです。自分たちが何ができるのかという視点から学び、最後に成果物として、言葉と写真でメッセージを作りました。

プログラムはよく練られたものでしたので、参加者の高校生たちを観察して、何をしてあげられるかという視点で見守っていました。高校生の段階で個性が豊かなんだということを改めて感じました。

ひとりは行動力がある子、何かと何かのつながりを大事にする子、ひとりはアートな視点からデザイン思考ができる子でした。

今の学校ではグループワークもよく行われているらしく、みんなで話し合うことは上手かったです。人の話を聞きながらも自分の意見も言っていく。

いわゆるアイスブレーク的なことも数多くやって思ったのは、みんなで共同作業をすることはお互いの個性は何かを知るということなんです。つまりは、何が得意で何が苦手なのかをお互いに知り合うことです。それは自己申告するよりも、ゲームなどの共同作業をやっていくことでわかるのです。

僕が受けてきた学校教育は欠点をなくす教育であり、みんな同じになることを期待されているものです。みんな同じにできなければならないという同調圧力がありました。苦手の克服は今思うと辛いものでした。できないものはできない(笑)

その時々で得意な子がリーダーシップをとればいいのです。主役が変わるということです。得意な子が主役になること。周りの人たちは名脇役。この主役が課題によってどんどん変わっていったのです。僕がやっていたことは、ただその子を個性をフィードバックして褒めているだけです。あとは楽しそうなのでちょっとだけ一緒に参加したりもしました。だってアイデア言いたいもの(笑)

もしかしたらこれが会社でのマネージャーの仕事なのかもしれませんね。

お昼のお弁当を食べる時にも誘ってもらいました。なんか学校時代を思い出します。「今時の子たちは…」という言葉を聞きますが、テクノロジーやカルチャーなどの環境は変わるけれど、本質的には何も変わっていないなということなんです。なんだ同じなんだと思ったら急に楽になりました。

彼らから褒められたのは「聞き上手ですね」ということです。これが僕へのフィードバック。特に聞こうという意識はしていないのですが、話をきけるということなのでしょう。なぜかお昼休みの最後には恋バナで盛り上がっていました。心理学的なアドバイスをしたりもして。

今現在の社会で僕が発揮すべき個性はなんだろう?

そんなことを思いながら帰路についたのでした。

ほんと良い子たちに恵まれたな。ありがとう!

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心理学セミナー@徳山(後編)

土日の2日間で心理学セミナーを開催しました。タイトルは「本当にやりたいことができるようになる心理学セミナー THE EQUALITY」というもの。対等性について考える時間です。対等性をあつかうということは、自分の中にある罪悪感を手放すということです。

人間の根源的なテーマです。特に対人関係の中で罪悪感は不健全な状態になりやすいです。命令と服従のような王様と奴隷関係になったりするのです。そうではなく、対等な関係性を気づくことがとても大切なのです。社会的な役割は違うのだけれど、人間の格は同じなのです。それが対等性ということ。

夫婦関係も対等であればお互いに欠点を補い合い、理想の状態に向かっていくことができます。仕事でのチームも同じです。自立した大人同士が助け合い目的を達成していくのです。その道筋も苦しんでやるのではなく、楽しみながらすることもできるのです。対等であると雰囲気がよくなるんですよね。ピリピリ感はなくなります。

と対等性について熱く語ってしまいましたが、セミナーはゲームという遊びからスタートします。僕は、人は楽しんでいる時がストレスが少なく学習効率が高いと考えています。ストレスがない状態だと人は笑顔になります。笑うってストレス解放に大事なことなんですよ。感受性が開きながら、参加者がどんな人かがわかるようなゲームを取り入れています。これも体験学習のひとつです。実践的な心理学を学ぶ現場では、自分自身が開いていることが重要です。これは心も身体もということなんですよね。

そして、今回のセミナーでは、前回のアンケートで「個人セッションをデモンストレーションで見せた方が良い」という提案をいただいたので早速導入しました。デモンストレーションに協力してくれた参加者さんがセッション前とセッション後が明らかに変わったのです。背筋が伸びて、声が変わり、顔つきまで別人のように変わったのです。いや、本来の姿になったのでしょう。何が起きるのか、何ができるようになるのか、それがわかったデモンストレーションになりました。セッションした僕も感動しちゃいましたよ。

そして、今回、久々にうちのかみさんであるけいちゃんもアシスタントで参加しました。写真をみるとまるで授業参観です(笑)僕自身がセラピストとして起業できたのは彼女のお陰なんです。多くの先生や先輩方に助けられて一人前になったのですが、彼女はそのうちの1人です。ありがとう。

ちなみに感想は「よくしゃべってたねー」というものでした。「どんな人たちが参加しているのかがわかったし、変化も見たいから次回も参加したい」と言ってくれているのは心強いです。

昔からセミナーを受けてくれている人たちに報告があります。セミナー中に喧嘩しなかったぜ!成長したぜ!

とてもステキな時間でした。ありがとうございました。

今回の参加してくれた皆さまは、理解力も行動力もある方達でした。まず、やってみる。そして何があったのか理解し、さらに応用まで試してみる。僕が目指すサイエンス&アートな方々でした。こんな人たちが世の中に増えたらもっと世界が楽しくなるだろうな。そんなことを想像しながら帰ってきました。

また、次回お会いしましょう!

僕もバージョンアップしていこうっと。

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ワークショップに不満を持つことがなくなった

とあるワークショップの帰り道「ワークショップで不満を持つことありませんか?」と聞かれ「特にないよ」と答えました。

そういえば、以前は「もっと、あぁしたほうがいいのに」とか「あれはないんじゃないかな」とか不満に思ったものでした。

これって「俺なら、もっと良くできる!」という正しい・間違っているという罠に落ちていたんじゃないかなと思うのです。つまり競争の世界です。俺の勝ち、お前負けみたいな。子供っぽいですよね。恥ずかしい。

で、今はどんな感じかといえば、不満に感じたなら、自分にできることをするだけです。同じグループのメンバーとして最善を尽くすということです。それか「どうなるんだろう」と見守るかですね。

というよりも不満にもつことそのものがないので、快適にすごしています。ただその場を楽しんでいるみたいな。

人の数だけ場が違って良いと思うのです。いろんな書籍やら研修やらで画一的な場ができあがるよりも個性を発揮してる現場のほうが楽しいんですよね。進行役の方がリラックスしてやっているのが一番だと思うのです。あとはその場が自分にあうかどうかという相性の問題かと。

不満を持って誰かを敵にするのは簡単なのです。

自分のその場の一責任を担う仲間だと思うと対応が変わってきますね。

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