心を整えるためには

woman spreading both her arms

心って何でしょうか?

目には見えないので、あるのかないのかわかりずらい。

でも「心はあるか?」と問われれば、ほとんどの人はあると答えるでしょう。

僕たち心の専門家は、心みるために体をみます。
心に影響を与えるために、体を扱うのです。

心身一如

という仏教用語がありますが、心と身体は同じだととらえています。

もうひとつ心を見る方法として、言葉を聞くこともします。
文字の場合は、言葉を見るというか読むですね。

心を整えるために体にアプローチする方法は様々あります。

呼吸法だったり、マッサージだったり、ツボを刺激したり、体を動かしたり、様々な方法があります。

特に体を動かすという、運動だったり、ストレッチだったり、踊りだったりも心にアプローチする方法です。

筋肉と感情が密接に関係している考えているので、ストレッチなどで伸ばすことで刺激を入れたり、筋トレみたいな負荷を与えて刺激を入れたりします。

またダンスのようにリズミカルに反復の運動して刺激を入れることもあります。

この刺激は脳に直接作用して、心に作用すると考えています。

何が言いたいのかとえば、身体を動かそうということです。

しかも定期的に軽い運動をすることです。

プロスポーツ選手って、健康という視点から見ると、健康でもなかったりします。
なぜならパフォーマンスを上げるためにあらゆることをしているので、体に負荷がかかりすぎていたりするのです。

だから、怪我をしたりしやすい身体だったり、風邪をひきやすい身体だったりもします。
これはアマチュアでもあることですね。
怪我をしていも大会にでたりすることはよくあることです。

なので、適度な運動でいいのです。

散歩だったり、山歩きだったり、ストレッチだったり、自重の筋トレだったりでいいのです。

身体の使い方も重要だったりしますが、これは探求するとマニアックな世界で面白いのですが、ここでは割愛します。

心を整えるために体を動かそう!

という結論でした。

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久々の高尾山(66回目)

今年の夏も暑かった。
7月から9月まで夏だったような気がします。
沢に行くことが多く、たまにハンモックでゆらゆらとする程度の活動。

暑さ寒さも彼岸まで。

ということでお墓参りも兼ねて高尾山に行ってきました。

始発の次の電車で行きます。
現在新宿からの始発電車をみると

新線新宿 4:55発 → 高尾山口駅 6:09着
  新宿 5:29発 → 高尾山口駅 6:20着

始発ではなく、この2番目の電車で行きます。
意外と多くの人が早朝高尾山を訪れています。

久々だと持ち物リストがよくわかりません。
エマージェンシーキット、トイレタリーキット、雨具、防寒具、水…
13-19リットルのビックタートルはスカスカです。

高尾山情報

今現在、今年の3月から稲荷山コースが倒木ために閉鎖中。
噂だと数年前に流行ったナラ枯れのために危険木が100本以上あるとかないとか。
開通は未定らしい。
事故があると大問題になってしまうので東京都も慎重なのでしょう。
ただ今年の紅葉シーズンの混雑っぷりを考えると恐ろしい。

さらに病院道も倒木で閉鎖中。
だが、ゆるく閉鎖されているせいか人は入っていっているようです。
これも8月に閉鎖され、1ヶ月以上放置されていますね。
人手不足の影響なのでしょうか。
この道は東京都の公式の道ではないせいか情報を見つけづらいです。
10月の頭くらいに撤去予定らしい。

ということで通年登り一方通行になっている6号路を歩いて山頂へ。
階段までは快調に歩いていったのですが、階段は呼吸が乱れないようにゆっくりと。
体力が落ちたような気もします。
どんどん追い抜かれていきますが、みんなゼーゼー言いながら登っていってます。
心拍数あげすぎなのかもしれません。

高尾山 7:27着
いつもの定点写真。

富士山は見えませんでした。

ん?!木が伐採されてスッキリしています。
切らなくても良かろうと思ったりも

帰りは1号路で薬王院にお参りして、金毘羅尾根へ。

しっかり開いたタマゴダケが美しい。

そのまま高尾駅まで歩いて、一言堂さんでトトロ定食を。
ちなみに高尾駅 8:47着

高尾駅併設の島根のお店です。
ここ、パンだったりオニギリだったりも美味しい。
ミハラキッチンにフラれた時にはこちらに来ます。
最近は、一言堂さんのほうが美味いかも。

で、バスに乗って墓参り。
午前中のうちに家に帰りましたとさ。

人に伝える時の言葉の大切さ

teach dice ornament on table

先日、とある講習会に行ってた時のこと。

講師の方がたくさんいらして、同じ教科書を複数の講師が教えてくれたのです。

それでわかったことがあった、わかりやすい人とわかりずらい人がいるのです。

スライドもホワイトボードも使わないので、教科書という視覚と、講師の言葉という聴覚で学ぶ方式です。

そして実際に実習をやるので、そこでは体感覚で学びました。

視覚、聴覚、体感覚という感覚すべてを使って学ぶ救急救命講習はとても良かったです。

講師の方々が教科書を説明する時に、自然と頭に入ってくる講師の方と、「ん?」と頭に入ってこない講師の方がいたのです。

これに気づいた理由は、最後の試験でわからない問題があったから。
その時の講師は、ちゃんと言葉を使って言わなかったんです。

確か「あれです」みたいなことを言っていたかな。
「あれ」って何?

100点をとれていたはずなのにという怒りで思い出したのです。

ここに限らず、ちゃんと言葉を言わずに、「あれ」「これ」「それ」「ですよね」と省略して話をする講師がいるのです。

思い出す時に「あれ」「これ」「それ」「ですよね」という言葉しか頭に浮かばずにチンプンカンプンになってしまうのです。

えぇ、僕の頭の特性かもしれないし、ただの八つ当たりなのかもしれません(笑)

で、思ったんです。

言葉をちゃんと使わないと伝わらないということなんです。

このちゃんとというのは、シンプルに必要最低限の単語で伝えるということです。

余計なことは言わない。

親切心から説明を重ねて、これまたチンプンカンプンになってしまうことがあります。
例外的なことを、あれもこれもと言われるとこれまた混乱してしまうのです。

人に指示する時には、とても大事なことだと思います。

何も足さない、何も引けない。

そんな言葉を使ってコミュニケーションをしたいと思った話。

言葉を磨くって大事ですね。

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インプロで停滞する日本の問題点がわかってしまった

eye on a hole in a paper

ダブリンワークショップさん主催のインプロワークショップに参加。
ファシリテーターは絹川さんのインプロワークショップを主催しているあーこ。
ワークショップデザイナーつながりです。

最後に「歌舞伎」という最高の舞台が現れたのに感動でした。

とあるワークにモヤモヤが残っていたので、自主的に振り返りながら整理をしました。

以前、絹川さんのワークショップでも起きたことなんです。
ちなみにその時のことは、ここの「人は変化を恐れて冒険をしない」を参照。

お題があって「うさぎのハイキング」みたいなものがあって、それを一人が一節話して次の人に回してお話を作ると言うもの。

「むかしむかし」→「あるところに」→「うさぎが」→「いました」→・・・

みたいにチームでグルグルと話を回していくのです。

で、なかなかにハイキングに行かないのです。
ずっと家の中にいるのです(笑)

「うさぎが」→「玄関に」→「いきました」→「でも忘れ物に」→・・・

みたいに前に進ませないことを言う人がいるのです。
で、最後に「ハイキングに」→「いきました」と終わらせる感じになるのです。
どうも、他のチームも、チームを変えても、同じ現象が起きるのです。

確か3、4人のチームだったかな。

その中の1人でも、前に進ませないようにする人がいれば話は前に進まないのです。

これ、日本中のあちこちで起きている現象なんだなと思ったんです。
日本の合意形成の基本は先延ばしです。
決めないことで調和をとるのが日本のお家芸。
で、時間切れで声の大きい人の意見が通るみたいな結論の決め方です。
もしくは、なんとなく誰も決めずにヌルヌルと決まっちゃう感じ。

この原因はたった一人の前に進ませない人がいるからなんです。

もっと言ってしまえば、誰の中にも先延ばしにしたい人がいるのです。
誰かのせいでなく、先に進ませたくない人がいるのです。

これクラウン(道化)ならばコメディになって楽しめるのですが…

インプロのワークショップは、自分で行くことを決めて、自分の足で会場に来て、積極的に参加している人たちなんです。

そんな人たちが集っても先延ばしが起きるのです。
決まらない私たちになってしまう不思議。

これ、日本の文化的なものが関わっているのではないかと思うのです。

失われた何十年とか言っていますが、ずっと失われたいるのかもしれません。

日本人が優秀だから戦後復興ができたという人がいますが、僕はただ人口が増えたから景気がよくなったという説が一番しっくりとしていると思っています。

これ探求的なワークショップで、この状況を変えるチャレンジをみんなでやってみたい。
原因となっていることを見つけ出して、解決方法まで見つけたいと思ったのでした。

楽しもうとして参加しているワークショップで、日本がかかえる問題点に出会ってしまったことに感動しています。

たった一人の敵対者がいるだけで組織は崩壊することができるかもと思うとちょっと怖いですね。

主催のダブリンさんのレポートはこちら

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先輩からではなく先生から教わりたい

man in beige blazer holding tablet computer

久々に講習を受けて「人に教えること」について改めて考えています。

先生が生徒に教える時、わかったり、できるようになるために、物語を作っています。
どの順番で、どのように教えたら伝わるのか?

それを邪魔する人がいるんです。

たまに再受講をしている人にいるんです。
そう、急にその先輩が教えだすのです。

僕が教授法に興味を持ったのはスリーインワンというセラピーを学んでいる時でした。
1994年当時は、ワークショップ的な手法の教え方をしているところはありませんでした。

最初と最後には円となり自由に意見をいう時間があったり、ある技術を体験した後にもサークルになって感想から質問まで自由に話す時間がありました。
その中では、一人が話すことを全員で聞くという行為が行われていました。

学校の教室みたいに先生が前にいて生徒に一方的に教える教育しか受けてこなかったので衝撃を受けたのを今でも覚えています。

そこでは面白いシステムがあって、再受講は半額、3回目の受講は三分の一、4回目以降は四分の一の受講料で受けられたのです。

毎月通ってベーシックなコースが終わるまで約1年かかります。
さらに内容も古今東西様々な手法があり、さらに自分自身も見つめて、ストレスを解放したり、新しい選択をしたりと盛りだくさんな内容でした。

1回では理解することもできなければ、できるようにもなりませんでした。
なので、この再受講のシステムはとても助かったのです。

で、再受講をしている先輩の中に、教えだす人がいるのです。
みんなその人の話なんて聞きたくないのです。

先生から話を聞きたいのです。

得意げに話をしているので、周りの人たちの反応もおかまいなしに話をしています。
役立つであろうと話をしてくれているのかもしれないのですが、ありがた迷惑になっていたのです。
そんな人がいたことを思い出しました。

で、某予備校で人気講師だった人のアシスタントをする機会に恵まれたことがあります。
教えない教え方をする人であり、僕が教えるという行為の影響をとても受けた方です。
その方に、僕自身が「アシスタントをやらせてください」とお願いをして快諾してもらったことがあります。

その時に「受講者さんの質問に勝手に答えないこと。みんなの前で先生に質問をするように伝えること」と言われました。

勝手に教えるなということですね。
そして、一人の質問はみんなの質問でもあるということです。

この経験を繰り返したことで、クラス全体の一体感が増すことを感じました。
その場にいる人の役割が明確になったというか、構造がシンプルであることが重要です。

知っている先生が、知らない生徒に教える

このシンプルな法則が大切だと学びました。
この役割がわかっているとみんなが対等となる場になり、学習効率が最大化するのです。

知っていることをただ伝えればいいというわけではないのです。
特に先輩とかアシスタント役の人はね。

教えるって専門的な技術なんですね。
そして場作りとは、人間力が問われる在り方の問題でもあるんです。

そんなことを思い出して、良き先生に出会うって大事だな。
ご縁って大事だなと振り返っています。

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秀逸なロールプレイを体験した@赤十字救急救命講習

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救急救命講習で、とても良い体験をしてきました。
演習で救命のロールプレイをしたのです。

あの時はどうするべきだったか?

という問いが今でも自分の中に残っています。
教わる以上に考えさせれるって重要ですね。

ストーリーは、こんな感じ。

救命講習参加者の同窓会で10名で高尾山に登りにいきました。
そこで、落石があり、3名の負傷者がいました。
状態はわかりません(頭をうち救命中に意識がなくなる人、足を骨折した人、鎖骨を骨折した人だったかな)
場所は携帯の電波がないところ。
歩いて5分のところに駐車場があり、そこでは電波があり電話もできます。
また、救助のための装備もあります。
さぁ、どうする?

講習なんで「3名の負傷者がいる現場に遭遇し、どう救命するのか?」というお題は与えられました。
負傷者役の人は、準備のために別室に呼ばれて、救助する人たちだけで話し合いました。

何をしたら良いのか?

リーダーを決めたり、どんなことをすればいいのか話し合いました。
これが良かった。
講座で学んだ知識を振り絞って考えたのです。

で、別室に行き、救命スタートです。

もう負傷者役の人を見たら、みんなパニック状態です。
「助けなければならない」と先走ってしまいます。

手当の技術で救おうとしちゃうのです。

一番大事な自分たちの安全確認もできていたとは言えません。
だって、落石があったんですよ。また起きる可能性もあるのです。
「すぐに助けなくちゃ」と体が動いてしまうのです。

こういう講習に参加するくらいなので、人を助けたいという価値観がある人が多いからかもしれません。
ついつい、思いが先走ってしまいます。

119番通報をするのも、「何を伝えたらいいのか?」混乱しています。
だって、ただ通報すればいいものだと思っていたから。
それだと肝心な情報を伝えられないのです。

名前、性別、ケガの状態、自己を起こした場所…

まずケガをした人に、名前や何があったのかを聞かなければなりません。
なぜなら意識があるのかないのか、あったとしてもいつなくなるかわかりません。
必要最低限の情報を聞く必要があるでしょう。
アレルギーとか持病だとかの聞けるなら聞いておいたほうがいいかもしれません。

119番も1度だけ電話をするのではなく、追加情報があれば、その都度連絡をいれがほうがいいそうです。
その時に「追加情報です。」と伝えることが重要なんだと。

僕は聞いたことをすぐに忘れちゃうので、メモも必要だと実感しました。

担架とか借りる時にも、シンプルに説明する必要もありますね。
黙って持っていけば、ただの泥棒になってしまいます。
当たり前だけど、講習で、習ってないこと以外に大事な要素がたくさんあるのです。

僕らのチームは女性の方がリーダーをしてくれました。
リーダーの役割もとても難しいのだと見ていて思いました。
ある意味、寄せ集めのチームなので何が何だかわからないからです。

リーダーがいるからと言って、他人任せにしていてもいいわけではありません。
自分が何をしているのか、声をだしながら救命をすることも大事です。
周りにいる人たちにどのような状況下を伝えることで、共有することが重要ですね。

各自がリーダーでありながら、リーダー役の人に情報が集約するようにするのが大事なのかなと。
また、救急センターへの連絡役も別にいたり、何人かいてもいいのかもしれません。
何人人がいるかによりますが。

ちなみに、状況によりますが、一人しかいない時に、自分の安全を確保し、119番通報するのが最優先です。

傷病者にどれだけかかわれるかは、状況によりけりですね。
助けを呼ぶということを忘れてはならないです。

もしもの大地震の時には、救急もパニックになるだろうから、また違った対応を考えなければなりません。
救急って状況によって対応が変わるので、臨機応変に動けるかが重要だと思いました。

学んだことを総合的にいきなり実習したことはとても良い経験になりました。
知識があるだけでは動けないものです。

人間としての総合力が試されますね。

他人事と思わすに救急救命講習オススメです。
https://www.jrc.or.jp/study/join/



赤十字救急救命講習を受けてきた

赤十字が主催する3日間の救急救命講習を受講しました。
1日で行われる救急法基礎講習と2日間で行われる救急法講習の連続受講です。
とても学びの多い2日間でした。

最近、アウトドアに人を連れて行くことも増え、またエルダー世代の人たちとの交流も増えて、救急法の必要性を強く感じるようになったので受講を決めました。

救急法は、以前にも予防医療の学びの一環として、また冒険教育JALTの中で受講をした経験があります。確かどちらも消防署の方が来てくれての講座でした。

ただ20年近く前のことなので、新しい情報や技術のアップデートの大切さを感じました。

このブログを読んでくれている方にお願いしたいのは、もしも救命処置の現場に出会ったら救助者の協力してもらいたいのです。

「誰か来て下さい」
「あなたは、119番通報をお願いします」
「あなたは、AEDを持って来てください」

主にできることは、119番通報とAEDを持ってくる2つのことです。
自身の安全を守りながら協力してくれると救命される可能性が高くなります。

心臓が止まってから救命の可能性ってどんどんと下がっていきます。
全国平均で通報してから救急車到着まで約9分。
何もしなければ救命の可能性は10%、救命処置をしたら20%にまで救命の可能性は伸びます。

救急隊に引き継ぐまでの具体的な方法を学びたい方は、1日講習の「救急法基礎講習」を学べば、心肺蘇生とAEDの使い方を学びことができます。

新しい情報のアップデートメモ

AED問題

最近、AEDを使う場合セクハラになるのではないかという議論があったりました。
結論から言えば、今までの日本では訴えられた事例はないというのが事実だそうです。

また、善意の気持ちから心肺蘇生を行いたいと思っても、うまくいかなかった場合に罪に問われることを恐れて、心肺蘇生を躊躇してしまう人がいるそうです。

わが国の刑法第37条の「緊急避難」の規定からすれば、「害が生じても、避けようとした害の程度を超えなかった場合では、それを罰しない」とされています。

また、民法第698条の「緊急事務管理」の規定によって、「悪意または重大な過失がなければ、善意の救助者が処置対象者から損害賠償責任を問われることはない」と考えられています。

このように善意によって応急手当を行った場合には、刑事上、民事上の責任を問われることはないと考えられています。

また医師法第 17 条では、「医師でなければ、医業をなしてはならない」と定められていますが、救命の現場にたまたま居い合わせた市民が救急蘇生法を行うことは医業にはあたりません。厚生労働省は、市民による AED の使用は反復継続する意図がないものと認められるため、医師法違反にはならないとの見解を示しています。

この「考えられている」「見解を示している」という法律解釈問題には不安が残ってしまったりもしますが、善きソマリア人の法を信じたいですね。

善きサマリア人の法(英語: Good Samaritan laws)とは、「災難に遭ったり急病になったりした人など(窮地の人)を救うために無償で善意の行動をとった場合、良識的かつ誠実にその人ができることをしたのなら、たとえ失敗しても結果責任を問われない」という趣旨の法である

心のケア

救助者の心的ケアについても話がありました。
一人でひきこもらずに、家族や友人に気持ちを話をしたり、相談窓口や専門家に相談することが書かれていました。

調べるとこういう研究もされています。これも二次災害みたいなものですので大事なことです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shinzo/46/6/46_677/_pdf

AEDを使うときは「誰も手伝ってくれない」と思うべき。
自衛隊メンタル教官が教える心構え。
https://inoti-aed.com/guide/interview_04/

赤十字救急救命講習電子版

講習の予習や復習に最適。
https://www.jrc.or.jp/study/safety

救急蘇生法の指針2015(市民用)

赤十字のテキストとほぼ同じ内容の厚労省のものです。
参考になるかも。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000123021.pdf

講習に参加したい

赤十字講習についてはこちらを
https://www.jrc.or.jp/study/join

嫌われたくないよね

brown bare tree

「嫌われる勇気」という本がベストセラーになりました。

アドラー心理学の本であり、他者から好かれなければならないという思い込みを手放し、自分自身を生き、幸せになるための指南書です。

例えば、自分自身の夢を叶えようとして、夢を周りの人に言って嫌われるくらいだったら夢をあきらてしまう人がいます。例え嫌われたとしても自分が幸せになる選択をしても良いと自分自身に許可を与えることが大切です。

多くの人が思っていることに「嫌われたくない」という思いが本能のようになります。

人は群れの動物です。
群であることは生存率があがるから群れを作っています。
群れから追い出されることは死を意味しています。

だから嫌われたくないのです。

もちろん、僕も嫌われたいとは思っていません。

ただ、どうがんばってとしても100人いたら100人を満足することをできないのです。
これもまた人間の本能的な性質みたいなんです。
どんだけ良いことでも、それを悪いと思ってしまう人が数人いたりするのです。

これもまた群れを全滅しないための本能なのではないかと思っています。

で、最近感じていることがあるのです。

この人から嫌われているなぁと(笑)

(笑)とか言っている場合じゃないんです。
地味に傷ついています。
でも笑っていなければこんなブログも書けません。

でもね、学生時代を思い返しみるとクラスに50人も人がいれば、好きな人もいれば嫌いな人もいるのです。

友達100人できるかなというのは理想ですが、全員を友達にしたいということはありませんでした。

で、思ったんです。

嫌う権利もあるんだなぁと。

人を嫌いになっても良いという自分を肯定することです。
食べ物でも好き嫌いがあるでしょ。
だったら人も好き嫌いがあっても当然だということです。

嫌われても仕方がないんだ。
嫌われたことを認めよう。
嫌われたことを受け入れよう。

それも尊重のひとつだと気づいたのです。

嫌われる勇気も大事だけれど、嫌う権利を許すことも大事だなと。

これに気づいたらちょっとだけ大人になった感じがしました。

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EXPO2025大阪万博に行って来た

僕にとって大阪万博といえば、太陽の塔。

岡本太郎が大好きで、万博の跡地に行った時の、電車内からあのベラボーな塔を見て大笑いをしてしまったことを思い出します。

当初は行くつもりはなかったのですが、岡山に出張することになったので、「そうだ!万博に行こう!」ということで行ってきました。

思い返せば、先の万博の年に僕は生まれのです。

母が生前に行きたかったと言っていたことを思い出しました。そう僕はその時は生後2ヶ月の乳飲子であり、当然ながら連れていけないという判断だったそうです。

これは行かねばならない運命だったのかもしれません。

で、感想はといえば…

行って良かった!

大屋根を一周してパビリオンを見て、大阪の街や海を見てそれだけで満足です。大屋根の構造も清水の舞台みたいな構造に感動。京都にも行ってじっくりと観察したくなりました。

日本建築を歴史の集大成の今がここにあるのかもしれないと思って見ていました。

晴天の猛暑だったのですが、大屋根の下の日陰は風も流れていて涼しく秋を感じていました。

歴史として前回の大阪万博の流れを受け継ぎ、世界の国との関係性もよくわかるような展示。
縦と横の糸が交錯する興味深い空間でした。

何も調べていなかったのですが、何人かの万博ガチ勢から色々と教わったお陰で楽しい時間でした。

デメリットを言えば、入場までに約1時間ほど炎天下の中で待たされるのは苦行でした。倒れているお年寄りもいたり。ただ、僕はウルトラライトハイキングのアイコンでもあるUV対応のハイキングアンブレラがあったので凌ました。

ここだけ改善されればと思いながらも、もう終わっちゃいますね。

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歯科医院院内研修@岡山

岡山にある歯科医院に院内研修に行ってきました。

徳山で歯科の先生たち向けの心理学セミナーに参加してくれたご縁から、今回、院内研修に呼んでいただきました。

今回のテーマは「患者さんのために歯科医療を通じて、人々の人生を楽しくするチーム作り」というものでした。

午前中はセミナー開催です。

院長ははじめスタッフの価値観を明確化し、個人を尊重しながらチームの価値観を創り出しました。さらには患者さんや地域の皆様にも貢献できるような仕事のやり方を見つけていきました。

これが医院の価値観です。

ハーモニーという調和を大事にするために、ポジティブであれ、豊かであれ、心地よくあれという意味だそうです。

院内でこんなに深いコミュニケーションをしたことがなかったと言われるくらいに交流ができたのではないかと思います。

午後は、院長とスタッフ2名の方に個人セッションです。
僕は人生すべてのことがつながっていると考えています。
仕事だろうが遊びだろうがプライベートであろうがつながっているのです。

テーマはなんでもよくて、それぞれがよりよい人生を歩むために、医院もそれに伴いよりよくなることを意図してセッションをしました。

守秘義務があるので、詳細は書きません。

ただ、オンラインだったり、僕のホームである東京でセッションをやるのではなく、現地の職場に行く必要があるセッションとなりました。

土地のエネルギー、医院の伝統、その場でなければ解決できないようなセッションでした。

もりもと医院様、ありがとうございました。
https://www.morimoto-dental.net

岡山駅前のステキな場所にある歯科医院です。
院長は様々な学びを日々していて、歯だけではなく全体をみるような診療をしています。
藤井先生、ありがとうございました。

院内研修希望の方はご相談下さい。

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