思い込みを教えてくれた教頭先生

雨の日になると時々思い出すことがあります。

小学校1年生の時の教頭先生。名前は忘れちゃったな。

担任の宮崎先生が何かで休んだのだと思う。

その時に代理できたのだ。

 

教室に入って挨拶をしてからふと言った言葉。

「今日はいい天気だな。」

 

みんなは盛り上がって答えます。

「先生、何言っているの?今日は雨だよ。いい天気じゃないよ!」

 

で、教頭先生が言った言葉が印象的

「いい天気は晴れだって誰が決めたの?」

 

教室はシーンと静まり返りました。

 

あれ?誰が決めたんだ?いい天気って何だ?

そんな問いが頭の中を巡りました。

 

これが僕の「思い込み」とか「信じ込み」とか「社会通念」と呼ばれるものに初めて気づいた瞬間です。

 

気づいてしまえば、あぁそうか、とわかるんだけど、気づいていなければ全くの盲点になってしまう思い込み。

この思い込みというのは怖くてですね、思い込みの通りに人は演じてしまうのです。

例えば、「自分がバカだ」と思っている人は、バカを演じるのです。

本当にバカかどうかは関係ありません。

 

先生、生徒、お父さん、お母さん、息子、娘・・・

こういう役割の言葉を人は演じます。

形容詞がつくともっとわかりやすいかもしれません。

良い先生、悪い先生、立派な先生、理想の先生・・・・

自分のイメージで演じます。

 

このイメージが自分自身であることができなくなる理由でもあるのです。

自分らしくないと辛くなるのです。

感情的にも不安定になるし、幸せを感じることができなくなったりするのです。

 

昨日も「ダメな男はダメだ」と思い込んでいる自分に気づきました。

これの何が問題かというと、うちの奥さんが言うことなすこと僕を攻撃しているものだと勘違いしていて(ここは無意識)、腹が立ってしまって怒ってしまうということがあったのです。

この「ダメな男をはダメだ」という思い込みを外してみたら、奥さんはただ事実を言っているだけだり、攻撃よりもむしろ応援するために言ってくれているということがわかりました。

思い込みは現実を見ることはありません。

幻想の世界に生きているのです。

 

大きな思い込みが外れた今、雨の音を聞きながら、教頭先生のことを思い出しました。

あの授業は衝撃的だったんだな。40年近く経った今でも覚えているんだから。

今現在、人の思い込みを外すことを仕事にしているのが興味ふかくもあります。

縁ってあるんでしょうな。

ありがとうございます。

 

 

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