ダメな自分の居場所はあるか?

人は自身の中に神もいれば悪魔もいる。

100%善人も100%悪人もいない。

自分の中に様々な善人もいるし、様々な悪人がいる。

 

それと同じように社会にも様々な善人もいるし、様々な悪人がいる。

心理面からみると、内側(メンタル面)と外側(社会面)は同じだと考える。

世の中に善人が多いと感じている人は、自分の中の善人が多い。

世の中に悪人が多いと感じている人は、自分の中の悪人が多い。

どちらかが多いというのは問題ではない。

 

問題が起きるのは純粋培養しようとする行為です。

それは意識的かもしれないし無意識的かもしれない。

特に自分の中の悪人を追い出そうとする。または封印しようとする。

自分の中の悪人をないものとする。

 

するとどうなるか。

可能性は2つあります。

 

自分の中に内在化されて、忘れた頃に暴れ出すのがひとつ。

もうひとつは、自分の周りの誰かが極悪人になるという外在化です。

 

自分の中に居場所がいなくなった悪人要素は、自分の中に潜みます。

善人にばれないように隠れているんです。見つかったら殺されちゃうから必死です。

そして迫害されていることに不満を持ち、いつ復讐するのか時期を待っているのです。

時限爆弾を自分の中においているのと同じです。

 

自分の中の役割である悪人がいなくなると、違う人に悪人の役割を演じるのです。

自分が演じなければ、誰かが演じるのです。

役割としてしかたなく悪人を演じるのかもしれません。

これは無意識なのかもしれないけれど、人間関係の力学からこうなってしまうのです。

 

善と悪でバランスをとるんです。

このバランス関係については昨日のブログを参考にしてね。

自分の内側でバランスをとるのか外側でとるのかどちらかです。

 

では、どうしたらいいのでしょう。

自分は悪い人間だから、いなくなったらいいんだ、とか、徹底的に悪人になってやる、とか、そんんなことではないのです。

まずは、自分の中にある悪人性を受け入れること、認めること、その才能を誰かのために使うことを考えること。

悪人性は、弱い自分でもなければ、バカな自分でもないのです。そうかもしれないけれど(笑)

 

問題になるのは否定するからです。回避するからです。

自分の嫌なところを見つめるのは痛みを伴うからね。

悪人の才能も伸ばすことができるんです。

ただの個性にすぎません。

自分の認知の問題です。愛すべき存在なのか憎むべき存在として捉えているのか。

 

才能を伸ばすセッションも作ろう。それまでは個人セッションでサポートします。

 
■ソースワークショップ発見編
ワクワクという自分だけが持つ才能であり個性を見つけていきます。
自分自身がどんな人間なのかを知り、それを人生に活かす方法を学びます。
第70期 12月7日(土)8日(日)
http://www.yoriyoku.com/source/

■個人セッション
頭とハートをつなぐことで本当の自分が見えてきます。
自分を知り、自分の才能を磨き、生まれてきた目的が見えてきます。
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm


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