ネイティブアメリカンの教えにずっと興味を持っていて、実際の体験したのは、昨年の10月のことでした。
思っていた講座内容は戦闘術的なものでした。今までとは遠い学びだと思っていたのだけれど、実際には人間の本質的な内容だったのが面白かったんですよね。なのでこのプログラムを参加しました。
本名や写真は公開してはならないのゲスト講師であるS氏。
この方の魅力なのでしょうか。
内容が決まっていないのに定員に達したそうなんです。
実際に一人一人と話をして、その人に必要なことを伝える。
それは賢者のようなたたずまいなのです。
講座の時間よりもオフで自由に話ができる時間のほうが充実していた気もしています。
僕自身が色々なセミナーで楽しい時間と感じるのは、Q&Aの時間だからかもしれません。
講師と参加者の台本のやり取りがとても学びになるからだったりします。
今回の講座の内容は、海外での身の安全の守り方と要人警護でした。
これ、僕の人生の中で経験しないであろうことなんです。
だって、銃が乱射されたり、手榴弾が爆発したり、ナイフで刺される、いやこれは日本でも可能性はあるか、シチュエーションに遭遇することはありません。
このトレーニングの中に、自分自身の感性だったり感覚だったりを上げていく要素があったりするのです。
参加者の方々は、公務員だったり、武道系の人だったり、ブッシュクラフトの人だったり、ハンターの方だったり、僕みたいな謎な人だったりが参加しています。
ひとつ言えることは、自分が興味を持ったニッチな分野をトコトンまで追求している人たちの集まりです。それが講座が面白い理由の一つなのでしょう。

今回の内容は、ネイティブアメリカンのスカウトの技術の3つあるうちの1つでした。
・カモフラージュ(これは前回受けたプログラム。自然と一体になることを目的とする)
・トラッキング(この内容。波紋をとらえて分析することを目的とする)
・マーシャルアーツ
で、トラッキングの部分が今回学んだことでした。
自然が安定している状態であるベースライン。
そこに人が入ると波紋を発生し、ベースラインが乱れます。
波紋とは気配とか、人が土を踏んで埃が上がり匂いを発生させるみたいなことです。
山を複数人で歩いていれば、鳥も動物も人を警戒するのは、ベースラインが乱れるからです。
1人で山をゆっくりのんびりと歩いているとこのベースラインは乱れづらいです。
特にハンモックで山の中で寝ていると平和で安心感を感じていると鳥が近づいてくるようなそんな時には、乱れたベースレインが元に戻った状態に近いのかもしれません。
歩き方も教わったりするのですが、隙のない武人のような出立になっていくのが興味深かったです。この状態だと危険のほうが自分を避けていくかもしれません。これも自分を守ることにつながりますね。街で絡まれやすい人と絡まれにくい人の違いと同じかもしれません。
VIPを護衛する時に考えさせられたはインタビューのやり方。
短い時間の中でVIPとの信頼関係を築きながら、必要な情報を引き出すことが意外と難しったのです。
クローズドクエッションでの質問をしながらVIPの尊厳を守りながらのインタビューの質問を考えるが実習としては大変でした。なぜならVIPの性格がややこしかったから(笑)
本当にリアルに色々とありそうなVIPを演じてくれたおかげで学びが深くなりました。
インタビューとしてなかなかにスゴイなと思ったのは、病院の初診の時に書かされるアンケートなんだと気づきました。無駄な言葉がなく、でも知りたい情報は集めるようにできています。病院によって見事なものがあるので、それについて調べようと思います。
スカウトの技術として「兆し」という言葉が印象的でした。
何か起きる時には必ず兆しがあるのです。
それを察知できるかどうかが大切なんです。
リスクが起きる兆しという意味合いで考えるとわかりやすいですね。

例えば、道に穴があった場合に、リスクの兆しを感じることができなければ、穴に落ちるかもしれません。
穴があるというリスクの兆しを察知することができれば、対処方法は2つあります。
ひとつはリスクの消去。穴を埋めることです。
ひとつはリスクの明確化。例えば、看板を立てるとかですね。
「兆し」を感じることができなければ、準備することができません。
リスクを明確化するとは未来を見ることと同じです。
イメージとしてリスクを明確化して、チームで情報共有することの大切さを教わりました。
ただ、このリスクも「もしも」がありすぎると物語が複雑なフローチャーのように分岐していきます。
杞憂という言葉がありますが、天が地上に落ちてくるまでリスクとして捉えないことも重要です。
もしもが多ければ多いほど、シナリオは増えていきます。未来は分岐して複雑になっていくということです。
ここで言っていたのは、ひとつの物語として未来をイメージできるかということです。
つまりは分岐がないということです。
ネイティブアメリカンの人たちは、ここまで兆しを感じるようにしていたそうな。
パラレルワールドではなく、シングルワールドで想像できるってすごいよね。
この兆しを感じるためには「観察」が重要なのだと。
観察は「今ここ」にいる感覚です。
現在にリラックスしながら集中できるかということです。
そして、兆しを感じたら、頭で考えることが重要です。
さらに頭で考えたことは、何も考えずに行動できるように繰り返し練習をすることです。
所作が美しいとは、この繰り返しされた動きだということだったりもするのです。
コーヒーを淹れるのが美味い友人は、一見、適当に入れているように見えます。
ただこの動きは何回も何回もブレがなくなるまで動いたからこそできるのです。
いつも適当に見えます(笑)ただ、ここに繰り返しやってきた経験が見えるかどうか。
ダンサーもそうですね。美しい動きの背後にある練習量は半端ない。
芸術の世界の人は特にそうですね。絵でも写真でも音楽でも。
美しく見える人は何かが違うのです。
一流の人は、練習を繰り返しやり、本番はリラックスして楽しんでいるだけみたいなんですよね。
繰り返しできるということは、好きではないとできないことだと思うのです。
好きを極めた人は達人になるのではないかと僕は仮説を立てています。
僕が繰り返しやっていることのひとつにハンモックがあります。
いつも同じお気に入りポイントでハンモックを張ってご飯を食べて昼寝をする。
ただ自然を感じる時間をとっています。
これ季節が違えば感じることも違い、体調次第で感じることも変わります。
自分自身と対話をするようなそんな時間にもなっています。
そして自然と一体になる感覚を味わっています。
これって山の中なので、天候が変わるとか動物の気配とか危険も伴います。
誰も来ないはずなのに人と出会うこともあったりします。
このリスクにも対処するためには、兆しを察知している自分がいました。
学んだことと自分が体験することを結びつけることで理解が深まりますね。
まだ、消化しきれていないので山に入って頭の理解を体に落とし込みたいと思います。

主催&講師であるワイルドアンドネイティブの川口拓さん、ゲスト講師のS氏さんと仲間たちのみなさん、参加者の皆様、ありがとうございました。

そして、上野で新疆料理を食べながら振り返りをしたミッチーもありがとう!
手を使ってむしゃむしゃとかぶりついてご飯を食べることで自分の中の野生を通じてボディ・マインド・スピリットの理解が深まった気がしています。

しかし、雪が降っても帰れて良かったぜ。
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