対話型ファシリテーションは現代口語演劇である

対話型ファシリテーションの勉強会は気づきが深い。

ただ事実だけを明らかにするだけで背景が見えてくる。

なんだこれはと思っていたら勉強会中に、あぁが訪れました。

プロセラピストの上田正敏です。

講座のレポート第一回第二回はこちらです。

勉強会の途中から演劇を見ているような気分になってきたんです。

平田オリザさんの現代口語演劇と同じ構造なんだと気付きました。

オリザさんの演劇は日常を切り取り、普通の会話で物語が進行していきます。

特に大きな事件も起きないんだけど、会話の中に大きな物語があって、それを観客の想像力をかきたてるようなそんな演劇。

しかも同時多発で舞台で会話が起きるので聞き取れないことも多い。

まるで、スタバやマックにいるようなそんな感覚にもなります。

演劇演劇していないので、みなさんにオススメもしないのですが、言葉の裏にある背景を読み解く人にはオススメできます。

 

対話型ファシリテーションも事実を淡々と話しているのだけれど、その背景にある感情や思考があぶりだされてきます。

認知行動学的には本当の事実というものを認識することは不可能です。

認知している事実しかわかりません。

人の数だけ認知があるので、本当現実は誰もわからない。

認知していることを聞くことにより、感情や思考がわかるのです。

なぜなら事実に対して感じている感情や思考の影響を受けて認知されるから。

 

この対話型ファシリテーションの勉強会で面白いのは、質問者の認知もわかるところです。

どのように世界を見ているかが認知ということなんですが、その人の世界観を排除することができます。

自分の世界観を持って対話をしていると、相手との世界観が違うから対話になりません。

いわゆる空中戦になります。

 

カウンセリングなどで「人に寄り添う」という言葉を使いますが、人によりそうとは、自分の世界観を脇に置いて、相手の世界観をそのまま聞くということです。

100%あなたの世界観を聞きますよ。

これが傾聴の極意ではないでしょうか。

 

演劇って物語です。

その人の認知という物語があるのです。

その人の世界観という物語があるのです。

その人の体験という物語があるのです。

その人の感じた物語があるのです。

その人が創りだした物語があるのです。

 

聞き手側は鑑賞者です。

どれだけニュートラルに聞けるのか。

それが鍵なのです。

 

ニュートラルに聞いていれば物語が浮き彫りになり、演劇よりも事実のほうが興味深いことになるのです。

これリアルな演劇なんだなと。

つまり自分の中にある演劇性が立ち現れるんですね。

そこに解決の糸口と答えがあるのです。

 

人の心を扱っている人たちは演劇性を学ぶといいんじゃないのかな。

そんなことを感じています。

 

自分の認知している自分が作った演劇を変えたら、人生が変わるんです。

 

人生の演出家であろう俺。

 

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第2回対話型ファシリテーション勉強会開催しました。

第2回対話型ファシリテーション勉強会を開催しました。

久々に勉強会をきちんとデザインをしました。

昨日のブログでは「やればいい」と書いたのですが、これは初めてや初心者の時の話。

当日は、場づくりの経験豊かな2人がファシリテーションを務めます。

と案内文にあるように経験豊かになってくると場づくりからコンテンツ作りまでデザインできるようになります。

そうしたら・・・勉強会開いて良かったという気づきが満載でした。

もちろん僕が(笑)これは今からブログに書きます。

みなさんはいかがだったでしょうか?

勉強会のテーマ本はこちらです。

プロセラピストの上田正敏です。

勉強会って本当に面白いです。

参加者さんの気づきが連鎖していきながら新しい気づきが生まれる。

疑問を持った人が疑問に対する的確な答えに気づき解説をしてくれるのが有難いですね。

しかも自分がこの瞬間に気づいたことだから説得力がハンパありません。

このライブ感が好きであり、自分の中に気づきの集合体が蓄積されていくのだなと感慨深いものがあります。

 

対話型ファシリテーションは「なんで?」「どうして?」を聞かず、その代わりに「いつ?」「どこ?」「だれ?」「何?」という質問をしていく方法です。

とってもシンプルです。

だからこそ奥が深い。

ほとんどの技術はシンプルです。

多くの講座はシンプルな技術を集めて編集しています。

いろんなタイトルの単発講座や資格講座はありますが、本質的に伝えたいことはシンプルな1つのことだったりします。

 

今回、参加者みなさんの話を聞いてハッとしたのは、

質問する人が欲しい答えを最初に設定していて、

答える人がその答えを当てないと不満になる、

ということ。

つまり、質問する人が答える人をコントロールしているということです。

ついついやってしまうことです。

これは対話ではなく独り言になるのかしら。

 

ついつい観念的な物語の話をしていると、すごいことを話しているような気分になるのですが、事実を積み重ねていく話の方が、リアリティがあり、自分の観念にさえも影響を与えてくれます。

抽象的で観念的実りのない議論のための議論を空中戦、常に事実に基づいて進められる地に足がついたやりとりを地上戦と呼んでいます。

空中戦はやっぱり気づきが起こり辛いものですね。

地上戦にこそ気づきがあるのだと確信しました。

しかも、聞き手、答え手の両方に気づきをもたらすものなのです。

対話型ファシリテーション勉強会

僕が対話の師匠としているのが糸井重里さん。

彼がインタビュアーの時の対談が本当に面白い。

相手の良さを引き出して、自分の良さも出していく。

僕もこうなりたいと常々思っています。

 

糸井さんが「自分の考えが変わることを恐れない人同士の対談は面白い」というようなことを以前に言っていて意味がわからなかったです。

今回の勉強会でその謎が解けました。

 

話し手も答え手もお互いが影響を与えあい変わるからこそ対話をする意味があるのです。

 

そうでないものは対話ではなく、ただの自己主張です。

どれだけ自己主張しかない会話が多いことか。

愕然としました。

 

話し手は答え手に事実質問をし、どんな答えがでてくるだろうと興味を持つ。

答え手がどれだけ考えずに楽に答えられるのか。

考えずに思い出すのがポイント。

 

事実を話すだけで、感情や考えや欲求は自然とでてきます。

セラピストとして質が一段階アップしました。

 

この気づきも本を読み込み、自分なりにまとめて、普段も使ってみて、勉強会でお互いに練習しあい、参加者さんたちのシェアを聞いたからこその気づきです。

気づきが気づきを生むんですよね。

皆様のお陰です。ありがとうございます。

 

そうそう、改めたい習慣のワークが良かった。

聞き手の方が質問のリズムがテンポ良く、答え手の僕は解決するために全部を話してたら、オブザーバーの人たちから舞台を見ているようだと感想をいただきました。

問題も解決してスッキリ、この技法のエンターテイメント性にもビックリ。

また勉強会やりましょう!

主催の聖子さんの場づくり力がステキなんだろうな。

恐竜チョコのリベンジあるし(笑)

対話型ファシリテーション勉強会

この本オススメですよ。

 

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誰でもできるセミナー開催方法

いろんなノウハウが巷にあふれていて、自分なんかがセミナーなんて開けない、なんて思っている人が多くいるのです。

誰もが最初は初心者です。

セミナーを開催している先輩方も、ああすれば良かった、こうすれば良かったという部分も付け加えて教えてくれるものだから、注意点が盛りだくさんになってしまい圧倒されて自分には無理だと結局はやらないという人の多いようです。

いや、ほんと、難しくないのです。

 

プロセラピストの上田正敏です。

型を勉強するのもいいんだけど、画一的なつまらないセミナーだなと思うこともしばしば。

型にはまると、その人が本当に大事にしていることが、伝わってこない感じがするんですよね。

ついつい、自分自身を伸ばすよりも、自分を曲げて型に合わせてしまうからでしょうか。

僕はその人そのままの荒削りの個性的なセミナーが好きです。

好きにやればいいのです。

 

あまりにもそれだとできないと言われたりするので、僕のメンターから教わったものでシンプルなものを伝えます。

 

1)セミナーを開催する日を決めて、会場を予約し、友人知人にセミナーをやるよと伝える。

人が来ちゃうからやらざるをえないのです。

この方法が一番シンプルですね。

えっ?敷居が高い?

では

 

2)食事会を開催する日を決めて、お店を予約(もしくは自宅)、友達を誘う。

楽しく話をするってのもいいんじゃないかと。

自分主催というのがポイントです。

 

セミナーに人が来なかったらどうするの?

という質問も受けたりします。

会場をせっかく予約したのに誰も来ない。

そんな時には

3)ぬいぐるみをお客さんと見立てて、セミナーを開催する。

本番さながらの自主練習ですね。

シャドーセミナーです。

ちょっとカッコよくゲネプロと呼んでみたり。

次回は客入れをして開催する前の準備にするのです。

実際に通しでやるとですね、いろんな課題が見えてくるんですわ。

 

何を話せばいいのか?

そんな質問もいただきます。

そんな時には

4)自分が好きなことの話をすればいい

と答えます。

人が好きでやってきたことって面白いのです。

好きだからこそ話すことがいっぱいあります。

好きだからこそのめり込んでいるし、いろんなことを知っているし、何より楽しそうに話をしているのを聞くのは心地よいです。

自慢話ではないのです。これは自分の成果を話すことだから。

自分の好きなことを話せばいいのです。

 

そうすると、話し方がわからないと言われたりします。

そんな時には

5)これから話すことを話し、本題を話し、何を話したかを話す。

僕はメンターからこれで十分だと教わって肩の荷が降りました。

シンプルでしょ。

今回のブログの例に例えると

「これから、セミナー開催のコツをお話しします。」

「セミナー開催のコツは・・・」

「セミナー開催のコツを話しました。」

でいいのです。真ん中は長くなりますからね。

 

えっ?内容が話せないって?

そんな時には、最初にこう言っちゃうのです。

6)○○○のコツは、3つあります。

3つあるかどうかは関係ありません。

最初に3つありますって言っちゃうのです。

人間の脳は面白いもので、言っちゃうと現実になるのです。

3つなんとかひねりだせるものなのです。

後から考えたら5つくらい話していたりすることもあったります。

まぁ、数が数えられない人なんだなと笑って許してもらいます(笑)

 

話したいことが多すぎてまとまらないという質問を受ける場合も。

そんな人には

7)時間がきたら終わればいい

時間がきたら、ありがとう!で終わればいいのです。

その時に思いついたまま話をして、時間が来たら終わる。

メンターは、いつも時間ぴったりに話が終わるのがすごいですねと言われるコツは何かと行った時に、こう答えて笑えました。

 

または

8)この時間で伝えるのは無理でした。

と言って頭をかきながらメンターは講演を終えてました。

いやーまとまらなかったと。無理だったと。

しかも十分の一くらいしか話せなかったと言っていて笑ってました。

それでいいのです。

 

 

お金をもらうのに抵抗があるのです。

そんな質問を受けたりもします。

そんな時には

9)無料でやったらいいがな。

抵抗があるならもらわなきゃいいんです。

なんならお金を払ってまで聞いてもらってもいい。

飲み物や食べ物を付けてもいいかもしれません。

与えるのが最初です。

最初からお金をもらわないで来てくれるだけで嬉しいでしょう。

やりたいのは自分だから。

 

でもね、最初はいらないといいながら、そんな話をすると「やっぱりお金欲しいのです」という人もいます。

そんな人には

10)投げ銭システムがいいよ。

大道芸は芸を見せてからお金を任意でもらいます。

劇場は芸を見る前に定額のお金を払います。

最初は大道芸でいいのです。

おひねりやご祝儀をもらう感じでいいのですよ。

大道芸の人たちは投げ銭やおひねりをもらうためにものすごい工夫をしてますから。

大道芸フェスとかあるから見に行くといいです。

人集めから集金までノウハウのかたまりです。

 

それでもあーでもない、こーでもないという人もいます。

11)やらなきゃいいよ

最後はこれになちゃいますよね(笑)

やってもいいし、やらなくてもいいのです。

自分が自らが勇気をだしてやることが大切なのです。

学校の課題だからやる、誰かから言われたからやるという姿勢から卒業することが大切です。

やるやらないの選択をするのは本人にしかできません。

やりたいからやるというシンプルさでいいんですよね。

 

最終的な原理原則は

12)やってみたらいいじゃん!

ほんとやりたいことはやってみたらいいのです。

一番最初は何事も勇気がいるものです。

相手がいることですから、受け入れられなかったらどうしようという不安や恐怖があるのは当たり前です。

何もやらなければ、受け入れてくれるも何もありません。

最初はゼロなんだから、失敗してもゼロのままです。

元々、失うものなんてないのですから。

失うのは自分のプライドくらいでしょ。

正確には、やったのだからちょっとだけ進歩しています。0.1くらいは。

何もしなければ、本当にゼロはゼロのままです。

やらないで終われば、死ぬ前にやっておけば良かったと後悔するならゼロがマイナスになるかもしれません。

 

やってみればいい。

 

シンプルです。

ちなみにこのブログで2つのコツを書こうと思って書き出したら12個になっていました(笑)

 

あるがままでいいのです。

ワクワクとともに!

 

好きなことを仕事にするためのコンサルもやっています。

セミナー作成のノウハウも。

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メンターから教わった大切な1つのこと

メンターからは何気なく課題がやってきます。

その課題をどう解くかというよりも、その課題へのレスポンスのスピードを見ているみたいなんですよね。

実際に新しいことを始めた時って何もできません。

何ができるかといえば、返事を返すということくらいです。

これができるかできないかで関係性が変わっていくのです。

 

プロセラピストの上田正敏です。

メンターと話をしていて、返事をするって最低限のことだよね。

しかも課題がでたら、すぐに解答することが大事だよ。

それで僕は多くのメンターから可愛がられてきたから。

そんなことを教わりました。

 

メンターは意味のないことは言わないし、言ってきません。

それに対してどのように反応するのかを見られているような気がしています。

すぐに反応して、結果をだすことで信頼を得るようのです。

これはセンスの問題なのかもしれませんが、メンターのアクションに対するリアクションを見られているのです。

 

課題がやってきたらすぐにやる。

改めてその大切を学びました。

ありがとうございます。

 
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【告知】10/26対話型ファシリテーション勉強会

今、僕が研究している対話型ファシリテーションの勉強会をします。

なぜ?(why)、どうして?(how)を使わない対話術。

これ思考とか感情を使わない、事実だけを記憶にそって淡々と答えていくことで、深い深層心理にたどり着けるインタービュー術なのです。

 

プロセラピストの上田正敏です。

今、この手法をベースに脳科学の考え方を入れたカウンセリング講座を作成しています。

脳に負担のない積極的傾聴となる技術です。

今回は進行役としてがっつりこの技術を紐解いて使える形になるよう場を作ろうと思っています。

参加したい方は本をamazonで注文して、ちゃちゃと読んで、気軽に参加して下さいね。

 

【 あと2席です:申し込みはメッセください 】

★第2回「対話型ファシリテーションの手ほどき」自主勉強会★

書籍「対話型ファシリテーションの手ほどき」(中田豊一・著)を読んだ人びとが集まって、勉強をする場の2回目をひらきます。

1回目のレポート:
http://www.uedamasatoshi.com/?p=4228
http://www.uedamasatoshi.com/?p=4239

家族と、友人と、上司や同僚と、取引先やクライアントと、場づくり現場での運営メンバーや参加者と…日々さまざまな人と接する中で、相手の行動・言動の理由がわからない、自分の支援方法で相手に貢献できているのかわからない…等々の困難があったときに、この本の技術をつかってみることで、「本当は相手とどんな関係をつくっていきたいか」が見えてくるかもしれません。

国際協力分野のNGO「ムラのミライ」の活動の中で生まれ培われたこのメソッドは、「ファシリテーション」という名称がつけられていますが、「支援」「援助」という枠組みを超えた、可能性にあふれるコミュニケーションの手法だと感じています。とはいえ、どんなメソッドもそれ単体で万能ということはあり得ません。ぜひ一人ひとりが、自分なりの「こういうとき、こういうシーンで使えるのではないだろうか」を探れる時間にしたいと思います。

勉強会は、ワークとふりかえりをメインに据えて進行します。本に書いてあることの体感、様々な背景をもつ参加者の知見の持ち寄りや相互の学びを楽しみ、各々の現場で役立てることをお互いに応援する場にもなればと思います。

注:ムラのミライ公認の会ではありません。主催者はムラのミライのファシリテーション講座の修了者ではありません。ムラのミライの講座についてはこちら>>http://muranomirai.org/

【 詳細 】——————————

・日時: 2016/10/26(水)13:00-16:30

・内容: -本を読んでの感想や疑問を共有
-本に載っているワーク3種類を実践
-ふりかえり
を中心に、事前アンケートの回答結果や、
その場の皆さんの興味・関心を聴きながら進行します。途中休憩あり。

・会場: ナチュラルメディカルカレッジ東京校
http://www.naturalmedical.org/mapTokyo.html
小田急線・千代田線 代々木上原駅 南口徒歩10分
小田急線 東北沢駅 改札から徒歩5分
京王井の頭線 駒場東大前駅 西口徒歩10分

・参加費: 3,500円(運営費、企画設計費として。お茶とお菓子つき)

・参加条件:「対話型ファシリテーションの手ほどき」を読了していること。
以下のサイトで購入できます。


・持ち物:-「対話型ファシリテーションの手ほどき」
-筆記用具
-ICレコーダー、スマホの録音アプリなど(あれば)

・定員: 9名(主催者2名含む。募集は7名)

・申し込み・問い合わせ: FBメッセで舟之川聖子または、uyography★gmail.com(★→@)まで。先着順で受け付けます。

《注》キャンセル・ポリシー
申込み後にやむを得ずキャンセルされる場合は、主催者へご連絡ください。
キャンセル手数料は、
10/22(土)までは、参加費から500円手数料を差し引いてお返しします。
10/23(日)以降は、参加費全額がかかります(返金しません)。
書籍読了必須、平日昼間、少人数という会の性質ゆえ、
直前にキャンセルされますとその後の集客が困難なためです。何卒ご了承ください。

当日は、場づくりの経験豊かな2人がファシリテーションを務めます。

主催者① 舟之川聖子:2010年にArt of Hostingに参加し、はじめてワークショップ、ファシリテーションという言葉に出会う。2011年にNPO法人マドレボニータとNECによる地域の対話プロジェクト「NECワーキングマザーサロン」の文京区・新宿区のファシリテーターを半年間務めたのち、場づくり人材育成の会社で1年半、講座の企画・講師等を務める。2012年から芸術や文化をテーマにしたワークショップやコミュニティを主宰する。人間が大嫌いで大好き。
ブログ:http://hitotobi.hatenadiary.jp/

主催者② 上田正敏:1998年ストレスマネージメントの教育的代替療法に出会い、その中で問題解決ファシリテーションと出会う。2001年からプロセラピストとして、個人相談、セラピスト養成やワークショップの活動を行う。2009年パッチアダムスに影響を受けクラウニングを学び施設を訪問。2010年青学社会情報学部主催のワークショップデザイナー育成プログラム修了。アート表現教育のワークショップを小学校や文化施設で提供。フィジカルアーツで舞台にも立つ。予防医療学校ナチュラルメディカルCKO。フリースタイル主催。
ブログ:http://www.uedamasatoshi.com/


デンタルドクターXへの公開質問状

デンタルドクターXのつぶやきを楽しく読んでいます。

過去記事はこちら
デンタルドクターXのつぶやき
デンタルドクターXのつぶやき2

次回が最終回とのことなんですが連載を続けてもらいたいなと思っていたりも。

なので、公開質問をしてみようかなと。

 

プロセラピストの上田正敏です。

セラピストの仕事をしていて、代替医療やホリスティック医療に興味を持っているお医者さんや歯医者さんと接する機会があります。

患者さんをよくしたいという純粋な志を持った方達です。

貪欲に新しい技術や考えを吸収する姿に尊敬の念を持っています。

対等な関係性でお付き合いをしていただいているので、本音の話を聞いているのでいろいろと思うことがあります。

なので、デンタルドクターXに公開質問をしてみようかなと思いつきました。

1)歯科医師的な視点から

  1. 理想の歯科医はどんな人ですか?
  2. 理想の歯科医院に必要なことは何ですか?
  3. 理想を実現するために何をしたらいいですか?
  4. なぜ歯科医師になろうと思ったのですか?
  5. 歯を見るだけの治療から全身を診る治療をしようと思ったのは何時で何があったのですか?
  6. これからの歯科医療はどのような方向に進むと思いますか?
  7. その時にデンタルドクターXはどんな選択をしていくのですか?

2)患者視点から

  1. 良い歯科医を選ぶ基準やコツを教えてください。
  2. 自分でできるデンタルケアを教えてください。
  3. 歯が原因で体が不調になっていることを知るセルフチェック方法を教えてください。
  4. 保険を選ぶのか自費を選ぶのか悩みます。様々なケースがあると思いますがメリット・デメリットを教えてください。
  5. 朝起きると頭痛があったり疲れていたりする時があります。食いしばりや歯ぎしりをしているのか自分ではわかりません。調べる方法を教えてください。
  6. 虫歯以外で歯科医にお世話になることあるのですか?
  7. 歯科医はチーム医療なのですか?どれくらいの人が関わっているのでしょうか。

3)社会的な視点から

  1. 健康保険の将来はどうなると思いますか?
  2. 歯医者の社会的な役割はどのようになると思いますか?
  3. 未来の歯科医師のあるべき姿を教えてください。

デンタルドクターXにつながりますように。

知っているようで知らない歯科医との付き合い方を知りたいですね。

虫歯治療の時代は終わるのかもしれません。


世界は安全なのか?危険なのか?

好きなことを仕事にしようとした時に、それを宣言する時に抵抗を感じる時があります。

それは世界を危険なところだと信じているから。

もしも安全なところなら危険を冒しても大丈夫だと思いませんか?

 

プロセラピストの上田正敏です。

世界は安全なのか?それとも危険なのか?

どちらなのでしょう?

 

世界の安全な部分を見ている人は安全だと感じています。

その人はポジティブに世界を見ています。

 

世界の危険な部分を見ている人は危険だと感じています。

その人はネガティブな世界を見ています。

 

ポジティブ、ネガティブは感情にすぎません。

ポジティブな人は他者に夢を与えることができるし、ネガティブんを感じている人は現実的に実現する力を持っています。

どちらも必要なんです。

 

好きなことを仕事にしようとした時に、最初にテストマーケティングをします。

初めて「お試し」やってみるというということをします。

学んだこと、考えたことを他人に試してみないことには、自分の実力は上がっていきません。

世界に誰にもあてはまる正解はありません。

自分で実験と検証をする必要があります。

 

だから、やってみないとわからない。

 

でも、やってみることが怖い

でも、やってみることが恥ずかしい

でも、やってみることが悪いことのように感じる

 

そんな感情が湧いてくることがあるのです。

 

特に恥ずかしいは大きな障害になっているのではないかと思っています。

恥ずかしがる人は新しいことをしたがりません。

自分が知っている範囲のことしかしようとしないのです。

それ以外のことをするのに抵抗してしまうんですね。

 

恥ずかしいという感情は、人間が集団生活を送るために必要な感情だと言われています。

なぜならこの感情がなければ、自分が得になることしかしないし、集団のためにならないことばかりをしてしまうから。

人が集団としてまとまるために恥の感情があります。

新しいことをするには、この恥の感情といかに付き合うかが鍵を握っています。

 

安全か、危険かの話からちょっとズレました。戻します。

 

社会が危険だと思っている人は、社会を敵だと思っています。

周りにいる人たちを敵だと信じている。

これは幼少期や思春期の体験が関係していることが多い。

 

勇気を持って社会に表現している人を見た時に、なんなんだアイツと反感を持ったり、ふざけんなアイツと敵意を持ったり、あんなヤツ無視しようぜと無関心になったりする人は要注意です。

なぜなら、自分が相手の立場になった時に、社会のみんなが反感、敵意、無関心の感情を自分自身に向けられるのではないかと思ってしまうから。

 

どうすればいいのか?

 

周りの人たちが新しいことを始めたりチャレンジしているなと感じたら応援するのです。

新しいことを始めたんだねと受け入れます。

チャレンジしているだね勇気をもらえるよと喜びます。

新しいことは何をしているのと興味を持ちます。

 

自分が応援をしていれば、他人からも応援してもらえるのではないかと予想をするのです。

そうすれば世の中は安全かと思えるかもしれません。

自分が周りの人たちを応援する存在になる。

もしもそんな社会になったらもっと面白くなるだろうな。

 

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それは誰のためにやっているのか?

相手のため?自分のため?社会のため?

自分の仕事は誰のためにやっているのでしょうか?

 

プロセラピストの上田正敏です。

ナチュラルメディカルでの顔学クラニアル講座の学びが深まってきています。

講座後の気づきが増していく感じは、人間の本質を扱っているからなのでしょう。

今日はその第三弾です。

第一弾:表情からQOLを高める顔学クラニアル講座開催しました!
第二弾:技術と意図は相互に成長し合うもの

 

このクラニアル講座はいわゆる小顔マッサージだとかエステの技術を教わったわけではありません。

今回学んだことは、リラックスを得るとかお姫様感とか味わう施術ではないのです。

実際にフェイシャル系のマッサージは数日で元に戻ります。

だからこそ通ってビジネスモデルとして成り立つんですよね。

そういうのを教わったのではないのです。

 

言葉にするのが難しいのですが、例えるなら、町の整備工場に車をあずけてメンテナンスをしてもらうのではないく、F1のように最高性能がでるようにバリバリにチューンナップさせるような技術を学びました。

例えが男っぽいですよね。

家庭で食べる家庭料理を学ぶのではなく、一流料亭でだすような料理を学んだ感じです。

伝わっていますか?

この前も一万人以上の人を熱狂させる方がパフォーマンスの前に施術を受けられた方法を学んだのです。

もしかしたら一般的な方法ではないのかもしれません。

 

さて、話を戻しましょう。

 

施術の練習の時に「自分がやりたいように施術をする」という時間がありました。

近所にマッサージを受ける時は「はい、では寝てください。」と言われてマッサージが始まります。

そして「はい、終わりです。」と言って終わります。

これは施術者がやりたいマッサージをしているんですね。

それと同じように施術者の美の感覚を使い、施術者がやりたいように手技をしました。

 

実際に不思議な感覚を受けたのは、僕自身がモデルになった時。

終わった後に、いつもとは違う感覚になったのです。

自分が自分ではない感覚。

私以外私じゃないのではなく、私ではない感覚。

あっ!これは施術者の見ている世界なんだと気付いたんですね。

あぁ、こういう世界を見ているんだという新鮮な感覚。

つまり、施術者がしたい施術をすると、施術者のコピーができていくということです。

クライアントさんの美を引き出すのではなく、施術者の美の感覚を押し付けてしまうことになりかねないのです。

おまかせで、というのも同じかもしれません。

これを自立の施術と名付けました。

 

かといって、クライアントさんの言うことを全て聞いて、その通りにする施術も何か違うんですよね。

誰がやっても同じなら、僕のところに来る意味はないのです。

そして、自分が見えていない部分を客観的に評価して、新しい可能性を見つけることはできません。

これを依存の施術と名付けました。

 

どちらもサービスを与える人はしがちなことです。

これでは一流のサービスを与える人にはなれません。

 

では、どうしたらいいのか?

相互依存(共同創造)の施術があるのです。

お互いがお互いにベストを出しあってする施術です。

自分が望む方向性を伝えて、施術者ができる提案をして、お互いが納得しながら進む施術です。

これ施術を受ける側にも強い意志があり、施術を与える側にもそれに答える技術と意図があることが大切になります。

 

この時の意図(量子)と呼んでいるのが、

相手のため?自分のため?社会のため?

という問いを持っているのかということなのです。

意識がどこまで広がっているのかです。

 

自分のため、相手のため、社会のためという空間軸を

今、過去、未来という時間軸を

ミクロからマクロまで、どれほど意識しているかが重要になります。

 

さらに言えば、これは言語で書いていますが、非言語でも意識できているかが最重要です。

言葉を超えなければ良い技術をできるようにはなれません。

言葉の裏にある言葉にならないことを感じられているかが大切なのです。

これが二流と一流をわける分水嶺です。

 

ここに書いたことはトップシークレットセミナーの中でもトップシークレットなことなんです。

トップシークレットすぎてオープンシークレットになってしまっているのでブログに書きました。

だって非言語のことだから言葉で書けないんだもの(笑)

僕が今言語化できる100%で表現してみました。

 

この領域にたどり着きたい人は、来年4月から開催されるカレッジにご参加下さい。

広島では1月から歯科医さん向けに特化した「デンタルカイロプラクティック」(仮)セミナーを開催するようです。

詳細はお問い合わせください。

カイロプラクティックを超えた世界だから名前を付けたいから(仮)なんだそうです。学長の出自がカイロだからね。

 

これで大きな気づきを書けました。

顔学クラニアル講座のレポート終了です。

ありがとうございました。

第一弾:表情からQOLを高める顔学クラニアル講座開催しました!
第二弾:技術と意図は相互に成長し合うもの

 

下條先生の一番弟子である先生の講座が月末にあります。
中山先生は下條先生から学んだことを臨床を積んできちんと言葉でできるので有り難いのです。
http://www.naturalmedical.org/shiseiDoctor.html

予防医療学校ナチュラルメディカルカレッジの情報はこちら
http://www.naturalmedical.org

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技術と意図は相互に成長し合うもの

体と心は交互に成長していきます。

お互いがお互いを高め合うものなのです。

技術と精神はリンクしているのです。

 

プロセラピストの上田正敏です。

昨日のブログにも書いたナチュラルメディカル顔学クラニアルセミナー

その最中に講師の下條先生が言っていたことが心に残っています。

「このセミナーを受けると、カレッジを受講する必要があったのかと思うかもしれません。」

と。

 

それを聞いて

「カレッジを受講しなければ、わからないことなんだよ。」

と思ってんですね。

 

体と心の法則があるのです。

体とは、スキルや技術などの体を動かす技です。

心とは、精神力や意図や量子など想いの力です。

 

セラピストなら、

  • セラピーの技術が大切なのか、
  • クライアントさんに対する意図が大切なのか

ということなのです。

セラピストとして10年目くらいに、どっちも大切なんだということがハッキリとわかったのです。

その人の到達地点でどっちが大切かいうことが変わります。

しかもスパイラルに成長するので、どっちも必要なのです。

技術もあって、意図もあることがとても大切。

自分がいるレベルで学びの質が全く変わります。

心と体の成長はスパイラル

こんなイメージです。

体が成長すると体が心を引っ張り上げて成長していきます。

今度は心が体を引っ張り上げて成長していくのです。

交互に成長していくようなイメージです。

 

今は、技術を磨く時。

今は、心を磨く時。

 

その人がいるポイントで変わってくるのです。

 

ナチュラルメディカルで下條先生のセミナーが好きな理由のひとつが学びの多重性です。

初心者も中級者も上級者もうならせる講座の組み立てなのです。

気づく人は気づくし、気づかない人は気づかない。

これの何がいいのかというとトゥーマッチ・過剰にならないということです。

その人のレベルに合わせた教育法になっているのです。

 

技術を磨き、精神も磨く。

それが一流のセラピストへの道なんじゃないかな。

 

下條先生の一番弟子の先生の講座が月末にあります。
中山先生は下條先生から学んだことを臨床を積んできちんと言葉でできるので有り難いのです。
http://www.naturalmedical.org/shiseiDoctor.html

予防医療学校ナチュラルメディカルカレッジの情報はこちら
http://www.naturalmedical.org

フリースタイル個人セッション・ワークショップ情報はこちら
http://www.yoriyoku.com


表情からQOLを高める顔学クラニアル講座開催しました!

ナチュラルメディカルカレッジ学長の下條茂を口説いてようやく講座を開催することができました。

新潟県柏崎市という全国どこからも行きづらいところで開業しているのですが、人が集まってくるのです。

さらにいえば、オリンピック選手やプロスポーツ選手、芸能関係までやってくるのですよね。

突発性難聴だとかややこしい症例の方も紹介でやってきたりと。

東京にくれば、ファッション雑誌の仕事だったり、テレビ局で仕事をしているという。

 

何をしているんだ?

 

そしたら姿勢や顔を調整しているというではありませんか。

写真写りや演技がよくなるんだと。

一般の人たちへの施術とは違うし、エステとかとも違うのだという。

いったいそれは何なんだ?と思い、こんなオファーをだしました。

 

患者さんを幸せにしたい医療関係者さんへ

トップクラスの芸能人へ提供している技術を伝えます。身体を施術から顔へのアプローチをすることで姿勢や表情が変わります。瞳が輝き、笑顔がステキになることで本来持っている優しさや強さが表現できるようになる施術です。誰もがこの施術を受けることで、持って生まれた才能を開花することができます。ナチュラルメディカルの可能性と予防医療にもつながる美容の技術を伝えます。

そうしたら、これが深いセミナーになったんですね。

  • トップクラス
  • 本来持っている強さや優しさを表現
  • 持って生まれた才能を開花

このキーワード書いておいて良かったわぁ。

直感で書いただけなんだけど

 

プロセラピストの上田正敏です。

受講していて一流どころの人たちのメンタリティの違いを実感して襟を正しました。

 

トップクラスの人たちのオーダーはとてもシビア。

例えば、写真写り一つで何億円単位売り上げが変わるし、モデルさんたちのギャラも何千万単位で変わります。

生涯で考えたらもっと桁数は増えるでしょうね。

一流の人たちのオーダーに答えるための技術があったのですね。

 

また、人はそれぞれが持って生まれた才能があるのです。

それを引き出す方法もあるのを実感しました。

表情からQOLを高める顔学クラニアル講座@ナチュラルメディカル

実際に今回起きた例では・・・

参加者の男性で、いつもは周りを笑わせるムードメーカーな人がいました。

僕が施術をしていたら、急にカッコよく見えてきだしたのです。

ええっ!こんな表情を持っているんだ!

意外な一面が見えたのです。

カッコ良いというのを封印していたのでしょう。

 

女性の参加者で、クールで知的な癒し系の人がいました。

わぁ!という声が聞こえたので、見に行ったら、なんとセクシーな人がいるではありませんか!

施術をすればするほど子供から大人の女性に変わっていったのです。

ええっ!こんな表情を持っているんだ!

可愛いから美しいへの変化ってあるんですね。

 

これが持って生まれた才能の開花です。

僕は誰もが意味を持ち、そのために必要なものは全部持って生まれてきていると考えています。

これが本当か嘘かという論争はおいておいて、僕の周りでは、そう感じている人は幸せな人が多いのです。

 

人は幼少期や青年期に自分の才能を封印します。

こんな自分ではダメなのだと自分を否定します。

そして親や先生や友達や恋人や社会に受け入れられる自分を演じます。

そのうちに本来の自分を忘れて、これが自分というイメージそのままになってしまうのです。

僕自身はそんな人たちを本来の自分に気づくサポートの仕事をしているので、ついついそんな目線で見てしまいます。

 

顔や姿勢に本来の自分が隠されている。

つまり骨格や筋肉に本来の自分が隠されているのだとまた確信を深めました。

男性はカッコよく、女性は美しくなることができるのです。

その人それぞれのカッコよさや美しさはあります。

外面の構造的な美しさと、内面的な精神の美しさの両方を兼ね備えないと本来持った美しさは発揮できません。

 

あの奇跡はすごかったわ。

ありがとうございました。

表情からQOLを高める顔学クラニアル講座@ナチュラルメディカル

みんなすごい先生たちなのにこの軽さ。

メンタリティが自由です。

 

トップシークレットセミナーということで、詳しい技術をブログで伝えられないのは残念。

今回の講座は、文章では伝えられない世界の話です。

一流どころの世界はイメージの世界になっていくのです。

口伝でしか伝えられないことがあるんですね。

 

下條先生ありがとうございました。

また、一流シリーズを企画します。

 

帰りに、ナチュラルメディカル太郎部の2人で記念写真。

太郎部@ナチュラルメディカル

 

下條先生の一番弟子の先生の講座が月末にあります。
中山先生は下條先生から学んだことを臨床を積んできちんと言葉でできるので有り難いのです。
http://www.naturalmedical.org/shiseiDoctor.html

予防医療学校ナチュラルメディカルカレッジの情報はこちら
http://www.naturalmedical.org

フリースタイル個人セッション・ワークショップ情報はこちら
http://www.yoriyoku.com