それと連動して、上野の国立科学博物館の特別展「人体 ー神秘への挑戦ー」(2018.3.13〜6.17)が開催されています。
ナチュラルメディカルカレッジ教授陣と展示を見て、対話をしてきました。
学びを深めるために、対話は不可欠ですね。
メンタルトレーナー上田正敏です。
東洋医学では臓器同士が関係しあっていることはわかっていたけれど、西洋医学でも証明されてきたのが臓器同士の会話です。
血液を通して伝達物質で複雑に会話をしているということが科学的にわかってきています。
それまでの科学では、脳がすべての指令伝達をしていたと考えられてきました。
脳が特別視されていたけれど、体の重要さにもう一度注目する機運がでてきました。
僕自身は細胞同士も会話をしていると思っていますので、それも科学的に証明される日が来ることを楽しみにしています。
意識がどこから生まれるのかも、わかる日がくるのでしょうか。
僕が今回の展示でベスト3にあげるのは
- ネットワークシンフォニー
- ホムンクルスの人形
- 見ている親子連れ
です。
ネットワークシンフォニーはこれ。
https://www.youtube.com/watch?v=_aoekBbnMMo
この部屋を体験するだけのために訪れてもいいくらい。
感覚的に臓器同士の会話がわかります。
映像と音が体感できる展示に感動しました。
感じる展示です。
他の展示は、昔ながらある科学の展示で、並べてあるだけ感が否めませんでした。
未来館並みに体感できる展示を体験してしまうと、臓器のレプリカに触れたり、子宮の中を体験できたり、顕微鏡をのぞけたり、体験型を求めてしまう自分がいました。
人体は生きていることに価値があるということ。
死んだものの展示ではなく、生きて動いているものが見たいということ。
映像ももっと見たいですね。
芸術と科学の融合した展示であるネットワークシンフォニーに大満足です。
2つ目は、ホモンクルスの人形が欲しくなりました。
運動野と感覚野で人が感じる割合が違うというもの。
これが今回のために作られたのか可愛い感じで見やすいものでした。
なぜ、海洋堂で作らないのか?
なぜ、ミュージアムショップでこのガチャガチャがないのか?
という不満までに発展しました。
立体物を手で触りたいですね。
3つ目は親子の会話です。
「うるさくしていると、おにいさんが来るよ。」
「ちゃんと解説を読みなさい。」
「何しているの?これテストにでるからね。」
「臓器って、こんな色しているんだね。あっ死んだからか。」
春休みに入ったからでしょうか。
子供連れのお母さんが多かったです。
子供の教育のためにと思って連れてきた人なのかな。
トンチンカンなことを言っていたり、子供にずっと怒っていたり、している人が目につきました。
臓器の会話のようにやかましいのが印象的でした。
中には母親がこういう展示が好きで来ている人がいて、楽しそうに子供に話をしていました。
僕も勉強になるくらい耳をすませて聞いてしまうくらいだったのです。
僕が子供時代に親がよく上野の博物館、美術館、動物園に連れていってもらった記憶があります。
自分の中で衝撃を受けたのはピカソの絵。
大人なのに子供みたいな絵なんだけど妙にひきつけられるとかね。
あとは昆虫が大好きでずっと見ていた記憶があります。
科学館はやっぱり恐竜が好きでしたね。
親にどうこう言われた記憶はないのです。
ただ面白くてみていたような気がしています。
忘れているだけかもしれないけどね。
理科が好きで、理系に進み、理工学部で学び、対象が人間に変わるも科学的なことは大好きです。
子供の頃の好奇心は変わらずにあります。
子供の好奇心を奪われませんようにと願ってしまいました。
というより、俺が怒られているみたいで不愉快だったわ(笑)
人体展は子供につまらないかもしれない内容でした。
説明が難しすぎて、専門家向けの展示内容だと思ったからです。
学校で学んでいる人たちにはとても役立つ内容かと思います。
いかん。クレームになってる(笑)
デートで来ているのでしょうか。
男性が一生懸命に語っていて、興味なさそうな女性のカップルを微笑ましく見たりも。
こういったところに来ると、来ている人を観察するのが面白いです。
人体よりも人の振る舞いに興味を持っている自分に気づきました。
人はやっぱり面白い。
入った時には4人一緒。
途中は興味のままバラバラに。
うちの奥さんと途中で自然と合流し、最初にフィニッシュ。
カフェでコーヒーを飲んでゆるりと待ちます。
次にナチュラルメディカル高崎の福田院長。
最後にスマイルアップ整体院の中山院長。
体への興味がある人の順序ででてきました。
粘る人のほうが飽くなき興味があるでしょうね。
上野といえば精養軒でしょう。
ここで桜と不忍の池を見ながら対話ランチ会です。
上野はどこもかしこもシャンシャン祭りですね。
4人がそれぞれ興味に焦点が違うし、理解している深さが違います。
それぞれの学びあいが起きた時間でした。
「はぁ、そんなことがあるんだ。」
「ひぇ、それ見逃したわ。」
「ふぅ、あれね、確かにあれ面白かったね。」
「へぇ、そういうふうに解釈するんだ。」
「ほぉ、そんなことがわかっているんだね。」
それぞれがそれぞれのプロフェッショナル。
僕たちが特別なわけではありません。
それぞれの得意分野や専門分野からの言葉は叡智にあふれています。
生きた学びなんですね。
同じものを見ても、人それぞれ感じ方が違います。
なるほどが多い時間でした。
贅沢な時間でした。
みんな、ありがとう!
博物館、美術館、動物園、映画、景色・・・
共有体験した後に対話するのオススメです!
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