頭を下げるということ

以前にうちにセラピーの勉強をしにきてくれた方に相談をした。
催眠療法に情熱を注ぐ方であり、とてもチャーミングな人なのだ。
僕にとっては尊敬する一人である。

歳をとること

これは誰もが持つ苦痛である。
仏教では生老病死は4大苦痛とされている。
感情的に恐怖を生み出すものです。

ただし、歳をとるということは成熟されていくということでもある。
人は常に変化するということでもあるのだ。
毎日が同じように感じるかもしれないけれど、毎日は変わっていくものであるのだ。

いつでも未知が目の前にあるということでもある。
人は知らないことばかりなのだ。
気づかないうちに身体も心も変化を続けている。

人にはメンターが必要である。
自分が尊敬していて、連絡を取れる人がいることは有難いこと。
年齢だけでなく、自分よりも先をいく人は皆、メンターなのだ。

さらにいえば、誰もが自分よりも優れた一面を持っている。
もちろん、ダメな部分もあるのは当たり前として、どちらを見るのか。
悪い面を見ていると傲慢になり、良い面を見ていると謙虚になれる。

傲慢でいるとメンターは現れないのだ。
自分の準備ができていなければ現れない。

メンターが現れたと感じたらそれは新しい冒険の始まりなのである。
次のステージが待っているのだ。

僕はずっと次のステージに行く必要があると感じていたが一歩も動けない感じであった。
今となっては理由はわかる。それは傲慢だったからだ。
傲慢な人に特効薬はない。

他者に頭を下げられるかというのがひとつのバロメーターだ。

これはポーズで頭を下げても意味がない。
嘘か本気は相手に伝わる物だからだ。

なぜ、頭を下げられなかったかを考えると競争をしていたからだ。
自分の周りの人たちを敵をみなしていると、安全は感じられないので戦い続けなければならない。
それは苦行のようなものだ。

頭を下げて相談したらどうなったのか?

世間は優しいのだ。親身なって話を聞いてくれるのだ。
問題は解決しないのだけれど、心は軽くなる。
問題を解決するのは自分自身だしね。

誰も自分の問題を解決することはできない。
ただ、助けてくれることは大いにあるのだ。

心のあり方で見える世界が変わる。
これがパラレルワールドなのかもしれない。

頭を下げるのには覚悟が必要だった。
ちっぽけなプライドが邪魔するからだ。
人は追い込まれないと自分を見つめられないのかもしれないな。

はぎちゃん。相談にのっていただきありがとうございました。

<現在提供中のサービス>

■対面による個人セッション
自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるための対面でのセッションです。
筋反射テストを使って無意識や潜在意識の情報を意識とつなぎます。
https://www.yoriyoku.com

■zoomを使った個人セッション。
カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
https://www.yoriyoku.com/zoomSession.html

■ソース・ワークショップ
自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ。
https://www.asobilife.com

■ハンモックフルネス
山の中でハンモックを使ったマインドフルネス・ワークショップ
https://www.yoriyoku.com/tankentai/hammockfullness.html


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください