お泊まりシノギング2025

今年もAXESQUIN主催「お泊まりシノギング」の季節がきました。
普段はソロで山を凌いでいる猛者たちが集う初冬のイベントです。
情報交換ができるので新しい知識を学んだりバージョンアップしたりする場です。

2019年に初参加して今回が6回目の参加です。
自分の現在地を知る上でも貴重な場になっています。

動画

イベントの雰囲気は動画を参考にしてみて下さい。

オーバーナイト装備

ウェア

  • カザハナ伊太利
  • ハヲリモノ octa
  • ハゴロモ
  • ヨヒヤミ
  • モモヒキ 伊太利
  • シモナギ
  • アグラスカート

ハンモックシステム

  • ゲッカビジン平織り
  • モグ350
  • ハンモックビビィ Tyvek
  • Solo tarp

バックパック考

会場も最寄駅から開催場所に行く間に森勝さんと遭遇しました。
そこで、

「バックパックのセッティングがイマイチじゃないの?」
「これわざわざショップでセッティングしてもらったんですよ」
「腰荷重をみんな勘違いしていて、これだと膝や足首をやっちゃうんだよ」
「えっ!そうなんですか!」
「重心は、肩甲骨。
 歩荷の人の荷物の持ち方をすると仙腸関節から足を動かせるから怪我をしない。」

という会話があり、会場についてからセッティングの仕方について教えてもらいました。

ちなみにショップでは、
1)ウエストベルト
2)ショルダーベルト
3)ショルダーストラップ
4)スタビライザー
の順で調整をしました。

森勝式では、なによりまずは、ショルダーベルトです。
その時に、子供をおんぶする時のようにバックパックを背中に乗せます。
これでバックパックの背中に乗せるベストポジションを探します。
そのポジションでショルダーベルトを閉めて、スタビライザーを調整。
チェストストラップを閉めて、最後にウエストベルトです。
これをすべて行ってからの背面長を調整しました。

その結果がこれ。

お店の調整とはだいぶ違う位置になりました。

そういえば、森勝さんからシノギングイベントで、荷物理論を教えてもらっていました。

登山を再開するキッカケとなった金沢の山と道イベント。そこで、はじめてミニを背負わせてもらった時、肩甲骨に重心を持っていき、下半身を自由にすることで、楽に歩けることを体験した感動を思い出しました。ヘビー&デューティの時代と変わっていたと。

西洋人の重心は骨盤にあり、日本人の重心は肩甲骨にあるとかないとか。
身体の使い方の違いなのかもしれません。

様子を見ながら調整を続けていこうと思います。

バックパックの調整や背負い方は、イベントで直接、森勝さんに教わるといいかもしれません。ちなみにこちらのサイトでシノギングイベント募集しています。
https://shinogi-axesquin.hatenablog.com

ウッドストーブで炭を使う

会場となったキャンプ場は焚き木の販売はないし、落ち枝もないという事前アナウンス。
以前は、焚き木を持って行ったのですが重かった。
ならば、炭を持っていけば良いと思って、評判の良い鶴居木炭を購入。

良き点は、着火が楽、火持ちが良い、軽い。
悪い点は、火力が弱いということです。

火力を強くしたい時には、炭火に落ち枝を突っ込んでブーストしました。
それで解決。

しばらく炭を研究しようと思います。
10kg買ったので(笑)

湯たんぽ

冬のオーバーナイトの必須装備として「ハンモックビビィ Tyvek」があります。
これさえあれば大丈夫とシノギ界隈では言われています。
イメージしてはテントの役割になっているのが、ハンモックビビィです。

足が寒いと寝れないので、今までも様々な工夫をしてきました。

一番いいのが湯たんぽです。ナルゲンボトル500ml満タンで作るのがベスト。
寝る間際に作ってみたら汗をかくくらいに暖かくなりました。
しかも全身が温かい。
朝方に保温ボトルに入れていたお湯を入れ替えてまた気持ち良く寝れました。

ナルゲンを使う理由は、ボトル本体の体熱耐冷温度は100℃〜-20℃だから。
沸騰したお湯を入れられるのが良いので選んでいます。

ナルゲンだけではなくプラティパスもいいらしいと聞きました。

湯たんぽを最大限に活用するには「ハンモックビビィ Tyvek」が必須のよう。
これが熱を閉じ込めるのに役立っているようです。
後日「ハンモックビビィ Tyvek」を使わかったら体感で暖かさがイマイチでした。

村にジョイン

今回はシノギングイベントの常連さんたちが作る村に混ぜてもらいました。
そこで、シノギングやハイキングにまつわる様々なTipsを聴いているだけで満足できる時間でした。
現地にしか生きた情報はないかもしれません。

良き時間をありがとうございました!

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