マイケルジャクソンの思想

マイケルジャクソンは思想家なのではないか?

さらには救世主であるのではないかという疑問を持ち、調べて考察した安冨歩さんのマイケルジャクソン革命@新宿ビジネスセミナーに行ってきました。

マイケルのファンならある意味当たり前のことなのですが、言葉にして伝えてもらうとあらめて気づきがあるものです。

 

プロセラピストの上田正敏です。

安冨さんのマイケルとの出会いと僕の出会いが似ているのです。

スリラーで一世風靡をしたのが確か中学生くらいの時。

初めてアルバムを買ったのがマイケルでした。

当時はレコードで、ずっと聞いていたのです。

大学時代には彼女がチケットをとってくれてバッドツアーの東京ドームにも行ったりしました。

 

しばらくマイケルを忘れていたんだど、急に最接近したのは2007年1月。

吉岡正春さんのソウルサーチンバンドのライブで目黒ブルースアレイに行った時。

その時のシンガーはもう忘れちゃったんだけど(調べたらディーヴァ・グレイでした)そのライブ後に、映像でライブインブカレストが流れていたのです。

映像だけで、バックに流れている音楽は別。

でもね、マイケルの登場シーンに度肝を抜かれて、そのまま見ているしかない状態になっちゃったんですね。

家に帰ってamazonに早速注文して、見ようと思ったら北米版を買っていて見れず。すぐに再注文して日本版を見て、またファンになったんですよね。

 

もちろんThis is it は公開2日目に六本木で会場全体で号泣しながら見ました。

バッドツアーのDVDも買いましたがな。

とコレクションの話になると尽きませんね。

 

セミナーなんですが、マイケルの楽曲と彼の経歴から安冨さんの様々な知識が融合した有意義なものでした。

名曲ベンのテーマから始まり

チャップリンのモダンタイムズの最後の曲のスマイルをマイケルが歌ったのにも意味があるとかね。

マイケルのビブラードに泣けて来るね。

 

安冨さん曰く、マイケルの言いたいことは子供の命を守ること。

特に、薬(ドラック以外もね)、教育(親や学校)からね。

自分を裏切る「喜びの代替物」としての贅沢、化粧、見え、所得、資産、趣味、おしゃべりからアルコール、タバコ、麻薬、刺激的セックス、リストカット・・・

子供の心に宿る魔法・奇跡・神秘・無邪気といったものが創造性の種子であり、それが世界を癒すことにつながります。

 

僕の解釈では、大人の中にある子供性を癒すことが大切かと。

セラピーでもインナーチャイルド云々という話がありますが、誰の中にも創造性を持つ子供がいるのです。

それを癒すことができれば、大人も変わることができると思っています。

 

今回の話で僕が一番面白かったのはオズの魔法使いの話。

ダイアナロスが主演で、マイケルが案山子役ででた映画です。

この映画の話です。

 

この物語は選択がない映画だというのです。

ほとんどの映画は主人公が道を選択していくところがドラマティックに描かれていると。

それは良き選択をするカトリックの考え方だといいます。

カトリックはチョイスをする物語だと。

その反対はプロテスタント。

選択の余地はない、ノーチョイスの物語だと。

この場合のノーチョイスは、どうしようもない、とか、選べない、という意味ではなく、選ぶ必要がない、という意味です。

 

つまりオズの魔法使いは一本道を歩んでいる特殊な物語だといいます。

道から外れることはあるけれど、また元に戻るという考え方なんだそうです。

 

この映画の影響でマイケルは、「チョイスしろ!」は全くしていないということ。

それがでているのはWe are the Worldとのこと。

歌詞が違うのです。

この部分が特にそうだと。

実際版

We are the world, we are the children
We are the ones who make a brighter day
So let’s start giving
There’s a choice we’re making
We’re saving out own lives
It’s true we’ll make a better day
Just you and me

Oh There’s a choice we’re making

3分45秒くらいのところでボブ・ディランが歌っています。

デモ版

We are the World, We are the children
We are the ones to make a brighter day
so let’s start giving
There’s a Chance we’re taking
We’re taking our own lives
It’s true, we’ll make a brighter day
Just you and me

But there’s a chance we’re taking

1分24秒くらいのところです。

大きく意味が違って来るといいます。

make a choice(選択する)と take a chance(チャンスをつかむ)の差です。

 

選んで生まれてきているだから、もう選ぶ必要はないんだというある種の運命論なのかもしれません。

僕は、運命が決まっているのだから、好きなことをしていればいいのだと思っています。

好きなことをするというのは、自分に嘘をつかずに、自分の声を聞いて、心地よさを選んでいくという意味です。

 

(追記)

we are the world のメイキング動画があるのですが、この12分20秒くらいから聞くと、この時点では、デモの歌詞のようですね。

 

最後に安冨さんのメッセージで共感したのは

マイケルジャクソンのHeal The World

make a little space

make a better place

居場所作りです。

そしてman in the mirrorでは

If you wanna make the world a better place

Take a look at yourself, and then make a change

もし、世界を良い場所にしたいのなら、あなたが変わるだけだよ。

 

マイケルはやっぱり僕のメンターのひとりだ。

朝からマイケルコレクションを聞きまくりです。

安冨さんの本はこちらです。

これも読書中。

ありがとうございました。

 

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