石井スポーツアドベンチャーズの講習に行ってきました。
8月に行われてた石井スポーツ立川店での「ゼロから始めるロープワーク講習」に参加して、とても学びになったので、丹沢での1日の実践編を受けてきました。
このロープワークは、自分自身がリーダーとして、初心者を安全に登山できるようなロープワークを学ぶという趣旨なのです。
9月の赤十字救急救命講習を受講したのもそうなのですが、もう一度、自分の技術をブラッシュアップするための受講です。
多くの人をアウトドアの活動に誘ってきているので、今一度学んでおきたかったからです。

渋沢駅に降りたのは40年ぶりでしょうか。
高校の時に新人歓迎で登った塔ノ岳が辛くて、丹沢が嫌になったので登りに来たことはありません。
あれっ?沢登りには来たかもしれません(笑)

午前中は室内で座学と講習、午後は外で実践練習です。
学んだことは4種類のロープワーク(フィックスロープ、ロープアップ、ビレイ、懸垂下降)、3種類のノットの習得(オーバーハンド、ボウライン、クローブヒッチ)です。
今回使ったロープは、7mm・10mのロープです。
これが登山の補助ロープとして最適な道具として購入しました。
もちろん、これは基本であり、場所によって持っていく道具を変える必要あります。
僕的に面白かったのは、3人1組で実践練習をしたことです。
1人がリーダー役となってロープを設置していく、残り2人が初心者としてリーダーにフォローされる役割。
初心者がリーダーに負荷をかけました(笑)
「リーダー大丈夫ですか?」「頼みましたよ」「怖いです」
みたいに声をかけると、リーダーの緊張度が増します。
すると、練習ではスルスルとできていたのが、間違ったりできなかったりするのです。
本番さながらで練習しておくことはとても重要ですね。
僕は、ロープワークはスムーズにできました。
「すごいですね」と言われたので、
「前回の講習が終わってから、手が覚えるまで、毎日5分間練習してました。」と答えると
「やっぱり練習ですね」という返事。
地道な努力って大事なことなんですね。
うちには1mだとか2mだとか練習用のロープが置いてあり、思い出した時に練習したりしています。



途中からシノギング講習のように見慣れた光景になっていきました。
山の技術は基本的に似ています。
シノギングはソロで歩くことを目的に、今回の講習はリーダーとして歩くことを目的にしていることの違いでした。
すると考え方や道具が変わっていくのが興味深いものがあります。
実践練習は現場をリアルに思い描けば描くほど、よきシミュレーションになりますね。
積極的に学ぶって、学んでいることと自分の経験をどれだけミックスさせて、新しい知恵に変えることが大切なのかもしれません。
そのために体験型の学習が重要になってくるのではないかと再確認しました。
これで多くの人と高尾山以外の山域に連れていくことができそうです。
そう、ハンモックハイキングでバリエーションルートを行こうかと考えています。
安全のために準備しておくことにこしたことはありません。
とても学びが深まりました。
石井スポーツ立川店の下村伸之さん、ありがとうございました。


