恥ずかしいという感情が自分を滅ぼし、自意識過剰という思考も自分を滅ぼします。
昨日のブログでは恥ずかしい感情について書きました。
恥ずかしいという感情がどこから生まれるかというと、自意識過剰という思考から生まれます。
自意識とはなんでしょうか?
プロセラピストの上田正敏です。
自意識は、自分という存在を認識することです。
生まれた時には、自分は自分なんだという認識はありません。
感覚は母親と共有しているところも多いです。
母親の感情が自分の感情だと思っているところがあります。
まだ自分というものが何かさえわかっていませんから。
不機嫌になれば「おぎゃー」と泣けばお腹いっぱいになるし、気持ち悪くなれば「おぎゃー」と泣けばおむつも気持ち良くなります。
赤ちゃんはそんな経験から学習をしていきます。
だんだんとお母さんという存在を認識して、周りがわかってくることで、自分を認識していきます。
自分という存在を成長過程で知っていくことになるのです。
他人がいるから自分がいるのです。
そのうちに、自分の行動や言動が、周りの人たちの反応を生み出すことに気づきます。
笑われたり、怒られたり、泣かれたり、悲しまれたり。
自分が神様かのように周りに影響力を与えると思ってしまいます。
世の中で起きていることは、全部自分が作り出している。
そう思ってしまうのです。
これが自意識過剰の正体です。
自分が世の中に与えていることがすべてではありません。
自意識過剰を超えたところで、世の中を創りだしているのは自分なんだと自覚することは大切なのですが、自意識過剰でこの考え方を採用するとドツボにはまります。
自意識過剰の大きな問題は、ポジティブな影響を周りに与えていることは無視して、ネガティブな影響を周りに与えていると信じていることです。
まだ、ポジティブのほうがましです。
自意識感情なのに、自分は周りに影響を与えていないと信じていて、ネガティブな影響を与えている人もいます。
一見、謙虚なふりをして、多大なる負の影響を与えている人もいます。
でも、本人は影響力がないと信じている。
それでトラブルが起きていることも多いのです。
真実は、人は何をしようとしまいと影響力を持っている。
それはニュートラルであり、ポジティブかネガティブかは本人と周りの人たちとの関係性が決めることです。
自意識過剰は、自分の意識が自分だけに向かっている状態です。
周りの人とことなんてこれっぽっちも考えていません。
周りの人のことを考えているフリをしている人はいますよ。
本質的には自分のことしか見えていないのです。
だからこそ、コミュニケーションがとれなくなるので、周りに悪影響を与えていることが多いのです。
意識を自分に向けるか、他者に向けるかということに気づいていることはとても重要です。
自分にばっかりでも、他者にばっかりでも問題は起きます。
自意識過剰の人で、他者にだけ意識が向かっている人のいます。
人の目を気にしてばかりいる自意識過剰タイプもいます。
人のことばかり気にしていて、自分を見失ってしまっている。
自分が何をやりたいかさえわからない状態。
周りに合わせて、周りの期待に応えて・・・
これもしんどい状態ですね。
自分自身とのコミュニケーション不足になっています。
前者の自意識過剰は自分を表現することが、後者の自意識過剰は自分と向き合うことがカギとなります。
僕のセラピストの経験からすると、まずは自分と向き合うことからはじめるのがオススメです。
セッションでもまずはここからがスタートです。
それで自分を癒しながら自分自身と向き合い、自分が好きなことをする。
その好きなことで周りに人に喜んでもらい仕事にまでする。
僕のゴールは、クライアントさんが好きなことを仕事にしたり、仕事が好きになることなのです。
パートナーシップはそのプロセスの中で生まれます。
■好きを仕事にソース・ ワークショップ
発見編:7月30日(土)31日(日)
活用編:8月13日(土)14日(日)
http://www.yoriyoku.com/source
■個人セッション
心と体を統合することで過去が変わり今が変わり未来が変わります
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm
■ライフチェンジ・プログラム
よりよい人生を歩みたい方へ!
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