「恥ずかしい」という感情は自分を破壊することがあります。
正確にいうと「恥をかきたくない」という考えが自分を破壊します。
日本の伝統なのか文化なのか恥をかくくらいなら死を選ぶくらいに恥を避けようと、または恥から逃げようとします。
プロセラピストの上田正敏です。
「恥をかきたくない」と思っている裏にはどんな思い込みがあるのでしょうか?
誰かに迷惑をかける?
小さなプライドが傷つく?
変な目で見られる?
隠したいことがある?
見栄を張りたい?
そんなことが起きるくらいならば、自分が我慢すればいいと思っているのではないでしょうか。
自分さえ我慢すれば、誰にも迷惑をかけない。
自分さえ我慢すれば、良い人に見られる。
自分さえ我慢をすれば・・・
我慢の先には何が待っているのでしょうか?
・・・何にもない気がするのは気のせいでしょうか。
我慢をしていると起きることは、自分の体か心が壊れるということです。
良い人を演じているのは疲れます。
ダメな自分でいられたらどんなに楽なことでしょう。
ダメな自分なんて誰も受け入れてくれないよ。
だから完璧な人間になろうとして頑張っているんだ。
ダメな自分を見せて誰かをがっかりさせるなら我慢したほうがいい。
そのためならなんだってやるさ。
そんな感じでしょうか。
自己成長をしたいなら恥はどんどんかくべきです。
新しいことをすると必ず失敗します。
失敗したことないという人は、アホか新しいことにチャレンジしていない人です。
この世の真実のひとつは、世の中で起きることはすべて初めてのことなんです。
つまり失敗しても当たり前だし、失敗してもやり続けるから成功するのです。
つまり恥は常にかいています。
自分がその恥を認めるか認めないかの違いにすぎません。
周りにはすべにバレています(笑)
僕自身も勇気を持って・・・恥を忍んで告白したら、そんなもの初めから知っているよと何回言われたことか・・・
恥ずかしいと感じる人がチャレンジすることはひとつです。
「助けてほしい。」
この言葉を周りの人たちに伝えることです。
恥ずかしいことを超えて行う健全な態度は助けを求めることです。
助けてと言えないから頑張るのです。
頑張ってもできないことを頑張ってやって、やっぱりできなくて、自分を責めて、また頑張って・・・
頑張るのは美徳ではありません。
自分が好きでエネルギーを注いでいることが本当の意味での頑張りです。
好きでもないこと、できないことをやることは、自分に対する虐待であり頑張りではありません。
好きなこと、得意ことをやればいいのです。
これだけ周りに多くの人がいるならば、自分が嫌いなこと苦手なことが好きな人はいっぱいいます。
恥ずかしさを超えるとそこには愛情深い世界が待っています。
勇気をだして周りに頼りましょう。
そこに解決法が必ずあります。
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