手技を学ぶ極意

ナチュラルメディカルカレッジのプログラムをディレクションしています。

より効果的に学べる方法を教育学や演劇学などの様々な叡智を使っています。

今までの経験をフル活用しています。

 

プロセラピストの上田正敏です。

キネシオロジーを10年以上教えてきました。

心と体をつなぐという特殊な技術です。

手技という体を使う技術的なもの。

さらに心理学のみならず哲学、芸術、科学などの知識も伝えていました。

ずっと見えない世界のことを伝えていたので、どうしたら見える形にできるのをずっと考えて続けていたのです。

その過程で演劇をルーツに持つ様々なセラピーや演劇を学んだりしました。

 

心の世界の仕事をしていると「怪しい」という声も聞こえてくるので、いかに科学的な視点を大切にしてきました。

わからないことは怪しいのではないのです。

客観的にどれだけ見ることができるのかが大切です。

最近は量子力学や神経情報工学という大学時代に学んだことが生きています。

いつどこでなにが役立つのかわからないものですね。

無駄なことはないのです。

未来へ続く道は見えないけれど、過去の歩んできた道はよく見えるのです。

 

技術を学ぶ時に最初に大切なことは「できる」こと。

徹底的にマネをして学ぶことです。

日本では型を重要視するし、守破離の教えが昔からあります。

見たままにマネればいいんです。

 

ここはセンスが大きく左右します。

センスを磨くためには、徹底的に見ることです。

五感を使って見ることが大切です。

この時に、記号として物事を見ないこと。

物事を単純化して見るのは頭で幻想を見ているのと同じ。

現実をただ見ることが大切です。

 

この時にメモをとったり、ビデオに撮ったりするのは厳禁です。

メモをとりながら見ることはできないし、ビデオに撮ってあるという安心感が本気で見ることが難しくなります。

瞬間瞬間を味わうためには、五感をフル活用して感じるしかないのです。

人間が本能的に持つ美の感覚も活用するのも重要です。

一流と呼ばれる人たちの所作をたくさんみて美的感覚を高める必要もあります。

 

「できる」の次にくるのは「わかる」ということ。

できるの裏にある理論がわかることが大切です。

理論がわかれば、なぜその形になるのか理にかなっているのです。

理論と実際をつなげながら理解を深めるのも大切です。

 

本を読んだり、セミナーを聞いたりすればわかるのかといえば、そんなことありません。

知識は知識。これはわかったとはいえません。

わかるふりをしているにすぎません。

 

わかるとは、自分で感じ、自分で考えることでしかわかる境地には達しません。

この自発的な感じることや考えることはとても重要です。

受け売りの知識なんて、プロの世界ではなんの役にも立ちません。

 

さらには理論の先にある意図も大切です。

何を意識してやるのか、どのような気持ちでやるのかで結果がかわります。

ここもセンスが問われます。

このセンスは・・・・・自分の中にあるブロックをとることが大切かもしれません。

この部分が一番大変かもしれません。

意識と無意識の壁があるのです。

本能的な部分と経験の部分の壁があるのです。

 

最後に「わかちあう」のも大切です。

人に教えるということです。

教える時にはじめて自分は全く分かっていないことに気づくこともあります。

この分かち合う時に大切なのは、自らの体験です。

自分が行動することで、できたこと、わかったことが重要です。

受け売りの知識は不思議と伝わりません。しかもつまらない。

自分の体を通じて消化吸収したものだけが伝わるものです。

 

技術担当の先生は、無理なお願いも笑顔で答えてくれて、よりよいものになっていってます。

いろいろと楽しみな春ですね。

 

■ソース・ ワークショップ
発見編:3月19日(土)20日(日)
ワクワクすることをしよう!していることにワクワクしよう!
http://www.yoriyoku.com/source

■ライフチェンジ・プログラム(個人向け)
よりよい人生を歩みたい方へ!
http://homepage2.nifty.com/f-style/lifechangeprogram.htm

■個人セッション
心と体を統合して今が変わり未来が変わります
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm


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