知識を教養に高めて知恵にする(その2)

前回のブログ(知識を教養に高めて知恵にする)の続きです。

知識があるだけでは役立たない。

自分の知識の質を高めるには教養が必要。

教養とは感性を養うことができ、教えることができる。

というようなことを語りました。

 

さらに知識を知恵にすることを書きます。

これに気づいたのは冒険教育の養成講座でのことです。

野外で何があっても対処出来るようにたくさんの技術を学ぶと思うでしょ?

そんなことはないのです。

実際に教わる技術というのはシンプルです。

えっ?たったそれだけ?

というくらいだったのです。

そのシンプルなことを状況に応じて使い分けるだけなんです。

基礎というのはシンプルでとても少なく、行動する時には応用だらけということなのです。

 

例えば、ロッククライミングの場合、ロープを結ぶ技術、ロープを固定する技術、こんなものです。

技術はシンプルなんだけどその応用がほとんどなんです。

ロープを木に結んだり、人間に結んだりするだけ。

状況が違うので、その度に考えて最適な方法を選択していくのです。

 

登るのは、登っているうちにできるようになるのです。

ちょっとしたアドバイスがあるくらい。

 

無駄なものは削ぎ落とされているからこそシンプルなんです。

シンプルだから応用が利くのですね。

 

そのためには、自分がやってみる、というのが大切になります。

上手くいったり、失敗したりを繰り返していく。

教わった知識はこうだけど、実際にはああやったほうがいいなと。

思い違いしていたことも見えてきます。こういう意味で言っていたんだなと。



他人から教わったことを自分の形にしていくのです。

 

どんなことでも同じでしょう。

本質は1つかもしれません。ただ解釈は人の数だけあります。

一人一人の中にしか真実はありません。

起きている現象は1つかもしれないけれど、人の数だけ真実があるのです。

 

単純に構造化すると

人から知識を教わる→自分なりに工夫して知恵にする→人に知識を伝える

ということなのです。

 

人から人に伝わるのが知識。

自分の中で成熟させるのが知恵なのです。

 

知恵はその人特有の唯一無二なものです。

今存在する誰もが知恵を持っています。

一人一人の個性を伸ばして行くのが大事なのは知恵の観点からも言えますね。

人は違うんだと。違うからこそ分かりあえた時に感動が起きるのです。

 

やればやるほど個性的になっていくのかもしれません。

最後は同じ所に行きつくかもしれませんが、そのプロセスは個性的でしょう。

 

まぁ、やってみよう!

 

それが知恵を身につけるための一歩です。

 
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