以前、鬱をやったことがある友人が「むちゃくちゃ元気です」と言っていることを聞いて、心配になりました。
これ一見、ポジティブで良いことのように思えるのですが、心の専門家としては問題としてとらえます。
なぜなら、ポジティブシンキングは、未来の感情の前借りをしているからです。
例えるなら、徹夜明けに飲むユンケルのようなものなんです。無理矢理、元気を引き出しているということなんです。
元気とは、元の気という意味です。つまり、普通の状態が元気です。とてもニュートラルな状態です。ポジティブな感情を引き出せば、その後にネガティブな感情がやってきます。電気エネルギーと同じで、プラスになればマイナスになります。無理にポジティブにすればネガティブに落ちるのです。
また、心配も気なんです。なので、心配もしないほうが良いと考えています。なぜなら心配というネガティブな気が相手に伝わると考えるからです。ひとつ深い洞察をするならば、「むちゃくちゃ元気です」という言葉の裏には「心配をしてほしい」という望みがあるから。この心配にエネルギーを注げば、さらに心配されるような行動をすることがあるからなのです。潜在的に望んでいることは何かということに気づいていることが大事なのです。
心配するのではなく、見守ることが重要です。ただ、見ていることが重要なのです。遠い関係性ならなおさらそうなんです。気を向けてはいるが、心配をしない。心配するとは相手を信頼していないということ。信頼をして見守るということが重要になります。
無理矢理ポジティブシンキングをしている人は要注意です。もしかしたら未来のポジティブなエネルギーの前借りをしているだけかもしれません。
もしかしたら、その癖は個人セッションなどで解放しておくとよいかもしれません。
いつでも自分をリラックスして労わりましょう。
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