身が美しいということ

仏作って魂入れず

物に魂が宿ると日本人は昔から考えて来ました。

形ある物体に、見えない魂を感じるのです。

それはいったい何でしょう?

 

メンタル・トレーナーの上田正敏です。

この世界観を人間にあてはめると、体だと心は表裏一体の存在ということになります。

体が心を表し、心が体を表します。

切っても切れない関係ですね。

死は肉体から魂が抜けて動かなくなること。

生とは肉体が魂という心と共に動いているということです。

 

生きるとは心も体も動いていることです。

 

身が美しいと書いて躾(しつけ)と読みます。

親が子を躾けをするという表現をします。

 

脱いだ靴はそろえなさい。

靴の踵はふまない。

肘を机につかない。

箸はちゃんと持つ。

机に足をのせない。

くちゃくちゃ音をたてて食べない。

時間に遅れない。

挨拶をしなさい。

返事をしなさい。

 

子供の頃はうるさいなぁとしか思えませんでした。

思春期の頃は反抗してわざとやったりしてね。

 

でもね、歳をとってきてわかったことがあります。

大人になって躾がちゃんとしている人って心が美しいのです。

身体の所作が美しい人は、心が素直なんです。

 

僕は心の探求をずっとしてきています。

心は目に見えない世界。

それをどのように見ることができるのかを研究し続けています。

 

僕が気づいたのは、

身体の動きに心が反映されているということ。

 

ブランド物を身につけるとか、お化粧をするとか、そういうことではありません。

それも心と関係しているんだけどね。

 

ここで大切なことは身体の動きです。

身体の動きを整えると心も整います。

 

どれだけ言葉で立派なことを言っていても、身体の動きにすべてがでています。

その人のすべてが、ちょっとした身体の動きにでてしまうのです。

習慣や生き方さえも見えてきます。

 

どうしたらいいのか?

 

子供の頃に言われていたことを思い出すのもいいでしょう。

お父さん、お母さんから言われていたこと、おじいちゃん、おばぁちゃんから言われていたこと、昔から言われ続けていることを自分にあてはめてみるのです。

 

最後は自分の感覚です。

自分が美しいと感じるものを見るのです。

そして、その美しさを真似るのです。

芸術とはそんな役目をしているのかもしれません。

 

自分の周りを観察してみましょう。

師匠は自分の周りに必ずいますから。

我以外皆師です。

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