映画「トークバック」を見て

映画「トークバック」を見てきました。

talkback2014

世田谷パブリックシアターでの演劇ワークショップでお世話になった花崎攝さんが上演後ワークショップをするということで観劇してきました。

セラピーとしての演劇は様々なところで体験をしているし、僕も使ったりしています。

いわゆる密室で守秘義務がある安全な場での体験です。

普通のドラマや映画にはないリアルな問題がその場にだされ、それを整理したり、癒したり、解決したりする姿に感動します。

泣いたり、笑ったり、怒ったり、叫んだり、暴れたり・・・

そんな世界も体験してきました。

問題は普遍的だということです。

誰かの問題は、また違う誰かの問題であり、誰かが解決すれば違う誰かの問題も解決する方向に動き出していくのです。

人間の共感力というかなんというかすごさを感じてきました。

それから演劇人による演劇ワークショップという「表現」に焦点を合わせたワークショップに出会っています。

 

映画のキャッチコピーでは「女たちのアマチュア劇団ーそれは芸術か、セラピーか、革命か?」なんだけど、

これはその3つのどれでもないと感じたのです。

自分との対話、作品を観てくれた人たちとの対話なのです。

コミュニケーションの手段のひとつなんだと確信したのです。

そのプロセスでセラピー的なことは起きるかもしれないし、芸術と読んでもいいのかもしれないし、革命が起きるかもしれない。

なかなか人に話すことができない秘密のことを表現して、みんなで話そうよ。

ただそういっている映画なのです

「見て話す」ことで「観て離す」ということで完結する遊びのひとつです。

 

これはきっとね、日本人のファシリテーターが、日本人の参加者を募って作品を作り、日本人の観客に対して上演して、日本人どうしが対話をすることが大事なことでしょう。

これは今やっておかないともうできなくなるかもしれない。

日本人という純粋な少数民族は確実にいなくなっていくかもしれないから。

村社会からだんだん開いて行って、日本社会から国際社会になっていくプロセスは貴重な体験になると思う。

 

日本においての演劇ワークショップはインテリ層がほとんどです。

この独自の抑圧を扱ったものも興味深いし、インテリ層以外の本当に抑圧を受けている普通の人たちの作品も見たい気がします。

そこに何かが生まれる可能性を感じました。

 

たぶん、100年後の日本の現状をこの作品に見たような気がしました。

その時には日本という国の形は違うかもしれないし、日本民族という概念もあやふやになっているかもしれないし、多くの外国人の人たちでいっぱいなっているかもしれませんが。

このことは別に書きますね。書きたいことまで辿りつけない(涙)
この映画をみて想像したはとてつもないことでした。

 

映画そのものは、この作品に出演した人たちは自分を向き合い続けることで強い意志を持ち、それを表現しているということ。

表現したことは、自分に返ってきて受け取り、また表現する覚悟がある人たちにみえました。

とってもカッコいいです。土着的な呪術的な大地のパワーを感じました。

様々な刺激を受ける映画です。

 

自分のことを表現して、周りの人たちと対話をしましょう!

そこからすべての社会活動は始まります。

 

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