私たちは、ホスピタリティの提供に最善を尽くします。

ナチュラルメディカルの行動指標の2番目、

私たちはホスピタリティーの提供に最善を尽くします。
※(やさしさ・笑顔・喜び・感動・成長・結果)=ホスピタリティー

というのがあります。

ホスピタリティってなんでしょう?

 

ナチュラルメディカルCKO上田正敏です。

最近、ホスピタリティという単語をよく耳にします。

特にサービス業の分野で使われている言葉です。

日本語で「おもてなし」と訳されています。

 

ホスピタリティの語源は、ホスピクス(客人らの保護)であり、ホスピタル(病院)やホスピス(終末期ケアの施設)という言葉が生まれています。

サービスとの違いは、サービスの語源がサーバント(奴隷)から来ています。

サービスは自分をへりくだり尽くすという意味合いがありますが、ホスピタリティは心を込めたおもてなしという意味合いが強くなります。

つまり、他者に対してのおもいやりというのがホスピタリティです。

 

ホスピタリティをナチュラルメディカルでは、やさしさ、笑顔、喜び、感動、成長、結果と定義しています。

抽象的な言葉なので人それぞれに解釈がでてきます。

行動レベルまで落とさないと人は理解できないものです。

ひとつひとつ考えてみます。

 

 

「やさしさ」とはなんでしょうか?

僕が普段のセッションで心がけている優しさは、自分にも他人にもジェントル(穏やか)に接することが優しさです。

やさしさというと、相手を受け入れるやさしさと相手を思って厳しくする優しさの2つがあるでしょう。

お客さんに合わせて、相手に必要なものを与えるのが優しさなのかもしれません。

優しい言葉をかける、厳しい言葉をかける。

相手への尊重と思いやりを持って、お客さんの望む結果に向かって、言うべきことは言うという姿勢が大切なのではないかと思っています。

 

 

「笑顔」とはなんでしょうか?

僕は仕事とは相手を笑顔にすること、と定義をしています。

相手の喜びになることが仕事になるという考え方です。

今までもいろいろと自分で仕事を作って来ました。

その基準が相手を笑顔にすることなのです。

 

お客さんに対して、笑顔で接しているのかも大事なことです。

自分が笑顔でいることで、周りのスタッフへの影響も大きくでるでしょう。

もちろんお客さんへの影響もとても大きいです。

健康という真剣さが必要な仕事ではありますが、手技だったりカウンセリングの現場では真剣に話を聞くこと大事だったりもするのですが、それ以外の時には笑顔でいることを心がけるのは重要なことです。

特に人と接する時には、笑顔が大切です。

怖い顔をした人に心を開くことはできませんし、不機嫌に見える人には近づきたくありません。

 

心と体の関係は不思議なもので、心が楽しいから体が笑顔になると思われがちですが、体を笑顔にするから心が楽しく感じるらしいのです。

つまり、意識的に口角を上げるだけで心が楽しくなるということです。

自分も他者も笑顔にすることについて思いを巡らせて実践したいものです。

 

 

「喜び」とは何でしょうか?

お客さんが望む結果をえられることで笑顔になることは、自分も嬉しいものです。

僕は施術という言葉を使わずにセッションという言葉を使います。

これは音楽用語でもあり、複数の人で音楽を作り出すことをセッションといいます。

 

施術モデルは、先生がいて生徒がいます。

これは権威者のモデルであり、対等性はありません。

権威者のモデルは、治す人と治される人と明確にわけます。

 

僕の医療モデルは、人は自分で自分を癒す力を持っている、ということを信じることからスタートします。

僕は伴奏者の役割しかできません。

喉の乾いた人にコップの水を与えることしかできません。

飲むのはあくまで本人なのです。

これは自立を促すモデルでもあるのです。

その時に大切なのが対等性です。

 

お客さんと共に設定したゴールに向けて共に歩むのがセラピストの仕事だと思っています。

一緒に笑い、一緒に泣き、一緒に怒るのです。

それは喜びしかないのではないでしょうか。

 

 

「感動」とはなんでしょう?

人はどんな時に感動するのでしょうか?

 

感動は期待を超えたところに生まれます。

期待を超えると心が動くということです。

奇跡も感動を生みます。

自分の思い込みを超えたところにも感動は生まれます。

夢が叶った時にも感動は起こります。

自分の本当の気持ちをわかってもらえた時にも感動は起こります。

 

まずは、自分が感じる感動は何かを知ることです。

そして、その感動を相手に伝えられるか、

もしくは、相手に感動してもらうために何かをすることです。

 

心と体はつながっています。

心が動けば、体は自然と変わっていきます。

そんな体験をしていくことも大事だし、お客さんにもその体験をしてもらうことも大事なことですね。

 

 

「成長」とは何でしょうか?

自分もお客様も成長を意識することが大切なのかもしれません。

病気を治すといういいますが、これは、壊れたものを元に戻す、という意味合いだと思います。

この考え方を根本から変えてみるというはどうでしょうか?

 

つまり、病気になるのも成長であり、病気が治るのも成長である。

人は生まれてから死ぬまで成長をし続ける生き物だということです。

どんなことも人を成長させる要素を持っているということです。

病気の人と人をみるか、成長している人としてみるかで結果は確実に変わっていきます。

 

自己成長を考えた時には、常に成長することも大事です。

毎日10年続けることができれば食えるくらいにはなると吉本隆明さんは言っていました。

毎日10年続けたらどんなことでも仕事になります。

プロとして毎日やるということは当たり前なのかもしれませんね。

その時に成長を意識できるかも大事なことなのです。

 

 

「結果」とは何でしょうか?

お客さんの望む結果はなんでしょうか?

意識的な結果と潜在意識の結果があります。

痛みを消したいというのは意識的な結果です。

その背後に隠れているのが潜在的な結果です。

潜在的な結果は、気づいているものもあれば、気づいていないものもあります。

どこまでの結果を望んでいるのか?

これに意識を常に向けることが本当に大切です。

 

僕は人の話をよく聞くことが本当の結果につながるものと確信しています。

言葉は潜在的なメッセージを発しており、体は無意識的なメッセージを発信しています。

それを読み解いていくのも結果にコミットすることにつながると思っています。

 

ナチュラルメディカル基準のホスピタリティとは・・・

時には優しく、時には厳しく、お客さんが望む本当の結果を叶えることで、感動し、笑顔で共に成長を喜ぶこと。

なのではないでしょうか。

これが今の僕の結論です。

 

このホスピタリティ・マインドを持つセラピストを育てていきますね。

 

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