体考:走ることが嫌いだった人のための走り方指南(1)

走るのがずっと嫌いでした。

でも、なんでこんなに毛嫌いしているんだろうと考えたら、小学校の頃の記憶がよみがえってきました。

それは、走るのが遅かったから。

走るのが早い子ってなぜかモテたんだよね。それも悔しかったんだろうな。

負けず嫌いな性格もあり勝てないものはつまらないんですよね。

早生まれで体も小さかったしね。ぽっちゃりとしていたこともあったし。

短距離も遅かったんだけど、長距離も走っていて全く楽しくなかったことも思い出しました。

なんで、こんなに苦しくて辛いことをやらなきゃいけないんだと感じていたのです。

スポーツそのものは好きなんだけど、走るのが嫌いな小学生が出来上がっていました。

もうね、ずっと走るのが嫌いで運動部に入らなかったくらいだから。

で、走った記憶に残っているのが高校の時のマラソン大会。

 

大学の時にはスキー場で居候するくらいにスキーにはまっていたし、ダンスをしても楽しいと感じていたんだけど、走るのだけは面白いと思えなかった。

走ることは体を鍛えるための苦行と感じていたんですよね。

トレーニングそのものが楽しくないという想いを持っていたのです。

 

自分の体を好きになりたいと思って、体を動かし始めたのが40歳を超えてから。

体そのものを動かすことは好きなんです。根源的な欲求です。

命は動きだと誰かが言っていたし、人間は動物であるのです。

 

特に体の動きでも大事なことは「歩く」ことです。

歩く足と手の交互運動は脳機能にも影響を与えると言われています。

脳のバランスをとることで思考もクリアになるのです。

 

歩くことからさらに一歩進めて「走る」ということをしてみようと思ったのです。

「ワクワクすることを全部やれ」というのが僕の座右の銘のひとつ。

ワクワクすることを片っぱしからやっていったら、なんだか満足しちゃったのです。

なんだかつまらなくなってしまったのです。

きっとこれは、嫌いの中にあるワクワクを発見していないのではないか、という仮説を立てて、毛嫌いしていたことをやってみようと思ったのです。

 

「好きの反対は嫌いではない。無関心だ。」と誰か言っていましたよね。

嫌いというのも自分の感情が動いたものです。

好きというのも自分の感情が動くでしょ。そこには好奇心があるに決まっているのです。

 

というマニアな目線から走ろうと決意しました。

僕が新しいことを始める時に決めていることがあります。

それは、その始めることが好きな人に話を聞くことです。

つまり、走ることが好きな人の話を聞いたり、本を読んだりします。

走ることが好きな人は、走ることの好きな理由をたくさん持っています。

同じように嫌いな人は嫌いな理由をたくさん持っています。

僕はもちろん嫌いな理由をたくさん持っていました。

だから嫌いなんだって(笑)

でもね、好きな人は好きな理由があるし、それを教えてくれるのです。

どれから魅力的なことかってね。

人間って共感力を持っているので、その好きというエネルギーにだんだんと影響を受けていきます。

だんだんと好きに変わっていくことってあるんですよね。

何か商品を買うときも、その商品が好きな人から物を買うようにしています。

どれだけこの商品がいいのかを語っている人の話を聞いていると、自分までも楽しくなってくるから。

何について話しているのかが大事なのではありません。

どんな気持ちで話しているかが大切なのです。

それが相手に伝わるのです。

 

僕はこの本の影響が大きかったです。

金メダリストのQちゃんのコーチの著書です。

ノウハウ本というよりも読み物としても面白いのです。

僕が実践してみようと思った理由は二つ。

  1. ますは歩くところからスタートする
  2. 走る距離ではなく時間で考える

というもの。

走れないのは走る筋力がないからと理由が明確です。

だから歩くところからスタートする。

ただし、早足で歩くこととリラックスして歩くのを交互にすることが大切というのがポイントです。

歩いていると体重が落ちてくるので、より歩くのが楽しくなるという点も大事です。

1キロ走れとか5キロ走れとか書いてありません。

10分とか90分とか時間で書かれていることも良かったです。

これなら体力に関係なく実践できますから。

 

自分の体力に合わせて、楽しいと感じることからスタートなのです。

これが走り始める時に一番大事なことです。

なぜなら楽しいから習慣化できるからです。

続けることが大切です。

 

実際に歩くことから始めてジョギングできるようになってきて、汗をかくことは好きだし、走ることは楽しいかもと思い始めました。

走ることが嫌いだったのは、小学校の時の教え方が自分に合っていなかっただけだったのです。

嫌いだというのは勘違いであり、実は好きだったことがわかりました。

 

好きでやっていたら問題が起きました。

それは・・・

 

続く:体考:走ることが嫌いだった人のための走り方指南(2)

 

 

自分の好きという感情を使って、自分だけの方法を見つけるためのワークショップの受講もオススメです。

■ソース ワークショップ
ワクワクという切り口から自分だけが持つ才能であり個性を見つけていきます。
自分自身がどんな人間なのかを知り、理想の仕事、理想のパートナーシップ、理想のライフスタイルを手にいれるためのワークショップです。
・<発見編>1月31日(土)2月1日(日)
http://www.yoriyoku.com/source/

■個人セッション
頭とハートをつなぐことで本当の自分が見えてきます。
自分を知り、自分の才能を磨き、生まれてきた目的が見えてきます
自分自身との対話をサポートします。親子関係、人間関係の葛藤も解消します。
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm

■ライフチェンジプログラム
人生をスムーズに変えたい局面にいる方を個別にサポートします。
体系的に自分自身を見つめることで在り方が変わり未来が変わります。
自分らしく生きることを選びたい方にオススメです。
http://homepage2.nifty.com/f-style/lifechangeprogram.htm

■セラピスト起業コンサルティング
10年愛されるプロのセラピストになるための個人向けサービスです。
セラピストなど相談業向けで独立起業したい方向けのプログラム。
自分らしく確実に起業したい方にオススメです。
http://homepage2.nifty.com/f-style/enjoystarbusiness.htm

 


“体考:走ることが嫌いだった人のための走り方指南(1)” への1件の返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください