ナチュラルメディカルカレッジで予防医療を伝えているんだけど、イマイチ伝わっていない感があるのでまとめてみることにした。
ナチュラルメディカル(株)CKOの上田正敏です。
CKO(最高知識責任者)という役割をもらうと自分の在り方が肩書きに影響されていくものです。
役割は時として重要になります。
医療の世界で予防が進んでいるのは歯科です。
怪我をしても傷は治るんだけど、歯は虫歯になると元には戻らないことを体感しているからでしょう。
病気の予防には三段階あります。
- 一次予防(生活習慣の改善や予防接種などで、病気を未然に防ぐ)
- 二次予防(定期検査や検診を受け、病気を早期発見・早期治療をする)
- 三次予防(病気を適切に治療し、悪化や再発を防止する)
この中でも医師・歯科医ができること、代替医療者ができること、本人ができることの3つに分けることができます。
一次予防の場合、予防接種は医師にしかできないことです。生活習慣の改善は本人しかできないことです。
歯科の検診は、歯科医や歯科衛生士さんの仕事ですね。特に歯科衛生士は予防医療のスペシャリストの役割としてこれからの時代に大切な職業になっていくことでしょう。
生活習慣を改善するのはとても大変です。習慣を変えるって難しいということは知っておくべきでしょう。
これを改善する手伝いをするのは代替医療の人ができることだと思っています。
特にメンタルを扱う人達はここに活躍の場があるでしょう。
二次予防の場合、定期検診は市町村で行っているものや人間ドッグなどが医療機関を活用することです。本人は受信するという意識がとても重要になります。
自分の健康に対して意識をしてもらうというところに代替医療者の出番があります。
未病の部分を発見してアプローチをすることはとても重要です。
指導を行い生活習慣を改めるようにする必要がある場合もあります。
肩こりや腰痛があって、近所のリラクゼーション系のマッサージに行くことは未病を防ぐことができないこともあります。
痛みやコリは体からのメッセージですので、その声を聞かずに、ただ痛みをとったりすることは危険だという認識がある人はとても少ないです。
気づいたら手遅れになることもあります。
昔は未病をほっておくと、体の病気になる人が多かったのですが、現代社会では心の病気になる場合もあります。
これは自己防衛として心の病気になる場合もあります。
強制的に休む必要がある場合もあるからです。
体はいつも自分の味方であるので体の声を耳を傾けることはとても重要になります。
第三次予防の場合は、ほとんどは医師や歯科医の出番です。再発防止のためには、本人のみならず代替医療者の出番もあります。
病気になった原因を改善することなしには、再発の可能性が低くすることはできません。
大きな病気は生き方を変えるキッカケになっている場合もあります。
うちにくるクライアントさんでは、大病をしたからこそ、生き方を変えようと通ってくる方も多いです。
また、病気を超えて、人生の質を高めるQOLを意識する人も来られます。
病気はがまんの結果起きていることもあるので、その場合QOLを高めることはとても重要になります。
もちろん一時予防、二次予防の段階でQOLに気づき、生き方のパフォーマンスを上げたいという人も多いです。
代替医療者として大切なことは、クライアントさんに医療機関に行くべきなのか、自分で改善していくべきなのか判断する力が必要です。
その上で代替医療をするのかしないのか判断していくことも重要です。
そして、やると決めたらベストを尽くすということが重要です。
知識も技術も経験も総動員して、クライアントさんと向きあう。
共に協力して、クライアントさんのオーダーに向かってサポートするのが大切ですね。
人生で一番大切なことは健康です。
自分の体がとても重要です。
そして、どんな体であろうが、今を受け入れて、未来に向かって歩んでいくのです。
そして、健康よりももっと大切なのは、自分の中にあるワクワクする心です。
これを最大限に活用することが最大の予防医療だと僕は思っています。
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