高校生にワークショップを提供する理由

昨日も高校にワークショップに行った。都立高校も学校により個性がある。もちろん、学年やクラスによる個性もあるが、学校には校風というものがあるものだと感じる。

僕が高校生にワークショップをする理由は、今の高校生のことを知りたいからだ。10代の感情が時代を読んでいる人たちだと思っているから。なので、彼らから学ぶことは多いのだ。人間というものはほとんど進化しないけれど、時代は変わっていくので、「今時の若い子たちは…」という老人たちの言葉は違う気がする。今時の子達は、僕らとなんら変わりはないのだ。

もうひとつの理由があって、それは、子供達に「自分の好きを大事にする」「自分に合った学び方がある」「様々な大人と出会うこと」を伝えたいからだ。

自分の好きを大事にする

好きというのは、興味、好奇心、ワクワクなどと言い換えることもできる。好きとは恋に落ちることと同じで理屈ではない。恋に落ちたからこそ、恋に落ちた理由を考えるものだ。好きは本能に近い感情なのだ。自分の好きという欲求を大切にすることは、自分自身を確立していくことにつながる。自分の好きを尊重することができれば、相手の好きも尊重することができ、自分も相手も社会もよりよい影響を与えられるようになる人可能性を秘めている。

自分にあった学び方がある

僕自身、学校教育に疑問を持ったのは、大人になってから学んだ仕事に使っているセラピーの技術の学び方がワークショップ方式だったからだ。それぞれの気づきを分かち合い、その場でしか起きない学びが起きることに衝撃を受けたからだ。今までの知識を詰め込むだけの教育は楽しくなかったのだ。僕自身は、今の教育にもそれなりに上手くやってこれたので問題にはならなかったんだけれど、学ぶことは楽しく、自分を発見したり、世界を発見したりする喜びは伝えたい。誰かに教えてもらうのではなく、自分から学ぶ方法を知っていることが大事だと思っている。学校教育は学ぶことが楽しいことを伝えることだけしていれば良いと思っている。現状は勉強嫌いな大人が大半なのだ。

様々な大人と出会う

子供の世界は狭い。同世代の友人はいるが他の世代との交流は少ない。特に大人との接点は、親や教師以外にはほとんどない。社会にでるとか働くとかの参考になる人がとても少ないのだ。十人十色で様々な大人がいる。人の数だけ生き方はある。100%同じ人はいないが、目指している方向性が似ている人はいるのだ。そんな人に出会えたら幸運なのである。そんな人に出会うためには好奇心を持って人と会っていくこと。そして手を差し伸べてくれる人に気づくことが大切なのである。もちろん良い人、悪い人もどちらもいるので、見極める目を養うのも多くの人と出会うからできるようになるのだ。

まとめ

今回の生徒さんたちは積極的にワークに参加してくれた。興味がなさそうな子も周りと話をしている子も何気に話を聞いているのだ。そして興味があることはやりないことはやらない。それもありだ。学び方も人それぞだし、学ぶタイミングもある。何か伝わったらいいな。

今回ワークショップを提供するために組んだメンバーが良かったので、改めて、なぜ高校生にワークショップをするのかを考えてみました。その人が持つ人生経験の話を聞くのは大好きなことだと改めて思った。そして、誰からも学ぶことができるんだなと。ありがとうございました。

■フリースタイル・コンテンツ紹介

■個人セッション
潜在意識を探り、過去を癒し、今の行動を変え、理想の未来を手にいれます
https://www.yoriyoku.com/

■ソースワークショップ
自分が持つ「好き」を見つけて、それを仕事、伴侶、趣味に応用し、自分らしくなるためのワークショップ。
https://www.asobilife.com

■ハンモックフルネス
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