思い込みは外したほうが幸せになる

two black padlocks on grey metal wire fence
  • こうであるはずだ
  • こうあるべきだ

人は思い込みという自分が信じていることがあります。それは事実かどうかはわかりません。なぜなら自分の頭の中でそうだと信じているから。その人にとっての真実ではあるのでしょう。思考というものは自由にできる利点もあれば、自分が思い込んでいるだけという欠点もあります。

「こうあるはずだ」という例をあげると、「他人は不親切であるはずだ」「世界は不幸であるはずだ」「世の中は金がすべてであるはずだ」「パートナーは自分の想いを叶えてくれるはずだ」とか、自分の価値観や思考を表しています。

「こうあるべきだ」という例をあげると、「社会は正しくあるべきだ」「世界は平和であるべきだ」「あなたはわたしを愛するべきだ」「社会ルールを破ったものは罰せられるべきだ」「親の言うことは聞くべきだ」というこれも価値観や思考だったりするのです。

自分だけがそう思っていることだけなのかもしれません。また、価値観が違うことで争いや対立が起きることさえもあります。

思い込みが激しいと周りを拒絶しはじめます。自分が正しい、相手が間違っているという思考が強化されると、周りが敵だらけになります。自分が敵だと思っていれば、相手も自分を敵だと思ってしまうのは心理学的に言えば投影の法則ですね。

「私は誰からも嫌われている」と思っている人は、「私はみんな嫌い」だと深層心理では思っているということです。

思い込みを外すことができれば、自由に発想ができるようになったり、周りの人たちと対話をすることで新しい価値観が生まれたり、問題が問題ではなくなるということも起こります。

心理セラピストの視点から言えば、思い込みを外せば外すほど、思考が柔軟になり、感情が安定して、新しい選択がしやすくなります。行動や振る舞いが変わるので、人生が変わったりするんですよ。「私もOK、あなたもOK」と自分も周りも受け入れることができるようになるのです。

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思春期を終わらせるということ

child with woman holding map

心理学的に言えば、思春期とは自立の時期です。

お父さんやお母さんを頼りきっていた依存の時期から、自分の足で立つ自立の時期に来る時が思春期です。この時に起きることは、親に反抗したくなるということ。大人に対してと言ってもいいかもしれません。親の言うことを聞かなくなったり、親を嫌いになったりします。

これは生物学的にもそうなんです。親が子供の元を去ったり、噛みついたりして親と子が離れていきます。

この自立の時期の先もあるのです。お互いが頼り合う相互依存の時期です。これは人間が社会性を持つ動物だから起きることです。お互いが助け合うと言ってもいいかもしれません。社会はお互いの強みを生かし合い、弱みを補うことで出来ています。すべてできる人はいないのです。これが群れの良さとも言えますね。

で、今日のテーマは思春期を終わらせるということ。

ついつい、思春期の延長で親と仲が悪いままになっていたりとか、親の世話にはならんと意地をはっていたりとか、いつまでも反抗するのがカッコいいと思っているとかやってしまうのです。

どっかで罪悪感や無価値観、恐れを感じているかもしれません。一番大きな感情は、恥ずかしさであることが多いです。照れが一番の障壁かもしれません。

疎遠になっている親に会ったり、甘えてみたり、感謝を伝えてみるのもいいかもしれません。

遠慮なんか捨てて、親の愛を受け取ることが大切なのかもしれません。

それが長年の拗らせてしまった思春期を終わらせることになるかもしれませんよ!

ちょっと難しいなと思う人はセッションオススメです。癒しが必要な時期なのかもしれません。

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自発的に学ぶということ

教育についてずっと考えてきましたが、最終的には、本人が自発的に学ぼうとしなければ何も起こりません。

自発的に学ぼうという環境を整えられるかというのも大切なのかもしれないが、大人が用意した環境というものはいかがなものだろうかと思ったりします。

「人生は変わる」ということをコンセプトにした個人相談を受けています。その時に最初に受け入れなければならない考え方は「現状を作っているのは自分自身」というものです。もちろん時代や環境などの外的な要因はあるでしょう。心理学的に言えば、誰かのせい、何かのせいにしていれば自分は変わる必要がないと思っているということがあるのです。

この「現状を作っているのが自分自身」と考えることができれば、作っているのが自分自身なのだから、自分自身で変えることができるということになります。

僕自身も初めて心理セラピーを学んだ時に「現実を創っているのは自分自身」という考え方を知った時に驚いたことを覚えています。だって現実を創っているのは運とか縁とか自分とは無関係なものだと思っていたからです。受け身な考え方をしていたのです。

学びの現場で色々と悩むのはこの自発的であることという原理原則が僕の中にあるからなんですよね。他人が自発的にすることはできないですから、どうやって自発的になってもらえるのかという問いそのものが禅問答のような形になってしまうんですよね。

待つこと。

自発的に生きることってライフワークにして良いくらい長い目で見る必要があることですから、根気よく待つことは大事なことなのかもしれません。

他人に説明する時には小学校5年生に伝わるような言葉で伝えなさいと教わったことがあるのですが、多くの人が高等教育まで受けていて小学校5年生までの知識と理解しかないということでしょう。確かに義務教育でわからないことが僕にはあります。特に国語が致命的です。

海外ではじめて学校ができた時に喜んで楽しそうに学んでいる子達がいますが、本当に全員が教育を受けたいと思っていないかもしれないと思うようになりました。テレビや本では、学ぶ気がある人にしかインタビューをしていないからかもしれないし、子供は大人に気を使って答えているからかもしれません。

そんなことを考えていると、ヒントしか与えられないのかもしれないなと思ったりします。自分が信じているチャンスを与えることしかできないのかもしれません。それでいいのかもと思ったりしています。

自分が何でもできるという幻想を持っていたのかもしれないし、さらに考え方が進化して適切な方法が見つかるのかもしれません。

好奇心のスイッチを自在に押せることができるようになればなと思ったり。

学生がソースワークショップを受けてくれたら、スイッチが見つけやすくなるんだよな。そんなことができる環境が欲しいなという野望を持っておきましょう。

もちろん大人もこのワークショップを受けてくれたら、やる気スイッチを探すサポートができます。自分の欲求の根源を見つけることが一番大事なんだよなと思っています。

僕自身が進化する時が来ているのかもしれませんね。なんかそんな気がしてきました。

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あなたは何を隠していますか?

man wears black suit with red necktie

隠し事をしていると不幸になるという記事を書きました。

その時には、罪悪感が問題と書きました。問題は感情なんです。

隠し事が全くない人はいません。それが人間というものです。人に言えずに墓場まで持っていきたいことってある人がいるでしょう。無理に秘密を暴露する必要はないんです。必要なのはネガティブな感情を手放すということです。

人は何を隠すのでしょう?
もしかしたら、それを隠さないことで魅力的な人になる可能性があります。そんな話を今回します。

隠したいことリストの第一は「コンプレックス」です。人よりも劣っていると感じていることを隠したいものです。

よく言われる見た目の悪口でもある「チビ、デブ、ハゲ、ブス」もコンプレックスであること多いでしょう。隠せば隠すほど目立ったりすることがあるんです。

内面的なこともあるんです。「バカ、エロ、グロ」も部分も隠したいと思っていることがあります。劣等感を感じているかもしれません。

チビ、デブ、ハゲ、ブス、バカ、エロ、グロでもコンプレックスではない人もいるのです。そのことを受けている人はコンプレックではありません。

小さな子に「バカ!」と言われても、「はいはい、バカですよ。」と流せることあるでしょう。気にしていない場合は傷つかないのです。心にチクッとした痛みはおきません。

この大好きな人だけには自分の本性がバレて嫌われたくないと思っている時に、友達は「本当はこいつエロいんだぜ!」とバラされたら「違うよ!」怒っちゃいますよね。隠していればね。

「そうなんだよ。俺エロいんだよ。」と認めていれば大丈夫なんです。「だって、そう生まれちゃったから」という良い意味で開き直りも重要なんですよね。

えっ?僕のコンプレックスは何かって?

僕にとってのコンプレックスはバカとかアホなことです。

最近まで、自分がバカだということをバレたくないと思っていました。いや自分さえもだまして賢い人を演じていたのです。「ちゃんとしなきゃいけない」って頑張っていたのです。隠すって自分らしくないことをやったりしちゃうんです。

多くの人の前で「俺、実はバカなんだよね」と言ったらね、受けたんです。きっとバレていたのです(笑)

なんと肩の荷が降りたと感じたんですよね。隠し事がないってなんて楽なんだとね。

男子たるものカッコつけねばならない。

という信じ込みに縛れていたんですね。それを手放したら楽になりました。

コンプレックスを受け入れて表現すると良いこともあるのです。

それは、人気者になるということなんですね。愛される人になるのです。完全無欠の人は緊張しちゃうんですが、ちょっと欠点があるほうが肩の力が抜けて楽になるんですよね。欠点を受け入れている姿って誰かの癒しになることがあるのです。

コンプレックスを受け入れて表現できることはあるでしょうか?

もしかしたら必要なことかもしれませんよ!

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隠し事が多い人は不幸になっていく

photo of woman behind door

ちょっとわからない人って魅力的に見えるのではないか?

ミステリアスな人ってなんかステキだよね。
ってそんな誤解があるのです。

人は知り合ったばかりの頃は、わからないことだらけです。それが当たり前。自分が持ってないものを持っている人に魅力を感じ、同じものを持っている人に共感を覚えます。それが好奇心となって惹かれ合うというパターンはもちろんあるのです。

これはほんの初期段階だけにすぎません。

隠し事が多い人、オープンな人、あなたはどちらを信用しますか?

これ他人の秘密を言うことではありません。自分ごとについて隠している人とオープンにしている人どちらが信頼できるかということです。

多くの人はオープンな人を信頼します。

隠し事があるということは嘘をついているようにも見えるから。怪しい人に見えてくるんですよね。体の使いたもコソコソして余計に怪しく見えてきます。緊張感が伝わってもくるのです。隠し事が多い人は一緒にいても気持ちが良くないし信頼されないのです。

オープンな人ってリラックスしているのです。隠し事がないって楽なことなんです。体もゆるんでいます。なので一緒にいて緊張感がないのでリラックスできます。そんな人に人は好意を持ちますし、信頼をしていきます。

隠し事が多い人って心理学的には罪悪感を持っていることが多いです。自分が悪いんじゃないか、自分を罰せなくてはならないんじゃないか、自分なんて受け入れてもらえないんじゃないかと思ったりしています。そしてその奥には何か対する怒りが隠れていたりもします。

セッションをしていて、物事がうまくいかない人のパターンとして隠し事をしているということがあります。自覚して隠している場合もあるし、無意識に隠している場合もあります。こんなことを言ったら受け入れてもらえないんじゃないというのは自覚しているパターンです。

こんな場合、罪悪感を癒す必要があります。心理セラピーの領域です。

罪悪感を癒してオープンになった方は、こんな楽な世界があるなんて夢にも思わなかったと言われることがとても多いです。隠し事をしていると辛いんですよね。

感情を癒すって心理セラピーで大切にしていることのひとつなんですよね。

隠し事が多いと思っているあなた。癒したら世界が変わって見えるかもしれませんよ!

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研修会に行く

brown wooden axe besides brown leather knife holster

東京都キャンプ協会の指導者研修会に参加してきました。テーマは冒険教育と災害時教育プログラムです。

場所は川崎市立黒川青少年野外活動センターで、バーベキューの聖地と呼ばれているところだそうです。アウトドアは聖地が増えましたね。隣ではバーベキューの資格試験がされていて皆さん真剣に肉と向き合っていました。

その隣で、僕たちは指導者研修を受けていたのでした。

午前中は冒険教育で、僕が以前に受けたOBSのJALTとはまた違った冒険教育です。PAと呼ばれているもので研修に特化された形の冒険教育でした。アクティビティと呼ばれるゲームをチームでクリアしていくというもの。目標設定も自分たちで行い、それにチャレンジすることが冒険という意味なんですね。ゲームが終わった後に振り返りを行い何が良かったのかを話し合いチームビルディングのスキルを体験的に学んでいくものでした。

こういうゲームを通じて人が知り合っていく体験型の教育は学びのために重要だと思っています。特に今は座学の学びが主流ですから。体育会系のみならず芸術系でもキャリア系でも重要な位置付けになっています。ゲームってルールがあるので世の中の仕組みと同じなんです。ルールの中でいかに人それぞれの個性を引き出してチームとして結果をだせるのかという体験が、言葉で自己紹介するよりもお互いを知ることができます。

ワークショップデザイナー育成プログラムでは「やってみる」という学びが一番大きかったのだけれど、今回は話しをする話を聞く重要性を感じました。体験としてやってみる、自分が気づいたことを話す、相手の言葉を聞く、そしてまた、やってみるということの繰り返しの中で、コミュニケーションが大事だなと感じました。体力も経験も人それぞれ違うので意見って多様性があり面白いのです。意見に対してやってみるって、その人に対して一番の尊重だと思うんですよね。自分の意見が採用されると自己肯定感も上がりますよね。

午後は災害時教育プログラム。僕は謎に思っていたことがあるのです。災害系のプログラムはアウトドアのイメージがあるからか、なぜか焚き火をおこして調理をするプログラムなのです。実際に都内で薪は手に入らない。災害が起きた時には壊れた家から木材を拝借して炊き出しをするのかと思っていました。また、住宅地で慣れない焚き火をおこせば、強風や火の不始末で火事になり大惨事になりかねません。

東京都キャンプ協会さんはそのところをよくわかっていて、都市部で使えるようなキャンプの知識を伝えてくれるプログラムだったのがとても学びになりました。実際にプログラムを作る時には地域性を考慮されるそうです。

実際には、ガスコンロ、水、食料を備蓄しておくことが都市災害では重要になります。

今まで72時間生き残れればいいかと思っていたのですが、約1週間の備蓄があるのが良いという話を聞き知識をバージョンアップしました。登山経験からのキャンプスキルはあるので、サバイバルの基本であるシェルター・ファイアー・ウォーター・フードの4つをバランスよく使いこなせるようにしておきたいですね。訓練をしておかないと本番ではできませんから。非常食も普段から食べてみて食べれるもの美味しいものを用意しておくことが重要です。5%くらいはアルファ化米が苦手で食べられない人もいますから。事前に食べておかないとわからないものです。

自分をブラッシュアップするよき時間でした。ありがとうございました。

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脱コントロール

woman showing paper with prohibition sign

心理セラピーの世界で、コントロールは手放そうという考え方があります。

  • 自分が自分をコントロールしている
  • 自分が誰かからコントロールされている
  • 自分が誰かをコントロールしている

この3つです。

車に例えるならコントロールはブレーキになるのですが、必要なことではあるのです。ただ、必要以上にコントロールすることは自分自身を縛って身動きがとれない状態になってしまうことがあるのです。

これ、他人からコントロールされている状態はきついです。心身に影響がでることも多くあります。親からのコントロール、先生からのコントロール、上司からのコントロール、社長からのコントロール、神からのコントロールもあるかもしれません。つまり、自分にとっての権威者からのコントロールが問題になります。

人と人が関係性を持つと、コントロールする側とされる側にわかれます。もちろん無意識のレベルです。この問題は上下関係ができてしまうということです。対等な関係性を作ることはできません。究極の人間関係のテーマとは、誰とでも対等な関係性が作れるかということになるでしょう。

むかしむかしあるところにコントロールされてがんじがらめで逃げられないおじいさんがいました。おじいさんの住む村の村長さんはカリスマ村長さんとして有名でした。村長さんは誰もが素晴らしいというような崇高な理念を持っていました。おじいさんは、なんか違うなと思いながらも村長さんの言うがままに従っていたら、身体が壊れ、いつしか心を壊したりしてしまいました。一部の取り巻きをのぞき、多くの村民が村から逃げ出していたので、心身を壊していたのはおじいさんだけではありませんでした。カリスマ村長さんは、村民をコントロールしていたのです。自分の意のままに村民を動かそうとしていたのでした。

この寓話の村を家庭だったり学校だったり会社に置き換えて考えるとわかりやすいかもしれません。

アドバイスをひとつだけしてもいいと言われたら迷わず僕は「逃げろ」と言います。もちろん様々な解決方法はありますが、まずは自分自身の健康のために逃げる選択を持つことが重要だと思っています。家庭や学校は難しい場合がありますが、逃げる選択肢はありとしておくことが大事だと思っています。

なぜ逃げて良いのかと言えば、自分の居場所は他にあるからです。自分にぴったりな場所はあるはずなんです。もしもなければ自分で作ればいいのです。不思議と相性というものがあるので、合う人、合わない人がいるのが当たり前。みんなと仲良くという教育にはちょっと無理があるのではないかと思うのです。

コントロールされて嬉しいと思う人はいません。人は選択の自由を望んでいるからです。この人と窮屈だなと感じる場合、それはコントロールされているのかもしれません。

コントロールされて幸せになる人はとても少ないのです。自発的に行動することでしか幸せは感じられないからです。自ら選んで動くって重要なことなんですよね。

脱コントロール。これは大事な考え方です。

誰かにコントロールされていませんか?
誰かをコントロールしていませんか?
我慢していませんか?

対等な関係性が当たり前の社会にしているのが僕の夢のひとつです。

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あの人が怒っているから止めなさい

man wearing white dress shirt with black necktie

たまに炎上する話題として、電車の中で騒いでいる子供にお母さんが

「あのおじさんに怒られるから静かにしなさい」

というものがあります。

あのおじさん扱いされた人は不快に思います。また、誰かが怒るから止めろという理屈は誤解をうみます。誰かに怒られなければ何でもやって良い、誰かに怒られるかもしれないからやらない、自分が我慢をしているんだから誰かを攻撃しても良い等、違う学習経験をするかもしれないのです。

僕はこの経験をしました。

いや、あのおじさん扱いではなく、この言葉を言われたのです。大人になって、誰かに怒られるから止めろということを言われるとは夢にも思ってもいませんでした。

最初「この人は何を言っているんだろう?」と理解できませんでした。いや、大人と大人の会話ででてくることなんてないからです。

でもね、すぐにわかったんです。

これを言った人、このおじさんのことを恐れているのです。すごいご機嫌取りをしているなとは思っていたんだけど、ただのご機嫌取りにすぎなかったんです。この怒るおじさんとの利害関係があり、おじさんに気に入られるように動いているだけだったのです。

でね、この叱り方はよくないです。

僕はこのおじさんにご機嫌取りをしたいわけではないからもあるんですが、これは置いておいて、何を言っているのかわからないからです。

「誰かに怒られるからやめる」って理由にならないですから。何をやれば、喜ぶ人もいれば、怒る人もいるでしょう。賛否両論どちらもあります。

「誰かに怒られるからやめなさい」を行動基準にすると何もできなくなる思い込みができるかもしれません。

誰かに怒られるのではないかと思って、行動できなくなっていませんか?

もしかしたら、それは幻想かもしれません。

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それって誰の欲求?

やりたい!やった!あれ?

という経験ありませんか?

やりたことをやったら、幸せとか嬉しいとか感じるものです。ところが、何も感じなかったり、逆に不幸を感じたりすることもあります。

なぜでしょうか?

それは癒着の問題です。誰かに癒着しているか、誰かから癒着されているのです。つまり、自分の欲求ではなかったということです。

  • 親の期待に応える。
  • 子の期待に応える
  • パートナーの期待に応える
  • 社会の期待に応える

ということなんです。

よく聞くのは受験だったりします。親が私立の学校に行かせたくて子供に受験をさせるみたいなことです。しかも遊びたいのに、親の期待に背くのが怖くて、期待に応えられないことに罪悪感を感じたり、自分の欲求よりも親の欲求に応えようとしてしまうのです。

「勉強しなさい!」と怒る親も同じです。誰が困るかを考えたら良いのです。そう、子供ですよね。これは親の問題ではなく子供の問題です。なぜ怒るのかを考えてみるといいかもしれません。

人は誰かの役に立ちたいという本能があります。それの不健全な使い方ですね。誰かの欲求を自分の欲求と勘違いすることは。

自分の欲求を他人の欲求にも拡大されて応援されるのは健全な使い方です。この場合、欲求が叶えば自分も嬉しいし周りの人たちも嬉しいということが起きるのです。

義務教育は中学校までです。でも高校に進学する人は多いし、大学や専門学校に行く人も多いでしょう。その中で、本当に心から学びたくて通う人はどれくらいいるのでしょうか?

いや、僕も自身ありません。本当に学びたかったのか疑問もあったりします。だって、あれだけ寝てたり、サボりたかったりしてたのですもの。

大人になってから学んだことは自分の意思であることが多いという自負はあります。自分でお金を払って学ぶって大事なことなのかもしれません。また、自分から頭をさげてお金を出してもらうことも重要なことなのかもしれません。

いわゆる「良い子」と呼ばれる人たちは、他人の期待を生きている場合が多いです。優等生を演じている場合が多いです。それと同じくらい悪い子も他人の期待を生きています。他人の期待を生きていることの不満を表現しているだけだったりするんですよね。

僕はもったいないと思うのです。

誰かの期待を背負って嫌な思いをする時間とお金を、本当に心からやってみたいことに使ってみたらどうなのかと思うんですよね。もし、そんな社会になったらどうなるのだろうと想像するとワクワクしてくるのです。

もちろん、失敗もすることもあるでしょう。その失敗を受け入れる自分であり社会であって欲しいと思っています。はじめてのことは誰もが失敗の連続だからです。誰もが転ばずに立ち上がることはできなかったでしょう。そんなものです。

だからチェックして欲しいのです。

「それは自分自身の欲求なのか?」

という問いです。もし、あなたが幸せを感じていないなら、親の期待、子の期待、パートナーの期待、社会の期待ではないかと疑ってみて下さい。

期待して良いのは自分自身にだけです。もし、イライラしているなら誰かに期待しているサインかもしれませんよ!

それって誰の欲求? と問うのは時々やりたいことですね。

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悪気がないのが一番ヤバい

「あの人、悪気なくて何も考えていないだけですよ」

という話しを聞くことがあります。「これはあの人は悪くなくて、根は良い人なんです。だから嫌わないであげて下さい。」という意味で言われることが多いのです。

そうかもしれません。

僕ら心の世界を扱う人からすると、一番ヤバい人が悪気がない人です。

悪気があってやっている人は確信犯です。加害者になることを自分で選んでやっています。自覚があってやることはまだマシなんです。止めることができるから。

根が良い人かどうかって、社会においてはあまり意味がないことです。実際の言動が重要です。性格が良かろうが悪かろうが周りの人たちとうまく付き合うことはできるのです。根が悪くても良い人を演じることができます。ただ、演じているうちに良い人になることも多いです。

無意識でやっていることに注意を向けることが必要です。

無意識でやっていることって、以前は意識的にやっていることなんです。意識的なことを繰り返していくうちに無意識でできるようになる。原因はあるのです。無意識でやっていることは原因を忘れているし、今現在、被害にあっている人には関係ないことなのです。

特に今の時代、パワハラ、セクハラを自覚する必要がありますね。

昭和世代に人たちは特に意識を時代に合わせていくことも重要ではないかと思います。

悪気がない人ってタチが悪いという話でした。

えっ?そんな人に出会ってしまったらどうするかって?
そりゃ逃げるが勝ちです。

投影の法則を考えれば、自分を見つめたり、癒やしたりするのも大事ことです。

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