こまばアゴラ劇場サヨナラ公演「S高原から」を観劇してきた

2009年ワークショップデザイナー育成プログラムで演劇と出会い、ご学友と講師に青年団の人がいた関係で、アゴラ劇場はよく行っていました。演劇だったり教育だったり文化だったり様々なことを教えてくれた場がアゴラ劇場でした。感謝しかありません。

色々とあったらしく閉館になるとのことで観劇をしてきました。懐かしさがいっぱいでしたね。観劇後も友人らと語り合い有意義な時間を過ごしました。

好きなモノ・コト・ヒトはいつまでもあると思うな

次のチャンスで良いかと思ってしまうことってありませんか?そうしたら次のチャンスは来ないということがあるんです。僕はどちらかと言えば滑り込みセーフで体験ができたほうです。来年にしようかなとか思わないタイプなんです。今しかないんです。

好きなモノ・コト・ヒトがなくなっちゃうことがあるのです。そうすれば終わりなんですよ。もう2度と体験はできない。永遠に続くものはないのです。

相手側の問題だけでなく自分の問題もあります。健康だったり、興味だったり、環境だったり、自分自身も変わっていきます。それで体験できなくなることもあるのです。誰もが何もが寿命があるのです。

今この瞬間は奇跡でしかないかもしれないんですよね。

なので、今やりたいことは今やれということなんですよね。

身体性は時代により変わり続けるかも

観劇後「俳優の体から発するものが違うんだねぇ」という話を聞きました。さすがは青年団の人たちは上手いなぁと思っていたのだけれど、話を聞いているうちに納得したのです。

今の子たちの死生観は、昭和世代の僕たちと違うのかもしれないということ。

俳優さんたちが演じている死が軽い感じだったんですよね。あとは富裕層向けのサナトリウムが舞台だったと後で知ったのですが富裕層には見えなかったなというのがあったのです。この舞台は以前に見た時と全く別物だったんです。

作・演出は平田オリザさんで変わっていない。ならば俳優さんたちが違うのです。劇場と地域のコミュニティの冒険を観劇した時にも思ったのですが、時代が変わると身体が変わり思考や価値観までもが変わってしまうということなんです。それが演技だったり動きにでてくるのです。例えば、昭和時代のヤンキーのうんこ座りができていなくてシャバ増にしか見えないとかね。青年団の方々は演技がうますぎて気づかなかったんですが、確かに説得力はかけていたのかなと思ったのです。身体が発する情報って実は密度が濃いのかもしれないというのが最近の興味なんですよね。

ということはですね、時代劇も全く再現できていない可能性があるなと思ったのです。誰も知らない世界なんですが、古の動きは現代では再現できないということなんです。あくまで想像の世界でしかないし再現できる肉体も持ち合わせていないということですね。

やっぱり身体は面白いな。探求のしがいがある。

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