ストレスと感情とメンタルと

緊急時に使えるストレス・メネージメントについて10回にわたり連載をして終了しました。

終了したけれど、伝えたことは尽きませんね(笑)

未来が予測できない時。
大切なのはメンタルなんです。

心理セラピスト上田正敏です。

ストレスが感情を刺激し、それがメンタルにも影響を与えます。

ストレスがあると、ネガティブに感情が振れることが多いです。

敵意・恐怖・罪悪感・反感・怒り・怨み・・・

誰かに、何かにネガティブな感情をぶつけている人は、大きなストレスを感じているということです。

正義の名を借りて、自分は正しいと思っている時もネガティブな感情にやられています。

逆に、ストレスがある時に、ポジティブな感情に振れている人もいます。

周りにネガティブな人ばかりだから、自分だけはポジティブでいなくては、空元気を出している人です。

本人はそれに気付いていない場合もある。
いわゆる迷惑なポジティブな人もいるのです。

喜び・自信・対等・受容・意欲・興味・・・

ネガティブな感情を無視して、ポジティブな感情しか感じない状態もストレスにやられています。

もしかしたら、ポジティブに振れすぎている人ほど、ストレスの強度は高いです。

では、どんな状態が理想なのか?

感情的にはニュートラルな状態です。

ポジティブもネガティブもどちらも感じられる状態です。

感情は止まっている時に問題が起きます。

ネガティブで固まっている人、ポジティブに固まっている人。
どちらも問題なんです。

感情って風のようなものです。ただ吹いている。
コントロールすることはできません。
ネガティブな方向を向いたり、ポジティブな方向に向いたり、瞬間瞬間に変わるものです。

今この瞬間の感情は5秒くらい感じたら変わるくらいに、風向きは変わります。

でも、みなさんの認識では、一度怒ったらしばらく怒ってますよね。
マジで怒った時には何日も・・・

これ、その瞬間の怒りだけではないから。
過去の記憶のスイッチを押して連鎖爆発を起こしているようなものです。
過去に感じてきた解決していない怒りが吹き出してきます。

心理セラピストとして見てきたことは、ストレスを解放して過去の自分と向き合うことをすれば、連鎖爆発は起きません。
過去の許せなかったりする経験を忘れてしまいます。
怒りの経験ではなく、違った経験に変容します。

泣いたり、笑ったり、怒ったり、コロコロと赤ちゃんとか変わるでしょ。

過去の経験がないからです。
今その瞬間しか感じていないから。
これが本来目指す姿です。

大人になるということは、たくさんの経験をすることです。
過去に感じてきた感情をと向き合い手放すこと。
これがストレス・マネージメントの根幹になります。

無邪気な大人や自由な大人は、子供のがそのまま大きくなったのではなく、大人になってから自分を見つめて過去を手放してきた人です。

感情的にニューラルな立ち位置になるために、ストレス・マネージメントは重要です。

それが成熟した大人であるということです。

成熟した感情のトレーニングはzoomでも提供しています。

ストレス・マネージメント技法の紹介シリーズ

第1回 深呼吸
第2回 感情ストレス解放テクニック
第3回 バランス調整テクニック
第4回 水を飲む
第5回 ブレイン・バランス・テクニック
第6回 セルフケアとは?
第7回 話を聞くこと
第8回 感情とつながるアイコンタクト
第9回 人に与える
第10回 ダメになっていいんです
エピローグ

<現在提供中のサービス>

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カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
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