構造機能という考え方

構造が機能を決めている。

そんな考え方がある。

例えば、道具。

トンカチは釘を打つに適した形、ハサミは紙を切るに適した形、ドライバーはネジを回すのに適した形をしている。

例えば、動物。

ライオンは獲物を捕らえるのに適した形、魚は泳ぐのに適した形、鳥は飛ぶのに適した形をしている。

動物でも、馬。

サラブレットのように速く走る馬もいれば、農耕馬のように重い物を運ぶことができる馬がいる。

住まいもそうだ。どんな暮らし方をしたいかで住む家が変わる。

風水なんかも家を自分たちに適した形にするための方法論だ。

 

人間も同じ。

顔にも自分の人生を生きるために最適な形をしている。

体もそうだ。

これらは生まれつきの形と今までの生活習慣で身につけた形のブレンドだ。

環境も生まれた時は選べないかもしれないが、大人になれば自分に相応しい環境に住むことができる。

 

今回、引っ越して暮らし方が変わった。

暮らし方が変わると心も変わる。

周りの構造が持つ機能により、心の形が変わり行動が変わる。

不思議なものだ。

 

一番の変化は、住みやすい家を作ろうというメンタリティ。

自分たちに相応しい家具や配置を考え続けている。

既存になければ自分で作る。

掃除や片付けもやるようになった。

 

そう、自分で道具を作るようになった。

棚を作ったり、表札を作ったり、めだか用のスプーンを作ったり。

今までは既製品が良いものだと思っていた。

みんなと同じ、誰が使っても同じ。

それが良いものだと信じていた。

 

自分で作るとそれは世界にひとつだけのもの。

自分にぴったりな形に作ることが可能。

自分に合わせたオーダーメードで作ることができる。

しかも、自分で修理も改造もできる。

最適な機能にするために、満足できる構造を創りだすことができるのだ。

 

オリジナル。

 

ここ数年のテーマはオリジナルを創るということ。

でもね、なぜかできなかった。

自分で形を作るようになって気づいたのは、自分が作るものに価値がないと信じ込んでいたということ。

手を使ってものを作る。

頭を使って設計図を書いたりする。

作りながら感じて修正をする。

その作業がとても楽しい。

 

調べて自分の頭で考えてやってみる。

うまくいかない。

試行錯誤しながらやってみる。

どれだけ用意周到に準備をしても、いざやってみると全然違うものなのだ。

時には自分の実力に打ちのめされて呆然とする。

それでも自分のベストを尽くして完成させる。

 

ゆっくりだけど、自分の中の成長を感じる。

オリジナルの夢はもうすぐそこにある。

歩みを止めない。

ただ歩いて行くだけ。

そんなことを感じた夏の昼下がり。

 

■ソース ワークショップ
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