専門学校で非構成対話型授業

今回は、都内の専門学校のゲスト講師としてワークショップする。

場所は茶室。アルコールストーブにマッチで点火。火を囲むのは太古の昔から対話をするために必要不可欠な舞台装置。お湯が沸くまでにコーヒーを挽く。この香りがまたたまらない。お湯が湧いたらAEROPRESS GOでコーヒーを淹れる。誰もが美味しいコーヒーをいれることができるマニアックな道具だ。

月曜の午前中から疲れた顔の学生たち。文化祭の準備がいそがしいという。「そうなんだね」と話を聞きながら、あんサンドをほおばりコーヒーを飲みながら対話が始まる。

好きな推しは誰?
えーそんなこと話していいの!

好きな勉強は何?勉強は嫌いなの?
ピンポイントでいいんだよ。話をすることが好き。数学が好き。

実行委員がいそがしい?もしかして、人に頼むの苦手?
そうなんだ。きっとね、周りの人たちに迷惑かけるの悪いと思っている?
なるほどね。誰かにね「助けて」って頼むことが課題かもね。

人は好きなことを聞いてくれるなら話したいもの。聞いている側も言っていることがわからなくても、話している雰囲気などのエネルギーを味わいながら聞いているとワクワクしていくる。感情は伝染するからだ。

文化祭の準備がいそがしいらしく、月曜日の朝から疲れ切った生徒さんたち。好きなことを表現しだすと顔がどんどんと明るくなっていく。

話の流れから生徒さんたちが知っておいた方が役立つだろうなという話をしたり、疑問を投げかけたりする。知識として知っておくこと、自分の中の答えを見つけること、何が適切なのか即興的に授業を組み立てる。

こういうの好きなんです(笑)この手法は雑談が雑談ではなく学びの場に変わっていく。

パワポとか作るのも好きなんですが、最近はパワポ主体の授業はつまらないと思うのです。パワポを説明するだけなら録画された動画で良いのです。授業という舞台を考えると主役は先生です。先生の演技が見たいのです。先生が現場で授業する意味が必要なのです。さらには生徒という観客も巻き込んだ授業をするのが僕の理想。

授業終わりの感想を聞いた時に生徒さんたちの元気な笑顔が印象的でした。元気を注入するような授業もあって良い。これ自分らしさを表現することさえできれば気は元に戻る。座学だけでなく、どこにでも学ぶ要素は詰まっている。

本日のボランティア論のゲストは、お久しぶりにWSD仲間のまーちゃん
なんだか茶道の師匠のように珈琲を淹れ、香りも味わいながら、非構成の対話が紡がれてゆきます。


日常に感謝し、自分自身のことや、隣にいる仲間との関係性を深める時間となりました。


まぁちゃんがずっと言っているごきげんな人を半径5メートルに増やすことができたら、本当に戦争のない社会を作れるかもしれない…と思える、そんな19歳との対話の時間でした。

うらりん

との言葉をいただいたので、良い時間だったんじゃないかなぁ。少なくとも僕にとっては学びの時間でした。のびのびと社会という舞台で自分らしく自己表現をしていってもらいたいな。

■フリースタイル・コンテンツ紹介

■個人セッション
潜在意識を探り、過去を癒し、今の行動を変え、理想の未来を手にいれます
https://www.yoriyoku.com/

■ソースワークショップ
自分が持つ「好き」を見つけて、それを仕事、伴侶、趣味に応用し、自分らしくなるためのワークショップ。
https://www.asobilife.com

■ハンモックフルネス
日々ゴキゲンでいるために自然の中でマインドフルネス状態になることで心身を整えます。
https://www.hammockfullness.com


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