褒める・褒められるだけでいい

本年度最後の高校でのワークショップを行なった。
僕らの時代とは違い様々な学校がある。
多様性のある方向性になっているのが嬉しい。

人には誰にも個性がある。

それは長所と呼ばれたり、短所と呼ばれたりする。
長所・短所というのは価値判断に過ぎない。
ただの特徴にすぎないのだ。

なので短所は長所につながり、長所は短所につながる。
特徴を周りに役立つように使えば長所と呼ばれ、周りに迷惑になるように使えば短所となる。

なので、その人が持つ特徴を褒めたらいいのだ。

平均的な特徴ではなく個性の部分を褒めたら良い。
人は短所に対して怒られることが多い。
親は先生が愛があるゆえに、短所を指摘して直そうとする。

半世紀近く生きてきた思うのは、短所はなおらない(笑)

開き直っているように思われるかもしれないのだが、治らんもんは治らないのだ。

ならば、どうすれば良いのかと言えば、長所を伸ばしていくしかない。
自分が良いところを伸ばし、悪いところは目立たないようにするだけ。
また、短所だと思われている部分も知恵を働かせて良いこととして使うように工夫する。

とある学校で
「私の長所は何ですか?」
じーっと見つめて観察し、頭に浮かんだこと言ってみた。
「可愛いところ」
と感情を交えずに冷静に伝えた。
「きゃー」
と周りも含めて盛り上がって喜んでいる。こちらが驚くほどだ。
「ただ、これだけ面接につかえないですよ」
と冷静な言葉。
「そうか。内面的な部分を長所と呼んでいるかもしれない。
 私の長所は可愛いところですと言ったらドン引きされるかもね。」
と気づきがあり伝えた。

実際には、内面も外面もどちらも長所。
自分を肯定的にみることは、とても重要なのだ。

最近、自己肯定感という言葉が生まれたが、褒めることをしていないのではないかと思う。

褒められても拗らせて受け入れることができない人たちを心理学を学ぶ過程で多くみてきた。
そんな人はすべての不幸を受け入れているように見えて、大変そうだし、実際に問題が山積みであった。
どれだけ褒められても受け入れられずに否定をしてまう。
何年もかけてだんだんと受け入れらるようになると表情が全く違い、まるで別人のように変わっていく。

学生時代に、自分の良さに気づき、受け入れることがなるような教育制度になったら良いなと思う。

そのために、褒める教育は大事なことではないだろうか。
ここで大事なのは嘘を言うことではない。
子供たちを観察して観察して観察して良さを見つけるのだ。
そして、良さをただフィードバックしていく。

しかもこれは継続することが大事なこと。
なぜなら人は成長するから。

正直に褒めることができたら。
褒められたことを素直に受け入れることができたら。
お互いが褒め合う世界になったら。

創造的な社会になるなと思うのです。

僕は人の良い面によりフォーカスしていく。プロとして。

そんなことを感じたワークショップでした。

■フリースタイル・コンテンツ紹介

■自分未来会議
4/6(水)〜6/7(水) オンラインで望む未来を手に入れるためのテーマについて対話をする会です。
https://www.yoriyoku.com/jmk.html

■個人セッション
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自然の中で自分を取り戻すためのワークショップ
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■ソースワークショップ
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