デンタルドクターXのつぶやき

ナチュラルメディカルカレッジの学長が出しているメルマガ。

そこで歯科医師ドクターXの連載が興味深いです。

無断全文掲載(笑)

続きはメルマガに登録をしてくださいとベタに案内をしておきます。(まだ2回目は発行されていないので)

 

私は歯科医院を開業して
十数年になる歯科医師です。

先日ナチュラルメディカルを見学させてもらい
その時にメルマガへの記事の依頼があったので
今回から3回ほど書かせていただきます。

よろしくお付き合いください。

私の医院には
ずっと通っている方
たまにしか来ない方
初めてくる方
色々な人が来院されます。

私が仕事をしていて悲しいのは
ずっと通って来ている方が
歩けなくなって施設に入ったり
亡くなられた話を聞いた時です。

歯科という仕事で人と関わるからには
最後まで美味しく食事ができることが
一番大切だと思っていました。

けれど色々な人の話を聞いて
勉強しているうちに
歯科で関われる仕事の範囲が
とても広いとこに気づきました。

入れ歯を入れたら
耳の聞こえが良くなった

噛み合わせの調整をしたら
肩こりが軽くなった

金属をやりかえたら
今まで頭痛で毎日痛み止めを飲んでいたのに
まったく飲まなくて良くなった

患者さんの変化を聞いていてると
口の中の環境が身体に与える影響が
とても大きいとこに気づかされました。

そういう時に考えるのです
もしかしたらずっと通ってくれる方に
適切なアドバイスや指導ができていたら
施設に入ったり亡くなる時期も
伸ばせたのかもしれないと

美味しく食べれることは
最低限できていないといけないけれど
その人のためにできたことが
もっとあったのかもしれないと

もちろん、改善することもできるのですから
ちょっとした調整で
思いもよらない身体の不調を招くことをあります。
なんの根拠も無いまま歯を削ることは
よくないことですし慎重に行うべき行為です。
身体の他の箇所と違い、
一度削ってしまうと自然に回復することはないです
2度と元には戻りません。

歯に関しては体の他の場所と違い
自然に治ることはほとんどなく
歯科医師が介入してようやく
人工物に置き換えることができます。

虫歯を削って被せる
歯のクリーニングをする

1本1本の歯の治療も大切ですが
1本の歯から複数の歯
歯並び、噛み合わせ
身体のこと、姿勢のこと
そして、その人自身のこと

そこまで歯科で診ることができたら
今よりももっとたくさんの人の健康に関われる
仕事になるのだと思います。

そういう歯科医院が増え
働く人、通っている人
歯科に関わる人たちの笑顔が増えることを
願っています。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
あと2回、お付き合いよろしくお願いします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
セミナー案内

新設 デンタルカイロプラクティック(歯科手技療法)
1月28日29日 オリエンテーション 痛みの9分類 コーチング
カウンセリング 大腰筋 仙骨後頭骨の理解
2月18日19日 筋反射テスト 食道裂肛 胸椎 解剖1
メジャー検査 食事学 舌診 腹診
3月11日12日 筋膜 仙骨後頭骨療法 心理的アプローチ
4月1日2日 クレニアル 総復習

定員が10名 残席6名
受講料 26万
修了証をお出しします。(定期コースへの編入も可)
定員になり次第締め切ります。
会場 東広島市西条(参加者にお伝えします)

問い合わせ・お申込みは
natural@kisnet.or.jp

「ザ・臨床」
12月3日4日 clinic of holistic (東京・代々木上原)
1月14日15日 clinic of holistic (大阪・肥後橋)
世界のアスリートや著名人から選ばれている理由はなぜか?
そんな疑問の答えをお見せします。
下條の日頃行っている実際の臨床をもとに、実技の復習をもとに結果を
重視した展開を行います。
オープンクリニックも行いますので是非ご参加ください。
参加費6万円(カレッジ卒業生・受講生は5万円)

「今年最後に心の大掃除をします」
12月18日 催眠療法の基礎 (簡単な催眠が出来るようになります)
全員が催眠をかけ、かけれられます。
お楽しみに! 今度は何時やるかわかりません(笑)だぶん3年は・・・
10;00〜17;00 3万円 12人 残席 8人(9月27日現在)
講師 下條 茂
会場 東京 代々木上原
上記 お申込み、お問い合わせは
・名前 連絡先

「量子キネシオロジー講座(1)」
カラダの声を聴くキネシオロジー。頭で考えていることと体で感じていることの
ズレがわかります。
この差を埋めることで本来持っている才能や強みを発揮することができます。
健康面では自然治癒力もアップします。
自分が望んでいることをハッキリさせ、それを妨げる心のブレーキを取り除くことで
未来を創ることができます。
オーダーメイドのセッションができるようになります。
初心者から上級者までオススメ。
日時:10月8日(土)9日(日)10日(祝)
時間:10時〜17時
参加費:64,800円
講師:上田正敏

「姿勢測定講座」
姿勢が健康にどれくらい影響を与えているのでしょうか?
姿勢から健康状態が、わかるのでしょうか?さらに将来病気になる可能性
がわかるのでしょうか?
体が発しているメッセージを読み解き、適切な健康指導ができるようになる
ための講座です。
食事指導、運動指導から自然治癒力をアップするために交感神経・副交感神経
と呼ばれる自律神経にアプローチする方法を学びます。
日時:10月29日(土)14時〜19時
30日(日)10時〜17時
参加費:43、200円
カレッジ受講生割引:39,000円
講師:中山修二
上記お申込み、問い合わせは
http://www.naturalmedical.org/quantumKinesiology.html
下條のセミナーについては
info@natural-mj.com

本社 … 新潟県柏崎市長浜町1-39 TEL 0257−21−1625 / Fax0257−47−7211
東京… 〒151-0064 東京都渋谷区上原2-32-3 Y-2 202 TEL 050−3429−0659
E-mail info@natural-mj.com

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※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです

◎コンサルタント オブ ナチュラルメディカル 〜全身と咬合・心・精神・脳・食事と統合医療について〜
のバックナンバーはこちら
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むだ死にしない技術@予防医療

ナチュラルメディカルの理念は「予防医療を推進して未来に誇れる社会貢献」です。

ナチュラルメディカルカレッジで予防医療を学び、これからは治療から予防に変わるんだと鼻息を荒くしていました。

その必要性を周りに話すだけれど「よくわからない」という方が多かったのです。

予防医療を自分のの言葉として使うために、カレッジの仲間に「予防医療って何?」と聞きまくって、自分なりの予防医療について整理をしてきました。

 

プロセラピストの上田正敏です。

その中で最初に出会ったのが経済の視点からトピックのひとつとして書かれていた本がこれ。

社会保障費の削減として健康保険について書かれていて、治療よりも予防のほうが保険料を削減できるし、そして何より人々が病気にならずにいられるメリットが高いことが書かれていました。

なるほどと思っていたら、なんとホリエモンが予防医療の本を書いたのではありませんか。

早速注文をして取り寄せてあっという間に読みました。

 

なんてわかりやすいのだ。

 

その一言につきます。

 

予防医療には三段階ある

  1. 一次予防:生活習慣の改善や予防接種などで、病気を未然に防ぐ
  2. 二次予防:定期検査や検診を受け、病気を早期発見・早期治療をする
  3. 3次予防:病気を適切に治療し、悪化や再発防止する

 

「健康」は人生の目的ではない。

しかし、第一の条件なのだ。

 

社会や人間を変えていくのは、政治でもなくメディアでもなく、テクノロジーだと考えている。

 

がんの発生要因:感染症25%、喫煙25%、生活習慣40%、その他(環境、遺伝、化学物質など)10%

 

むだ死にしたくなければ歯医者に行け

 

予防医療を提供している人たちには、ぜひ読んでもらいたいです。

 

スマホアプリを使えば90%の病気は自分で診断できる

 

ナチュラルメディカルカレッジでも予防医療について考える時間を作りたいなと思ったりも。

ナチュラルメディカルの考え方は、痛みは体のサイン。痛みをとるのではなく、それをサインととらえて、今後起こり得る病気に対して未病のうちに対処しようという試みだ。

そしてQOLを上げることを常に意識することも大事です。

 

僕がずっとやっていきている、ワクワクすることをしよう!していることにワクワクしよう!というテーマは、予防医療につながっているのです。

好きなものがあり、好きな人たちに囲まれ、好きな時に、好きなことをする生活を手に入れるためにソースワークショップは究極の予防医療なのです。

何かすべてがつながってきている。

予防医療を伝える人たちへのサポートも大切ですね。

■ナチュラルメディカルカレッジ
http://www.naturalmedical.org

■ソース・ワークショップ
http://www.yoriyoku.com/source/

 

対話型ファシリテーションの手ほどき勉強会

「なぜ?」と聞かない質問術という対話術です。

今回の勉強会の主催者である舟之川聖子さんがfacebookでススメていて直感的に購入。

勉強会をやりたいという書き込みを読み、ナチュラルメディカル東京で開催してもらいました。

結論から先に言うと「事実はとても優しい」ということがよくわかる方法です。

プロセラピストの上田正敏です。

カウセリング、セラピー、コーチング、リーチング、ファシリテーション・・・もう様々なことを学び実践してきました。

その中でもこの方法は僕にとっては斬新でした。

言葉の基本って5W1Hです。

when(いつ) where(どこで) who(誰が) what(何を) why(なぜ) how(どうしたか)

この問いから言葉を紡ぎ出すことができるようになります。

この対話型ファシリテーションでは、whyとhowを封印する質問術とも言えます。

なぜ?

どうして?

この言葉を使わずに

いつ?

誰?

どこで?

何?

という基本4つの質問で対話をする手法です。

僕はこれは事実を明らかにするインタビュー法ではないかと思いっています。

 

日本人は事実を明らかにする言葉を知らない。

 

映画FAKEを観てそれを強く感じました。(その時のブログはこちら

ワイドショーを見ていても、事実を明らかにするような質問をするレポーターはいません。

国会を見ていても、事実を明らかにするような質問をする議員はいません。

そう、僕たちは事実を知るための質問を知らないだけなのです。

知らなければ学べばいいだけの話。

そして、事実を明らかにして、相手に気づきを促す可能性をこの本に見出したのです

 

なぜ?whyを使わないのかといえば、「なぜ?」というのは人を責める気持ちが入る可能性が大きいから。

例えば夫婦喧嘩を思い浮かべると

「なんでなの?どうしたなの?」

と繰り返していればケンカできます(笑)

うちの奥さんからこれを繰り返したら、適当に謝って、適当な言い訳を言うだけです。

人は責められると嘘をつきます。

これは自分の自我を守るための防衛反応ですね。

 

事実以外に何があるかといえば、感情、思考、行動です。

人間を理解するのにこの4つにわけるとわかりやすいのです。

事実があり、感情があり、思考があり、行動があります。

「なぜ?」という質問は感情や思考を深堀するには大切な質問です。

ただ感情や思考というものは、事実ではありません。

自分の内面で起きていることだから。

 

東洋思想だと、事実は実、嘘が虚です。

正確にいえば、見える世界は実、見えない世界が虚です。

 

数学の世界だと虚数がありますね。イマジナリィナンバーです。

現実にはない空想の数を作ると、物事の現象を数式で表すことができます。

現実 = 事実 + 空想

この理論のお陰で、今使っているパソコンやスマホは動いています。

たとえ話が難しくなってきました・・・

 

今回の勉強会で、「なぜ?」「どうして?」を排除した聞き方をすると脳が楽なのです。

考えなくて話をすればいいのです。

ただ思い出して話すだけ。これが本当に楽。

自分の中で事実を話すだけだから。

 

「なぜ?」「どうして?」と言われると考えなければなりません。

本当は考えてもいなかったのに、考えてから言葉を言うので「嘘」が入る隙間ができます。

それが事実を捻じ曲げていくことになりかねません。

だって、記憶って思い出すたびに変わっていくものだから。

 

事実を話しているだけでいいのかというと、本当にそうなのです。

事実を話しているうちに、自然に自分の中から感情や思考が浮かび上がってきます。

考えてでてくるのではなく、自然と湧き出てくるのです。

これは作りようがない素直な気持ちがでてくるんですね。

実際にワークをしていて驚きました。

 

この本では事実からの話を地上戦。

空想の話を空中戦と呼んでいます。

空想は感情や思考も含まれます。

 

普段どれだけ空中戦をしているのかが改めて感じました。

ほとんどの会議が無駄という話を聞きますが、それは空中戦をしているから。

誰かの感情と感情の対立、誰かの思考と思考の対立。

事実と選択と行動というシンプルな構造で会議が行われることは少ないのです。

時間の無駄がいかに多いか。

無駄が悪いわけでなく、その無駄に付き合わされるのが問題なのです。

 

カウンセリングの現場の話をすれば、起きてもいない未来に恐怖し、もう変えられない過去を嘆き続けている。

時にはそれは必要なんだけど、ずっと同じことをしていても変わりません。

今ここを大切にしていない生き方になりかねません。

僕のセラピーで心がけているのは、今ここにいれるようにすることだけといっても過言ではありません。

地上戦は今ここの事実、空中戦は未来だったり過去だったり想像の世界です。

 

久々に気づきの多い講座でした。

講師が教えたいことを教えるファシリテーションではなく、参加者が気付いていくファシリテーションが僕好みであり評価が高いです。

「あり方が・・・」と言い出したら要注意です。

そんなもんは想像の世界です。事実ではありません。

 

聖子さんのファシリテーションをテンパリテーションと名付けました。

ファシリテーションってシステムを学んでできるような技術じゃないのです。

彼女の本気が作る場がステキなんですね。

その場にいるだけで学びは起きる。

参加者が勝手に学んでいきます。

彼女は構成型の講座の作り方だけど運営が非構成なのがいいのかもしれないな。

 

そしてステキな参加者の方々ありがとう!

気づきをたくさんいただきました。

実習で話したことが僕の大きな変化をもたらしています。

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また、勉強会を企画したいですね。

この言い方は想像ですね(笑)

企画します。聖子さん今ここでオファーだしました。よろしく。

これで事実となるか。(追記:事実になりました!)

 

聖子さんがこの勉強会のレポートをアップしました。

 

そして、この考え方も含めたカウンセリング講座を作る僕の野望。

これも実際にやっていきます。2日間かけて実践型の講座を作ります。

 

最後に勉強会に使った本を紹介しておきます。

紹介文は僕の書いたアマゾンの熱いレビューを見てください。

 

損をしてもいいんだ。ストレスマネージメント講座にて

利用されたくない。

乱用されたくない。

混乱したくない。

そんなことを人は思うものです。

 

プロセラピストの上田正敏です。

週末にストレスマネージメント講座での気づきです。

参加者が奇数だと僕もワークに参加するのですが、伝えたことを参加者が吸収して使えるようになることはいいですね。

恩恵がすぐに周りの人に行くから。

 

講師の先生だから何でも知っているし、何でもできるのでしょみたいなことを言われたりしますが、そんなこと全くありません。

本当にわかったと思ったら、教えることを辞めます。

いつでも発見があるからこそ教えているのです。

 

だからといって学ばないということではないんですよ。

探求はいつでもしています。

好きなことにはトコトン追求したいですから。

どうも人一倍努力をしてしまう星の元に生まれたようでリラックスが課題だったりもするのですが。

本人はただ面白いから夢中になっているだけなんですけどね。

 

そう、心理学も僕が好きなテーマです。

参加者の方に言われて印象に残っているのは、「ストレスマネージメンント講座というと、ストレスを消したり感じたりしなくなるための講座かと思ったら、そうではないのですね。」と言われることです。

ストレスをネガティブなものとしてとらえるのではなく、積極的に活用していくのです。

ネガティブがあればポジティブもあるし、ネガティブな感情は自分の中の宝物を見つけるのに必要不可欠な感情です。

その感情が思考を作り行動を生んでいるのです。

 

今回のブログのタイトル「損をしてもいいんだ。」は、行動です。

その裏にある感情が、利用されたくない、乱用されたくない、混乱されたくないという感情です。

この感情が、損をしたくないという思考を生み出し、何も与えないという行動を引き起こします。

えぇ、そんな自分がいたことに気づいたのです。

 

「損をしてもいいんだ」と思った時にですね、あの人もこの人も許せたのです。

ふざけるなと思っていた人がいたのですが、気にならなくなりました。

ストレスって、感情から生じます。

感情が思考を作り出し、自分の思い込みと現実のギャップがストレスと言っても過言ではありません。

認知のゆがみって、現実の認知の仕方がゆがんでいるということですからね。

認知行動療法と医学会が認める前からセラピーの世界では使われている技術です。

 

感情の問題は身体からアプローチできます。

感情や思考って目に見えないもの。

それを目に見える身体から働きかけ変えることで、現実が変わっていきます。

その変わり方は、気づいたら変わっていたというくらいに穏やかなものです。

「変わった!」という雷に打たれたような衝撃があって変わった気になることはありますが、その場合は変わらないことも多かったりするのが僕の実感です。

本当の変化は穏やかなのです。

自分が気付かないのは変化を受け入れているから。

リバウンドがないのです。

 

今回は身体からアプローチ。

心のことを心からアプローチすることもあります。

これは1つ深いレベル。

まずは身体からのアプローチで五感などのインプット、話すなどのアウトプットの部分をクリアにすることからはじめます。

 

参加者が使ってみた報告が楽しみです。

手法は簡単です。誰でもできます。

だからこそ実践で身につけることが大切です。

12の技法を実践的に伝えました。

ストレス・マネージメント講座(1)にご参加いただきありがとうございました。

写真がないのでランチの写真をば。

 

ナチュラルメディカル講座はこちらから
http://www.naturalmedical.org

ナチュラルメディカルカレッジ卒業試験

ナチュラルメディカルカレッジの卒業試験でした。

2回目の卒業試験のお手伝いです。

ドキドキでした。

 

プロセラピストの上田正敏です。

僕が元々学んでいたセラピーは、試験がありませんでした。

それは創始者が、やる人はやるし、やらない人はいない。

性善説で人を見ていた人でした。

人が人を評価することはできないという試験のない良さを感じていました。

試験というそのものがプレッシャーやストレスになりますから。

ずっとそう思っていました。

 

ちょっとだけ考え方がナチュラルメディカルで変わりました。

 

ナチュラルメディカルの卒業試験は、落とすための試験ではありません。

わからないことを知りできるようにするため、事故を起こさないため、セラピストとしての成長を促すために試験が行われます。

試験官の意図は明確です。

卒業後はプロセラピストとして活躍する人になることです。

プロとして活躍人を育てるということなんです。

この前提条件って大切で、その人をどのように見ているのか、扱うのか変わってきます。

アマチュアとして接するのか、プロフェッショナルとして接するのか、前提条件である意図が変わると態度が変わるのです。

これがナチュラルメディカルで教える量子のひとつです。

講師も試験官も試験されていると同じです。

よく組まれているプログラムです。

 

さて、卒業試験。

再再再再テストまで。

できるのにできなくなっているのが不思議。

 

心理セラピストの視点からは、自分ができないという思い込みを外したい。

思わずセッション受けに来たらいいのにと言ってしまう。

こういうのはメンタルの問題です。

 

講師の視点からすると、もっとあの部分を丁寧に教えておけば良かったという思いにかられます。

何を理解していて、何を理解していないのか、何を誤解しているのか。

講師の力量が問われますね。

生徒がわからないのは先生の責任です。

これは先生側の話。

 

生徒の時には先生から何を学ぶのかは生徒の責任です。

自分が学ぶ意思なしには何も学べません。

立場が変わると、言うことが全く変わります。

どの立場でも、相手に責任は押し付けられないということです。

 

今回の試験で、新たに学んだのは、問診の大切さ。

人を症状でみるのではなく、その人そのものを見るもの。

あなたが何をしたい人なのかを知ることです。

今までのことは今までのこと。

これからのことをサポートするのがセラピストの仕事です。

そのために施術をしたり、今までの生活習慣を見直したり、運動や食事のアドバイスをしたりするのです。

 

このことは、事前に病気を防ぐ、未病につながるのです。

つまり予防医療ということになるのです。

僕たちは医師ではありませんから診断はしませんし、治療も行いません。

だからと言って、古今東西の様々な知識だったり、最新の科学を学ばない選択はありませんし、技術の磨かない言い訳にはなりません。

僕たちできることは、病気にならない体や心にするためのお手伝いです。

そして、クライアントの望みを叶えることが僕たちの仕事です。

 

試験の緊張感っていいですね。

試験は人を育てます。

本気さが集中力を高めて実力が磨かれているのがわかり、とても感動的な試験でした。

ナチュラルメディカル

学科試験

ナチュラルメディカル

実技試験

ナチュラルメディカル

おめでとう!

ナチュラルメディカル

ロータスエイトとナチュラルメディカルの第1回のカレッジが終わりました。

一期生って貴重ですね。

 

最後に下條学長の初診の人に対する施術を見せていただきました。

本当に基本に忠実なカウンセリングであり施術であり、それは芸術の域に達しています。

あれこれ足したり引いたりする余地がないくらいに完成されているのです。

守破離の「守」を徹底的に真似をすることで学ぶことが大事なことだと再認識。

15年以上施術を見てきているので、目は肥えていますね。

歴然とした差を感じました。

この差を感じられるかが自分の力量をはかるモノサシなのでしょうね。

また新たなスタートです。

 

このカレッジが企画されたのは、健康を保つために行われているヨガで大病を患う人がいることを憂いだ人たちがいるからです。

ヨガが悪いわけではありません。

健康志向の人でも大きな病気になる可能性があります。

 

なぜなら、今の時代はガンになる人が5割です。

つまり2人に1人はガンになります。

そしてその初期には、腰痛だったり肩こりだったり痛みのサインをだしています。

 

それを見逃すこともあるし、代替医療でも正しい知識がないと辛い思いをする場合があるのです。

西洋医学でも苦しんでいる人たちがいるのです。

もし、あの時に・・・

と思っても取り返しがつかないこともあるのです。

それを予防しようという人を育てようというのが、このカレッジにつながっています。

 

また新しい仲間が増えました。

これからもよろしくお願いします。

■ナチュラルメディカルカレッジ
http://www.naturalmedical.org

 

こちらは僕の提供しているサービスです。

■自分を好きになるソース・ ワークショップ
ワクワクという幸せの源泉を見つけ、好きなことを仕事にし、好きなパートナーがいて、理想のライフスタイルをするためのワークショップ。
http://www.yoriyoku.com/source

■個人セッション
キネシオロジーを使って心と体を統合することで過去が変わり今が変わり未来が変わります
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm

■ライフチェンジ・プログラム
半年間で人生を根本から変えたい方へのプログラム!
http://homepage2.nifty.com/f-style/lifechangeprogram.htm

症状を見るな!クライアントを見ろ!

このタイトルの言葉はナチュラルメディカルカレッジ学長の下條先生がよく言います。

耳にタコができるくらいに聞いていますが、なかなか伝わらない言葉でもあるのです。

人は症状に誤魔化されて本質を見ることをしません。

クライアントさんだけでなく、セラピストもこの罠にはまる人は多いです。

 

プロセラピストの上田正敏です。

症状を見る人の使う質問は

「腰痛はどうやったら治りますか?」

というもの。症状しか見ていません。

症状をどうやったら治せるのかという質問をするのです。

 

ナチュラルメディカルのセラピストの定義は「共に歩める人」です。

この意味は禅問答のように深いのです。

質問というのは怖いもので、その人の本質がすべて現れます。

 

症状って体の表現です。つまりアートです。

その表現する理由があるのです。

その根本的な原因にアプローチをするのがセラピストです。

僕はさらにそこから「どう生きるのか?」という深い探求の世界をサポートするのが得意なのですが、これは必要な人とそうではない人に分かれるようです。

 

そしてセラピストもこの症状にはこの治療法というような考え方を人が多いのですが、数学の公式のような単純ではありません。

複雑系という言葉ありますが、何が原因で、何が結果になるのかは無限な組み合わせになってしまうのです。

症状だけをみていることで、思い込みでしか見ていないということになりかねません。

 

風邪ってお医者さんに治してもらうものだと思ってませんか?

お医者さんにできることは、症状を楽にすることだけです。

では、誰が治すのか?

風邪をひいた本人の自然治癒力が治すのです。

これは統合医療の考え方。ナチュラルメディスンです。

 

症状だけをみていると思い込みでその人を見ているのと同じです。

実際の人を見ていないのです。自分の頭の中の幻想を見ているのです。

木を見て森を見ずなセラピストになってもらいたくないので、週末のナチュラルメディカルカレッジの中山先生に普段の施術現場と同じように本気なセッションを見せていただきました。

デモではなく本気の施術を見せてくれる先生って、なかなかいません。有難いことです。

ようやく前回のブログの続きが始まります。

 

まずはコンピュータシステムを使った姿勢測定器で体の状態を分析します。

科学的に分析、記録をしていくことはナチュラルメディカル基準ですナチュラルメディカルカレッジ

パソコンで計測中。しかし、計測している本人の撮影忘れ。

ナチュラルメディカルカレッジ

このように正面、後姿、右側面、左側面と4枚の写真を撮影します。

そして体のポイントを入力するとコンピュータが分析をしてくれます。

ナチュラルメディカルカレッジ

骨の状態もグラフックで表示することもできます。

この骨が右にねじれていて、この骨も右にねじれているから、痛みはないかもしれないけれど、これが原因で体調を崩す可能性があるとか、解説をしてくれました。

これが本当に良かった。

秋にでも姿勢測定器を使った分析法と施術法のセミナーをお願いしておきました。

ナチュラルメディカルカレッジ

このように足圧も測定できます。

指が地面についていない。ということは・・・

という解説がまた興味深かったです。

ナチュラルメディカルカレッジ

問診がとっても丁寧です。

この時からギャラリーを忘れて、クライアントさんと本気で向き合っているのがわかりました。

IMG_3351

脳外科的な検査もします。問題があれば病院で検査を受けることをオススメします。

ナチュラルメディカルカレッジ

中山先生はずっとクライアントさんと話をしながらセッションをしています。

クライアントさんはたくさん聞いてもらえて良かったと不思議な感想も。

ただ話を聞いているのがカウンセリングではないのです。

クライアントさんが本当に言いたいことを聞くのがカウンセリングです。

ナチュラルメディカルカレッジ

様々な技術は的確で美しいですね。

IMG_3359

今まで習ったことも総復習を見ています。

ひとつひとつの技術が線となってつながっていきます。

そして10年やればここまで行けるのだという一里塚でもあります。

中山先生曰く「多分みなさんは3年でこのくらいまでいけるでしょう。」と。

ナチュラルメディカルカレッジ

本当に丁寧に人と接する先生だな。

ナチュラルメディカルカレッジ

この後に奇跡は起きるのですが、それは内緒です。

撮影も野暮なのでしませんでした。

感動的で美しかったセッションだったことを報告しておきます。

 

技術というのは極めるとここまでできるのだと。

すごいこと学んでいるんだと実感しました。

 

下條学長とはまた違った中山先生の良さがありますね。

しっかりとした基本の技術の上に個性がのっかるものなんですね。

 

中山先生は今はとっても教えたい時期。

彼は、師匠について分からないところを徹底的にわかるよういした人です。

カレッジ生にとっては先輩にあたる人。

縦からの学びだけでなく、斜めからの学びを受けることで、技術がより立体的に浮かび上がってきます。

 

僕は人はどうやったら学びが深くなるのかをセラピーを教えながら考えてきた人です。しかも楽しくはキーワード。

中山先生にフィードバックをするとすぐに理解をし、学びに変えていく姿を尊敬しています。

自分で気づいていく意欲にあふれているのも爽やかで気持ちが良いです。

共に講座を作っている感じがいいですね。

 

再来週は下條先生による愛ある試験。

試験の学びが一番良かった、感動して泣いた、とか話を聞いていた時には謎だったのですが、実際に自分が受けてみるとその理由がわかりました。

試験ってなんであるのか?

人をジャッジするためのものとしての試験ではないから。

 

ナチュラルメディカルの基本セッションを中山先生と作りたいと思います。

開業に必要な機器と技術はこれだ!

まずは施術をシステム化せよ!

会話の重要性に気づけ!

人に喜ばれる施術家になるために必要な3つのこと。

クライアントさんと共に歩む人となるために心がけるたった1つのこと。

利益をあげて継続できるプロになるために抑えておきたい8つの教え。

これは講座レベルかもですね。

 

これからの時代に必要となるセラピストになりたい人は、まずナチュラルメディカルカレッジへ。

大阪8月期生、東京9月期生、カレッジ受講生募集中です。
http://www.naturalmedical.org

ナチュラルメディカルカレッジは、予防医療のために統合医療なアプローチを学ぶスクールです。

医師、セラピスト、会社員、主婦、学生まで対等に学ぶ場です。

あなたも仲間になりませんか?

 

僕が究極の予防医療だと感じているのがソースワークショップです。

■自分を好きになるソース・ ワークショップ
発見編:8月11日(祝木)12日(金)
活用編:8月13日(土)14日(日)
http://www.yoriyoku.com/source

■個人セッション
キネシオロジーを使って心と体を統合することで過去が変わり今が変わり未来が変わります
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm

■ライフチェンジ・プログラム
半年間で人生を根本から変えたい方へのプログラム!
http://homepage2.nifty.com/f-style/lifechangeprogram.htm

技は人生のすべてを費やして探求するものであり終わりはない

ナチュラルメディカルカレッジの中山先生の言葉。

技術を身につける時に大切なことが詰まっています。

実際にカレッジを卒業して施術家として起業して十年。

その言葉はとても実感がこもっていました。

ナチュラルメディカルカレッジ

プロセラピストの上田正敏です。

週末はナチュラルメディカルカレッジ。

今回の講座が最後で、再来週に卒業試験があります。

卒業試験を受けることは通過点であり、それが大事ということではありませんが、ひとつの道しるべとして大事なことです。

人は目標があったほうが達成しやすくなりますから。

今この瞬間の自分の技術のレベルがどれくらいなのか?

自分の知識のレベルがどれくらいなのか?

テストは自分を知るチャンスですね。

 

僕の担当は「統合医療・ナチュラルメディスン」について、知識を伝えるだけでなくアクティブラーニングを使い体験型で伝えてみました。

6つの帽子というMBAでも使われている技術を使って、「試験対策」と「医療費を削減する」というテーマを深めてみました。

このことが統合医療やチーム医療につながるのです。

意識の使い方で見える世界が変わるし、気づきが生まれるのです。

精神の深い部分を楽しく伝えることは僕のライフワークですね。

ナチュラルメディカルカレッジ

今回のカレッジでの感動ポイントは中山先生の本気の施術。

僕が半ば強引にお願いをして実現しました。

だって、見たいのだもの。

講座の中でのデモを見せる施術とは別物。

デモはギャラリーの生徒さんのための施術だから。

今回の本気の施術は、クライアントさんのたえに真剣に向き合う施術。

ギャラリーの生徒さんたちはいないものとして施術をすることだけに意識を向けていたのです。

この施術・・・感動ものでした。

卒業生のみんなこの施術を見れないなんてもったいないなぁ。

無理にでも再受講にくれば良かったのにと思えるほど美しいセッションでした。

 

中山先生は「下條先生のように手技で心に触れるような施術がしたい。」とずっと言っていました。

「いや、中山先生・・・もうすでに先生の手の中にありますよ。」と思わず言ってしまいました。

自分がなりたいものは、すでにあるのかもしれません。

 

この記事のタイトル「技は人生のすべてを費やして探求するものであり終わりはない」という言葉を言った中山先生は、カレッジを卒業してから毎年再受講を必ずしているのです。

そういえば自分のことを考えてもキネシオロジーやセラピーに関することは再受講も何回もしたし、海外まで学びに行きました。

夢中になって学んだなということを思い出しました。

最初の受講は自分のため、2回目の受講はクライアントさんのため(個人セッションできるように)、3回目の受講は生徒さんのため(クラスで教えることができるように)というのが基本ですね。

中山先生は10年師について学びながら、十日町で整体院を開いて技術を研鑽し、カレッジでようやく教えるようになりましたからね。

 

長くなってきたので、中山先生の施術については、また別記事で書きますね。

 

大阪8月期生、東京9月期生、カレッジ受講生募集中です。
http://www.naturalmedical.org

ナチュラルメディカルカレッジは、予防医療のために統合医療なアプローチを学ぶスクールです。

医師、セラピスト、会社員、主婦、学生まで対等に学ぶ場です。

あなたも仲間になりませんか?

 

■自分を好きになるソース・ ワークショップ
発見編:8月11日(祝木)12日(金)
活用編:8月13日(土)14日(日)
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■個人セッション
キネシオロジーを使って心と体を統合することで過去が変わり今が変わり未来が変わります
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■ライフチェンジ・プログラム
半年間で人生を根本から変えたい方へのプログラム!
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経験し続けることが唯一のプロへの道@ナチュラルメディカルカレッジ

ナチュラルメディカルカレッジでセラピストのための脳科学の話をしています。

今回は記憶に関係する海馬の話。

記憶って2種類あるんですが知ってますか?

 

プロセラピストの上田正敏です。

記憶の種類に2つあることは試験勉強を思い出すとよくわかります。

数学の公式を丸暗記したり、歴史の年号を丸暗記したり、英単語を丸暗記したりしませんでしたか?

しかも一夜漬けで。

こういうものを短期記憶と呼びます。

僕は一夜漬けが苦手、つまり短期記憶が苦手です。

では、どうしていたかというと、数学の公式は、公式の作り方を覚えました。

なぜ公式ができているのかを何回も公式を導き出しながら理解したのです。

 

歴史は物語を読みました。漫画日本の歴史とか。

年号は覚えませんでしたが、なぜ歴史上の人物がそのような行動をしたのかを学びました。

歴史は人間物語ですからね。

 

漢字や英単語は、ひたすら書いて覚えました。

筋肉運動をすることで覚えたのです。

暗記というよりも運動です。

 

これらは短期記憶ではなく、もうひとつの記憶長期記憶です。

長期記憶は、経験記憶とも呼ばれています。

記憶の残るのは長期記憶です。

神話、おとぎ話などは口から口へ伝えられたものであり、それが人々の記憶として残りやすいものだったからこそ口伝と呼ばれているのでしょうね。

たくさん聞いて、たくさん話すから記憶されるのです。

 

長期記憶の鍵は2つあって1つは「経験」です。

この経験というものをすればするほど脳の回路が出来上がっていきます。

神経細胞であるニューロンがどんどんつながって脳は賢くなっていきます。

これはただ本を読んだり、ただ話を聞いたりでは脳は賢くなりません。

なぜなら短期記憶だから。脳は覚えなくて良いもんだと数日で忘れてしまいます。

一夜漬けがすぐに忘れちゃうのと同じです。

 

もうひとつは「感情」です。

楽しい!好き!ワクワク!という感情が記憶を活性化させます。

好きなことは覚えようとしなくても覚えてしまいます。

努力はいりません。

 

恐怖という感情も記憶に結びつきますが、いわゆる思い出のような記憶とはならずに、潜在的な記憶として残ります。

これは生き残りのための本能的な記憶となります。

この記憶は特別なので今回は置いておきますね。

覚えるという意味では、喜びの感情が記憶を強化します。

 

この長期記憶は才能とも関係しています。

1万時間の経験が天才を作るという研究結果があります。

経験することで脳も発達していくのです。

その発達はべき乗で発達するといわれています。

べき乗ってこんな感じ。

べき乗

横軸が経験量(時間)、縦軸が実力です。

経験すればするほど上手くなります。

スポーツやダンスなど体を使うことは、経験量が大事なことです。

練習量がものをいう世界です。

しかも集中して楽しい状態のまま終わることが大事だったりも。

 

この表からわかることは、プロフェッショナルと呼ばれる人たちの間の実力差がかなりあるということです。

プロフェッショナルの語源は続けるという説があります。

プロと呼ばれる人の実力差はピンキリです。

 

ナチュラルメディカルカレッジの学長の手技はスゴイのです。

新潟県柏崎という交通が不便なのに全国から人が集まってくる。

オリンピックやプロスポーツ選手への治療から体のパフォーマンスを上げること、芸能関係者への治療から笑顔を美しくこと、普通の人への健康管理から痛みをとること。

本人は同じことをしているだけという。

 

僕の目には、同じようには見えないんですけど・・・

 

毎日40人、ほとんど休むことなく、22年。

のべ20万人くらい人の体に触れている。

 

今回のカレッジで生徒さんたちは、深い施術を学び、みんなの腕も上がってきたので、壊れたりもするのです。

治せる人は壊せる人なんですよ。

これを自覚していることはセラピストとして大事なことです。

 

生徒さん一人一人調整する手技を見せてもらいました。

僕はガン見です。観察することは僕のワクワクの一つです。

みんなと何が違うのかを見ちゃうのです。

 

丁寧なところはトコトン丁寧、そしてキレが必要なところは速いんです。

緩急が自在です。

しかも本人は何も考えていないみたい。

手が勝手に動いているという感じなのです。

これ天才レベルですね。経験を積まなければマネができない。

 

これを見てよく起きる反応は「自分は無理」と思考停止してしまう人。

「すごい先生が言う通りにしていればいい」と思考停止してしまう人。

どちらも思考停止ですね・・・

 

同じようにやりたいのなら、同じくらいに経験を積めばいいのです。

とってもシンプルなことなんです。

 

この時に大切なことは、人間が違うということ。

どのように成長していくかは、持って生まれた個性の違いがあります。

全く同じようにはなりません。

 

カレッジの講師陣は、施術をシステム化して教えません。

自分の頭で組み立てることを重要視しているから。

参加者のみなさんが、思考停止をしないように、経験を積みながら、個性を伸ばしながら成長できるようになるからです。

そして何より、参加者さんたちの今までの経験を尊重しているからなのです。

 

参加者は、お医者さん、歯医者さん、フィジカルセラピスト、心理セラピスト、ヨギーニ、会社員、主婦と幅が広いのです。

誰もが自分の持ち場で活躍できるように、自分の周りの人たちに役立てることができるように、という配慮なのです。

 

ナチュラルメディカルカレッジでは、手技や知識を伝える部門だけでなく、セラピストが成長できるようなプログラムを準備しています。

チベットでは医者は僧侶でもあるのです。

心身一如という量子力学の考え方をカレッジでは重要視しています。

一流の人たちがたどり着く心理的な境地にたどりつくサポートも大事です。

 

精神性の話をすると「それは宗教ですか?」とよく言われるんだけど、シンプルに考えると違うのですよ。

ゴキゲンな人たちの周りにはゴキゲンな人が集まります。

幸せな人たちの周りには幸せな人が集まります。

笑顔がステキな人たちの周りには、ステキな笑顔の人たちが集まります。

 

さらに言えば、

ゴキゲンな人たちと一緒にいると、ゴキゲンになってきます。

幸せな人たちと一緒にいると、幸せになってきます。

笑顔なステキな人たちと一緒にいると、笑顔になっていくのです。

 

感情や精神性は伝染します。

世界のトップ20のスポーツ選手の技術は変わらないといいます。

その中で優勝できるかできないかの差はメンタルと言われています。

目に見えない部分がとっても大事になっていくのです。

 

自分であること。

それを伝えようと決心しました。

さて、準備です。

 

ナチュラルメディカルカレッジに深みを持たせる。

それが僕の仕事だ。

 
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自分にできることを知っているのか?@ナチュラルメディカルカレッジ

自分が何者かを知っていること。

何ができて、何ができないかという線引きができること。

できることを徹底的に磨いていくこと。

これがプロフェッショナルのセラピストとして大切なこと。

 

プロセラピストの上田正敏です。

週末はナチュラルメディカルカレッジでした。

クラニアルの手技は、体から脳へさらにメンタルまでアプローチする技法です。

人間の頭という部分はとっても大切な部分でもあります。

安全で効果的にクラニアルを行うには体を整えることからスタートですね。

ナチュラルメディカル

今回のカレッジで印象的だったのは、下條茂学長のプロフェッショナルとしての心構えの話でした。

 

とあるセラピストさんからクライアントさんを紹介したいという依頼が来た。

でも、その症例を聞くと、それは自分の守備範囲外のこと。

なので断ったという話。

 

このことから2つのことを学びました。

それは、自分のできること、できないことをハッキリさせること。

でもね、彼の施術は、奇跡的な治療効果を上げてきているのも事実なのです。

守備範囲はとても広い。

彼は言ったのです。

「体の痛みととることが僕の仕事。

それがなければ僕は見ない。」

 

できる、できないでいえば、できるのです。

そこまでの治療効果をだすためには、様々なプロセスが必要なのです。

施術は物語ださえ断言しています。

 

責任を持って引き受けることができるのか?

それが徹底しているので安易なことは言いませんし、約束もしません。

自分の仕事の領域をしっかりと線引きしているのです。

これはプロとして大事なことのひとつです。

 

もうひとつの学びは、安易に紹介しないこと。

口コミで人を宣伝するのはどんどんとしてもらってかまいません。

むしろ口コミして欲しい(笑)

 

ただプロ同士の間では、紹介する時にしっかりと考えなくてはならないのです。

チーム医療を考えれば当たり前のことです。

ご縁があって自分のところに来てくれたクライアントさんに対してセラピストは責任がある立場なのです。

専門家として対応するならば、何をどこまでどのようにするのかを伝えることができなければプロとしては失格です。

それぞれが専門家であり信頼できるからこそ紹介し合える関係性になるのです。

 

 

みんな生きている年数だけ自分が自分のプロフェッショナルです。

自分1人だけを考えるとあるがままで素晴らしいのです。

さらに人間は社会性を持つ動物。

社会の中でどんな役割があるのか知ることはとても大切です。

自分が好きなこと、できること、得意なことを磨いていくことが大切です。

嫌いなこと、できないこと、苦手なことは、やらなくていい。

誰か他の人が好きなことであったり、できることだったり、得意なことだったりするのです。

チームを作るのです。

同じ志を持った仲間が共に学ぶ意味があるんですね。

同じことを学んでも、何が得意かは皆違います。

個性がハッキリとでてきますね。

ナチュラルメディカル

今回のカレッジでは、メンターのわんちゃんをお世話して、参加者の皆様を観察していました。

個性が豊かであるということは、多様性があること。

そして、みんな違うからこそ、協力することが大事なんだなと思ったりするのです。

同じように学んでも、やっていることがみんな違います。

この個性がもっと伸びていくといいな。

来月は試験もあるけれど、最低限の安全性を保てる技術をマスターして、得意なところを伸ばしていってもらいたいな。

その部分を試験官として評価できたらいいな。

そして、学んだ技術を使い続けてもらいたいです。

 

■ナチュラルメディカルカレッジ
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■好きを仕事にソース・ ワークショップ
発見編:7月30日(土)31日(日)
活用編:8月13日(土)14日(日)
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■個人セッション
心と体を統合することで過去が変わり今が変わり未来が変わります
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ナチュラルメディカル合宿(3日目)

3日目はナチュラルメディカル柏崎でのワークショップ。

合宿も3日目になると参加者同士の壁もなくなり対等な関係性を築けるようになりますね。

今日は歯科医療に使えるボディワークです。

 

プロセラピストの上田正敏です。

ナチュラルメディカルカレッジでは、いかにして全身を診るのかを重要視しています。

症状を見ずに、その奥にあるものに焦点をあてるのです。

つまり、今、目の前にいるクライアントさんと向き合うということです。

これは言葉にすると簡単ですが、実践するとなると難しいのが現状です。

痛みを焦点を当てすぎたり、クライアントさんを見ずに自分の技術だけに集中したりしてしまうのです。

例えば「腰痛の人」とか「顎関節症の人」というようなレッテルを貼ってしまうのです。

「メンタルに問題がある人」とかもそうですね。

これはただジャッジしているにすぎません。

そうなると人間を見ていないことになるのです。

いつでも「◯◯さん」という本人を見ることが大事なのです。

カレッジ卒業生の方も卒業してから3年してからようやくわかるようになりましたとシェアしてくれたこともあります。

 

このことと同じで「歯医者さん」とか「治療家さん」とか職業で人を判断しなくなります。

1人の人間同士として対等に付き合いができるようになるのに3日間くらいかかりますね。

どうしても情報で人を見てしまうのが人間ですから。

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さて、歯科治療における体へのアプローチの応用編を学びました。

ナチュラルメディカルはカイロプラクティックの影響を大きく受けています。

その中のアプライドキネシオロジーという技術の創始者ジョージグッドハート博士は歯科医との共同研究もしていたそうです。

口の中の筋肉と全身の筋肉の関係性を明らかにしています。

つまり歯が全身の筋肉に与える影響があるのです。

それとは反対に、全身が歯に与える影響も大きいということでもあるのです。

これは歯学部では学ばない知識です。

 

その知識を基に口腔内のマニュピュレーションをしました。

これ不思議なんですが、この施術を受けると目に見える景色が明るくなるのです。

さらに頭もクリアになるんですね。

今までの感覚は寝ぼけていたのではないかというくらいに意識がクリアになりました。

 

舌骨のマニュピュレーションもしたり、表情筋のマニュピュレーションも。

 

顔の表情ってすごいですね。

表情筋の緊張がとけると、表情が豊かになるだけでなく、菩薩のような穏やかな顔になっていきます。

人は緊張がなければ神々しい存在に見えるようになるのでしょうね。

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心と体はつながっています。

楽しいから笑うのではないのです。

笑うから楽しくなるのです。

 

体が楽しいという感情を感じると体が楽しい動きをします。

例えば、笑顔になるとかね。

その体の動きを頭が楽しいと認識するのです。

これが笑顔のメカニズムです。

 

今のスマホ世代の子供達は画面を見ながら、「(笑)」とか「w」とかで笑いを表現します。

ところが顔の表情は笑っていないのです。

身体感覚として全く笑っていないのです。

体は何も感じていません。

頭の中で、笑っているであろう自分を想像して笑っているつもりになっています。

 

若い人たちに表情が乏しい人たちが多くなっているという話もききます。

笑とは実際に人と人が出会って笑顔を共有することが笑うということなんです。

体が笑っていないので楽しいという感覚に鈍くなっているのです。

身体性の欠如があちこちで起きているみたいです。

 

すると精神が病んできたり、肉体が病んできたりする可能性が高くなります。

それも時代なのかもしれませんが、これから産業構造がサービス業に移行していく時代にどうなっていくのでしょうね?

コミュニケーションがない世界が待っているのでしょうか?

それとも・・・

 

この3日間でたくさん笑いました。

笑いというものは仲間意識が高くなります。

さらには学習効果も高くなります。

 

全国に笑いながら切磋琢磨できる仲間が増えていくといいな。

全国で講座開催していきたいですから(笑)

カレッジにも多くの仲間が集まりますように。

 

ナチュラルメディカルカレッジ 大阪8月期性、東京9月期性を募集しています。
http://www.naturalmedical.org

 

雑誌、テレビ、映画の出演者たちにも提供している技をナチュラルメディカル美容講座も10月に開催するかも。(リーク)

ナチュラルメディカル合宿(1日目)
ナチュラルメディカル合宿(2日目)