ナチュラルメディカルカレッジで大切にしているたったひとつのことって何でしょうか?
それは検査です。
プロセラピストの上田正敏です。
広島でカレッジをしていた大社長と東京でミーティング。
ナチュラルメディカルは、当たり前の医療。
その当たり前が検査なんです。
とても地味なことですが大事なことです。
クライアントさんが来た時に、検査をして怪しいと感じたらすぐに医療機関に行ってもらうことなんです。
僕たちはお医者さんではありません。
病気かどうかの診断も治療もすることはできません。
でも、簡単な検査方法はあるし、することはできます。
これはクライアントさんの安心安全を担保することが第一で、次に自分たちを守るためにも検査は大切です。
法律的な問題もありますが、専門分野が違うという認識はプロだったらしっかりと認識する必要があるのです。
守備範囲が違うからこそ、チームを組むことが重要になるのです。
代替医療を支持している人たちの中には、西洋医学を敵のように思っている人たちもいますが、それは了見が狭すぎます。
クライアントさんがよりよい人生を歩めるようになることが重要なのです。
世阿弥の言葉があります。
ぜひ初心忘るべからず
時々の初心忘るべからず
老後の初心忘るべからず
何事も初めての時は怖いし、慣れてきた時も怖いし、成熟した時にも怖さを忘れてはいけないのです。
怖いという感情はネガティブさは、ダメではないのです。
危険信号を知らせる大事な感情なのです。
ネガティブのポジティブな側面は現実的だということなんです。
リアリストですね。
カレッジの校長はとても臆病です。
臆病だからこそ検査を必ずします。
そしていつも確認をしています。
習慣として確認作業を組み込んでるのでしょう。
体に染み付いた動きになっています。
検査が大事なのです。
自分たちが扱えること扱えないことをハッキリとさせて、疑わしきはクライアントさんに伝えることが大事です。
いつもテスト!テスト!テスト!なんです。
手技に関しては自信を持ってすることが大事なのですが、こと検査に限っては怖さを大事にすることが必要です。
検査をして大丈夫となってからようやく施術をします。
これがプロとなる場合に必要不可欠なことなのです。
様々な施術家やボディワーカーはいますが、検査をして大丈夫かを確認する人は少ないのが現場です。
下手をすると自分たちが何をしているのか理解していない人も多かったります。
僕たちの基準からするとそれはダメ。
そしてこの検査が大切という情報を知っちゃったがために、クライアントさんに対して不誠実なことはできません。
カレッジではたくさんの検査方法を学びます。
整形外科的な検査も含まれます。
丸ごと人を見る目線を学びます。
そして、僕たちは痛みや症状をあつかう人ではないのです。
もちろん痛みをあつかう人であるのですが。
それはまた別のお話。
検査は大切です。
時々の初心忘るべからず。
自戒を込めて。
■ナチュラルメディカルカレッジ
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