自分は代表であるということ

外国に旅行して、外国の人と話をしていると感じることがある。

それは日本の代表として扱われるということ。

「お前の国はどうなんだ?」

そういう意見を求められることもしばしば。

 

「いやいや、普通の人だし、日本のことなんて知りませんよ。」

と答えると、不思議そうな顔をされてしまう。

そう、その場に日本人がいなければ、僕は日本代表なんだということがわかったのです。

少なくともその中では日本のことを一番知っているのは僕なのです。

だって、住んでいるんだからね。

 

これは日常でも起こります。

仕事をしている人には当たり前のことなんだけど、新人だとかベテランとか関係ないのです。

お店に立てば店員さんとして扱われます。

普段、いろんな人と話をしていても、僕は心理セラピストとして扱われます。

答える時には専門家目線での振る舞いが期待されています。

これが肩書きの力です。

仕事をしている人は、その道の専門家として周りの人は見ているのです。

その人の立ち振る舞いを見て、周りの人たちはその業界の人はこんな人なんだと判断しています。

「心理セラピスト」のイメージが人それぞれあって、それまでに出会って来た人を無意識に頭の中のデータベースと照合して、きっとこの人はこういう人なんだろうと予想を立てるのです。

尊敬の眼差しを向けられたり、白い目で見られたり(笑)

 

僕も代表なんだと自覚することはとても大切なんだということが大事なことだと思っています。

なんの代表かはその人が歩んで来た道そのものです。

自分が代表である。

この覚悟がプロフェッショナルにつながってきます。

あなたは、どんな代表ですか?

たくさんの代表である可能性がありますよ!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください