会社をつぶしても良いのです

covit-19で、医療崩壊問題、経済問題、家族問題など、潜在的に隠れていた問題が表出しています。

問題が新たに発生したのではなく、なんとか誤魔化してきた問題が目に見えるような、体で感じられるようになってきています。

今、世の中の流れが「会社をつぶすな」という方向にいっています。
でも、あえてメンタルの専門家として言いたい。

会社をつぶしても良いのです。

一言でいうとこれ。さらに言うと

大切なのは人が生きることです。
会社は死んでも、人は最後まで生きろ。

ということ。

僕には経営者の友人たちも多いのですが、みんな責任感が強い。
責任感が強くて自分でなんでもかんでも背負ってしまう。

日本人の悪い癖は、責任をとるということを腹を切ることだと思い込んでいること。
死んでお詫びをするという物語を美しいと感じる文化があるのです。
これ幻想だから。

責任は、今起きていることに対して行動することだからね。
英語だとレスポンシビリティで、訳すと対応するということだから。

会社をつぶしたらどうしたらいいのか?

仕事を変えたらいいのです。
変えるのは仕事のやり方かもしれません。
今のやり方は限界だったのです。

人間にも寿命があるように仕事にも寿命があります。
新しい仕事が生まれれば、なくなっていく仕事もあるのです。
ただ、それだけなんです。古から変わっていない真理です。

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。 淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。 世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。

方丈記

従業員やその家族を養う義務があるんだ!

そんなことを考える人もいるでしょう。
でもね、これって心理学の側面からいえば、従業員を信頼していないということにつながるのです。

私がやらねば、誰がやるんだ!

そう思っている人もいるでしょう。
会社がアイデンティティになっている人はそう思うかもしれません。
会社は自分自身ではないのです。会社は会社にすぎません。
自分がやらなくても、誰かがやるのです。

自分の決断を、周りを信頼しましょう。

もちろん、つぶさずにがんばるぞという選択もあります。

でもね、オプションとして、会社をつぶしてもいい、という選択肢を持っていて下さい。

それは悪いことでも負けることでもありません。

生きていれば良いことも悪いこともある。
すべてを味わうことが生きるということなのかなと思っています。

したたかに、しなやかに。

以前に書いたダメになっていいんですもご参考に。

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