ビジネスは表現の世界だ!

ビジネスってなんでしょう?

僕は「ビジネスとは自分らしさを表現し誰かの役に立つこと」だと思っています。

business(仕事)という言葉も由来はbusy(いそがしい)から来ているらしいので、毎日多くの時間をどのように使うかが大切です。

その中で自分らしさを表現できているでしょうか。

 

前回のブログ(天性の才を磨くこと)で、初期の段階での才能の伸ばし方があると話をしました。

第一ステップは「遊び」です。遊びとは右脳的な刺激です。創造性という芸術性を高めることです。

才能はアートの要素から伸ばすことが大切です。

遊ぶことって才能だと感じていません。

才能って努力して身につけるものだと思っています。これは才能の一種で「強み」と呼んでいます。

天性の才は楽しみながら磨かれるものです。

 

次の段階はビジネスが才能を伸ばす鍵を握っています。

ビジネスは「他者のために自分の才能を使うこと」ともいえるのです。

好きなことを仕事にしたい、自分らしく仕事がしたい、自分を社会に生かしたいという人に、オススメな考え方です。

 

人の本質とは何かということについてずっと考えていました。

生きる意味とは、生きる目的とは、人間とは何か・・・

この本質は時代を超えて同じもののようなのですが、実際には時代の影響を大きく受けます。

今の時代は、資本主義。

これは「それぞれが得意なことをして、お互いに交換しあいましょう。」というものです。

その交換ツールとしてお金が存在します。

お金を得る手段のひとつが仕事です。

お金と仕事は、この場合同じ意味合いになります。

受け取る、与えるということがお金を通じて、または仕事を通じて見えてきます。

 

人様からお金をいただけるように才能を磨いていく。

お金は価値を量るツールでもあります。

自分の中に才能に対して、誰かがお金を喜んで払って頂けるようになるとしたらどうでしょうか。

自分の才能を仕事にまで高めると考えてはいかがでしょうか?

そこに自分を見つめ成長させる鍵がたくさんあります。

 

■個人セッション
ネガティブな感情の裏にあるポジティブな感情。
頭とハートをつなぐことで本当の自分が見えてきます。
自分を知り、自分の才能を磨き、生まれてきた目的が見えてきます。。
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm

■ソース・ワークショップ
ワクワクすることがその人の才能なんです。自分の源泉(ソース)を発見して活用する方法を学びます。自分だけの方法を見つけていきます。
http://www.yoriyoku.com/source/

 


天性の才を磨くこと

天性の才を磨くには2つのことが重要だと思っています。

それは、Art & Business です。

通っていた学部がScience & Technology だったのでそれをもじってみました。

 

前回のブログ(持って生まれた才能は自分では気づいていない)では「遊び」と書きました。

遊びとはまさにアートです。創造性をフル活用するのが遊びです。

遊びは与えられるだけでなく、自らも作っていく。

小さな子供たちは、遊びの中に物語を持ち込んで自由に遊んでいます。

ファンタジーを生きているとも言われますが、頭の中の創造と現実が入り交じって自分なりの世界観を作っています。

現実には子どもは親から影響が大きいので、想像の世界は自由でバランスをとっているのでしょうね。

 

遊ぶことは、自分の創造性を磨くことになります。つまりオリジナリティがでてくるということです。

遊びの中には、人それぞれのこだわりが見えてきます。

ゲームでも性格でたり、車の運転も性格がでてしまったり、身体表現は無意識に表現されているのです。

無言の自己紹介ですね。

 

日本の教育の勉強は「暗記」が主体です。それはそれで重要だったりもします。

これだけ鍛えていても生きる力は磨かれません。

さらに「遊び」という創造性を発揮する力を身につけることが大切になります。

遊びの栄養ってなんだと思います?

 

それは退屈です。退屈を嫌うからこそなんとかして楽しもうとするんです。

遊びの醍醐味ですね。一見、無駄に思えるかもしれないんだけど大切なことです。

 

僕は大人になってからの遊びには、創造性がたくさん含まれるアートがいいと思っています。

ルールは自分で作れるような遊びだからです。

絵でも、ダンスでも、陶芸でも、演劇でも、料理でも、なんでも楽しめるものをやるといい。

しかも今までにあまりやってきていないことに挑戦するのがオススメです。

新しい自分を発見できるかもしれません。それが才能を磨くことにつながります。

 

Art という 遊び について書きました。

次回はビジネスについて書きます。これはアートの次の段階です。

ビジネスとは何でしょうか?

それが才能を発見し、磨くことにつながるのでしょうか?

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持って生まれた才能は自分では気づいていない

才能というのは、大きく分けて2つある。

持って生まれた才能と経験から身につけた才能だ。

前者を「天性」、後者を「強み」と呼ぶことにする。

 

この強みは過去を振り返ることで見つけることができる。

これも大切なことです。

 

僕は「天性」をいかに見つけて育てるのかを研究しています。

この天性って、自分にとって当たり前すぎて気づくことが難しい。

自然にできてしまうのです。呼吸をするくらい自然なことなんです。

なので、わからない。そして、当たり前すぎるので価値を感じないのです。

「えっ!それって誰でもそうなんじゃないの?」

というように感じているのです。

 

この天性も肯定して使っているものと否定して使っていないものもあったりします。

強みは勉強で学ぶことができます。左脳的な部分があります。

この天性の部分は勉強というよりも遊びで学べることが多いです。つまり右脳的な部分があります。

 

本を読んだりセミナーにでる以外の学びも大切になるのです。

では、どうやって学ぶのか?遊びとは何なのか?

それは次回に続きます。

 

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次のステージへ

友人からコーチングを受けて自分を整理してみました。

今までしてきたことを振り返り、これからやっていきたい方向性をみました。

僕がやっていきたいことは「幸せな生き方教室」というコンセプトです。

 

人が個人として幸せに生きるにはどうしたらいいのか?

 

その答えを自分なりに見つけることができるようにサポートすること。

今までに学んできたことや実践したことは、そこにつながっています。

大学で勉強してきたこと、会社で学んだこと、様々なセラピーや心理学を学んだこと、起業したこと、結婚したこと、演劇やワークショップを学んだこと、ボーイズクラブやJALTの冒険教育、はたまた幼稚園時代に行っていたお絵描き教室まで様々なことが、ここにつながっているのです。

何一つ人生に無駄はありません。

僕が仕事として提供していることは「僕自身が欲しい!と願っていたことを、学び、実践して、まとめたこと」なんです。

最初のキッカケは自分にないものを得たいという欲求なんですね。

これが僕のやる気につながっているのです。

 

どのように伝えるのか?

1:1のパートナーとして伝える。

1:10人くらいの家族的な感覚で伝える。

1:50人くらいの社会的な関係で伝える。

という3つの方向性が見えました。

どれがいいのかは、伝える内容によって異なるんですね。

一番良い方法を選ぶことが大切なんです。

 

僕が接する人たちにどうなって欲しいかというと、「次のステップに進む」ということ。

これは、3歩進んで3歩下がるというものではありません。

3歩進んだら、もう次のステージに上がって下がらない。

次元が変わるような変化が起きるということです。

同じところに留まっているのではなく、次のステージに上がってしまうことが大切なんです。

僕がやりたいことはこれなんだ!と閃きました。

 

どれくらいの期間が必要かと考えると、1回のセッションではさすがに難しい。3回でなんとか。

3ヶ月から1年くらい継続してサービスを提供すれが可能ではないかと思ったのです。

自分の法則を見つけて、自分なりに工夫しながら実践していけるような人が育つイメージです。

その人にぴったりとあった健全な生きる姿勢を身につけるのです。

 

まずは、好きなことを仕事にしている方にこのサービスを提供したいんだと。

その人が本来持っている力を発揮し、才能も伸びていき、社会にも貢献していく。もちろん、自分も幸せでそのことが周りの人たちにも伝わり幸せの輪が広がっていく。

そんな世界を作りたいのです。幸せなリーダー創出事業です。

僕にとってリーダーとは、見本になる人です。

「あんな生き方もいいな。」そんな人が育っていけばいいなとイメージしたらちょっと感動しちゃいました。

このイメージを持って仕事をしていきます。

 

人生の次のステージに上がってみませんか?

個人セッション、ワークショップでお待ちしています。

新しいサービスも始めます。
■個人セッション
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頭とハートをつなぐことで本当の自分が見えてきます。
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現実を創っているのは自分自身

この言葉を始めて聞いた時には、何を言っているのかさっぱりわかりませんでした。

「現実を創っているのは俺?んなわけないでしょ。そんな魔法使いみたいな特別な力もないし、王様みたいな権力もないし・・・何を言っているんだ。」

そんなことを思いました。

 

でもね、いろいろと考えると現実を創っているのは自分なんです。

これを理解するのに3年くらいかかりました。

 

人生の岐路に立った時に、悩んで、どちらの道を選ぶのかは自分自身。

こっちに行くのが当然だと何も考えずに選んで進むのも自分自身。

お金、時間、才能、タイミング・・・様々な要因で選べなかったとしても、最終的に道を進むのは自分自身。

 

もしかしたら自分で人生を選んでいるのかもしれないと思ったのが最初の気づき。

 

もっと大きな気づきがやってきた時には目からウロコが落ちるような思いでした。

それは、現実をどのように捉えているかが人によって違うということです。

現実はコップに水が半分ほど入っているのを見て、「半分しか入っていない」という人と「まだ半分も入っている」という人がいるのです。

どちらがいいというものはありません。物の見方が違うだけです。

この物の見方に大きく影響をしているのが感情です。

水が半分は行っているコップを見て、ポジティブな感情が湧いた人は「半分も入っている」という言葉がでて、ネガティブな感情が湧いた人は「半分しか入っていない」という言葉がでてきているのです。

この感情は過去の経験からでてくる反応にすぎません。

現実は、コップに水が半分ほど入っているということだけなんです。

人間が勝手にドラマを作ってしまうのです。

人によっては「なんだ水か。」という反応の人もいるでしょう(笑)

現実をどのような目で見ているかで、人によって現実が全く違うものになるのです。

同じものをみても感じていることや考えていることは全く違うのです。

 

これが現実を創っているのは自分自身のカラクリだったのです!

 

これに気づいたのは、メンターの言葉からです。

「やろうと思えば、お金を稼ぐのは簡単なんだよ。」

この言葉を聞いて、頭の中の配線がバチバチバチとつながったんです。

そういえばメンターはどんな場面でも言ったことやっているわ。

多くの人があきらめている中で、しっかりと結果を残しているわ。

実際にはこのメンターはお金を稼ぐことには興味がなかったのでお金持ちではありませんが、大きなお金を動かさないとできないことをなんとしてでもやってしまうんです。

自分が信じている通りに現実が動いていく。

 

その人の言動を見ていると、何を信じていて、どんな現実を歩んでいるのかわかってしまいます。

言葉にはその人の現実が現れているのです。さらには、表情、しぐさや振る舞いにもそれが表現されているのです。

現実を創っているのは自分なんだとわかった時に僕の中で何が起ったことは・・・

 

もし、現実を自分が創っているならば、この現実を変えることができるのは自分だけなんだ!

 

ということなんです。

僕は現実を変えることをライフワークにして、ずっと活動しているんです。

「人生は変わる」って僕にとってはとても魅力的な言葉ではないですか。

その研究成果を仕事としてやらさせていただいているのです。

 

もし、現実を創っているのは自分だとしたら・・・どんな現実を創りだしていますか?

もし、その現実が望んでいないとしたら、どのような現実を創りだしたいですか?

 

 
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■スリーインワン・トレーニングコース
心理の世界を頭、心、体を使って学んでいきます。
キネシオロジー、パーソノロジー、構造神経学、脳科学・・・
様々なことを学んでいきます。
http://homepage2.nifty.com/f-style/trainingcourse.htm

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アデニウムが成長しはじめる。

昨年7月に種を植えたアデニウム・アラビカム。

春になってアデニウム君たちは目覚めたようです。

秋までにどれくらい大きく育つのか。その記録に写真を撮っておきます。また秋にそれぞれを撮影することにしよう。

この週末は4月6日、7日と爆弾低気圧がやってきて風が強い。

昨日は大雨、今日は晴天で日差しは真夏ようにヒリヒリしています。

 

まずは、まぁちゃん、けいちゃん。

アデニウム(まぁちゃん、けいちゃん)
けいちゃん:我が家のアデニウムの中でダントツの大きさ。脇芽もでてきています。大木になっていくのかな。
まぁちゃん:茎の下がぽっちゃり。不思議なトックリのような形になっています。

 

次はゴレンジャー君たち。上から赤、青、黄、桃、緑。

アデニウム(赤レンジャー)
赤レンジャー:リーダーらしく一番大きい

 

アデニウム(青レンジャー)
青レンジャー:葉っぱがほとんど枯れていません。そのまま葉っぱはいるのかな。ちなみにごレンジャーでは青レンジャーが、ガッチャマンではコンドルのジョーが好きでした。

 

アデニウム(黄レンジャー)
黄レンジャー:太い子です。新芽が一番多くでています。

 

アデニウム(桃レンジャー)
桃レンジャー:一番小さい子です。茎はいちばんスベスベ。去年の葉っぱたちは先っぽが枯れています。この葉たちはどうなるのかな。

 

アデニウム(緑レンジャー)
緑レンジャー:この子は二階からダイブして一度枯れかけました。見事に復活。脇芽もでてきているんだけど、先細りになってドリルみたいになってる。これがどうなるのか。

iphoneのカメラって写りがいいな・・・

 

学生時代に楽しめなかったことが楽しめる年になってきた。

興味というものはいつ花開くのかわからないものですね。

 

■ 他のアデニウムの記事は
実生アデニウム・アラビカム(砂漠のバラ)インデックス」へ


ご縁が道を開く

うちの奥様が提供しはじめたライフチェンジ・プログラムを受けています。

そのセッションの中で、会社を辞めて起業するキッカケとなった人から今までのご縁があった人を思い出すワークをしました。

このご縁というもの。不思議なものです。

もし、一人でも出会わない人がいたとしたら・・・今の自分はいないであろうということ。

もし、違う人と出会っていたら・・・また違う道を進んでいたであろうということ。

僕は導いてくれたメンターをはじめ、お客様にもご縁を感じます。

上からひっぱりあげてくれるご縁、下から後押ししてくれるご縁。はたまた、横から共に歩んでくれるというご縁、斜めから関わってくれるご縁。

様々な縁があって自分を作っているのだということをイメージしたら、もう感謝しかなんですね。

自分でやると決めて行動したら、自然と周りから助けられていたんです。

自分だけでやっているわけではないのです。

きっと、周りを助けていることもあるでしょう。

人と人のつながりというご縁。

これを意識をして1日を過してみようと思います。

 

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ネガティブな感情の裏にあるポジティブな感情。
頭とハートをつなぐことで本当の自分が見えてきます。
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm

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心理の世界を頭、心、体を使って学んでいきます。
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地域の物語〜みんなの結婚「作品」としての振り返り

前回のブログ「ワークショップ」としての振り返りに続き、世田谷パブリックシアターで行なわれた地域の物語ワークショップを「作品」としての振り返りをします。

このワークショップは「市民劇」を作るものと位置づけられると思います。

今現在の市民劇のスタンダードは、既存の台本を使って作品を作るというものではなく、参加者が取材したり、そのテーマに向き合って自分たちで台本も作っていくというものが主流といってもいいでしょう。進行役(演出家・劇作家)の人はその方向性を示したり、まとめたりしていきます。

演劇というと演出家がどなりつけて稽古をつけるようなイメージがあったのですが、そんなことはありません(笑)

このイメージはかなり昔のものらしい。

真剣さの中にも和気あいあいとして雰囲気でワークショップは行なわれました。

地域の物語Cコース「ふたり」(舞台稽古風景)

※写真はすべて通し稽古のものです。

今年の地域の物語のメインテーマは「みんなの結婚」というもので、3コースが同時並行で進んでいました。

Aコースは「私の結婚」というサブテーマで、劇作家・演出家・俳優の吉田小夏さんが担当で演劇制作の進行役を、

Bコースは「100の結婚」というサブテーマで、劇作家・演出家の瀬戸山美咲さんが担当で演劇制作の進行役を、

そして、僕が参加したCコースは「ふたり」というサブテーマで、振付家・ダンサーの楠原竜也さんが担当でダンスの進行役を担いました。

作品としてはこの3つを1つの作品として発表するというもの。

小学校の時にやった学芸会や学習発表会とも違う趣です。

(最近では、劇場が学校にアーティストを派遣する事業があったりするので、見応えのある素晴らしい学芸会もあったりします。以前に富士見ヶ丘小学校に見学に行かせてもらい感動しちゃいました。ちなみに世田谷区もパブリックシアターが学校にアーティスを派遣する事業をやっています。ちなみに世田谷美術館もそんなことをしています。)

それは進行役がアーティストだからでしょう。

僕はこのワークショップの醍醐味のひとつは、アーティストと普通の人たちのふれあいだと思っています。

街を歩いていも奇抜な人には会うかもしれないけれど、まずアーティストに出会うことはありません。

アーティストって変な人なんじゃないかと偏見を持っていたのですが、いたって常識ある普通の人たちでした。

舞台芸術に真剣に向き合って作品を作っている優しい人たちです。

その道の専門家なんです。

そして、集まってくる人たちも、ある意味で他分野の専門家です。

「私、ただの普通の人」という言い方をする人も多いんだけど、生きてきた分だけ自分自身の専門家です。

誰も他の人の人生を味わうことができないので、来る人がすべて特別な人たちでもあるんです。

経験がみんな違うからね。

集まってきた人たちの経験も大切にして作品を作るのが、今回の地域の物語ワークショップです。

地域の物語Cコース「ふたり」(舞台稽古風景)

僕の参加したのはダンスのCコースでした。

この「ダンス」というのも既存のダンスの概念とは違います。

「リズムにのって振り付けを覚えて踊る」というものではなく、「その人の体からでてくる動きから、動きを作る」というものなんです。

体の動きそのものがダンスというとらえかたなんです。

ダンスというよりもパフォーミングアートという言い方が適切かもしれません。

この体の動きも2人で行なえばペアダンスにもなるんです。

相手を感じて動くだけでダンスになります。

自然とお互いに自由に動いていても呼応して影響しあいますし。

 

さらに言っちゃえば、立っているだけでダンスなんです。

この立っているだけでも興味深く見ることができるんです。

 

そこに何が見えるのか・・・

その人の今まで生きてきたすべてが見えるのです。

体の形、体の使い方、くせ・・・それは体を鍛えたのかもしれないし、怪我をしたのかもしれない。また、慢性的に何かあるのかもしれない、生まれつきなのかもしれません。

今までの履歴すべてがそこに詰まっています。

立っているだけでその人の人生をさらけだしているのです。

 

心理セラピストという職業柄、その人がどんな人かを見るスキルは訓練して身につけています。人相学から姿勢分析まで普段は使っていて、僕は問題解決や夢を実現する手段として使い、演劇は表現の手段として使うのです。この辺りを研究したくて演劇を学んでいたりもします。

作品「ふたり」の中の台詞で「ふたりの関係性は、距離と視線だと感じました。」というものがあります。

パートナーシップや人間関係を扱うセラピーの中で距離と視線を使ったりもするので、異分野から学ぶことも多いですね。

地域の物語Cコース「ふたり」(舞台稽古風景)

作品の作り方がユニークでした。

  • 町中のふたりを観察して、それを動きや詩としてを発表する。
  • ふたりから連想する、振りを作る。
  • など。
他人を観察して、自分の体を一旦通して表現をする。

自分の記憶から、自分の体を通して表現をする。

表現手段は自分の体だけ。または、言葉。

この言葉も自分がどんな言葉を選ぶかはその人自身がでてきます。

他者を見ていても自分を観ていることにしかならないのです。

 

その動きを進行役が一旦自分の体に入れて動きを作る。

進行役のセンスでどの動きが選ばれるのかが興味深いです。

きっと、その人らしい動きを選んでいるのではなかろうかと。

「えっ!それなんだ!」という新鮮な驚きがあったり、「あぁ、いつもそうだよね」という納得感があったり、「そんな動きしていたっけ」という意識していないものがあったり、この辺りがアーティスの腕というか真骨頂なんでしょうね。

 

そして、その動きを、自分で再現していく。さらにはそれを全員でやったり。

整理すると・・・

他者の動き(非観察者)→自分の動き→他者の動き(芸術家)→自分の動き→他者の動き(参加者全員の動き)

と「動き」が他者と自分を行き来する。

この一連の作業で、動きがだんだんと抽象化されていくんです。

つまりは動きが自分から離れて普遍性を持っていく。

ダンスのルーツを見ているかのようです。

地域の物語Cコース「ふたり」(舞台稽古風景)

見ているととっても面白くて、みんなダンスの振り写し(そっくりマネること)ができないんです。

ほんとものの見事に同じ動きがみんなできない。

これは技術的な問題なんです。

ダンサーは見た動きを自分の体をコントロールしきって動かすことができるんですが、普通はできません。

僕らはどんな動きも個性的な動きにしかならないんです(笑)

これはこれで面白いんだけど、群舞を踊る時には足かせにもなったりします。

同じ動きをすることで、その上にその人の個性が表現されることが消えてしまうから。

同じ動きをするからこそ、個性が際立つこともあるのです。

 

「適当にやりますよ。なんとかなりますよ。」という参加者がいました。

その方にゲネプロが終わった後、アシスタントが「それじゃダメ!」と今までにない強さで言い、振りを徹底的に練習をしたんです。

そうしたらね、その「適当にやる」と言っていた人の動きが輝きだしたんです。

魅力が全面に現れてきたんです。「うわっ!」と思わす驚きました。

それを見ていた仲間が一人一人とそのダンスの輪に加わり、見事な群舞ができあがっていきました。

もちろん、僕もその輪に自然と加わっていきましたよ。

これも集団で踊る群舞の原型なんでしょうね。体験から学ぶことほんと多いです。

僕は物事の本質を知りたいし解明したい人なんです。こんな気づきが生まれるともうワクワクがとまりませんでした。

 

全体アドバーザーのなるさんから「あなたは、振りや段取りはすでに踊りを覚えていて、舞台上で楽しんでいるねぇ。」と言われました。

今回は自分でビデオを撮ったり、自分で音楽を分析したり、自分で踊りも書き出したり、自分で段取りの表を作ったりしました。

誰かが作ったものを自分自身の手で整理してみたのです。

そうしたら覚えちゃったんです(笑)

舞台に上がるのは3回目なんです。舞台は覚えたらゴールだと思っていました。1回目の青年団の演劇入門というワークショップで演劇をやった時には、ほとんどみんなそんな感じでした。それが精一杯。そのせいかイマイチやり残し感があったんです。

今回は、覚えた先に世界が広がっているんだという経験をしたのです。

演出が入っても楽しい、段取りが変わっても楽しいんです。

何が楽しいかといえば、ちょっとしたことで、場の雰囲気が全く違うものになるからです。

小さな変化が大きな結果を生むのを目の当たりにすると、やっぱりそういうもんなんだなと納得できたんですよね。

「台本を覚えてからが本当の演劇が始まる」という言葉はおぼえていたんですが、楽しい世界は基本を覚えてからなんですね。

作品作りから上演するまで新しい世界がたくさん見えました。

自分の中に眠る可能性や才能を引き出すのに演劇的な技術はとても役立ちます。

 

最後の舞台は、もう演者も観客も緊張感がすごかったんじゃないかな。

人間そのものが持つ質感をそのままぶつけたような舞台だと思っています。

人間力勝負というのでしょうか。

人と人が出会って向き合う。それだけで何かが伝わったんじゃないかと。

 

外国でも通用するんじゃないか。そんな感想をアシスタントの方から言葉をいただいたり。

自他ともに最後の本番が一番良かったというピークを最後に持ってきてくれたのも進行役の手腕なんでしょうね。

 

見てくれた人がどんな感想を持ったのか。

「なんだこれは!醜悪だ!」と思ってくれたら幸いです。

多分、そうなんじゃないかと(笑)

地域の物語Cコース「ふたり」(舞台稽古風景)

地域の物語のワークショップで「芸術」の素晴らしさを知れたことは人生の宝になりそうです。

誰もが芸術にふれ、自分でやってみる経験を1度でもするといいんじゃないかな。

表現を見る側から表現をする側へ

以上です。


地域の物語2013「ワークショップ」としての振り返り

地域の物語ワークショップの舞台発表が終わったので、今現在の振り返りをしておきます。

■ワークショップとしての地域の物語

市民に開かれた公共劇場として作られたのが世田谷パブリックシアター。

演劇やダンス作品を上演する劇場という枠を超えて、誰もが参加できるワークショップなども企画運営しています。

アウトリーチといって、市民が劇場に足を運んでくれるのを待つだけでなく、劇場から地域社会に積極的に進出していく活動をしていこうという活動をしています。

ヨーロッパやアメリカではかなり普及しているスタイルなんだそうです。

日本ではここ世田谷パブリックシアターが手本となるべく積極的に活動している劇場です。

なので、学芸というセミナーやワークショップ部門も洗練されています。

劇場という場所と建物だけでなく、学芸というスタッフが充実していて受け皿としての体制は万全のようにみえます。

その器にワークショップを全国各地でやっているステキな人たちを講師に迎えたり、ワークショップを開催する人を養成するような講座も開催しています。

この地域の物語ワークショップも1998年から始まり、毎年開催され、今回が15回目になります。

と一般的な説明はこれくらいにして、感想を書いておきます。

地域の物語ワークショップ

僕たち参加者が15名、進行役のアーティストが2名、学芸スタッフが3名というチームでワークショップをやりました。

時にはスタッフも一緒にワークショップに参加し交流したりもしました。

明確な役割はどんどん希薄になっていきました。

誰もが平等であるという感じで、大人の尊重がある雰囲気でした。

普段は何をしているかほとんど知らないんだけど、ワークショップを重ねる毎に、その人となりがわかってくるのが地域の物語の醍醐味です。

肩書きよりも人間性が重要視されるようなそんな雰囲気。

場の雰囲気作りは公演に遊びにきた感覚で居心地がとても良いです。

過度なサービスもなく、かといって無視されるわけでもなく、それぞれがそれぞれのスタイルで時間を過ごすことができる見守りが心地よい。

 

進行役のたっちゃんこと楠原竜也さんは、とても細やかでよく人を観ています。

1回目でほぼ名前と顔を一致させ、名前を呼んでくれました。

「ここにいていいよ。」とそんなように言われている感じ。

アシスタントのるいるいこと千葉瑠依子さんもよく人を観察しています。

そして、たっちゃんの言うことを的確に例としてみんなに示してくれます。

言葉を体で表現できるってすごいですね。

そして、その精度が高いし、見ていてもさすがだな、あんなふうにできたらいいな、と感じさせてくれました。

このワークをやった先には、この状態が待っていると思うと意欲が自然と湧いてきます。

 

この進行してくれた2人はとてもシンプルでした。言葉も洗練されていて無駄がない感じ。

そして意志の疎通もバッチリでした。

意図がブレないと安心感が増します。

 

プログラムそのものは、本当に3ヶ月で作品が出来上がるだろうかというハラハラドキドキ感がありました。

最初の2ヶ月は、ほとんど体を動かすことに時間を使いました。

これは、ほとんど遊びのように楽しいものでした。

楽しく学ぶことができるって大事なことですね。

僕が「おおっ!」と思ったのは、いわゆるアイスブレークという呼ばれるどうでもいいワークがなかったこと。

その場をほぐすために「アイスブレークやります!」と最初にやるワークショップの90%はろくなものはありません(笑)この数字は僕の経験値ですが。

今回のワークショップで行なったワークのすべてが「ふたり」につながるようなものばかり。

そのために身体性を感覚を磨いていくものだったのです。

「なぜ、このワークをやるのか?」がとても明確になっているのはとても大切です。

必要不可欠なワークをやっているので、このワークを体験した参加者と体験しない参加者は、作品作りに大きく影響をおよぼしました。

動きがワークを体験した人のほうが明らかにいいのです。僕の目にも一発でわかるくらいに差が歴然としていました。

ワークを積み重ねることで作品が少しずつ出来上がって来る感はゾクゾクしました。

プロセスをとても大事にしているのが見事でした。

多分、ワークショップが行なわれる毎にミーティングを行なわれて、今後をどうするのか時間をかけて話し合ったんじゃないかなぁと予想しています。

ダンス経験なしでも安心して参加することができる内容だったし、経験者にはスキルアップを確実にできるエクササイズ満載でした。

 

作品作りに入ってからも集中力が高まっていくようなしかけをしていたように思えます。

いつ何をやるのが効果的なのか?

参加者の様子や状態をよく見ているからこそできることでしょう。

きっと、多くの引き出しを用意しておいて、現場で取捨選択をしたんじゃないかなと思っています。

最後のたっちゃんのこだわりは、舞台芸術家そのものでした。

ふだんアーティストに接する機会はないし、アーティストがどのように作品を作るかなんて見たことがありません。

結果しか見たことがないものばかり。

僕は映画でもメイキングのような制作過程がわかることがとても大好きなんです。

なぜなら、どのようなプロセスで作品を創造していくかに興味があるからです。

それを体感することで、クリエイティブな回路が自分の中にできた感じがしています。

これぞワークショップの醍醐味ですね。

たっちゃんが作品作りで細かいところまでこだわっている姿に感動しました。

このこだわりが作品に深みを増していくことを肌で感じられました。

 

ワークショップは結果だけでなく過程が大事と言われています。

このプロの舞台芸術家と長い時間を過ごすことで、何か大事なものを受け取った感じがしています。

 

料理に例えると、僕たちが素材です。どんな素材なのか、ワークを通じて吟味されていたような感じがします。それをたっちゃんが料理をするというようなワークショップでした。

この素材がとても個性的で料理するのは大変だったのではなかろうかと思います。

誰と誰を組み合わせたらより魅力が輝くのか、どんな順番で行なえばそれぞれが輝くのか、即興が得意な人にはどんな指示をすればいいのか、段取りを覚えている人には何をさせたらいいのか・・・

人をよく見ていないとできないことばかりでした。

ほんと贅沢に時間も場所もお金も使っているワークショップです。

 

普段できない非日常体験が大切なんです。

ただ生きるだけでなく、どう生きるのかがとっても大切なんです。

豊かな社会になればなるほど、これはとても大事なことになっていきます。

人が人として豊かに生きるとは何かを感じました。

地域の物語ワークショップのパンフレット

参加者もワークショップから帰ればいろんな現実が待っています。

それをいったんすべておいて、作品作りに集中する。

もしかしたら小さな刺激かもしれないけれど、自分の持ち場に帰った時に何か変化が起きているばラッキーですね。

 

世田谷という地域の参加者が多いので、道でばったり会ったり、地元の話で盛り上がったり、また会おうという話がでたり、「地域」というテーマでつながれた仲間が増えていくのは嬉しいです。

そして、去年の地域の物語ワークショップ参加者が今年も参加したり、参加はできなかったけれど作品を見にきてくれたり、顔見知りが増えていきます。

サードプレイスという家庭でも職場でもない第3の場所の重要性が言われているけれど、不思議な居場所ができた感じが嬉しいです。

東京はつながりが希薄だと言われるけれど、自分が選べばつながりを持つことはできるんですね。

そのチャンスを公共が提供しているのはとってもステキです。

 

今この時だからこそできないこと、世田谷パブリックシアターでしかできないこと、このメンバーではないとできないこと。

それが詰まったワークショップでした。

世田谷パブリックシアターを通じて出会った人も増えてきました。

人と人が出会うからこそ何かが生まれるのです。

今回のテーマである「ふたり」という関係性を結ぶ場として最高の居場所がパブリックシアターという劇場にありました。

ありがとう!

以上です。

■地域の物語ワークショップCコース活動の記録
  1.  1日目 出会うことは喜びである
  2.  2日目 すべてが個性でしかない
  3.  3日目 ハッピーバースディ
  4.  4日目 歩こう!
  5.  5日目 ふたり
  6.  6日目 話を聞けない大人たち
  7.  番外編 インからアウト
  8.  7日目 つながる
  9.   合同 3コース合同プログラム
  10.  8日目 群舞ができた!?
  11.  9日目 グダグダ
  12. 10日目 ルールとインスピレーション
  13. 11日目 作品全体が見えてきた!
  14. 12日目 時間!時間!ダンスの時間!
  15.  補講日 舞台に上がる!
  16. 13日目 舞台稽古と最終調整
  17. 本番当日 「地域の物語」ワークショップ本番当日
  18. 振り返り 「ワークショップ」としての振り返り
  19. 振り返り 「作品」としての振り返り
  20.   合同 3コース合同プログラム上映会&振り返り
<関係先リンク>
■世田谷パブリックシアター
■Cコース「ふたり」地域の物語ワークショップ2013
■地域の物語~みんなの結婚 46名のワークショップ参加者+3名の進行役/演出家/劇作家/振付家による作品


「地域の物語」ワークショップ本番当日@世田谷パブリックシアター

地域の物語ワークショップ本番当日。

僕たちが3ヶ月かけて作ってきた作品は、劇場で舞台芸術として発表します。

最近はTEDなどがEテレで放送されているくらいにプレゼンテーションに注目がされています。

この地域の物語ワークショップも自分たちが感じたり、考えたり、取材したり、観察したり、体験したり、テーマに関していろいろやったことを、作品として作り上げ舞台で表現をします。まさにスーパープレゼンテーションです。

ただの学習発表会という形ではなく、芸術作品までに高めて舞台に乗せるという体験が学びを深めることになります。

それが地域の物語ワークショップ。

 

今年のテーマは「結婚」。

その中で僕たちCコースのテーマは「ふたり」。

進行役とアシスタント、学芸スタッフ、参加者らで作品を作り上げました。

みんながそれぞれがそれぞれの専門家です。

みんなの個性や経験を分かち合いながら作品が立ち上がっていく様は見事でした。

平日の昼間に集まれる個性豊かな人たちをよくぞまとめてくれました。

 

芸術作品を作る過程は面白く、個人の経験が個人から離れていき仲間たちで共有され仲間たちのものになる。

その仲間たちがその経験を演じたりすることで、仲間の経験からさえも離れていく。

その抽象化というか客観化というか、仲間からは慣れていくことで、普遍性を持ち作品として人様に魅せられるレベルに上がっていく。

個人の経験が作品として立ち上がってくると何か力がそこに宿るんです。

ステキな経験でした。

地域の物語ワークショップ 稽古風景

こんなウォーミングアップも今日で最後です。

終わりがあるから始まりがある。愛おしい時間です。

今日はスケジュールが朝から夜までびっしりと詰まっています。

ウォーミングアップ後、着替えてゲネプロ。

ゲネプロにもお客さんが招待されていて半分近く人が埋まっていました。

僕自身は、もうゲネプロで踊るのが楽しくて楽しくて。

舞台の上でダンスシーンはずっと笑っていました。

地域の物語ワークショップ

ゲネプロ後はみんなでご飯を食べながら振り返り。学生時代の合宿を思い出すような楽しい時間。

進行役のたっちゃんとるいるいからゲネプロを見てのさらに高みに上がるための演出をつけてもらいました。

それは・・・

  • 基本的にはとてもいい。
  • 新しいことや余計なことはやるな。なぜなら他の人たちへの影響があるから
  • ルールがハッキリとわかっていない人がいる。それは明確に
  • ダンスの振りや立ち位置がズレているところは再確認
というもの。ほんとみんなを細かく見ていてくれます。

ダメだしというよりも作品をよりよくしていくための愛ある言葉でした。

この時に興味深かったことは、「まぁ、なんとかなるでしょう。」と余裕をあるふりをしてできないことを誤摩化して仲間が、「さぁ!練習しよう!」とやる気満々になったことです。

欲がでてきたことがすごく良かった。

彼は作品の最初の「あらわる」という場面のキーマンだったのです。

 

僕らのチームのすごいところは、修正が入るとしっかりと受け止めて立て直すことができること。

これは、たっちゃんに感心されたところです。

この時のみんなの集中力もすごかったな。

 

本番前に、Cコース参加者に関わってきた人たち全員で円陣を組む。

もう僕はここで泣きそうです。

さらに出番前に袖で待っている時にも涙を我慢していました。

猛烈に感動していたんですね。

大人が真剣に遊ぶという行為。それが形になる瞬間。

その刹那に僕が感動する何かがあるんです。

 

Cコースの作品は演者も観客もずっと集中をしているようなそんな作品。

しかも抽象的で何を観客の想像力をかきたてるようなそんな芸術作品に高まっていました。

後の感想で、外国のこの作品を持っていきたいと言われたくらいに、作品を見たその場では何が起きたのかわからない、後々あれはあぁだったのではないか、う〜ん・・・と記憶に残る作品だったそうです。

はじまった直後からものすごい緊張感がありました。

客席も固唾を飲んでみているのがわかります。

演者と観客の間にある独特な空気感のような関わり方は最高でした。

舞台をやっている人たちは、あぁいう感覚を味わっているのかと、芸術のしっぽくらいはつかめたのかもしれないと思いました。

 

最初から最後までずっと集中がキレずに終わりました。

たっちゃんやるいるい曰く、奇跡の連続だったと。すごい作品だったと。

やっている僕たちもすごい作品だったとわかるんです。

そんなことってあるのですね。

 

他者を感じることをワークショップではかなり時間を割いてやったので、観客さえも感じることができるようになったからなのかな。

地域の物語2013Cコースのメンバー

舞台が終わった直後の写真です。充実感がいっぱいです。

晴れ晴れしい笑顔ですね。

地域の物語2013アフタートーク

これはアフタートーク。観客と演者が話し合える場って大事ですね。

舞台も双方向であることで豊かさが広がるような気がしています。

 

そして、振り返りの時間がありました。3ヶ月のワークショップを受けた感想などを語り合ったり。

もう至福の時間でした。

 

「あぁ、そんなこともあったのな。」

「えっ!そうだったの。」

「そうそう、そうだった。」

進行役のたっちゃんが言った言葉が心に響きました。

 

「僕は、ここにいる人たちだけでしかできないものを創りたい。」

 

そうなんだよね。天地人なんですよ。

天とは時代です。今しかできなこと。

地とは場所です。ここパブリックシアターでしかできないこと。

人は人です。集った人でしかできないこと。

これは一種の奇跡です。今この瞬間は今にしか存在しないんです。

次ってもうないんです。今しかないんです。

 

これって子どもの感覚です。子どもの頃は知っていた。次がないことを。

だからこそ今この瞬間を全力で楽しむのです。

大人になると次があると錯覚をするようになるんです。

もう同じことは決して起きないのに。

今この瞬間を楽しむこと以外に大事なことなんてあるのでしょうか。

 

で、打ち上げが稽古場であり、その後は三茶で夜の街に消えていく人たちも。

僕らは満足して家に帰り、ゆったりとふたりで語り合いました。

 

もしかしたら、気づきをあとで、もうちょっと書くかも。

では、寝ます(笑)

 

参加してくれた仲間たち「いわた都/上田恵子/上田正敏/上本竜平/内田浩美/金田海鶴/齋藤由美子/鹿野恵/たかのっち/ポラン/マイケルちあき/御原由美子/凛音」、進行役の楠原竜也さん、アシスタントの千葉瑠依子さん、全体アドバイザーの成沢富雄さん、世田谷パブリックシアター学芸の恵志美奈子さん、九谷倫恵子さん、福西千砂里さん、そして観にきてくれた人たち。ありがとう。

このブログを読んでくれたあなた。ありがとう!

以上です。