紹介で来てくれたお客様がクレーマーになってしまったのですが、どうすればいいですか?
同業者の方からこんな相談を受けました。
あなたならどうしますか?
プロセラピストの上田正敏です。
お陰様でうちのフリースタイルは、ステキな紹介してくれる人たちと、紹介で来てくれる方々、ブログを読んで来てくれるあなたによって支えられています。
ありがとうございます。
なぜ、相談された方のようなことが起きるのでしょうか?
話を聞いていくと、紹介してくれる方は、カリスマと言われるくらいに魅力がある方です。
実績も実力もあり、多くの方から信頼を受けている方です。
一見、とても良いように聞こえますが、ここに落とし穴があったのです。
「カリスマさんが、言ったから来たのです。」
こんなことを言われるそうです。
つまり、自分をよりよくしよう、自分を癒そうと思って来ていないのです。
カリスマさんへのご機嫌取りで訪れていたということがわかりました。
つまり、他者のために行動をして、自分のために行動をしていないのです。
いや、違うな。
カリスマさんに気に入られたいという欲求を叶えるために行動したから問題が起きているのです。
結局は自分のためなんだけど、他者の影響が大きく関わっているのが問題です。
人は誰かから、認めてもらいたい、愛してもらいたい、という承認欲求を持っています。
ただ、自分の問題を解決したいというなら、この他者への承認欲求は邪魔になります。
本人が自分のために動くことが大切。
さらには、言葉にならない、助けてほしいという思いもあったりするのです。
医療、代替医療の世界では特に、自分が自分の体や心を癒すということを知ることがとても大切です。
お医者さんだろうが、セラピストであろうが、ヒーラーであろうが、補助的な役割しかできません。
本来持っている自然治癒力を持っているのです。
これを極限にまで高めるのは、自分自身の意識が鍵をにぎります。
きっとクレーマーになってしまったのは、自分で自分を信じてあげられない理由があるのでしょう。
それだけ何かがあって傷ついていたということでもあるのです。
同情して憐れむのは健全な態度ではありません。
理解をすることが共感への一歩になるのです。
クライアントさんは、
- 何をわかってほしいのか?
- 誰を許す必要があるのか?
心を専門に扱う僕は、この問いが大事だと思っています。
クライアントさんの行動は、自分を見つめるチャンスでもあります。
自分自身は、
- 何をわかってほしいのか?
- 誰を許す必要があるのか?
この問いを自分にすることも大切です。
この出来事から何を学んで、これからのクライアントさんに役立てるのかも大事なことですね。
表面に現れている問題は問題ではない場合が多いです。
本当に隠されている問題は何か?
それを見つめて手放すことが大切です。
■フリースタイル上田夫妻公式ページ
個人セッションはこちらのページを
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■予防医療学校ナチュラルメディカル
ナチュラルメディカルでプロのセラピストのための技術を伝えています。心と体に興味のある方は誰でも参加できる講座です。
4月22日(土)23日(日) ザ・経絡。
5月13日(土)14日(日) ザ潜在意識。
6月 3日(土) 4日(日) ザ・人間関係力学。
7月 8日(土) 9日(日) ザ・脳科学。
8月 5日(土) 6日(日) ザ・構造。
9月 9日(土)10日(日) ザ・セッションhttp://www.naturalmedical.org/quantumKinesiology.html
量子キネシオロジー講座(2)も(1)を受けていなくても参加できる講座になりました。