初めて心理セラピーを学びに行って衝撃を受けたことがある。
それは、人は自分の権威を誰かに明け渡しているということだ。
子供の頃に、親へ権威を明け渡してしまった。
次にあるのが、先生に権威を明け渡してしまった。
思春期になると、友達や仲間に権威を明け渡すこともある。
社会通念、常識、文化・・・様々な自分以外のものに明け渡すことになる。
それは「思い込み」「信じ込み」となってでてくる。
「○○○べき」という言葉になってでてくることもある。
無意識の反応ででてくることもあるのだ。動けないとかね。
心理セラピーのテキストに、その明け渡してしまった権威を自分自身に取り戻すのが、僕たちのしていることなのだと力強く書かれていた。
その時の大切な感情は「選ぶ」ということ。
自分で自分の人生を選べるという状態が、自分の権威を取り戻していること。
どんな状況でも、選べないと感じている時にはストレス一杯な状態であり、自分で選ぶのではなく、過去のパターンで反応することしかできない。
この反応は条件反射のようなものだ。
これは意志の力で選んでいない。
選ぶということは、尊重も同時についてくる。
自分が選んだことを尊重する。
相手が選んだことを尊重する。
自分が選んだことを相手が尊重する。
これはちょっと違う。
こうであればラッキーだけれど、相手のことはこちらがコントロールしたら、それはもう尊重ではないのだ。
そう、尊重の反対は、コントロールなのだ。
この20年、自分に権威を取り戻すことについて向き合ってきた。
これはすでに美学になっている。
ワクワクすることをするというも大事にしていることですが、誰かに権威を明け渡していると、権威者が許可した範囲内でのワクワクすることしかできないのです。
自分に権威を取り戻していれば、自分が自由に選べることができるようになる。
ワクワクとした感情も自分の限界を超えて、創造性は無限に広がっていく。
限界を作っているのは誰かを権威者にした自分自身なんだ。
このことは言うは易く行うは難し。
権威を自分自身に取り戻す。
大事な僕の価値観。
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