人の話を聞くと自分も同じ気持ちになってしまい、自分自身が暗くなってしまうことがあります。どうすればいいですか?

ライフワークで都内の高校に講演をしています。社会人が高校生に向けてのキャリア教育の一環のプロジェクトに参加しています。仕事を選ぶのに出会いとかご縁とか大切です。楽しそうに仕事をしている人に出会うと「なんかいいな」と憧れるところがスタートです。

そこで、高校生からメッセージカードで質問をいただきました。ここでその回答をしたいと思います。

私はずっと心理学に興味がありましたが、正直あきらめているところがありました。しかし、上田さんのお話を聞いてまた興味が湧いてきました!!まだ、将来どうなるか決まっていないので、1つの選択肢としてメンタルトレーナーを入れています。

そこで1つ質問があります。

私は人の話を聞くと、自分の同じ気持ちになってしまい自分自身が暗くなってしまうことがあります。そんな時、どうすればいいですか?

それが少し心理学の道をあきらめてしまった理由です。もし、時間があれば答えてくださるとうれしいです。

今日のお話し、とてもおもしろかったです!ありがとうございました!

メッセージありがとうございます。もう一度、メンタルトレーナーの道に興味を持ってくれてありがとう!

この問題、メンタルに関する仕事をする人の共通の課題です。共感力が高い人に起きがちなテーマです。

共感力というのは強みであり、他者を理解することにとても役立つ人です。そして、人に優しい人なんです。

ここで勘違いして、感じることをやめて、心を閉じたり、麻痺させて感じなくさせる人がいます。ネガティブなことを感じなくすることはその瞬間は大切かもしれませんが、長い目で見るとポジティブな感情も感じなくなってしまうのです。それで、自分自身が何かわからなくなる危険性があるのです。

ここで大切なことは、自分と他人の感情を分けることです。

「あっ、これは自分の感情ではない。これは相手の感情なんだ。」と客観的な視点を持つことが大切です。

自分と他人を分けるということです。境界線をきちんと引くことが大切です。

もしも、暗くなってしまった場合の対処療法も伝えておきますね。

家に帰ったらシャワーを浴びることです。身体を清潔にすることが目的ではありません。他人の感情を自分の感情にしてしまったことを洗い流すのです。これはイメージの力も使うと効果的です。自分の中にあるネガティブな感情である黒いものがシャワーを浴びることで洗い流されていくようなイメージをすると効果的です。ネガティブな感情は黒い影です。それをポジティブな光のシャワーで洗い流すのです。慣れてくるとシャワーを浴びなくてもイメージだけでできるようになります。

共感力があることは、とても大切なことです。その共感力を相手の立場に立って物事を見ることができる力でもあります。他人の役をやった後に、これは相手の感情なんだなと客観視することで自分の心が守られます。

メンタルの仕事は興味深いし幅も広いです。暗い話を聞くだけではなく、明るい話を聞く仕事もあるので、興味のままに仕事との出会いを楽しんで下さいね!

■フリースタイル・コンテンツ紹介

■個人セッション
潜在意識を探り、過去を癒し、今の行動を変え、理想の未来を手にいれます
https://www.yoriyoku.com/

■ソースワークショップ
自分が持つ「好き」を見つけて、それを仕事、伴侶、趣味に応用し、自分らしくなるためのワークショップ。
https://www.asobilife.com

■ハンモックフルネス
日々ゴキゲンでいるために自然の中でマインドフルネス状態になることで心身を整えます。ハンモックの心地よさが評判です。
https://www.hammockfullness.com


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください