メンタルケアには指導者が必要だ

メンタルを扱う仕事には指導者が必要だ。

一人でやっていると勘違いすることがでてくる。独学で精神世界を探求することは興味深いがガイドとなる人がいるのといないのとで大違いなのだ。

指導者というのは、やり方の正しい・間違っているの指導は補助的なもので、思考・感情・行動などのマインドのあり方について話が重要になってくる。

マインドとは考え方と訳すのがぴったりかな。人は考え方に癖を持っている。それは今まで経験してきたことから、感情が生まれ思考が育ち価値観が形成されていく。これが今の自分にピッタリ合えば問題はないんだけど、ズレていると自分で自分の首をしめるようなことが起きる。

今の世の中が気に入らなかったり、今の自分が嫌いならば、自分のマインドを変える必要があるのだ。自分がどのように世界を見ているのか、どのように自分自身を見ているかは変えることができる。

ケアとは変わらないを前提としていて、セラピーは変わることを前提としているという話を聞いてなるほどと思ったんだけど、僕が目指しているのはセラピーの世界だ。その前段階としてケアが必要だと思っています。人には癒しの段階が必要なのです。

僕の話を言えば、メンタルについて勉強をはじめた20代後半はやさぐれていました。仕事は上手くいかないし、彼女とも上手くいかない。自分自身も嫌いでした。自分には何も問題がない、周りが悪いのだと信じ込んでいた時代です。それが1年くらいかけてかな。自分自身と向き合い思い込みを外していったのです。その時に男性の先輩と女性の先生がサポートしてくれました。男性の先輩とは毎日のようにメールをして相談をし、女性の先生からは色々と教えてもらっていたのです。今思えばなんて贅沢な環境だったのでしょう。それくらいひどい状態だったとも言えます。

一人で自分の内面を探求するのは危険を伴うということです。マインドの中にあるひっかかってしまう罠にはまってしまい身動きがとれなくなっちゃうんですよね。そこから抜け出すには他者の存在が必要なのです。ニュートラルに俯瞰して物事がみれる人の存在が必要なのです。

指導者たる人は、自分自身と向き合っている必要があるし、癒すことも必要だと知っていることです。その経験からしか他人に伝えることはできません。知識や技術は役だたたない世界です。経験からしか教えることはできないのです。自分の言葉でしか伝わらないのです。言葉だけでなく口調や身振り手振りなど非言語でも伝えているのかもしれません。

ということで、毎月開催しているメンタルケア講座の案内です。実践を通じて学びを深めていきます。

■メンタルケア講座ZOOM開催(全4回)毎週火曜日

各21時~ 50分間
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