「愛させてくれない人って意外と多いんだよね。」
うちのかみさんの一言から対話が始まった。
「えっ?それってどういうこと?」
「助けてって言えば、いつでも助けようと思っているのに、
この場にくれば、なんでもしてあげられるのに、
逃げていってしまう人がいるんだよ。」
「そうなの?」
「そう。愛されることを拒絶しているとしか思えないんだ。」
そう、愛とは恋愛の愛だけではありません。
人間愛みたいなものです。
親が子供を無条件で愛したりするような愛です。
「愛されていない」
そんなことをカウンセリング現場で聞くことも多いです。
愛されている感覚って大事なことです。
愛されているから自己肯定感が高まったりしますから。
自分自身のことを振り返ってみました。
僕自身のソースの土台のひとつは、「世話をされる」というものです。
これは、ソース・ワークショップで自分自身を振り返っていた時にでてきた自分にとっての大事なキーワードのひとつです。
これ言葉を変えると「愛される」ということでもあるのです。
つまり、僕の生きる力になっているのが、人から愛されるということなんです。
愛されるために生きていると言っても過言ではないです(笑)
その逆で、「愛する」ために生きている人たちもいます。
推しがいるってそんな人たちだし、好きなことをして生きている人たちも同じです。
愛でるものがある人たちは幸せそうです。
愛されるために何をしていたのか、子供の頃について思いを巡らせました。
人の輪に自分から入って行って、一丁前に話をしている自分の姿が目に浮かんできました。
親戚の集まりで、大人たちがいるところに入って行って、これ食え、あれ食えと世話をされた。
裏の作業場で洋裁をしている職人さんたちの間に入って行って、これ食え、あれ食えと世話をされ、ネコと遊んでいたこと。
親戚のおばちゃんに会うたびに「あいしゅ」といい、一緒にアイスを買いに行き食べさせてもらっていたこと。ちなみに「アイスのおばさん」と呼んでいたそうです。
隣の酒屋さんから「配達行くよ」と声がかかると一目散に軽トラの助手席に座って、色々と連れて行ってもらったこと。
これ、正確に言えば、愛されようとしていたわけではなく、結果として愛されていたと感じた記憶です。
で、僕自身が何をしていたのかと言えば、「自らが人の輪の中に入っていく」ということ。
愛されるために、愛されにいったということです。
勝手に他人が愛してくれたのでなく、積極的に愛されに行ったということです。
言葉を変えたら「愛させていた」ということです。
あざといと思いますか?
いや違うんですよ。
「愛させる」ことを仕事にしている人たちもいるんです。
それはアイドルと呼ばれる人たち。
「愛したい」というニーズを満たしているんですよね。
で、僕の話に戻ると・・・
僕が不満を感じていたり、不幸だと感じたりしている時の特徴について思いを巡らせました。
ひきこもってるやん、俺
そうなんです。人を避けて会わないようにする。
さらに、積極的になると人を攻撃して愛させないようにするのです。
愛されるチャンスを自らつぶしていくタイプに変身するのです。
自らが不幸になっていってしまっているという。
親が悪いわけでも、世間が悪いわけでもなく、自分のせいであったということ。
俺が原因だったのか・・・
物事が上手くいかない時に、愛され下手になっていないか?
これはチェックしたほうが良いかもしれません。
ちなみに誰もが赤ちゃんの時には愛され上手だったんですよ。
特に言葉を話すまでは、笑いかけられたら笑い返していたんです。
だから色んな人が話しかけたり、笑顔をむけてくれたんですよ。
赤ちゃんは受け入れる天才でもあったんです。
だから誰もが愛される素質を持っていると僕は思っています。
愛され上手になりましょう。あなたの方法で。
きっと何かが変わりますよ!
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