傲慢には謙虚を、謙虚には傲慢さを

昨日のエントリー「世の中に受け入れられることはない」で自分の中にある影の才能について書きました。

影の才能は、決して世の中には受け入れられないんだと信じ込んでいます。

 

僕の場合は傲慢です(笑)

 

傲慢の反対はなんでしょうか?

謙虚です。

 

傲慢さとは、自分のための要素が強く、

謙虚さとは、相手のためにの要素が強いのです。

IMG_0154

謙虚と卑屈は違いますからね。

自分を攻撃する要素が入ってくるのが卑屈です。

罪悪感、恐怖、敵意などの顕在的な感情から卑屈は生まれます。

 

元々の質が謙虚な人は傲慢に振る舞い、元々傲慢な人は謙虚に振る舞うことでバランスがとれます。

謙虚さは時として恥の感情に乗っ取られます。

ついつい遠慮がちになってしまいます。

勇気をだして前にでる傲慢さのエネルギーが必要なのです。

 

傲慢な人が謙虚になるにはどうしたらいいのか?

そのヒントは内省です。

自分に問いかけることです。
誕生日の出来事から今年1年の方針を決めるで書いた引いたおみくじの言葉です。

  • 人のために忠実か?
  • 友と交わって信実か?
  • 修養を怠ってないか?

という問いを毎日自分に自問自答するするのです。

 

傲慢さってついついこういうこと忘れちゃうのです。

傲慢って俺様ですからね。

このエゴはとてつもなく強いのです。

 

このエゴは仲間になるととても頼りになる存在です。

答えがない世界に自分の答えを見つけてくれる存在でもあるからです。

 

傲慢と謙虚さのバランスをとることが大事なのです。

傲慢さを封印しようとするとさらに傲慢になっていきますから。

傲慢さも極めると謙虚さに行きついたりもします。

 

傲慢という強い力を持っているからこそ、人に優しくありたいものです。

 

■ソース ワークショップ
好きなことを仕事にし、好きなパートナーと共にいて、好きなライフスタイルを送るためのワークショップです。
ワクワクという自分だけが持つ才能であり個性を見つけていきます。
自分自身がどんな人間なのかを知り、それを人生に活かす方法を学びます。
発見編:第73期 3月15日(土)16日(日)
活用編:第27期 3月29日(土)30日(日)
http://www.yoriyoku.com/source/

■個人セッション
頭とハートをつなぐことで本当の自分が見えてきます。
自分を知り、自分の才能を磨き、生まれてきた目的が見えてきます
自分自身との対話です。親子関係、人間関係の葛藤も解消します。
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm


世の中に受け入れられることはない

自分は世の中に受け入れられていないのではないか?

そんな疑いを持っている自分と出会った。

 

僕がやることなすこと決して誰も受け入れることはないのだ。

僕のことなんて誰も気にしていないんだ。

僕なんてこの世に存在価値などないのだ。

 

と思っている自分に気づく。

この信じ込みは半分あたっていて、半分間違っているのだ。

この言葉を掘り下げていくと・・・

 

僕は世の中を受け入れない。

 

という想いに行きつく。

 

僕のことをわからない世の中がおかしいのだ。

あいつらが悪いんだ。僕は悪くない。

なんて運が悪いんだ。

 

と言い訳がたくさんでてくる。

でも、本当は、自分が世の中を信用していないのです。

そんなことを言っている傲慢な自分を発見したのです。

 

穴があったら入りたい(笑)

 

完璧主義な自分、プライドが高い自分、傲慢な自分。

嫌な自分ですよね。

こんな自分を消したいと思いますよね。

消そうとすればするほど、嫌な自分は力を持つことになります。

火に油を注ぐようなものです。

 

では、どうすればいいのかというと、受け入れることが大切です。

だって、そういうふうに生まれてきたから。

例外もあり、生育過程で傲慢のふりをしている人もいます。

その人は変わることが可能です。

生まれつきの場合は、受け入れることが大切。

するとどうなるか。

嫌いな自分を受け入れるのと、嫌いな短所が長所に変わるのです。

だいたい好きとか嫌いとって世の中的に平均値なところを好きだというのです。

美人だと感じる顔は平均値の顔だと言われています。

外れているところは嫌いだと思うのです。

みんなと合わないからね。

才能

 

こんな図を偏差値教育を受けた人は知っているでしょ。正規分布というやつです。

平均値の人数が一番多くて、成績が良い人や悪い人は少数になるという統計的な図です。

 

この図考え方は自分の中にもあるのです。

世の中に多い自分の特徴は平凡で受け入れられる。特に何も感じていない特徴。

世の中で良いと評価される特徴は才能である。表現したかったり隠しておきたかったりする特徴。

世の中で悪いと評価される特徴は無能である。誰にも知られたくない特徴。

と認識しているのです。

 

この図の良い・悪いと書いたところは、自分の判断に過ぎません。

良いとか悪いとかは意味をなさないのです。

特に僕は、この悪いと信じている特徴にその人の個性や才能が隠れていると思っています。

それが人間らしさだったり天才性だったりすると思っています。

心理学的にいえばシャドーとも言われているところなんですが、ここに光をあてるとむちゃくちゃ人は輝きだします。

魅力的になるのです。そう、魅力なんです。

 

まずは、自分でその魅力を受け入れること。

次にその魅力を世の中に表現していくこと。

さらにその魅力が社会に受け入れられる形に固めていくこと。

 

この3つのステップが大切になるのです。

 

ちなみに僕の傲慢はどのように高めたらいいのでしょう(笑)

そのいきついた答えはまた明日に。

 

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頭でわかった気になるな、体で体験しろ!

大人になると頭で全部を処理しようとする。

だいたい体は20歳くらいがピーク。

それからは衰退する。

30歳を過ぎれば記憶力も低下していく。

ピークを迎えて衰えていくばかりのものかといえばそうでもない。

 

経験は増えていきます。

すると脳内のネットワークは発達していきます。

自分の中の点と点がつながり線となり、線と線がつながり面となって、面と面がつながり立体になります。

過去の経験と経験をつなげることができるようになります。

これの良い点は経験と経験を組み合わせて物事を抽象化パターン化して学びを深めることです。

物事の本質が見えてくるのです。

今起きていることを過去の経験と照らし合わせて瞬時に判断することもできるようになります。

 

悪い点もあります。

それが今回のテーマである「わかったつもりになる」ということです。

脳内で記憶と記憶を組み合わせて、やったつもりになる、できたつもりになる、ということです。

「あぁ、それね」

なんてわかっているつもりになるのです。

わかったつもりは、あくまで「つもり」なんです。

物事は複雑な状況で奇跡的にできるものなのです。

自分の才能や経験値だけでなく、外部の要素も左右します。

天地人といいますが、天という時代、地という環境、人とのご縁。

わかっているつもり、できているつもり・・・

わからないつもり、できないつもり・・・

なのかもしれません。

 

過去は過去にしかすぎません。

 

大切なのは、今ここで、体験することです。

できるできない、わかったわからない、ではなく、やってみるということです。

体を動かして体験するということです。

 

もしかしたら、できていたことができなくなっているかもしれません・・・

もしかしたら、できないと思っていたことができるようになっているかもしれません・・・

もしかしたら、無理と思っていたこともできるかもしれません。

 

今やってみなければ、わからないことばかりなんです。

だからこそ、今やってみる価値があるのです。

自分の体験がすべてです。

他人の経験は他人の経験。

知識にはなりますが経験を通じた学びにはなりません。

 

人生は自分に体験をプレゼントするために存在するのです。

 

あなたは、どんな体験をプレゼントしたいですか?

 

僕はワクワクするような本気な体験をプレゼントしたい!

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アルトナの幽閉者

友人に誘われて新国立劇場で行なわれている「アルトナの幽閉者」を観劇。

哲学者であるサルトルの作品とだけあって深い重苦しくもある作品でした。

キャストの岡本健一さんと美波さんの美しさが救いでした。

 

心理セラピスト的な視点として、戦争の闇、家族関係の闇、親子関係の闇、個人の中にある闇がテーマだと感じました。

深層心理を扱っていくと戦争を知らない世代でも戦争は大きな影響を与えています。

世代を通じて知らず知らずに影響を受けているのです。

親が体験したこと、祖父母が体験したことは、時間でも空間のみならず、感情的にもつながっているからです。

 

深い悲しみや罪悪感、恐怖、狂気というものは、闇と同じです。

フタをして見たくない感情です。

見たくないからこそ、これらの感情は力を持つのです。

 

セラピーの現場では何をするかといえば、象徴的に言うと闇に光をあてます。

隠していることを表面化させます。

自分の中にある闇をしっかり向き合うのです。

 

そうすれば闇は力を持つことはできません。

闇は闇の中で力を発揮するからです。

心を扱う人に見てもらいたい作品でした。

 

アルトナの幽閉者(2014/2/19〜3/9)
作 :ジャン=ポール・サルトル
翻訳:岩切正一郎
演出:上村聡史
出演:岡本健一 美波 横田栄司 吉本菜穂子 北川響 西村壮悟 辻萬長
http://www.atre.jp/14daltona/

 

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表現と演技

山田ズーニーさんの大人の小論文「演技と表現」を読んでいろいろと考えています。

演技とは何か?表現とは何か?

演技とは、嘘を演じる技。虚というイメージが強い。

表現とは、本質を現実に表すこと。真実というイメージが強い。

演技は嘘、表現が本当。

はたしてそうなんだろうか?

 

演技というものを演じてみて、観てみて思うことは、演技もその人でしかないというものだ。

嘘をつくにしてもその人の個性がでる。

嘘を演じることで、よりその人らしさが際立つことがあるんです。

 

表現も本当に自分のすべてをさらけだしているのか。

本当にそうであるという表現は少ない。

子供と大人を比べてみてもそうだ。

ゲームをしても子供のはフェアを重んじるが、大人はズルをする。

子供は話をよく聞くが、大人はよく聞かない。

大人は経験を積んでいるので自分の判断でいろんなことをしがちなのだ。

経験が邪魔をするということもあるのです。

 

嘘の中に真実があったり、真実の中に嘘があったり。

表現と演技の区別がつかない。

 

演技ということが特殊なのではないだろうか。

演技は嘘だ。

嘘も良い嘘もあれば悪い嘘もある。

人を喜ばせれば良い嘘だが、人を悲しませればそれは悪い嘘だ。

まぁ、どっちとも言えない嘘もあるけどね。

 

確実に言えることは演技は不幸になる要素を持っている。

その時にでてくるキーワードは「役割」だ。

 

良き母を演じる、良き父を演じる、良き子を演じる、良き妻を演じる、良き夫を演じる、良き友を演じる、良き上司を演じる、良き部下を演じる、良き先生を演じる、良き生徒を演じる・・・

社会的に良いとされている役割を演じることは大変だ。

また、他人から役割を強制的に押し付けられるのも大変だ。

演じたくて演じるのは問題ない。

知らず知らずのうちにとか、強引にとかが問題となるのだ。

正確にいえば、それは役割を演じるのではなく、役割にはまり込んでいるのだ。

演技という仮面を被っているなら、それを脱げばいいのだ。

しかし、その仮面が脱げなくなり自分自身だと信じてしまったとしたら・・・

それは不幸の始まりです。

 

セッションを通じて僕自身もたくさんの役割を外してきたし、クライアントさんの役割も外してきました。

もう必要ではない仮面を外すとその人らしい顔になるんですよ。

不思議と輝いてみえるのです。

この状態が、自分を表現している時なんだなと奇跡を見せてもらっているのです。

 

自分ではない演技は卒業したらいいよね。

 

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愛されている

父親の誕生日で実家にパートナーと遊びに行く。

そこで昔の写真を見ました。

で、しみじみとパートナーは

「家族みんな幸せだね。」

と言ったのです。

上田 正敏

確かに写真にいる母親は笑顔で、僕はいろんな表情をしている。

その写真を撮っているのは父親だ。

 

セッションで親子関係のもつれを解消することを良くする。

それは人間関係の原型になっているから。

そこには親に感じた怒りや恨みなんかも当然ある。

愛されていないとか見過ごされたとかしょっちゅうでてくる。

もちろんそんな場面もあったろうし、そう感じてしまったこともある。

 

でもね、基本的には、愛されているんだよね。

そしてね、家族に愛を与えるために生まれてきているんだよ。

それくらい子供の力ってあるんだよな。

 

写真を見ながらそんなことを感じていました。

僕が子供の頃の父親の年齢よりも年をとっている自分がに軽くショック。

高校生の息子がいて大学受験とか言ってそうな年齢だ。

うむ親も完璧じゃないよね。

親子の誤解と葛藤は解消したほうがいいよ。

直接本人とでなくても自分の感じ方をね。

そのための誤解をたくさん解消してきた自分の癒しの時代を振り返っています。

 

愛されている。

 

シンプルな真実です。
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人の為と書いて偽りと読む

誰かの役に立ちたい。

そう思うのは人間の本能です。

人は集団を形成する社会的な生き物なので本能的にその想いは強いのです。

誰に喜ばれるのは誰もが嬉しいのです。

小さな子供も喜ばれることを自然としています。

 

人の為と書いて偽りと読むという言葉がありますが、それが当てはまる場合があるのです。

他人のことばかりで自分のことを無視してしまうと不健全なことになる場合があります。

自分の想いを無視してしまうから。

集団の想いと個人の想いのどちらもあるのです。

どちらも大切にできたらいいのだけど、集団の想いを大切にしてばかりいると、自分がいなくなってしまいます。

 

自分の想いは軸になります。

この軸を中心に周りの人たちに影響を及ぼすこと。

さらには人から人へと影響が伝わり社会にどのような影響を及ぼすかということ。

核になるのは、自分の想いです。

ここは誰かの為にでは、軸はブレるのです。

 

自分の想いは何か?

 

これを徹底的に見つめることはとても大切です。

自分の為を突き抜けると他者の為、社会の為になることがでてきます。

他者→自分→他者

という不思議な現象ですね。

子供が大人になる過程と同じなんですね。

幼年期は親を頼り(他者)、思春期で自立して(自分)、仕事をして社会の一員になっていく(他者)。

一体感→分離感→一体感という感情の物語の原型ですね。

 

自己を確立することが大事です。

自分を知ることからはじめよう!

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オリンピックにみるメンタルトレーニング(羽生結弦君おめでとう!)

オリンピックでは、選手のインタビューに注目しています。

心と体を扱うメンターから最新のメンタルトレーニングのヒントが満載だよと教わってからだ。

もう10年ほど注目しています。

僕の子供の頃は、報奨金が選手のモチベーションと関係していた。

今よりも良い生活がしたいという欲求が強かったからだ。

日本が豊かになると物や金では人の心は釣れなくなっていった。

 

その後どうなったかというと・・・

「気持ちいい」という自分の心地よさという生理的な欲求に焦点を合わせて、やる気を引き出していった。

 

さらには・・・

「応援してくれた方々のお陰です」という感謝の気持ちを全面にだして、周りの人の期待に答えたいという人が持つ根源的な欲求に焦点をあてて、やる気を引き出した。

 

今回の羽生君のインタビューが興味深かった。

「自分の演技からはほど遠い」という言葉。

「まだまだ」という感覚です。

 

ライバルは誰か他の選手ではなく、未来の自分。

理想の自分と現在の自分の比較です。

理想の自分でありたい欲求は、若い時にはとても強い感覚です。

そして、オリンピックがゴールではなく通過点にしかすぎない。

理想に近づくための通過点なんです。

 

もちろん嬉しいでしょう。

でもね、さらにその先にある理想の方向を見ているのです。

一流のプロフェッショナルですね。

 

「まだまだ」という感覚が自分にあるか問うてみました。

社会通念から自由であること、自分を縛っている枠を超えていくこと、人はどこまで自由になれるのか、ということ関して「まだまだ」と思っていることに気づきました。

「これでいいか」と思っていることが増えて来ています。

自分に「まだまだ」と思っていることがあった時に衝撃を受けました。

ライフワークに関することは「まだまだ」と思っているかもしれません。

一流のプロフェッショナルになりたいと思っていることに「まだまだ」と感じているかもしれません。

 

あなたは自分に対して「まだまだ」と思っていることがありますか?

 
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自己責任モデルという考え方

自己責任モデルという考え方がある。

いつぞや自己責任という言葉が流行って大論争が起こったこともあり、自己責任という考え方に違和感を持っている人も多いだろう。

僕の考える自己責任とは、

  • 現実を創りだしているのは自分自身である。
  • 今の現状は自分が選んだ結果である。
  • 自分が創りだした現実を受け入れて行動する。

という3つだ。

この考え方が役立つのは誰かに責任を押し付けている時や自分に力がないと勘違いしている時だ。

例えば、今不幸なのは親のせいだ、社会のせいだ、時代のせいだ、国のせいだ・・・・・

誰かの責任にしてしまい、自分には力がないと言っているのが問題なのだ。

 

例えば、親を自分が選んで生まれてきた、という考え方がある。

本当かどうかは誰もわからない。それを信じるか信じないかの世界です。

もし、自分がこの親を選んで生まれてきたとしたらどうであろうか?

そう考えた時に、問題が解決することもあるのです。

親が悪いと親に権威を明け渡して来た自分が、権威を自分自身に取り戻した時に、自分が選べると感じ、自分に権威があるんだと気づくことで、解決することがあるのです。

 

今あるのは皆様のお陰です。

という言葉を使う場合にも誤解がある場合があるのだ。

この言葉の大事な所は、自分が選び成し遂げたという自尊心があり、その上で周りの人達のお陰であるということを感謝することが大事なのだ。

ただ感謝している人たちは力を持たない場合がある。

自尊心は暴走をする要素を持っているので、感謝という心を持つことでバランスをとっているのだ。

 

自己責任の考え方は万能ではない。

時には役立たないこともある。

それは、因果という自己責任の考え方が役立つ真理があるのと、

縁という自分ではどうしようもないこともあるからだ。

自分ではどうしようもないと感じていることの中に自分でどうにかできることはあるんです。

それを僕はセッションやワークショップで扱ってきたので、自分の枠を外すために自己責任という考え方はとても役立つのです。

 

宿命は縁、運命は因果。

この2つがあるといってもいいでしょうね。

自分がコントロールできるところ、自分がコントロールできないこと。

この2つの区別がちゃんとつくと良いなと思います。

自分がコントロールできることは、コントロールをしていく。自分の責任において。

自分がコントロールできないことは、受け入れていく。

 

自己責任モデルというのは、自分が自分の人生を運転することができるという自信を取り戻す考え方です。

自分ができる範囲が広がる考え方です。

 

もし自分自身の人生が映画だとすると、監督はあなたです。主役もあなたです。

脚本は自由に選べるし、周りの配役も選べます。エキストラや舞台装置までも。

その映画の中で、あなたは何をやりたい?

 

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インスピレーション・シンキングとは?

昨日のブログでクリエイティブ・シンキングについて書きました。

左脳的な論理的思考であるロジカル・シンキング以外の思考法を使っているなと思って考えていたら、あぁという感覚になりました。

右脳的なインスピレーション・シンキングがあるなと。

僕の感覚ではクリエイティブ・シンキングは右脳と左脳を統合したような身体性を有する思考法に位置づけられています。

右脳的ってイメージなんで、思考にはほど遠い。

「わかる」と一瞬で理解することはできても、それを人に説明できるかは違うことです。

直感的にわかっても言語化できなければ、思考もできないし、伝えることも難しい。

イメージは伝える時に幅が大きいのです。

絵とか演劇とか映画とかパフォーマンスは、見る側の想像力に委ねる必要が言葉よりも大きいです。

 

論理的に伝えるのに最適なのは数式でしょうか。

さらにいえばプログラミング言語か。

 

で、直感で考えることが僕は多いです。

一見、矛盾しているのですが、それについて思いつきました。

直感で思いついたもの同士をつなげて考えることがインスピレーションシンキングです。

感覚としては全体に気づいているということ。

例えば、今この文章をパソコンに向かって書いていますが、外では飛行機が飛んでいたり、雀が電線にとまっていたり、除湿器や冷蔵庫やエアコンのモーターの音が聞こえていたり、うちの奥さんが洗濯していたりと周りで様々なことが起きています。

集中している時には、パソコンの画面しか感じていないこともあるでしょう。

ゾーンとかフローの状態はさらに、集中を超えて、周りも感じることができるようになります。

集中は緊張感がありますが、その緊張感を超えてリラックスしている時に全体に気づいているという感覚になります。

その時にインスピレーション・シンキングが起きやすい状態なんです。

 

脳内でニューロンがお互いがつながりあって、大きな答えが見つかるような・・・

記憶と記憶がつながって、大きな答えが見つかるような・・・

今この瞬間で起きていることすべてがつながって、わかるという感覚になるような・・・

そんな思考法がインスピレーション・シンキングです。

 

個人セッションやワークショップを10年以上もやっていると、この思考法を鍛えてきました。

僕がセッションやワークショップで焦点をあてているのは、潜在意識や無意識の情報を意識化することだからです。

自分では気づいていない、でも確実にあるものは何なのか。

その時に必要なことは、観察です。

相手に何が起きているか、自分に何が起きているか、周りで何が起きているか・・・

すべてが必要な情報です。

それがつながることがあるのです。

そして言葉として表現することが、インスピレーション・シンキングです。

うまいこといくと、言葉が勝手に湧いてきます。

それをただ書いたり話したりするだけになります。

それを自分自身で書きながら読んだり、話しながら聞いたりすることで、そうなんだと納得するんです。

考えているのか感じているのか微妙なラインですが、自分が自分の先生であり生徒であるみたいな関係性ができるのです。

 

こう書いていてなんですが、伝わっているでしょうか(笑)

 

もうひとつのインスピレーション・シンキングは、直感を感じた通りに行動するとわかるのもそうですね。

直感は大事だよね。

 

特に答えのないことを考える時には・・・

 

よい休日を!

 

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