起業支援(その1)

今年は起業支援に力を入れていく予定です。

なぜ起業支援なのか?

理由は大きく2つあります。

 

1つはセラピストとして起業して12年が過ぎました。

その中で、セラピストとして起業したいのだけれど起業できなかったり、起業しても失敗する人を数多く見てきました。

僕よりも腕が上だと思う人もかなりいました。

なぜなのか経験から考えました。

起業したての頃は、技術さえあれば起業できると思っていました。資格さえあれば起業できると思っていたのです。

ところが、実際には違いました。

良い技術を持っている人ほど「良いものは黙っていても伝わる」と思っていたりしますが、現実は違います。

技術があるのは当たり前。さらに何ができるかを人に伝えることが必要なのです。

言葉で人に伝えるということ。これが起業に不可欠です。

起業してから何に一番力を入れていたかというと、「仕事のやり方」です。つまりビジネスとは何かについて学びました。

会社員時代は研究所にいたので、ほとんどお客さんに接する機会はありませんでした。

会社にいたのだけれど、会社の仕組みはよくわかっていなかったのです。

一から勉強です。わからないことは学べばわかるようになります。

 

知らないことは知ればいいのです。

僕は試行錯誤しながら今でも仕事をさせていただいています。

技術向上はもちろんのこと、人に伝える技術も学び続けています。

自分が学んできたことを分かち合う必要があると去年くらいから強く思うようになりました。

12年前の僕自身に「何が欲しい?」と訪ねたらきっとこう答えるでしょう。

「今、何をすればいいのか道を教えてくれる人が欲しい」と。

全部、教えてくれる必要はないのです。そのキッカケが欲しいのです。

人それぞれ違うので、成功法則も人それぞれ違うのです。

なので、それを探すことになっていくのにはとっかかりが欲しかったです。

これからの社会は、個人をサポートしていくサービスが必要不可欠になります。

そんな仲間を増やしていきたいという想いもあるのです。

社会をよりよくするために活動をしていきたい。

それには個人の力を超える必要があると痛切に感じているのです。

 

人をサポートする人を応援したい。その人たちが起業する力になりたい。

これが理由のひとつです。

もうひとつは・・・僕のライフワークである自己成長に関係があります。

(続く)


権威との葛藤(その1)

「権威との葛藤」という大きなテーマが心理学世界ではあります。

これは特に仕事やリーダーシップに大きな影響を与えます。

「権威との葛藤」をシンプルに言えば「権威を持つ人に敵意を持つ」ことです。

例えば、

  • 親が悪い
  • 上司が悪い
  • 組織が悪い
  • 社会が悪い
  • 日本が悪い
  • 世界が悪い

というような自分よりも権威を持っている人や何かに対して反発している状態なのです。

反抗期というのは、自分以外の権威を否定することに始まります。

自立をしていくプロセスで必要なエネルギーでもあります。

 

「ならば、いいじゃないか。」と思われますが、問題もあるのです。

自分が他者の権威に敵意を持っている、自分が権威を持った時に誰かに敵意を持たれるのではないか、という恐怖を心の奥底で感じているのが問題です。

この恐怖は気付いている場合もあれば、気づいていない場合もあります。

権威に対して敵意が強ければ強いほど、自分が権威を持つことを恐れる。

だから、権威を持つことをしないということが起きるのです。

無意識に権威を持たない選択をし続けるのです。

するとどうなるか?

自尊心がなくなっていきます。

自分自身の権威をも否定しまうからです。

権威との葛藤

 

権威との葛藤があると、権威がある人たちに反抗的になります。

いい子として反抗するパターンと悪い子として反抗するパターンがあります。

悪い子は権威を攻撃するからわかりやすいですね。いい子は自分を攻撃しているので、一見わかりずらいです。

攻撃をするという点では同じです。

権威に対して反抗するというのは、非建設的です。

簡単な反抗は、権威のすべてを否定すればいいのです。

対話の余地すらなく反抗していればいいのです。

 

自分がリーダーシップを発揮して、権威を持つ時に問題が生じます。

リーダーシップを発揮しようとしないのです。

リーダーを攻撃してきたので、自分自身がリーダーになりたくないんです。

だって、自分が攻撃してきた時のように攻撃されると思うから。

 

リーダーの本質は、自ら与える人です。

誰もがリーダーシップを持っているし、発揮する必要があるものです。

特に仕事は、誰かに喜びを与えて、その報酬としてお金を頂きます。

喜びはモノであったり、サービスであったり、様々なものです。

人間関係でもそうですね。愛を与えるのもリーダーシップです。

 

権威者に反抗するだけでなく、自らが与えない選択をしている状態も権威との葛藤していることになるのです。

 

では、どうしたらいいのでしょう?

僕の体験を通じて話していきます。

■権威との葛藤の連載はコチラ

  1. 権威との葛藤(その1)
  2. 権威との葛藤(その2)
  3. 権威との葛藤(その3)
  4. 権威との葛藤(その4)
  5. 権威との葛藤(その5)

ホリスティック医療から統合医療へ

WHA(ワールド・ホリスティック・アソシエーション)でセミナーをしました。

新潟でのセミナー(連携する医療WHA)に続いて今回は東京開催でした。

以前からそうなんですが、集まる人によって講演の内容が変わります。

情報を伝えることよりも情報をいかに活用していくかに時代の流れは向かっています。

それも今までの自分の経験をふまえて未来の自分を創り出すように頭だけでなく腑に落とすことが大事になります。

参加者どうし、講演者どうし、講演者と参加者・・・場にいる人すべてが参加しているようなセミナーが好きですね。

新潟とやっぱり内容は違います(笑)

 

僕が心に響いたのは「心とは何か?」ということ。

辞書で調べると・・・

 人間の理性・知識・感情・意志などの働きのもとになるもの。また、働きそのものをひっくるめていう。精神。心情。

とある。

ふむふむ。わかったようなわからないような。

 

では、「心がない」ものって何でしょうか?

さらには、「心がある」ものって何でしょうか?

考えてみて下さいね。自分で考えることで見えてくるものがあります。

 

人間の理性・知識・感情・意志などの働きのもとになるもの。」を見て見ると、働くという言葉がでてきます。

この感じを分解すると「イ」と「動」というように分解できます。

「イ」は「人」を表します。つまり「人が動く」ということですね。

心というのは人が動くということなんです。

 

WHAでは復興支援もしています。「心の復興支援」をする時に、それは何だろう?と自問したそうです。

心の支援とは、「相手が動けるように支援すること」という定義を付けました。

これが一番大切なことです。自分が動いて何かをするのはなく、相手が動けるようにサポートしていくこと。

お金やモノや情報を与えるのではなく、その人がそのお金を得たいとと動けるようになったり、モノが欲しいと動けるようになったり、情報が欲しいと動けるようになることなんです。

一方的に与えられているだけというのは、飼われているようなもの。

人間の尊厳が奪われていきます。

自分から欲しいと望むことが人間である証なのかもしれません。

 

僕の講演のテーマは「健康で生きるために大事なたったひとつのこと」でした。

ブログを読んでくれている方にはバレバレなのでしょうが、この答えは「ワクワクすること」です。

では、「ワクワクする」ためには、どうしたらいいでしょうか?

答えのひとつは、「夢」を持つことです。

夢の本質は心です。自分が自発的に動きたくなるような夢を持つことです。

心が動きたくなるというのは「感動」でもあるのです。

「夢」には「感動」がつきものですね。目に見えないけれども確実にあるものなんです。

誰もが夢を持っています。持っていないという人は、忘れているだけなんです。忘れさせているという場合もあります。

夢を持てない状態というのは、元世界銀行の副総裁をされていた西水さんの著書を読んでいてわかりました。

毎朝、水をくんで、次は何をして・・・それを毎日毎日繰り返す生活。そして、自分の子供たちも同じことを繰り返していくイメージしかできない。

これは人間の生活ではなく、ただ動物のように生命を維持して生きているだけという状態。

「想像してごらん」とあるミュージシャンは言っていたけれど、夢を想像ができるというのは、人間が人間であるために必要なんですね。

ある政治家は「私には夢がある」言っていました。

希望がある未来を夢見ることが、健康な人間なのです。

自ら動きたくなるのが人間なんです。

 

そんな話をさせてもらい、最後にみなさんの夢をシェアしていただきました。

筋反射を使って確認したので、よりその人らしい夢がでてきて、人それぞれに宿る夢ってやっぱり素晴らしいなと思いました。

個人的な夢であろうが社会的な夢であろうがどっちでもいいのです。

自ら動きたくなる夢が大切なんですね。

 

タイトルの「ホリスティック医療から統合医療へ」への前置きが長かったですね。

これは、日本でのホリスティック医療への試みが海外のものとは違い誤解されて入って発展してしまったという話がでてきたのです。

これからは統合医療になっていくという話でした。

 

言葉の定義をちょっとだけ紹介しておきます。

代替医療
世界各地で古くから用いられている伝統医学、民間療法などの、現在主流の西洋医学以外治療法を総称して呼んでいる。英語の Alternative というのは「代わりの」という意味である。「現状に替わり得る」という事で使われている。ただし「西洋医学にとって替わるというものではないという事で Complementary つまり補完医学という言い方もある。

ホリスティック医療
病気は何らかの働きかけによって、患者自身の自然治癒力が活発になり癒されるものであるという全体論的な考えに基づく医学思想で、治療に患者が積極的に参加し、医師は患者を支え援助するものであるとする。様々な治療法を総合的に組み合わせたり、いろいろな観点から患者全体を見ていこうとするやり方。

統合医学
インテグレティブ医療といわれ、緊急医療には西洋医学、生活習慣病には代替医療というように、それぞれの得意な所を併用すればいいという現実的な考え方で、患者にとっては望ましい。原理の異なる様々の医療体系をミックスするのではなく使い分けることをワイル博士らが主張している。背景にインフォームドチョイスなどの患者の人間性を尊重しようとする患者主体思想の社会的浸透がある。

(参考文献 サンフランシスコ州立大学の保健教育学部長のホリスティックヘルスプログラムのエリックペーパーのテキストより)

来年は、この活動に積極的に関わっていきそうです。

WHA講師

12年ぶりのスーツ姿。こういうのもいいね。


自分の軸を作るということ

自分の軸というのは、自分が何者なのかを知るということ。

自分はどこから来て、どこに行くのか?

ということなんです。この言葉を見ると旅人なのか?と思ったりします。

 

そうなんです。旅人なのです。

特に始めて会う人は、その人がどんな人なのかを知りたいのです。

それが軸なのです。

 

他者に自分を紹介するのにポイントになるのは、まずは自分で自分を知っていることが大切。

そして、どんな面を他者に知ってもらいたいのかが重要になります。

人間は多面的な側面があり、様々な顔を思っているとも言えるのです。その顔は良い顔もあれば悪い顔もあります。それが人間というもの。

 

日本人は自己紹介が苦手だと言われています。世界と比べてですが。

理由は簡単。もともとが村社会だったから。生まれてから死ぬまで新しい人に会う機会が少なかったのです。

いつも同じ人といると自己紹介もなにもない。だって、知っているから。すべて見ているし、見られている関係性だからです。

自分が考えていることなんて、周りは知っているから、特にコミュニケーションをとる必要もなかったのです。

 

現代では、新しい人たちと会うことが多いのです。だから、コミュニケーション能力が重要と言われたりしているのですね。

適切な自己主張をする必要があるし、他者の話を聞くことが大切になるのです。

 

自分の軸を知ることは、自分のためであり、他者のためであり、社会のためになります。

仕事をするとなると「私はこんなことができます。」と話す必要があります。

過去にこんな経験を積んで来ています。未来はこうなったらいいなと思っている。なので、現在はこんなことをしています。

自分理解と他者理解のために言語化しておく必要があるのです。

この言語化はとても重要なことです。

 

さらにこの軸について見ていくと頭で理解するだけでは足りないのです。

何が必要なのか?

それは身体です。身体に軸ができているか。

身体の中心に筋肉がしっかりついていて、それを使えているのかが大切になります。

以外と身体の外側だったり、大きな筋肉だけを使っている場合が多かったりします。

そういう人は軸がぶれたりするのです。

身体の軸と心の軸はつながっています。

健全な身体に健全な精神が宿るとはよくぞ言ったものです。

 

心と身体の専門家としては、このつながりを無視することはできません。

僕は軸がぶれがちになります。それは身体の軸ができていないことが、身体の先生から聞いてわかりました。

心の軸を作る。体の軸を作る。

研究を続けます。


豊かであるためには・・・

僕の今までの豊かさの定義は・・・

「好きなことを好きな時に好きなだけ好きな人とする。」

というものでした。

これはもちろん豊かさということことではあるのですが、どこかで借り物の言葉のようにも感じていました。

ソースのマイク・マクマナス氏の言葉を変えて僕の定義にしていました。

それが変わりました。

豊かさを考える時に、逆転の発想で、豊かでないと感じた経験をこの1週間で振り返ってみました。

豊かさでない経験をしたなと思いこんでいたことで、結果的に豊かさを感じる経験になったことも多いことに気づきました。

時間をたっぷり使って友人との時間を過ごせたことが、とても嬉しかったりもしました。

でも、ひとつだけ豊かさを感じていないことがあったのです。

それは、友人のホームパーティーにお祝いを持参しなかったこと。

分かち合えない悲しみを感じていたのです。

自分が思っている以上に深い悲しみでした。

人に与えることが、なんらかの理由でできない時に、僕は悲しみを感じてしまうのです。

それを深く掘っていくと、自分の中にある泉のイメージが湧いてきました。

僕を中心に豊かさが広がっていくような、そんなビジョンです。

自分が発信基地となって豊かさが広がっていく。

僕が誰かに豊かさを流して、またその人が豊かさのバトンを渡していく。

この感覚を感じた時に、とても心が平和になったのです。

ペイフォワードの世界ですね。

豊かさの罠は、他人との比較です。

他人と比較するから落ち込んだりするのです。

そして、外的な要因が豊かさだと勘違いしている。

家だったり、車だったり、お金だったり・・・物だと思っているのです。

物はとても比較がしやすいのです。

豊かでないとあせってしまうのです。

真の豊かさは心の中にあります。

心が豊かだと、自分の周りにある物が豊かになっていくのです。

豊かな心が、実際ある物に感謝できるのですね。

今のこの時代に日本に生まれてきた幸運だったとしか思えません。

だからこそ、自分がリーダーシップを発揮する必要があるのですね。

誰の中にもリーダーシップがあるのです。

シンプルに定義をするなら「自分発信で与えること」です。

それが豊かさにつながるのです。

この与えるのは、モノでもお金でもヒトの紹介でも情報でも気持ちでも何でもいいのです。

これに気づいたら、どちらか一方を選ばなければならないと感じていたことが、両方とも叶うという経験を即座にしました。

いつでも豊かさは自分の中にも、そして周りにもあふれかえっている。

それをただ選んで受け取るだけなのです。

あなたにとって豊かさとは何ですか?

豊かさとは?


自分と相手の中に答えがある!

答えはいつも自分と相手の間にあります。

特に関係性にまつわることはすべてそうです。

 

個人のことは自分の中に答えがあります。

どのような関係性を持ちたいのかについても自分の中に答えがあります。

 

ところが人が関わった場合・・・

相手には相手の答えが相手の中にあるのです。

自分の答えと相手の答えが一致している時には問題は起こりません。

ところが、自分の答えと相手の答えが違う場合に問題は起こります。

同じだと思っていても、実は違ったということも多々あります。

 

例えば、「私は花が好き」「私も」といった会話があった時に、「2人とも同じだね。」ということもできます。

でもね、「じゃぁ、どんな花が好き?」と聞いてみると「バラ」「ひまわり」「チューリップ」「桜」「ユリ」と様々な答えが返ってきます。

花という言葉を聞いただけでイメージが湧いて来る物がみんな違います。

人によってイメージの中では「野生の花」だったり「花壇」だったり「花束」だったりするかもしれません。

 

こういった認知の違いが問題を引き起こすことがあるのです。

同じ言葉を使っていても人によっては意味が違うのです。

文脈が違うとかコンテキストが違うという言い方をしたりします。

 

自分の中の答えと相手の中にある答え。

このふたつをすり合せることが大切です。

まずは相手の理解です。

 

この時に、「私が正しい。相手が間違っている。」と勝ち負けの問題にしてはいけないのです。

お互いの答えがぶつかって変化していく必要があるのです。

つまり第3の道が必ずあるのです。

 

この考え方は好きなことを仕事にするためにも役立ちます。

「自分がやりたいこと」と「相手が望んでいること」の2つがつながった時に仕事になる可能性があります。

それがお金を払ってでもつながりたいと思うことが仕事になるのです。

 

答えは自分の中にあるだけではなく、関係性の中にあります。

その答えを探していくことが社会とつながるということなのではないかと思っています。

人間は一人で生きられる存在ではなく、他者がいることで生きることができる存在だから。


生まれてきた目的って何だ?

人は生まれてきた目的があるという。

本当だろうか?

僕は意味がないと思っている。

けれども、生まれてきた意味を与えることは大切なことだと思っている。

 

生まれてきた意味があるとすれば、他者を喜ばすために生まれてきたとも言える。

あれほど赤ちゃんが誕生して周りの人たちに喜びを与えてくれる存在はいないからだ。

不思議と笑いかけたくなるのだ。

誰もが赤ちゃんだったことを考えれば、人を喜ばす存在であるといえる。

赤ちゃんって何者になろうとか、何かしてやろうとは全く思っていない。

 

生まれてきた意味は、自分で気づいていくことが大切。

「自分のワクワクすることをしたい!」という個人的な欲求と「他人のために役立ちたい!」という2つの欲求を持っている。

どちらかだけでは心から満足することはできない。

自分のワクワクすることだけをしていると、知らず知らずのうちに孤独になっていることもある。

他人のために役立つことだけをしていると、知らず知らずのうちに心も体も疲弊していくこともある。

両方バランスがとれていることが大切だ。

 

僕はある時、ビジョンクエストという生まれてきた意味を知るためにネイティブアメリカンの儀式的なことをしたことがある。

本質的に何をしているかといえば、自分を深く深く見つめるということである。

その時にわかったことは、僕の生まれてきた意味は・・・

「人生を楽しむこと!」

ということ。

それが直感的にわかった時に、がっかりしました(笑)

「えっ!もっと崇高なことじゃないの?こんなんでいいの?」

という戸惑いです。

しばらくそのことについて考えていると「人生を楽しむことを伝えること」なんだということがわかり腑に落ちました。

自分が楽しんでいる姿を他者に見せることで、その他者が人生を楽しむことを許すことができる。

「踊るアホウを見ているアホウが踊りだす」そんな循環が起きるイメージです。

ついつい人は頑張りすぎてしまったり、余裕がなくなってしまったり、思い詰めたりもすることがあるのです。

そんな時に楽しんでいる人を見て、「あぁ楽しむことを忘れていたな。」と気づいて、「何か楽しいことをやってみよう。」と思ってもらえる存在であることが大切だと気づいた。

 

人それぞれ、生まれてきた意味は違います。

自分にとって生まれてきた意味をプレゼントすることは大切です。

その答えは、自分の中にあります。そして、他者との関係の中で育ちます。さらに社会に影響を与えていくことになるのです。

もしかしたらちっぽけなものかもしれません。壮大なものかもしれません。

自分の中にある答えを見つけられたら・・・

前を向いて進んでいくだけですね。とてもシンプルになります。

あなたの生まれてきた意味は何ですか?

良かったら教えて下さいね。

もし、わからないという方は個人セッションやワークショップにご参加下さいね!


影響力に対して自覚していますか?

大人になると「自分には影響力はない」と信じている人は多いです。

それは信じているだけで影響力を回りに与えています。

人は生まれながらに影響力というものを持っています。

生まれた時のことを想像してください。

どれだけの人に祝福されていたでしょうか?

お父さん、お母さん、おじぃちゃん、おばぁちゃん、親戚の人たち、近所の人たち、出会う人たちに手を振ってもらったり、遊んでもらったり。

赤ちゃんは、周りの人たちに笑顔をプレゼントしています。

赤ちゃんはどんな人も受け入れる力を持っているので、誰もが笑顔で話しかけてくれるのです。

もし拒否されたらどうしようという痛みを感じないので、気軽に接してくれるのです。

 

死んだ時のことを想像して下さい。

どれだけの人が涙をしているでしょうか。

自分を肴に笑ったり泣いたり懐かしがったりしているでしょうか。

 

人が集まっているところではどうでしょうか?

笑顔でその場にいる。しかめっ面でその場にいる。泣きながらその場にいる。

周りの人たちの反応は変わるでしょうか?それとも同じでしょうか?

 

人は影響を与えているのです。

話している人だけが影響を与えているのではありません。

聴いている人も影響を与えているし、ただその場にいるだけで影響を与えているのです。

 

あまりにも自分の影響力に無関心な人が多いのです。

その人達は自分には影響力がないと信じているのです。

自分がどんな影響を周りに与えているのかを観察してみてください。

どんな影響を与えているのか。

それは、ポジティブなものかもしれないし、ネガティブなものかもしれません。

どのような影響を周囲の人たちに与えたいのか。

それを考えてみるのもおススメです。

 

僕は、何をしていても何をしていなくても影響を与えているなら、周りの人たちが幸せになるような影響を与えていきたいですね。

何時でも何処でも癒しと元気を与える存在でありたい。


人は何に共感するのか?(その2)

昨日のブログでは「感情への共感」について書きました。

人は感情以外に共感するのは何でしょうか?

ビジョンです。

その人が持つ社会的な夢です。

個人的なビジョンに人は共感しません。

分かりやす例としては「お金持ちになりたい」というビジョンです。

「そうだよね。わかるよ。」と言ってくれたらいいけれど、反感を感じてしまう人もいるでしょう。

では、お金持ちになったとしてそのお金を何に使うのか?

「恵まれない人たちを支援したい」

「環境問題を解決するために使いたい」

「世界を平和にするために活動したい」

というビジョンだったらどうでしょうか?

「僕も同じビジョンを持っています。」という人に共感されるのです。

方法が違ったとしても同じ方向を向いている人たちとは手を組むことはできるのです。

これは垂直展開の共感です。

 

興味深いもので、「ビジョン?何それ?」という人もいたりします。

「またうちの社長は誰かに影響されてきた・・・」という話もよく聴きます。

その人たちからよく話を聞いていると、その人自身に共感していたりするんです。

その人がどんなビジョンを持っていようが関係ないのです。

「あなたが、そんなに言うのなら、信用します。」

その人に共感をしているだけで、その人が何をしても応援するという人もいるのです。

これは水平展開の共感です。

 

人から共感されたい時には2つのタイプがあります。

1)ビジョンに共感する

2)在り方そのものに共感する

というものです。

 

この2つの共感は別物です。理想はどちらの共感があったほうがいい。

でも人にはタイプがありますからね。

ビジョンを持つことはどちらかと言えば簡単です。持てばいいだけ。

この在り方に共感されるには、人格を磨くこともさることながら、有限実行する行動力だったり、周りに対する気遣いだったりが大事になります。

一朝一夕にはできないことです。

多くの人に共感されるということは、生き方がすべてなのかもしれません。


人は何に共感するのか?(その1)

人は何に共感するのでしょう?

考え方だったり境遇だったり経験だったり。

それは大きく分けると2種類のあるのです。

「喜び」と「苦痛」です。

共感というくらいだから感情が関係しています。

感情的に言えば「快(good)」か「不快(bad)」なのかです。

あなたはどちらに共感しやすいですか?

快の感情に共感しやすい人は、良いものを広めていきたいと思う人です。

こんなにいいんだから、多くの人に伝えたいのです。

 

不快の感情に共感しやすい人は、問題を解決したいと思う人です。

痛みを取り除き喜びを感じるように変化させたいのです。

 

どちらのタイプになるかは、今まで経験して来た人生によります。

恵まれていた人は恩恵を伝えたいと思うし、不足をしていた人は変化したいと思う傾向があるのです。

自分が何にワクワクするのか?

それを知ったならば、あなたが社会でしていくべきことが自然と見えてくるかもしれません。

今日は自分が何に共感するのかについて書きました。

明日は、人に共感してもらう方法について書きます。