健全な孤独を感じること

「一人で生まれ、一人で死んでいく」
だから孤独なんだと。

「誰も自分のことをわかってくれない」
だから孤独なんだと。

「まっすぐな道でさびしい」
だから孤独なんだと。

多くの賢人たちが、孤独は大前提だと言っている。
そして、そういう人たちの周りには人が集まっているように見える。

まぁ見えるんだ。

人とつながっているからと言って、孤独感がないわけでもない。
東京砂漠と誰かが歌ったけれど、人がいても孤独は感じるものだ。

孤独とはなんだろう?

孤独のイメージは闇だ。
暗いのだ。色に例えると黒。

黒は恐怖とつながっている。

太陽の光を存分に味わいながら暗い気持ちになるのは難しい。
闇夜で暗い気持ちになるのは簡単なのだ。

孤独は、どんなに遠ざけようとしてもいつも自分の隣にいるのだ。

僕は積極的に孤独を感じることを推奨する。
それは山の中で一人で夜を過ごすことだ。

周りに人がいないところで、夜を一人で過ごすこと。

木々が音がする、葉っぱが落ちる音がする、動物の足音が聞こえる、何かよくわからない音がが聞こえる。

しかも暗闇で何も見えない。

そんな時に月明かりがでて周りがよく見えてホッとする時もある。
満月で狸が踊り出すというのがわかるくらいに明るい時もあるのだ。

暗闇の中にいても、ライトはつけない。
そうすると目が慣れてきて周りがだんだんと見えてくる。
人には闇夜を過ごす機能があるのだ。

小さく焚き火をする。

その光だけで十分なのだ。
太鼓の昔から人は火を見ると安心するということがよくわかる。

見た聞いただけでは不十分。
実際に体験して感じたこと、気づいたことだけが正解なのだ。

頭が良い人は、分かった気になりやすい。
共感力が強い人も、分かった気になりやすい。

分かった気になって孤独を感じるのは危険だ。

孤独というものの闇にさらに落ちることになる。
これが不健全な孤独なのだ。

孤独ということがわかれば、他者を尊重できるし、人とつながろうとする。
つながってなくてもへっちゃらなのだ。

これが健全なる孤独である。

孤独でいるとね、自分を尊重するしかなくなるのだよ。

これは人それぞれ感じてもらいたい。

そんなイベントをやりたいと願っているが、これには僕にも参加者にも準備が必要。
一足飛びにはできないのだ。

第一歩としてハンモックフルネスがある。
第0歩としての何かが必要だろうか。
紅葉ハイキングでハンモック体験を企画しようかな。

■ハンモックフルネス
山の中でハンモックを使ったマインドフルネス
https://www.yoriyoku.com/tankentai/hammockfullness.html

<現在提供中のサービス>

■zoomを使った個人セッション。
カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
https://www.yoriyoku.com/zoomSession.html

■自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるために
個人セッション
https://www.yoriyoku.com

■自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ
ソース・ワークショップ
https://www.asobilife.com


おもてなし登山(後編)(高尾山28回目)

富士山

ご飯も食べ終わって、高尾ベースキャンプに戻り宿泊者用の共有スペースでおしゃべり。

前編はこちらから。

高尾ベースキャンプの宿泊者共用スペース。湯沸かし、電子レンジ、冷蔵庫、エアコンあり。

「今日は夜道を歩くの疲れたし、天気も良くなさそうだし、ご来光高尾ハイクは辞めよう。
 ケーブルカーが動くのが8時だから7時起きね。」

と高尾ベースキャンプの消灯時間23時に就寝。

高尾ベースキャンプのドミトリー部屋。1部屋2段ベット2つの4名。電源とUSB端子あり。

ドミトリー感がとても懐かしいですね。
夜遅くまで電車の音が聞こえて、目の前の道路も深夜まで交通があります。
川の音が聞こえるのはいい感じ。

夜中の3時に目が覚める。
本当はこの時間に起床で、ご来光ハイクに行く時間。

上でごそごそ、ショートスリーパーの友人は起きているみたい。
横でごそごそ、うちのけいちゃんは寝れないみたい。

トイレに行き、1階のデッキを見に行ったらここで寛げそうだった。
2階に戻り友人もトイレに起きてきたので、下で話さないかと提案。
部屋に行ったら寝ぼけながらも起きているようなけいちゃんも誘って、暗闇の中での対話が始まりました。

この時間が良かった。

夜には不思議な力があります。
心の奥底にまで届くような深い対話だったなと。
雲が晴れてオリオン座が見えて感動したり、だんだんと世が明けていくのが見れたり、明るくなるにつれて世界に音がどんどんと増えていくのを体感したりと、自然を感じる時間でした。

対話で僕の中に衝撃的な気づきがありました。

それは、時間的に焦りがあるということ。

友「僕がやるカウンセリングは、10年、20年かけて学んでいくことを提供している。」
私「僕も同じだよ。10年、20年で気づけることを90分で提供しようとしていたんだ。」
友「それは無理があるよね。」
私「最近、気づいた。」
友「10年、20年かける意味があるテーマだから」
私「5年、10年かけて気づいていけたらいいよね。」

と言って、自分で気づいたんです。
時間を短縮しようしようとしているということ。

私「時間が短ければ短いほど価値があると思っているね。」
友「そうかな。」
私「いや、焦っているんだよ。早くしなければならないと思っている。」
友「そうだね。」
私「自分にも他人にもセッカチで急がなきゃと思っちゃってる。」
友「そう感じているんだね」
私「自分自身を認めていないんだなぁ・・・・・」

そんな話がでたんですよ。

早くできるようにならなきゃ。
ゆっくりしてはいけない。
時間をかけてやることに意味がない。

感情的には恐怖でいっぱいだったんだなということを自覚しました。
これって思い込みだからね。

時間がかかることはあるし、ゆっくり時間をかけていいんだよ。
もっと自分に優しくしよう。

そんなことを受け取ったことが忘れられません。
ステキな対話だったなぁ。対話の濃さには、環境と人が大事。

セブンイレブンで買ってきたカップラーメンを食べて高尾に出発。
ケーブルを使い1号路で山頂へ。

ケーブルカーにのって高尾事務所に出勤(笑)初めて行きにケーブルカー乗ったかも。
ケーブル降りて1号路で薬王院経由で高尾山へ
高尾山から富士山は見えませんでした。
山頂でコーヒータイム
帰りは、3号路には新しい橋が多かったような。整備ありがとうございます。
お約束の天狗焼。黒豆の餡子が美味しい。山頂ケーブルカー駅隣のお店で。
紅葉屋本店さんで新蕎麦を。これは美味かった。新蕎麦をもりで食べるのが吉。
いやぁ楽しかったね。来年は沢登り体験だねぇ!
ようやく京王がリニューアルを発表したホテル。2021夏開業で体験型ホテルらしい。どうなるんだろう?

とっても充実した時間でした。

おもてなしをする、おもてなしをされる。

これって表裏一体で同じことだし、相手を思いやる気持ちを持てるかって大事なこと。

心が闇に落ちる時って、自分のことしか考えられない時なんだよね。
相手に思いやりの心を持ったり、感じたりすることが、心の平安を持たらすんだな。

よく心理学で言われる「相手に与えなさい」って、こういうことかもしれないね。

まんちゃん!ありがとう!

WILD-1の金のシャチホコのシェラカップが来た!ありがとう!
そしてアルコールストーブを。アウトドアで遊んでくれたらいいな。

自然の中にいることは究極の癒しということで始めたコンテンツ。
■ハンモックフルネス
山の中でハンモックを使ったマインドフルネス
https://www.yoriyoku.com/tankentai/hammockfullness.html

<現在提供中のサービス>

■zoomを使った個人セッション。
カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
https://www.yoriyoku.com/zoomSession.html

■自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるために
個人セッション
https://www.yoriyoku.com

■自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ
ソース・ワークショップ
https://www.asobilife.com


最近、ぼーっとしていますか?

ハンモックフルネスという新しい提案です。

ハンモックフルネスはこんな人にオススメなコンテンツです。

  • ボーッとする時間が欲しい
  • 心身ともに整えたい
  • マインドフルネスを体験したい
  • 思考ではなく直感が働くようになりたい
  • 自分の身体の声を聞いて健康になりたい
  • 自分軸を見つけたい
  • 何がしたいのかわからない
  • ストレスを軽減したい
  • 自然の中でハンモックがしたい
  • 人がいない低山をハイキングしてみたい
  • 自分が考えていることを話して整理がしたい
  • 感情のモヤモヤを解消したい
  • 気軽にリトリート体験がしたい
  • 自然の中でゆっくりと自分を見つめたい

この数年、ハンモックの魅力にはまって、様々なところでハンモックを楽しみました。
と同時にこの良さを多くの人に伝えたいと考えました。

ハンモックに出会ったのは、色々なことに疲れてこの先どうしようかと考えていた時に、自分の原点である大好きなことをしようと思ってからです。

自分の大好きは「アウトドア」「自然」「火」という3つのキーワードでした。
アウトドアは道具は全部捨てていたので一から買い直し、自然は家から近い高尾山域に繰り出し、火も家から自転車でいける府中多摩川で焚き火を楽しみました。

そんなキーワードで遊んでいるうちにシノギングを知り、その中でハンモックに出会ってしまったのです。

ハンモックに初めて乗った時には、後に落ちて転がったりしたんだけど、実際にハンモックで寝たら体験したことのない浮遊感を味わったんですよね。
ゆらゆらと揺られているうちに寝てしまい、それがまた気持ちが良い。
ハンモックに座って焚き火をしていると落ち着くのです。

子供の頃には当たり前だったんだけど、大人になったら忘れてしまった何かに触れた感じがしました。

自分のペースでゆっくりとやる気持ちよさを同時期に味わいました。
周りのペースに合わせるのではなく、自分のリズムで動くよさです。
それを自然の中でやると自分自身が整うのです。
まさにマインドフルネス!

自然の中でいるだけで呼吸がしやすくなり、自律神経が整ったり、腸内環境がよくなるという理屈はどうでも良いです。
とても気持ちが良いと感じるというのが重要です。

多くの人に、この感覚を味わってもらいたいと試行錯誤をして、ハンモックフルネスを提案することになりました。

アウトドアでのハンモックを使った最初の一歩をハイキングと共に提供します。
山道を歩くこともマインドフルネスに近づく一歩です。
ゆっくりと丁寧に歩き、ハンモックで十分にゆっくりとした時間を過ごします。
積極的休養となることでしょう。

アウトドアであること、人が少ない・いない地域でやること、三密は避ける形になっています。

今現在、9月27日(日)、10月8日(木)、10月18日(日)、10月29日(木)のスケジュールを出しています。これ以降も随時スケジュールを出す予定でいます。

興味がある方は下記ページをご覧下さい。
https://www.yoriyoku.com/tankentai/hammockfullness.html

またこのような情報が欲しい方はこちらのページから登録をお願いします。
https://www.yoriyoku.com/tankentai/formTankentai.html

<現在提供中のサービス>

■zoomを使った個人セッション。
カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
https://www.yoriyoku.com/zoomSession.html

■自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるために
個人セッション
https://www.yoriyoku.com

■自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ
ソース・ワークショップ
https://www.asobilife.com


高尾山で撤退(27回目)

高尾山から富士山方向

久々に体力アップのために始発で高尾山に。

夜が長くなりましたね。始発だと朝が暗い。

高尾山に登り、城山を経由して南高尾を歩き、高尾ハナレにいく計画を立てました。
最近は天気が不安定だったので、晴れるという天気予報を信じたら、ずっと曇り(笑)
しかも湿度がむちゃくちゃ高い感じで、モヤがかかる高尾でした。

そのせいか、6号路を歩いているうちに、変な感じに。
体がどんどんと重くなる感覚になっていきました。
思ったように体が動かない。なんじゃこれは!

息が切れないように呼吸をのんびりと歩いて、なんとか頂上へ。

始発で来ると空いていますが、1時間後には人だらけに

もうね、頂上では一時間くらい滞在したのかな。
いつもは写真を撮って早々と立ち去ります。
水を飲んでは休み、おにぎりを食べては休み、お湯を沸かしては休み、コーヒーを飲んでは休みと、頂上でいろんな人を観察。
動きたくないからのんびりとしていました。

夏の疲れがでたのか、寝不足のせいだろうか、湿度が高かったせいだろうか、運動不足のせいだろうか、栄養関係、それとも・・・

そんなことを考えていたのだけれど、意味がないので途中でやめました。
本当の理由がわかっても、今現在は、それがどうしたということだから。
無事に帰ることが一番大事なことですから。
原因追及は後でいいのです。

ULシノラーのスタイルで #アヲネロ #ハラマキTシャツ #ビッグタートル #アルトラローンピーク4.0

この後どうしようかなと考える。

歩いて帰るのか、ケーブルカーを使うのか、温泉で一休みするのか、最悪の場合は誰かに助けを求めるのか、そんなことを考える。

シンプルに帰るという選択をする。

ただ、せっかく来たのだからというマインドが邪魔をする。
よく遭難した人が行き着く境地だ。

撤退って、なんか良い言葉だなと年齢を重ねたせいか思います。
潔さがあるんですよね。
楽しむことが大事なんだから、目標を達成することに意味はないのです。
この撤退という、あきらめるような、執着を手放すような感覚って、実は大事なんだなと思ったりしますよね。

トンネルを抜けると

で、ケーブルカーに乗って帰りました。
どこにも寄らずに帰り、家に帰ってぐっすりと寝ました。
原因は寝不足と運動不足と湿度のせいだな。

紅葉はまだまだですね

知らず知らずのうちにたまっていた疲れですね。

秋は養生が大切です。

健康第一にいきましょう!

<現在提供中のサービス>

■zoomを使った個人セッション。
カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
https://www.yoriyoku.com/zoomSession.html

■自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるために
個人セッション
https://www.yoriyoku.com

■自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ
ソース・ワークショップ
https://www.asobilife.com


歩行禅としてワラーチを試してみたメリット・デメリット

アウトドア特に山では、マインドフルネス状態になることに気づき、この良さを伝えるために様々な研究開発を実践しています。

自然がもたらす癒しの効果だけでなく、寝る、食べる、歩くということそのものがマインドフルネス状態になるんだなと感じています。

都会で暮らしていると、いろんな思考や感情が渦巻いてグルグルとしてしまっているんですよね。
頭が思考でいっぱいになっていると体や心の状態に無関心になってしまうんですよね。
しかもそのことに気づかないということが問題になっていたりするんです。

20年も心や体のサポートをしてきた身としては、いかに思考を手放す方法を伝えたり、技術を使ってきたりしました。
自然ってそのまま丸ごと自分自身を受け入れて変容させる力を持っているのだとしみじみと感じています。

その一環として最近は、歩くことに注目しています。
その中で見つけたのがワラーチ。
ワラーチは、そこの薄いサンダルです。

ワラーチ

これでマラソンを走ったり、山岳レースをする人もいるのです。
足が故障して医者にも見放されてワラーチを試して復活したという話も聞きます。

これ、底が薄いのでクッション性がないので、裸足で歩くのとほとんど同じです。
小さな数ミリの尖った石を踏んでも痛くない程度です。
足裏のプロテクションが多少あるという感じ。
あとアスファルトの熱からも足を守ってくれます。

だからこそ、細かい足の骨を使うし、それにまつわる筋肉や靭帯を使うことになります。
うちにあるThe Anatomy Coloring Bookをみると、ほらこんなに複雑で美しい。

足の解剖図<骨編>

これを見ると、足も手と同じように器用に使えるはずなんですよね。
さらに筋肉や靭帯は複雑にこの骨にくっついています。
複雑な構造ということは、複雑な動きができるようになっているということです。

靴を履いているとほとんどその機能を使うことがないので、ワラーチを履くとビックリするかもしれません。

ワラーチを履いていると、この骨のひとつひとつが動くような感覚になります。
地面に合わせて骨が動き、凸凹に足を合わせていくようなそんな感じ。
だから、ダイナミックに足が動いている感覚があるのです。

それとは別に台湾式足裏マッサージを受けた気分にもあります。
数日は不思議な足裏感覚が残ります。
ちょっと痛いです(笑)

おもわず足のすごさについて語ってしまいました。

本題に戻ります。

ワラーチは足を守る要素がとても少ないのです。
靴で石を踏んでも痛くないんだけど、ワラーチで踏むと激痛が走ります。
靴に比べて足を保護する役目がほとんどないのがワラーチです。
クッション性はないです。

だからメリットもあるのです。

それは歩き方が意識的になることです。

地面がどんなようになっているか観察する目。
地面の状態を観察する足裏。

歩くことに意識的になります。
しかも一歩一歩を意識して歩かないと痛い目にあうので、集中力をとても使います。
これがとても瞑想的なんです。
歩くことに集中することでマインドフルネス状態になるということ。
つまり思考を手放して頭が空っぽになるということです。
歩行禅という言葉もあります。

歩くトレーニングに最適だと思います。
できるなら若い頃から足裏感覚を磨いていけるのがいいですね。
ほとんどの足は靴で強制されて不自然な形になっていますから。
理想はチンパンジーですね。
人間で靴の影響を受けていない足の人は見かけませんね。

裏高尾の某沢
こんなところを歩くイベント企画のためにロケハン中

都内がむちゃくちゃ暑いのでロケハンしてきました。
都会を離れると美しい沢がありますね。ここ都内だけど。

ワラーチで沢登り
ワラーチで沢登り

裸足も試したりもしました。

裸足で沢登り
裸足で沢登り

ここの場所だけでいえば、きっとフエルト地の沢靴が一番すべらない。
その次に地下足袋に草鞋の組み合わせかな。
そして、トレランシューズのようなゴム底の靴。
その次にワラーチ、裸足です。

裸足だから良いというものではありません。

裸足が気持ちが良いのは、岩と土ですね。

ワラーチや裸足はより意識的に足を使うという意味でとても良い感じです。
トレーニングの一環として良いんじゃないかな。

僕はこれはメンタルトレーニングに使えるなと。
つまりマインドフルネスになるためにこのような遊びが使えるということ。

座るという坐禅して座って叩かれるような苦行は好きじゃないし。(憧れはある)
動的瞑想のほうが好きなんです。

そして仕上げにハンモックを張ってのんびりと。

沢またぎハンモック
沢またぎハンモック

動いた後には休みことも重要です。
沢の音を聞きながらの昼寝は最高です。

ワラーチのメリット

  • 足裏感覚を鍛えることができる
  • 歩き方の改善ができる
  • 安価で購入・作成できる
  • 涼しい
  • マインドフルネス状態になることができる

ワラーチのデメリット

  • 慣れるまでが痛い
  • 足の保護がない
  • 藪では使えない
  • 日に焼ける
  • 周りから不思議な目で見られる

ワラーチで自然の中を歩く。

何か大事なものを思い出すかもしれません。

やっぱりワラーチは歩行禅ですね。

<現在提供中のサービス>

■zoomを使った個人セッション。
カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
https://www.yoriyoku.com/zoomSession.html

■対面個人セッション
自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるために
https://www.yoriyoku.com

■自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ
ソース・ワークショップ
https://www.asobilife.com


ワラーチとハンモックとフューチャリストと

都内の気温が40度近くの記録を更新する中、僕のホームである高尾へ。
午前10時の高尾山口駅も普通に暑かったのです。
夏のハイキングは熱中症に注意ですね。
僕は多めの水を持つようにしていて、ガンガン飲んで循環をよくしています。

おしっこが透明だと水は足りていて、黄色になればなるほど要注意なんですよね。
脱水症状を簡単に診断するのに使えるテクニックです。
山での場合、自分で荷物を持つ必要があるので、持っていく量と飲む量は調整をする必要があったりもします。

今回のテーマは、先日のワークショップで作ったワラーチで、南高尾を凌げるかに挑戦です。
ワラーチで、シノギングでいつも登っている枝尾根に入ってハンモックで昼寝して帰ってくるというミッション。

僕は僕を信じていないので、バックアップにトレランシューズは背負っていきました。
慣れてくれば、なんとか凌ぐ工夫をするかと思うのですが、初めての時には冒険も慎重です。

ワラーチで歩く南高尾は気持ちが良いですね。
登山道ならば、ワラーチで十分じゃないかというのが履いてみた感想。
とにかく軽いのと山を歩いているという実感を足裏感覚で感じられるのが良い。

ハンモックも自然をより身近に感じられるのがとても良いところで、ワラーチも自然をより感じやすくするツールですね。
大地をガシガシとつかんで歩く感覚は野生を呼び起こすような気がします。
より自分の感覚が研ぎ澄まされていきます。

デメリットは虫対策かな。蚊に刺されるので虫除け必須です。
山の中は強力な虫刺されが必要なのかそれが問題です。
今回は自然派な虫刺されでなんとかなりました。

裸足は小石があったり枝があったりするとちょっと痛いですね。
ただワラーチを履けば解決します。サンダル最強です。

ちょっとだけいつもより足捌きに意識を向けるだけで快適ハイキングでした。

いつもの枝尾根でハンモックを張ってご飯を食べて、ダラダラと話をしていきます。
この雑談が今回も抜群に学びが深かったですね。

メンタルトレーナーの生き字引でありフューチャリストでもある方との対話はいつも深い。
自然の中で自分を解放して対話をすることは、可能性の扉を開くのと同じことですね。

山を歩くのも、ハンモックで寝るのも、焚き火でご飯を作るのも、瞑想でありマインドフルネスなんです。

僕にとっては楽しい修行です。
いつもはソロなんですが、仲間と行くとまた違った気づきがあるのが面白いのです。

今回の大きな気づくは、人間って不自然だということ。

僕自身は、人間の自然界の一部であり、自然の摂理で生きるものだと思っていました。
進化論では適応したものが生き残ったというのが最近の定説ですが、僕自身は弱肉強食の考え方が基本であると思っています。

実際に自然界を見れば、弱ったものは他のエサになり循環していますから。

人間もかくあるべし。

そう思っていたのです。

でも、なんか社会って、なんか違うよなとも不思議に思っていました。
自然界の掟と全く違うような違和感を持っていたのです。

それは、人間が社会性がある動物であり、自然界へ挑戦している動物だということ。

エアンデルタール人が死者に対して墓を作り、花を手向けていたらしいのです。
野生の動物たちは、死を怖いものだと思っていないはずなんです。
死ぬ瞬間まで生きるというシンプルな構造になっていると僕は思っています。

ところが人間は認知革命があり、神をも発明した動物です。
自然の摂理に逆らうことが正しいことだと思っても当然なんだなと。

自然界の掟に逆らって、人間同士が協力しあって、弱者も対等に生きられる社会を作るという挑戦をしているんだなということが、瞬間にわかったのです。

だからSDGsみたいな人類のテーマというものがあるのだと。

僕は自然に即した生き方が好きなんだけど、自然界への挑戦も好きなんです。
だから社会問題も気になっていたんだなと気づき、自然の摂理と人類の課題の矛盾が解けていったのでした。

教えてもらうのではなく、自分で気づいたの時の爽快感!
アハ体験ですね。

本能を磨いていくことは大事なこと。
だって人は麻痺しているから。

そして、生き方という教養を身につけること。
もしかしたら学校の勉強よりも大事かもしれない。

コミュニケーションも教養なんだなと改めて。

これを学ぶためのワークショップを開発中です。
これが僕にとっての冒険教育だ!

今回はワラーチを中心とした動画を。
ハカマスカートもいい味だしています。

今回の見所は音楽です。
特にラストは音楽と映像をシンクロをかなり意識しました。

今朝起きて足の感じがいつもと違います。
筋肉痛ではないのですが、足裏に違和感ありあり。
普段動かさない骨や筋肉や腱が動いたからでしょう。
そして足つぼ効果なのかもしれません(笑)
リフレクソロジーというよりも台湾式足裏マッサージのような…

1年後に同じような動画を撮ろうと思っています。
それまでワラーチで登山をやって、足を鍛えたらどうなるのか?

ワラーチの動画も撮るアイデアがいっぱい。
何かを表現すると次の何かが生まれてきますね。

とっても楽しみです。

<現在提供中のサービス>

■zoomを使った個人セッション。
カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
https://www.yoriyoku.com/zoomSession.html

■対面個人セッション
自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるために
https://www.yoriyoku.com

■自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ
ソース・ワークショップ
https://www.asobilife.com


パックラフトとハンモック@白丸湖

暑さがハンパない季節がやってきました。
東京の気温が35度を超えると聞いて、行ってみたいと思っていた白丸湖に行ってきました。
昨年の海沢のウォーターウォーキングの帰り道で、ここでパックラフトしたいと思ったからです。

白丸ダム
白丸ダム

初めて行くのでどこからエントリーするのかが問題。
調べると駅の近くからのポイントかその対岸にある白丸湖遊歩道からポイントからできるらしいとのこと。(白丸湖遊歩道は通行止めの可能有)
白丸駅から階段を降りると白丸バス停があります。そこから川に降りる道がついているのでそこからエントリーしました。
道路から下をのぞくとたくさんのカヤックやSAPなどが置いてあるのでわかりやすいかと思います。

白丸湖のエントリーポイント
白丸湖のエントリーポイント

うちからの始発電車で行ったので、エントリーポイントは空いていて、ゆっくりと準備をして出発できました。

白丸湖は幻想的であり、東京ではないみたいな雰囲気があります。
水はエメラルドグリーンだし、ダムの関係で水が冷たいので霧が発生しやすいのです。
気持ちが良いところです。

すまし顔でパドルを逆向きに持つ男
すまし顔でパドルを逆向きに持つ男

1年ぶりのパックラフトにドキドキ。
なんとか漕げるものですね。
次は御嶽から川を降ろう。

沢またぎハンモック
沢またぎハンモック

白丸湖で良さげな場所を見つけてハンモックを張ってみました。
いわゆる沢またぎハンモック。
沢をまたいでハンモックを貼ることで、沢の音を楽しみ、浮遊感も楽しめる遊び。
ちょっとウトウトしたりして良い時間を過ごせました。

斜面にハンモック張っているんで高度感あります

ランチをするには上流のポイントがオススメです。
ダム湖ですが、上流に漕げば漕ぐほど流れがでてきます。
できる限り上流に行ってみると良い雰囲気の場所があります。

上流ポイントの岩の上でのランチ
上流ポイントの岩の上でのランチ

そこでアルコールストーブでお湯を沸かしてカップラーメン。
アウトドアの定番のオススメメニューです。
アルコールストーブは音が静かで雰囲気重視の方にオススメ。
カップラーメンは普段は食べないからこそ外では食べたい。
残り汁におにぎりを入れて雑炊みたいにしても美味しい。

パックラフトでしかアプローチできないところでお茶を楽しむ
パックラフトでしかアプローチできないところでお茶を楽しむ

セルフレスキューなどの練習をしようと思ったんだけど雨が降ってきたり、水が冷たかったので中止(笑)
弱弱な自分を楽しみました。

水温が冷たいので、暖かい雨が降るとあっという間に霧がでました。

帰ります。
帰ります。

自然の中にいるだけで満足です。
これは究極のマインドフルネスだと僕は思っています。
特別な技術はいらないんですよね。


上田正敏探検隊隊員募集中です。山でのマインドフルネスな企画をしています。
https://www.yoriyoku.com/tankentai/formTankentai.html

<現在提供中のサービス>

■zoomを使った個人セッション。
カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
https://www.yoriyoku.com/zoomSession.html

■対面個人セッション
自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるために
https://www.yoriyoku.com

■自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ
ソース・ワークショップ
https://www.asobilife.com


ワラーチワークショップに参加してみた

昨年オープンしてから、ちょくちょくと寄ってビールやらコーヒーやらをいただいている高尾ベースキャンプ

そこで何やらワラーチのワークショップがあるらしいと聞いて気になっていました。

裸足に近い感覚で歩いたり走ったりすることで健康になっていくらしいという噂、トレランの人たちの中で有名な書籍BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”に書かれているタラウマラ族の放送を見たのがキッカケです。

born to run といえば僕にとってはこれなんだけどね。

どうも高尾ベースキャンプでも超人気のイベントらしくラッキーにも参加することができました。
「ワラーチワークショップ麻@高尾ベース」というイベントです。

ワラーチの部品

ワークショップリーダーの板井麻恵さんは、裸足愛好家であり、この気持ち良さと健康的な考え方を伝えるために好きでやっているとのこと。
もうワラーチ愛がすごいです。

ワラーチの世界は自由な世界らしく、様々な人たちが様々な方法で教えているらしいです。
ようは楽しく走ったり歩けたらいいというわけ。
とてもシンプルです。

ワラーチワークショップ

人の足は千差万別。右と左の足なんてシンメトリーではなくどちらも違う足なんだから、自分にあったものを作るのが一番良いですからね。

自分の足形をとってもらい、その型に沿って切ったり穴を開けたり、自分で好きなパーツを選んだり、細かい調整はやってもらったりととてもステキな時間でした。

僕のファースト・ワラーチ

この手作り感満載感がたまりません。
世界で自分のために自分で作ったサンダルです。
自分にピッタリ合ったサンダルです。

ワラーチ

ギリギリの大きさです。
これが走るのに良いみたい。

このワラーチを試すために、午後は清掃も兼ねて高尾登山です。
一号路から金比羅尾根を降りるコースを選択。

人が多いところはゴミも多いですね。
特に人が休憩するところ。
ベンチ、お店の近くは思っていた以上にゴミだらけ。
ディズニーのキャストのようにササっとゴミを片付ける人たちがいたらいいのに・・・

日頃、高尾で遊ばせてもらっているのでゴミ掃除も楽しいものでした。
やらされる清掃活動ってイヤだったんだけど、自らやろうとした活動って楽しいものですね。
意識の差で結果は変わるよね。

登山道に入ったら板井麻恵さんが気持ち良さげに裸足で歩き始めたんです。
そうしたらやるしかないでしょう。
裸足で僕も歩いてみました。

小石がゴロゴロしているところは痛いです。
でも、こういうところは人間が意図的に石を巻いている。
不自然な状態なんですよね。

自然なところは歩いていて気持ちが良いです。
ただし、普段の100倍くらい、よく見ようとするし、足裏センサーを発揮させます。
そうすることで不思議なスイッチが入る感じがします。
だんだんと気持ちがよくなっていくのです。
こればっかりは、やってみないとわからない感覚かも。

特に、こういう湿ったところはクッションが効いていて気持ちが良いし、泥の感触がたまらないですね。

これはアーシングでありグランディングですね。
理屈うんぬんではなく体感で感じる世界ですね。

金比羅尾根を裸足で歩き通せました。

こんなにゴミが集まりました。
小説が落ちていたり、靴底のビムラムが落ちていたり、、、
みんなゴミは持ち帰ろうね。

僕はワラーチで高尾の山を歩くことを試そうと思います。
沢も裸足が楽しいらしいと聞いたので裏高尾のあのポイントもワラーチでいかねば、シノギングもかな。
筑波山もいいらしいので、今度連れて行ってもらおう。

最後にこの詩を思い出したので紹介します。

尊いのは頭でなく
手でなく足の裏である
一生 人に知られず
一生 きたない処と接し
黙々として
その努めを果たしてゆく
足の裏が教えるもの
しんみんよ
足の裏的な仕事をし
足の裏的な人間になれ

頭から光がでる
まだまだだめ
額から光がでる
まだまだいかん
足の裏から光がでる
そのような方こそ
本当に偉い人である

尊いのは足の裏である /坂村真民

■ワラーチワークショップ麻
https://asa1029.thebase.in

■裸足愛好家-板井麻恵
https://takaobc.com/445/

<現在提供中のサービス>

■zoomを使った個人セッション。
カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
https://www.yoriyoku.com/zoomSession.html

■対面個人セッション
自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるために
https://www.yoriyoku.com

■自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ
ソース・ワークショップ
https://www.asobilife.com


ハンモックブートキャンプ前に高尾山へ(26回目)

高尾山

自粛開けの初めての高尾山。
例のアレ関係なく高尾山は蜜ではない状態は最高です。
混んでいると魅力が半減するのは、何故なんでしょうね?
もし高尾山に行くなら、始発に乗って空いている高尾山で朝食を食べるというがオススメです。

最近は混んでいる高尾山を避けて周辺の山で、ハンモックを貼ってのんびりと過ごすことも多くなりました。

今回は、友人のハンモックの貼り方と楽しみ方を徹底的に教えるというハンモックブートキャンに行ってきました。

その集合前に高尾山にでも登ってから行くかと久々に来てみました。

午前8時の高尾山頂

6号路を1時間くらいでサクサクと気持ちよく登りました。
谷筋の道は涼しくて良いです。

山頂でブレックファースト

珍しく、山頂で朝食を。
アルコールストーブでお湯が沸くまでの時間は贅沢で豊かです。
コーヒーとランチパックで大満足。

帰りは稲荷山コースを1時間くらいでサクサクと降ります。

稲荷山の休憩所の屋根がない・・・東京都の方針かな。

で高尾山口駅で無事に合流して、秘密ポイントへ。

初ハンモック

初めてのハンモック。
自分のハンモックを手に入れ、自分ではって、座ったり寝たりしてみる。
不思議と心が自由になっていくのです。
リラックスできるし、楽ちんなんですよね。

僕自身が自分自身に与えた課題は、カオマンガイを作ること。焚き火で炊きご飯を作ることです。

お米とお酒とナンプラーと鶏肉を入れて炊きます。
炊き込み具合、おこげ具体、最高です。
盛り付けて完成
ハンモックは椅子にもなるんです。美味しいいただきました。
ハンモックからの寝ながらの景色。
こんな感じのハンモック村になりました。

この秘密ポイントに約7時間(笑)
もうディキャンプです。
何をしていたのかわからないくらいアッという間の時間でした。

ちなみに、この秘密ポイントはうちのかみさんも先日連れてきていて、こんな料理を楽しみました。

たまにはアウトドアで料理もしたいのです

ハンモックで寝て、火を囲んで食べて、ギアから生き方まで幅広い対話をするステキな時間でした。

そして下山してからもコンビニの前で話をして色んなヒントをいただきました。
高校生の頃の感覚を思い出し、翌日に映画サニーを観てみたり。
ポジティブな自分の根本的なエネルギーにつながった気がしました。

ありがとうございます。

アウトドアでハンモックしながら、セルフディスカバリーするイベントやっていく予定です。

興味がある人は声をかけて下さいね。
上田正敏探検隊で展開していきます。

<現在提供中のサービス>

■zoomを使った個人セッション。
カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
https://www.yoriyoku.com/zoomSession.html

■自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるために
個人セッション
https://www.yoriyoku.com

■自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ
ソース・ワークショップ
https://www.asobilife.com


高尾山から太鼓曲輪尾根へ裏山探検(高尾山25回目)

今回のハイキングの目的は2つ。
クライアントさんの国家試験合格のお礼とお彼岸の墓参り。

シノギングを楽しんでいる身としては、地図を見て、道標なし経験者向きと書かれている道を歩きたくなるのは自然の理。
そんなコースも地図が読めれば難しくありません。

お約束の高尾山山頂の写真。

富士山は霞んでいました。そんな時もあります。

薬王院でお礼を。1月に初詣でお願いしていたからね。

そういえば、ずっと山を歩いている時に、タクアンみたいな匂いがそこら中でしてたんだよね。
人がいない山域を歩いていたから、本物のタクアンではないのだと思う。
あの香りは何だったのだろうか?
知っている人がいたら教えてください。

シノギピッケル大活躍。
使わなくても大丈夫だったが、あると安心でした。

尾根が切り取られているので、登り降りがあります。
これ地味に歩きづらい。

サクッとシノギピッケルが刺さると気持ちが良い。
体のバランスがとりやすくなりますね。

途中、煎茶と桜餅を食べて大満足。
野点で味をしめました。

YouTubeも作ってみました。

よき時間でした。

ヤマレコの記録はこちら

京王線の駅で見るステキなポスターのサイト発見。
このキャッチコピーが好きなんです。
「高尾山だけでないTAKAO」
https://www.keio-takao.jp