願望実現法(2)

最初にやることは、現在地を知ることだということを前回に解説しました。

もうすでに願望は叶っているということ。

このことを受け入れることです。

 

次のステップは、自分の今現在望んでいることを知ることです。

この望んでいることを知ることは、具体的である人はできるだけ具体的にする必要があります。

リアルであればあるほど実現しやすくなります。

誰に話してもわかるレベルにしておくことが重要です。

そして、その未来を手放す作業が次にきます。

叶っても叶わなくてもいいという感覚。

叶えたい欲求は大切ですが、ありすぎるとオーバーエネルギーになり執着というものになります。

これは絶対に自分は手に入れることが出来ないということの裏返しになっている場合があるからです。

未来は不確定なものであるのでリラックスした態度が重要になります。

 

望んでいる未来が、具体的ではない人は、自分が行きたい方向性を知ることが大切です。

その方向性は何か?

自分が好きなことを知ることです。

自分の感性を信じてやってみることです。

今好きなこと、昔好きだったことをやってみること。

本当にそれが好きなのか試すのです。

 

好きなことがないという人は、体験が少ないということ。

新しいことを初めてみることです。

前からやってみたかったこと、人から誘われたこと、ふと目にとまったこと、偶然のような必然であるシンクロ二シティを楽しむことも大切です。

自分の心を羅針盤のように使うのです。

 

続く・・・

 

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願望実現法(1)

願望を実現する方法を紹介します。

とてもシンプルな方法です。

まずは、自分の今の現実をみます。

 

今ある現実は、自分の潜在意識の望んだ結果であるということ。

 

つまり、自分の願望はすでに叶っているということなのです。

この現実を受け入れられるか?

これが鍵を握ります。

 

続く・・・

 

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コップの水と認知の歪み問題

コップに水が半分も入っている。

コップに水が半分しか入っていない。

これは人間の認知について語るときに使われる事例だ。

 

ライフリノベーター上田正敏です。

コップに水が半分入っている事実から、半分も入っていると肯定的に認知をするのか、半分しか入っていないと否定的な認知をするのかということだ。

思考の肯定否定は感情から生まれています。

コップを見たときにポジティブな感情を感じれば肯定的な反応を、ネガティブな感情をかんじれば否定的な反応をすることになります。

 

ということなのですが、腑に落ちていない感じがしていました。

その理由がわかりました。

認知が歪んでいる人は、

コップに水がたくさん入っていても、入っていないと感じているということなのです。

コップに水が8割入っていても入っていないと文句を言うし、なみなみに入っていたとしても気に入らないのです。

 

愚痴や不平不満を言う人は、認知が歪んでいる場合が多いです。

認知が歪んでいると言うことは、ニュートラルに物事を見ていないと言うことであり、自分の妄想の世界から世の中を見ているのです。

自分の考え方に凝り固まってしまい、客観的に物事を見ることができない状態になっています。

誰が何を言おうが、聞く耳は持ちません。

周りは自分の敵だと認識していたりします。

 

これがいわゆる「認知の歪み」です。

被害妄想も同じようなものです。

 

ポジティブな人は、コップに水が2割しか入っていなかったとしても、水が入っていると喜べる人です。

あることに感謝できる人です。

 

コップに水がなかったとしても、水が入ってなくて良かった。なんでも入れることができるなんて思える人はポジティブと言っていいでしょう。

この状態もいいですね。

 

理想はニュートラルで、ただ今あるがままを見ることができるということなのです。

たんたんと物事をみることができる状態です。

 

自分自身の幸不幸も同じようなものです。

 

不幸だと感じているなら、それは不幸でしょう。

幸せを感じているなら、幸せです。

 

幸不幸は一瞬で変えることができます。

認知の問題だから。

 

これも一番の理想は、幸にも不幸にもとらわれない状態もあるんですよ。

淡々と自分の欲求に従って生きている状態です。

静かなワクワクに満たされています。

 

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あきらめたら、はい、それまでよぉ♪

ソース・ワークショップを開催していて思うことがある。

あきらめたら、そこでお終いだということ。

自暴自棄になったり、緩慢な自殺状態になったり、何かに依存するようになったり、無気力になったり、自分を責め続けたりするようになります。

病気になることさえあります。

 

あきらめることは、手放すこととは違います。

手放したら違う道が開けますから。

 

ソーストレーナー上田正敏です。

あきらめるとネガティブな感情に自分自身が飲み込まれます。

ネガティブな感情は、本能的な自動反応で自分を守ろうという反応を起こします。

動かなくするために、ネガティブな思考で頭をいっぱいにして、動けなくします。

動物って危険を感じるとじっとして身構えるでしょ。

怖くてヒザがガクガクするのも動けなくすることだし、腰を抜かすのも動けなくすることです。

 

体が動かなければ、感情も動かなくなり、思考も動かなくなる。

自分自身が停止したかのような状態になるのです。

それがあきらめた状態。

 

何も選べないという感覚です。

この選べないという感覚は、感情的な危険信号でもあります。

外的な要素がすべて満たされていても、心が選べないと感じていれば、それはストレスが高い状態です。

外的条件が他者から見れば恵まれていないと見えたとしても、本人が選べると思っている時は、意欲も自信もある健全な状態です。

選択の余地がないという時ほど、不幸な時はありません。

 

何を選ぶのか?

 

自分の源であるソースとつながることです。

これはワクワクという表現される身体感覚です。

これは感情ではありません。

なぜなら感情はポジティブとネガティブという極性を持っているから。

電池のプラスとマイナスみたいなものです。

 

自分自身のソースは「やりたい」という欲求しかありません。

やりたくないというのかネガティブな感情が引き起こすネガティブな思考です。

ワクワクしないって、本当はないんだよね。

ないものがあると思っている幻想です。

 

好きも同じことです。

好きじゃないって本当はないのです。

そういうラベルを自らが作り出しているにすぎません。

 

シンプルに「好き」だけでいいのです。

いいね!だけでいいのです。

この感覚を知っていれば、ライフスタイルはシンプルになります。

「する」という感覚しかなくなります。

 

これが選ぶという感覚なのです。

 

わかりますか?

これ言葉で表現するのが難しいことです。

否定形の表現をしている時には、自分自身が幻想、社会通念、他者の思考にのっとられているだけかもしれません。

 

ソースを生きる第一歩は、自分が好きなものに囲まれることです。

自分が好きなもの、気に入ったものを買って所有することです。

特に普段よく使う、ペンだったり、お箸や茶碗だったり、パソコンかもしれません。

 

好きなことをやることも大切です。

好きなことがわからないという人は、子供の頃に好きだったことをやることです。

絵を描いたり、踊ったり、泳いだり、走ったり、幼稚園や小学校時代に好きだったことでも、中学・高校の思春期に好きだったことでもいいです。

思い出したらやってみることです。

やってみて楽しかったら続ければいいし、つまらなければ辞めればいいのです。

 

やりたいことがある人は、やりたいことをすることです。

大きなことですぐにできなことだったら、そのやりたいことの半分のことをやるのです。

それでもできなければ、さらに半分にしていく。

これを繰り返して、今できることをするのです。

 

ハワイに行きたいと思って、今すぐハワイに行ける人は少ないでしょう。

今できないなら半分にするのです。

飛行機のチケットとる。

お金がない。だったらお金を稼いだり、貯めたりする。

貯金箱を買うことかもしれないし、自動的に定期にする方法もあります。

 

時間がない。スケジュールを確認することから始めることかもしれません。

会社に休みを申告したり、スケジュール帳とニラメッコして休む期間を決めることかもしれません。

人によっては、会社を辞める選択をする人もいるかもしれません。

その場合でも、今すぐやめられない場合は、いつ辞めるのかを決めることかもしれません。

 

ハワイってどうやっていくのかわからない。ググったりして、その方法を調べることが最初からしれません。

ガイドブックを買いに行くことかもしれませんし、ハワイにいる友人にメールをすることかもしれません。

 

体って面白いもので、今ここの感覚しかありません。

未来を考えることができるのは、頭である思考だけです。

しかも未来って予測不能なことだから、その未来は幻想でしかないのです。

未来を決めることは、実現可能かどうか、実は関係ないのです。

決まった未来があるわけでなく、不確定要素があるものなのです。

奇跡が起きるかもしれません。

ネガティブな奇跡もあれば、ポジティブな奇跡もあるんですよ。

 

未来に希望を持って、今すぐにできることをすることが、健全な心と体ということになります。

あきらめたら、そこで終わりです。

 

自分の感覚に従って前に進む方法が、僕は好きです。

その方法を伝えることも大好きです。

このブログをアップしたら、次回のソースのスケジュールも決めようっと。

 

リクエストがあれば、地方にもいきますよ!

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ソース・ワークショップ開催中

ソースワークショップを開催中です。

ソースとは源という意味。

自分の中にある幸せの源泉を探すこと。

この源泉を見つけるために必要なことは、ワクワクするという感覚。

 

この感覚は、感情ではなく直感に近いものがある身体感覚です。

身体感覚って動くからこそ感じるものです。

 

動くから感じるのか?感じるから動くのか?

 

同時に起きるものがワクワクという感覚です。

一喜一憂するのは感情であり、ワクワクするとはちょっと違うかな。

自分の原動力となるのがワクワクという感覚なのです。

 

好きなことがわからない。

何にワクワクするのかわからない。

すぐに飽きてしまう。

 

こんな人は、ワクワクするという感覚を感じる力が弱っている。

感覚なので、いくらでも精妙にすることはできるし、麻痺して感じなくすることも可能なんです。

麻痺している人は、社会通念やら思い込みやらにやられている。

もしくは、やらなければならないことに追われていて、ワクワクすることをしていないという可能性が高い。

 

to do list をやるのではなく、to want list をやることが大切です。

自分自身にやりたいことをやってあげるということが大切なのです。

自分自身に経験させてあげることが重要なのです。

 

ちょっとでも、やりたいという心の声を聞くことが大切です。

最初はその声は小さいかもしれません。

そんな場合は、過去に好きだったこと、ワクワクしたことを思い出してやることが大切です。

もしかしたら今はワクワクしないかもしれません。

それでも、やってみることが大切です。

今でもやっぱりワクワクすることに出会える確率は高いです。

 

やってみたいことがある人は、それに挑戦することも大切かもしれません。

恐怖で動けなくなるのは人間の本能です。

できることを見つけて、その方向に向かって進むことが大切です。

 

進んだ先にある未来は、今考えているあなたの考えとは違うかもしれません。

ワクワクとは今ここで感じる感覚だから。

どこに連れて行ってくれるのか楽しみにしているといいのです。

 

今ここで、ワクワクすることをしてみましょう。

僕は、深呼吸して、ストレッチでもやろうかな。

さて、ワークショップ後半戦です。

 

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マインド・メイク・セラピー講座

東京で、「ナチュラルメディカル実践心理セラピスト講座」を開催してきました。

名前をリニューアルします。

心のアップグレード「実践マインドメイクセラピー講座」とします。

参加者の方から

  • 毎回テーマは来てからの楽しみにしています。
  • どの講座を受けても今ある問題が解決して、深い気づきがあります。
  • なんだかわからないのだけれど、どんどん楽になってきます。
  • クライアントさんに使ってみて効果ありました。
  • 問題だったことすら、すっかり忘れていました。そういえば解決していたんですね・・・

という言葉をいただき、現実に即した形にしようと思い立ちました。

実際に講座では、ボディ、マインド、スピリットに適切な方法で働きかけます。

カウンセリングのように意識に言葉で働きかける方法。

キネシオロジーのようにハンズオンで身体エネルギーに働きかける方法。

心理セラピーのように感情を中心とした心に働きかける方法。

グループワークのようにクラス全体でマインドセットを変える方法。

コンステレーションのように深層意識や無意識に働きかける方法。

その場で必要なことを選択して、参加者の持って来た課題と適切なアプローチ方法を即興的に組み合わせて提供してきました。

興味を持って様々なことをトコトン追求した結果、たくさんの引き出しが手に入りました。
これを効果的に伝えるために今のような教授方法になりました。

僕の肩書きも「ライフ・リノベーター」としました。
そして参加者は、自身のクライアントさんに対して、
ライフ(人生)のリノベーション(革新や再構築)ができるようになることを意図しています。

視点の高いハイ・コンセプトなサービスを提供できるようになります。

マインドメイクをしていきますので、参加者の心理ブロックなどが外れたり、ストレスが軽減されることにより、普段行なっている治療などでの効果がアップする可能性があります。

根本的に問題を解決するので、起きる出来事が変わってきます。

つまり未来が変わってきます。

自分の源泉につながることにより、ビジョンやミッション、生まれて来た目的に気づくかもしれません。

また、自分の中にある迷い、疑い、無価値観、罪悪感、恐怖などから解放されるかもしれません。

対処療法ではなく根本療法であり、究極の予防医療になると僕は考えています。

共に学ぶ仲間を募集しています。

ワークショップ形式ですので、自由に質問ができ、臨床的にテーマを扱います。

知識の伝達でなく、知恵の実践の場になることで、アクティブラーニングが可能になります。

最先端の教育メソッドです。

全6回コースですが、1回のみの参加も可能です。(単発参加も歓迎します)

スケジュール
2018年
(1)10月27日(土)28日(日)
(2)11月17日(土)18日(日)
(3)12月15日(土)16日(日)
2019年
(4)1月19日(土)20日(日)
(5)2月16日(土)17日(日)
(6)3月16日(土)17日(日)
*各回のテーマは順次発表予定です。

時間 :10時〜17時
場所 :フリースタイル(東京都調布市。京王線仙川駅下車徒歩10分)
参加費:各回43,200円
全6回一括お申込みの方は、25万円となります。
定員 :3名

申し込みフォームは今晩作ります。

と宣言しておきます。

まずは発表まで。


誰にも愛されない #心の癖

誰もが心の癖を持っています。

時にこの癖が顔をのぞかせて邪魔をしてきます。

この癖は幼少の頃の体験が原因となっていることが多いです。

僕自身もセラピーで心の癖を解放してきました。

心の癖とは、感情をベースとした思考の癖だったり、行動の癖だったりします。

その正体は思い込みや信じ込みと呼ばれる自分自身が創り出した幻想です。

 

プロセラピスト上田正敏です。

この心の癖は誰もが持っていて、こじらせると鬱になったりします。

病気になったりすることもあるのです。

この癖は解放できるものありますが、なかなか自分の癖として残っているものもあるのが実情です。

 

持って生まれた才能と同じで、持って生まれた癖というものもあります。

才能も特徴にすぎず、ポジティブな面を使えば才能になるし、ネガティブに使えば欠点にもなります。

この場合の心の癖は、受け入れることが大切です。

 

この心の癖はライフワークつながる可能性が高いのです。

一生をかけて付き合っていくテーマがライフワーク。

生まれてきた目的と言ってもいいものです。

 

僕自身は

誰にも愛されていない。

という幻想にやられる時があります。

 

受け入れてもらえないんじゃないか・・・

嫌われているんじゃないか・・・

相手にされないんじゃないか・・・

 

頭に浮かんで来るこの独り言が、自分自身を縛ってしまうことがあるのです。

この心の癖があると人間関係が難しくなってしまいます。

誰にも会いたくなくなるからね。

 

こんな心の癖を持っている人は、愛というテーマがライフワークかもしれません。

愛されることを許し、愛することをおこなうということ。

パートナーや家族を愛すること、仲間や社会を愛すること、世界や自然を愛することです。

 

究極的には、すべてから守られているとか愛されているという感覚を持てるかかもしれませんね。

何にもしなくて愛されているということを信じているということ。

信じているということは意識しているよりも、自分にとっての無意識のことかもしれません。

受け取っていることが、与えられることです。

愛されているから愛することができるということ。

西洋的な考え方ですね。

東洋的に考えるとすべてのものとつながっている感覚を持つことです。

 

この罠から抜けるには、パートナー、家族が大切になります。

血縁である親や祖父母、親戚との関係を味わうこと。

血縁ではない一番近い関係性であるパートナーとの関係を見直すことが大切です。

 

親に会って愛されていることを実感し、祖父母に会って愛されていることを実感し、パートナーといろんな話をしてパートナーシップのことや将来の夢について確認をしました。

すると、自分の心の中に平安が訪れました。

 

自分自身の強さを味わうには生きているという実感が大切です。

僕は単独で山などの自然の中に入っている時に感じやすい感覚です。

これは生命力です。

 

愛されるというのは関係性です。

一人で感じるのではなく、関係性の中にある美を見出すことです。

ないと思い込んでいると見つけることはできないので、あると信じて見つけることです。

ただあるものを受け入れるだけの行為です。

 

心の癖って誰もが持っています。

その癖を知り、対処法を知ることが大切です。

問題と解決法は必ずセットであるのです。

 

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無能を認めると楽になれるのだ!

「苦手なものがないように、がんばりなさい。」

「できないことを、できるようになるまで、がんばろう。」

「やればできる子なんだから、がんばってやろう。」

と親や世間から言われて育って来ました。

 

教育というものは欠点の克服という側面があるし、欠点を克服することがカッコいいと思っている節があります。

無能から有能になる物語では、男性は修行して頑張ります。

ビジョンを達成するとか、ミッションを遂行するとか、男性性の物語です。

 

で、衝撃的な本に出会ってしまったのです。

著者の橘玲さんの著書は言ってはいけない 残酷すぎる真実で衝撃を受けて、注目をしている人です。

 

この本では、幸福になるための3つの資本について書かれています。

この3つの言葉を僕的に表現すると「お金」「才能」「人間関係」です。

この3つの資本をどのように使っていくのかを具体的に書かれているのが本書です。

ガツンとショックを与えるような論法で現実を見させてくれる本です。

 

僕はこの本で衝撃を受けたのは2つ。

風俗界にデフレが起きている。性が売り物にならない時代がきている。

仕事で鬱になるのは、自分に才能がバレるのを防ぐため。

というなんともいえなくなるような衝撃な事例が書かれています。

 

この2つ目の鬱について、自分について思いを巡らせました。

僕が起業したのは、やりたい仕事ができたことです。

ただ違う仕事をしようと思ったのは、仕事が嫌になったことがキッカケです。

ここまでは気づいていました。

 

僕自身は鬱になったわけではないので病気を理由に辞めたわけではありません。

自分のことを振り返ると、実は仕事では無能だったのではないか疑惑が、自分の中で芽生えました。

 

新入社員で研究所に配属されました。

同じ部の同期は、東大卒と東工大卒。優秀なエリートです。

他の部の研究所に配属された同期は、旧帝大だったり、いわゆるエリート大卒が多かったです。

優秀と言われる人が多かった。

変わった人間も多かったような気もしますが・・・

 

配属されて、データベースシステムだったり、遠隔監視システムだったりの開発で、主にコンピュータのプログラミングを中心になんでもしていました。

簡単なプログラミングは大学や大学院でやっていたんだけど、優秀な後輩がいたので、何かあるとお願いをしてまかせていました。

会社に入ってから一から学んだのがプログラミング。

プログラムは組めるんだけど、さっぱりわからない自分がいました。

わからなければ、つまらないし、好奇心もわきません。

この分野で、僕は無能だったのだと思います。

 

これを会社を辞めて17年。

ようやく認めた気がしたんです。

嫌だから会社を辞めたという上から目線で見ていたんだけど、自分が無能だということがバレたくなくて会社を辞めたのです。

そう気づいたら、とても気が楽になりました。

スーッと何かが流れていくようなそんな感じがしました。

 

無能がバレないように演じるってエネルギーを消耗するのです。

 

無能がダメなわけではありません。

僕自身は、人の中には、無能レベル、普通レベル、秀才レベル、天才レベルがあると思っています。

秀才レベルは努力して身につけた能力であり、天才レベルは持って生まれた才能です。

 

人は何が無能ならば、他に有能な部分があると考えています。

学校で落ちこぼれているなら、学校以外で評価されるような才能があるのです。

勉強が一番大切だとは言えないのです。

世の中にでると学校の勉強では通用しないことが山ほどありますから。

 

大学院時代を思い出してみても、周りは優秀な奴らばかりでした。

例外はいましたが、基本的に優秀な人が多く、今でも企業で活躍しています。

この時のことを思い返してみると、勉強や研究以外で研究室のポジションを獲得していたのを思い出します。

 

今思うと、チームワークだったり、リーダーシップだったり、観察力だったり、企画力だったり、決断力であったりと、勉強以外のことで活躍していました。

具体的には、合コンだったり、鍋パーティーだったり、旅行だったり、学生生活を豊かにするようなことに能力を発揮していました。

研究関係ないじゃん(笑)

人が多く集まってくると必要な人材ということなのかもしれません。

 

クライアントさんに人事関係の人が多いのも実はメインストリーム以外の部分に才能があるのかもしれません。

 

自分が無能だと気づいたら、縁を信じて流れていけばいいのかもしれません。

僕は、誰もが社会に必要だから存在すると思っています。

誰一人無駄な人間はいないのだと。

 

無能なことでがんばるのではなく、有能なところでがんばればいいのです。

がんばるとは無理をすることではありません。

自分が好奇心があるところで、自分ができることをやっていく。

 

幸福の「資本」論的にいえば、人的資本である自分の好きなことを徹底的に磨き、自分を評価してくれるコミュニティに属することです。

そのためには自分の無能性を認め、自分の天才性があると信じることです。

天才性って、自分的にはできて当たり前だと思っていることなので、まず気づかないものです。

自覚ないのが普通です。

自分の持って生まれたギフトなので、一人ではわからないものです。

才能って比較ですから、多くの人から知らず知らずに感謝されている部分があるかもしれないのです。

 

私は無能だ!

 

というのは

 

私は天才だ!

 

と言っているのと同じかもしれません。

無能だということを受け入れる。

天才だということも受け入れる。

これはセットなのかもしれません。

 

 

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