ファシリテーターとして心に刻んでいるたったひとつのこと

ファシリテーターという言葉の日本語訳で適切だと思うのは「進行役」。人の集まりの中で進行する役割の人のことです。これは地域の集まりでも、友人の集まりでも、セミナーでも、人が集まるところに進行役はいます。トーク番組で場をまわしている人も進行役ですね。進行役という役割が最初から与えられている場合もあるし、自然とその役回りをする人もいます。

昨日のブログ「完璧主義とファシリテーションは相性悪いものだ」に反響があって、色々と考えを巡らせていました。

ワークショップのメンターが何人かいるのですが、その中でも東の演劇の演劇ワークショップの師匠が言っていた言葉を思い出しました。

「ワークショップがうまくいった。この方法でやればどこでも通用する。そんなように思って違う現場で同じようにするとうまくいかないんだよ。」

うまくいったと慢心していると急に落とされるような経験をするのだそうです。

天・地・人という言葉があります。天とは時代のことです。時間というほうがいいかな。時間は流れているので状況は刻々と変化をしていきます。この変化を読むことができればタイミングがわかるということなんです。地は場所のこと。場所が変われば状況は変わります。最後に人。これはそのまんま人です。人が変われば状況が変わるのです。人は、天・地・人に影響を受けてこれはコントロールすることはできません。受け入れるだけなんです。

天地人が変われば、自分も変わる必要があるのです。

当たり前だといえば当たり前のことなんだけど、人は変わることを極端に嫌がるものです。本能の組み込まれた仕組みだと僕は考えています。自分は変わらずに相手が変われば良いと考えがちになるのです。

相手を変えることはとても難しいこと。自分が変わることの方が100倍楽です。相手は変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。それを見守りなが待つことはとても大変なことです。

いつでも新しいことをやっている意識でやることが大切なのです。

うまくいったのは、たまたまうまくいっただけなのかもしれません。いつでも場と人を観察していく必要があるんですよね。大人とか子供とか抽象的に分類して対処することは難しいのです。あくまで個人個人だったりするのです。集団も個人の集まりですから。もちろん共通点もありますが、違う点も必ずあるのです。

多くのメンターからの言葉に助けられています。出会った瞬間瞬間が貴重なものですね。有難いことです。

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日々ゴキゲンでいるために自然の中でマインドフルネス状態になることで心身を整えます。ハンモックの心地よさが評判です。
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完璧主義とファシリテーションは相性悪いものだ

children sitting on brown chairs inside the classroom

様々なセミナーやワークショップを受けている時に、ワークの内容そのものも気になるんだけど、どのような構成でやるのか、どのように指示をするのか、どのように参加者と向き合っているのか、そんなことが気になります。特に自分がセミナーを作っている時にはこの傾向が強くなります。

参考にしたいというセミナーからも学ぶことはできるし、こりゃダメだと感じたセミナーからも学ぶことができます。どちらも興味深いものがあるのです。

「グループワークをします」と言ってから延々と説明が長く、やる内容も盛りだくさんの内容で、資料もスクショしてだったり、コメント欄にでてたりして、とにかく情報量が多く混乱してしまいました。うちのかみさんにそのことを話をして、そうなってしまう理由を聞いたら

「きっと完璧主義なんじゃないかなぁ。きっと伝わらないことが怖いからアレコレ言っちゃうんだよ。」

という話を聞いて納得したのでした。確かにそうなんだなということがわかったのです。

セラピーを教えてきた経験から言えることは、参加者にワークなど何かをしてもらう時には、シンプルに伝える必要があるということ。骨組みのところをシンプルに伝えることだし、新しいことは1つだけになるように構成します。そして、例外はたくさんあるんだけど、例外については何も触れずにただ1つのやり方のみを伝えます。わからないところは参加者の想像力を信頼してまかせることもあります。

僕が尊敬する人たちは、とにかくシンプルなんですよね。そして、わかりやすいのです。

僕もちゃんと伝えたい人なんですが、これに関してはグッと我慢をして、シンプルに、無駄を削ぎ落とし、必要最低限にするようにしています。言葉をどのように伝えるのか吟味をします。説明する時には不安があると口数が多くなるので、ここにも気を配ります。シンプル、よりシンプル、さらにシンプルにするのです。

ファシリテーションって自己完結できないのです。一方通行のセミナーならばこれでもいいのです。参加者同士でグループワークをしたり、講師側との双方向のやりとりがあったり、ファシリテーションと呼ばれるものに関しては、余白がとても重要なのです。余白があるからこそ臨機応変になることができるのです。

削りすぎて説明不足にもなるので、そのバランスも気をつけて、セミナー作りに戻ります。

現場からは以上です。

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社会人が学生に対して講義をする時に大切なこと

lids raising their hands in the classroom

社会人で学生に対して何かをしたい!思いを伝えたい!サポートをしたい!と思っている方へのアドバイスです。

みなさん熱い思いを持っている方が多いのです。本当の尊敬します。

ただ、熱すぎて自分の思いの丈を話して終わってしまうというのはとても残念なんです。会社の入社説明会になっていたり、事業のプレゼンになっていたり、お説教のようになったりしちゃうのです。空回りしているのです。

気合いの入ったパワーポイントを作る必要はないと思うんですよね。情報を伝えるにはとても便利なツールなんですが、一方通行になりがちなんです。

そう、問題は一方通行なんです。

僕たち大人の授業のイメージは、黒板の前に立って先生が話をする、演台の上に立って校長先生が話をする、そんなことを思い浮かべるせいでしょうか。

授業になりがちなんです。

できれば、生徒さんたちと対話をして、彼らの話を聞き、彼らの聞きたい話をするのがベストなんです。それには一方通行ではなく双方向の交流が必要です。もちろん、自己紹介も含めて自分がどんな人間かを知ってもらう時間が必要なので話を最初にすることは大切です。何者かわからない人に心を開きませんから。

教室レベルなら生徒さんたちの中に入っていって彼と話す機会を作ることをオススメします。いわゆるワークショップとかアクティブラーニング的な手法ではあるのですが効果的だと思っています。

社会人側が学生を知識を伝えて変えようとするのではなく、社会人も学生も双方向に交流しあいお互いが変わっていくことが重要なんです。影響力を一方的に与えるのではなく、影響をしあい響きあうことが重要なんですね。

グループワーク大事なんだなと思ったことがあったので書いてみました。

対話って様々な可能性を秘めていますね。

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アクティブラーニングは万能なのか?

blue jeans

ワークショップやアクティブラーニング推奨派だったんですが、最近これがすべてではないなと感じたりします。万能ではないということです。

前提条件として知識や経験があることが、アクティブラーニングに必要な前提条件になるということです。答えがないところに気づきをあるのがアクティブラーニングの醍醐味です。答えがあるならば教えてほうが早いのです。決まっている答えがあるならば教えたら良いのです。

僕はティーチングを見直しています。本を読む、講義を聞く、見学をする・・・

とても大事なことだと思うようになりました。

僕自身がアクティブラーニングが好きなのは、本を読んで学ぶことが好きだからです。本にはない部分を体験しながら埋めていく作業に、「おおっ!」という感動があったからなんです。

学問の世界にいる人たちは、経験が圧倒的に少ない。そんな時にはアクティブラーニングが有効なんです。

学問というバーチャル空間にある知識を実学である現実とをつなげる学びがアクティブラーニング。

僕の中で整理ができました。

答えがないところに自分の答えを見つけていく。これ楽しいことですね。

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生徒達からもらった感想をお焚き上げしてきた

高校生向けのワークショップで「メンタルトレーナー」という仕事について話をする機会があります。

そこでは、「メンタルの整え方」や「話の聞き方」について普段の講座での内容を話しています。そして、どんな高校生だったのか、高校時代に夢中になっていた登山の活動が今ではNHKで紹介されたりする不思議さについて話したり、つまりは将来何になるかはわからないけれど好きなことをやっていると将来につながっていくよという話をしたり、「自分が進みたい方向にいる尊敬する先輩に話を聞きに行こう」という話をします。

で、名刺大のカードにみんな感想を書いてくれるのです。1年で200枚以上の量になるとどうするのか迷ってしまいます。カードをもらった時にも読むのですが、年に1回、カードを読んで燃やすということをしています。お焚き上げですね。

炎と共に自分の中に刻まれて形のあるものは消えていくことに意味があるのです。

  • 話がわかりやすい
  • 話を聞くだけでなく見える化の工夫がすごい
  • メンタルの整え方って簡単にできるのですね
  • 心って見えずにわからないものだったのが身体を使えばいいのですね
  • 思考の枠を外すことの大切さを知りました。
  • 会社を辞めて起業したことは岡本太郎さんのようにカッコいいです
  • 人の悩みを聞くのが楽になりました
  • 対人関係の仕事をしたいので役立ちました

特に「わかりやすい」と評価をしてくれる高校生が多かったです。毎回ブラッシュアップしていますから有難い感想です。褒められて伸びるタイプです。

やっぱり、肯定的な意見って勇気づけされますね。肯定的に受け止めてもらえたからこそ、肯定的に受け止めることができる。そんなことを感じています。

秋になってまた山が色づきましたね。

高尾山口駅前は整備のために工事中。たくさんの木が切られてしまって残念と思うけれど、また植栽されて数十年後にどうなるんだろうなとも思ったり。人が集いたくなる場所になることが大切だとも思っています。

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都立高校でのワークショップ修了

7月には5校でワークショップを提供してきました。

学校なんて偏差値で横割りで変わらないよと僕が中学の時には思っていました。なので学校見学なんていきませんでした。幸運なことに自分に合っている学校に出会って来たので問題はありませんでした。

ここ数年、高校でワークショップをしていて、学校によって学生の雰囲気が違うんですよね。これ不思議で自分なりに研究しているところです。偏差値、先生、学生、地域、立地、伝統・・・何が関係するのでしょうか。これだという確証は得られていません。

だからこそ、学校見学がとても重要なのではないかと思っています。

みんな仲良くというのは無理なことはわかっています。なぜなら人には相性があるから。日本は同じを求められていますが、これから国際化が進めば進むほど違いを尊重することが求められて来ます。今は違いは攻撃対象になっていますから。まぁ、この問題は人間である以上逃げられない問題なのかもしれません。

なので、学校などの組織と相性が悪いということも起きるでしょう。特に学生時代は学校から逃げることは難しいです。社会人ともなれば、好きな組織に属することがしやすいです。逃げることは学生よりも簡単になります。合わなかったら学生は大変よね。

僕自身は何処でも誰でも学ぶことは楽しいと伝えたいと思っています。

僕にとって学ぶとは新しいことを知ること、新しいことができるようになること、自分の知識や経験を周りと分かち合うことができるようになることです。

ワークショップはその手段です。キャリアやコミュニケーションなど3種類のワークショップをして、立場も色々とやりましたが、同じ想いでしています。

学生さんたちもいろんな人がいて、先生たちもいろんな思いを持っているので、それも尊重したいなと思ったりもしています。

ただ、僕が見ている世界は僕だけのものだし、自分自身の想いを大切にすることも大切だと思っています。言葉にするのが照れくさいのですが、大きな愛を与えることができたら良いなと思っています。実際には勇気づけする言葉をかけるということでしょうか。やり方は試行錯誤中です。

何を与えられるのか?

この問いは2023年の大きな僕のテーマになっています。時々の初心わするべからずですね。

改めて今年のあなたのテーマは何でしょうか?

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量子力学とファシリテーション

man standing near body of water

セミナーやワークショップでグループワークをする時に、グループをサポートしてくれる人が付くことがある。もちろん、小さなものではセミナーリーダーや講師の方がサポートしてくれることがある。そんな人をファシリテーターと呼んでいます。グループが円滑に意見をシェアしたり、活動するための技術がファシリテーションです。

ファシリテーターがグループに影響を与えないようにとか言う場合もありますが、これ絶対に無理なことなんですよね。人はいるあけで影響を与えてしまう。介入も少ない方が良いと言ったりもしますが、いるだけで影響を感じるんですよね。

量子力学の考え方で、観察者がいる時といない時で、実験結果が変わるという現象が起こります。観測問題とも呼ばれています。

この場合、グループにファシリテーターがいるかいないかで結果が変わるということです。

そして、いる場合といない場合を比較検証ができないということでもあります。科学の実験とは違い人間の場合は比較検討が難しいのです。心理実験も傾向しかわかりませんから。

僕自身がファシリテーターである場合に、その場にいる人は影響を与え合っていると考えています。なので、自分も含めて全体をグループと考えてファシリテーションします。いる人は全員参加者という考え方です。例え見学者の方でも。場の外側で起きていることも必要な情報を持っていると考えています。僕の意識している範囲内はすべて影響力を持っている場だと考えています。

ファシリテーターってその場を支配するゲームマスター的な要素があるんですよね。いくら気配を消そうが、いくら介入しないようにしていようが、いくらコントロールしないでいようが、影響を与えているのです。

逆説的ですが、この影響力を与えていることを認めていることが、一番影響を与えないんじゃないかなと思ったりするんですよね。自分も場づくりをしている仲間になってしまうという意識です。

ファシリテーターという言葉に出会って25年。もうそんなに経っているんですね。

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本当に教育って必要なのか?

学ぶとは何か?
教えるとは何か?

そんなことを起業してから考えています。勉強が嫌いな社会人が8割くらいいるという調査を読んだこともあります。学ぶことが嫌いになる教育が問題だと思っています。

義務教育は中学校までで、高校とかも学びたくて通っているのか疑問に思うこともあります。あの10代の好奇心に満ちた時代を嫌なことに時間を費やす必要はあるのでしょうか。自分が興味ある分野を学ぶことが大事だと思っています。また、学ぶ方法も本を読んだり、教室に座って話を聞いたりする以外の学び方をしても良いのではないかと思っています。

大学も僕は研究機関だと思っているので、みんながみんな通うところではないと思っています。大企業に就職するには学歴は必要かもしれませんが、実際に肩書きではないと思っている部分も多いです。

これは僕が恵まれているからそう思うのかもしれません。実際に学歴コンプレックというものがあり、世間の偏見もあったりするので、精神面で学歴があったほうが得なことも多そうです。

僕も「ストレスがなければ勉強は簡単」というコンセプトで、個人セッションで苦手意識を取り除くことをしたり、セラピーの手法を教えたり、好きなことを発見分析するワークショップを提供してきています。

その場で感じるのは、勉強にトラウマを持っている人が多いということ。そして学び方はその人に合った方法が必ずあるという確信です。

学び合う友人のお子さんが、高校を中退して、欧州にバレエ留学しました。日本では中卒という学歴ですね。バレエ留学先でですね、なんと大学院卒までの資格を得たそうです。バレエという専門性を学ぶことでです。自分が興味ある分野を突き詰めてることが学びの本質だと僕は思っています。

偏差値教育に相性が良かった人たちが作るシステムは、自分たちを成功例にする仕組みしか作れないでしょう。無意識に自分達に優位な教育システムを構築しているのではないかと思っています。小学校から受験があれば、人間関係は偏差値による縦割り教育になっていくでしょう。僕自身は、偏差値が高い人たちは高い人たちで役割があると思っているので、そこで活躍していく人になってもらえば良いと思っています。

偏差値以外の評価軸が必要だと僕は思っているのです。科目でいえば、体育が得意だとか、音楽が得意だとか、主要語科目以外の分野に特化した学校があっても良いと思っています。

そして、学校で教えていないことに特性がある人もいるでしょう。そんな人が学ぶ場があっても良いのではないかと思っています。専門性を学ぶ上で、主要語科目が必要になった時に学べば良いと思っています。

自分がライフワークとして追求していきたい学びがでれば良いんじゃないかと思うのです。それには、自分が好きだとか、得意だとか、周りに喜ばれるとか、そんな軸があったら良いなと思ったりしています。

子供のうちに学ぶことは楽しいということがわかり、大人になってもどんな形であれ学び続ける人になってもらいたいなと思ったりしています。

それが自分自身を作っていくことになるのだと思っています。

教育が必要なんだけど、その方法は違うかもしれないというのが僕の答えです。

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ファシリテーションを学ぶ唯一の方法

先日の高校でのワークショップで、こんなことがありました。

ワークショップが終わって帰る時に…

学生「まぁちゃん、みかぽん、さーや大好きだよ!」
僕 「俺も愛しているよ!」
学生達(爆)
学生「あの人たち完璧だ…」

というようなことがあったのです。

高校生達からのお試しに躊躇なく応えました。

この出来事を振り返ると、今まで受けてきた様々なワークショップのことを思い出しました。例えば救急車が通れば「緊急事態ですね」と起きることをすべて使う心理学系ワークショップ。参加者が何を言っても必ず拾っていた演劇系ワークショップ。すべてがOKなんだと教えてくれたセラピー系ワークショップ。周りの反応に躊躇なく反応する即興系のワークショップ。

良いワークショップ、悪いワークショップ、様々なものがありました。これ良いから良いのではなく、悪いから悪いということもありません。すべてが学びにつながります。そして、良い/悪いというのは僕の判断にすぎず、正確に言えば好き/嫌いでしかありません。

好きなものは真似て、嫌いなものは工夫をする。

それだけなんです。特にこの人のワークショップが良いなと思えば、マネができるようになるまで通います。教えてもらうこともありますが、それはスタートに過ぎず、その人から盗むのが本当の学びだと思っています。教えてもらったものって、実際に現場では使えません。できるようになるまで自分が経験を積む必要があるからです。

学術系の人たちは体系化、一般化できないかと研究をしていますが、僕は人間性の影響が強いと感じているので、その人が持つ才能によるものだと考えています。つまり個性ということです。

自分の個性を見つけるには多くの人に出会い観察することだと思っています。出会いがあるから、いいなと惹かれるのです。

ファシリテーションを学ぶには、多くの方のワークショップを受講したり体験したりするしかないのだと僕は思っています。

とあるワークショップのワンシーンから、僕の体験してきたものが見えた興味深い体験でした。感謝しかありませんね。

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高校生にワークショップを提供する理由

昨日も高校にワークショップに行った。都立高校も学校により個性がある。もちろん、学年やクラスによる個性もあるが、学校には校風というものがあるものだと感じる。

僕が高校生にワークショップをする理由は、今の高校生のことを知りたいからだ。10代の感情が時代を読んでいる人たちだと思っているから。なので、彼らから学ぶことは多いのだ。人間というものはほとんど進化しないけれど、時代は変わっていくので、「今時の若い子たちは…」という老人たちの言葉は違う気がする。今時の子達は、僕らとなんら変わりはないのだ。

もうひとつの理由があって、それは、子供達に「自分の好きを大事にする」「自分に合った学び方がある」「様々な大人と出会うこと」を伝えたいからだ。

自分の好きを大事にする

好きというのは、興味、好奇心、ワクワクなどと言い換えることもできる。好きとは恋に落ちることと同じで理屈ではない。恋に落ちたからこそ、恋に落ちた理由を考えるものだ。好きは本能に近い感情なのだ。自分の好きという欲求を大切にすることは、自分自身を確立していくことにつながる。自分の好きを尊重することができれば、相手の好きも尊重することができ、自分も相手も社会もよりよい影響を与えられるようになる人可能性を秘めている。

自分にあった学び方がある

僕自身、学校教育に疑問を持ったのは、大人になってから学んだ仕事に使っているセラピーの技術の学び方がワークショップ方式だったからだ。それぞれの気づきを分かち合い、その場でしか起きない学びが起きることに衝撃を受けたからだ。今までの知識を詰め込むだけの教育は楽しくなかったのだ。僕自身は、今の教育にもそれなりに上手くやってこれたので問題にはならなかったんだけれど、学ぶことは楽しく、自分を発見したり、世界を発見したりする喜びは伝えたい。誰かに教えてもらうのではなく、自分から学ぶ方法を知っていることが大事だと思っている。学校教育は学ぶことが楽しいことを伝えることだけしていれば良いと思っている。現状は勉強嫌いな大人が大半なのだ。

様々な大人と出会う

子供の世界は狭い。同世代の友人はいるが他の世代との交流は少ない。特に大人との接点は、親や教師以外にはほとんどない。社会にでるとか働くとかの参考になる人がとても少ないのだ。十人十色で様々な大人がいる。人の数だけ生き方はある。100%同じ人はいないが、目指している方向性が似ている人はいるのだ。そんな人に出会えたら幸運なのである。そんな人に出会うためには好奇心を持って人と会っていくこと。そして手を差し伸べてくれる人に気づくことが大切なのである。もちろん良い人、悪い人もどちらもいるので、見極める目を養うのも多くの人と出会うからできるようになるのだ。

まとめ

今回の生徒さんたちは積極的にワークに参加してくれた。興味がなさそうな子も周りと話をしている子も何気に話を聞いているのだ。そして興味があることはやりないことはやらない。それもありだ。学び方も人それぞだし、学ぶタイミングもある。何か伝わったらいいな。

今回ワークショップを提供するために組んだメンバーが良かったので、改めて、なぜ高校生にワークショップをするのかを考えてみました。その人が持つ人生経験の話を聞くのは大好きなことだと改めて思った。そして、誰からも学ぶことができるんだなと。ありがとうございました。

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