ガン患者さんにガンバレは禁句

最近、うつ病の人に「ガンバレ」というのは禁句というのは知られてきています。理由としては、誰に言われなくてもガンバっているのに、もうこれ以上はガンバレないからだ。

それと同じでガン患者さんにもガンバレは禁句です。さらに、何気なく使っている言葉も傷つけることがあるのです。小さな親切大きなお世話になっている場合もあるんです。

気になっている人に幡野広志さんがいる。写真展にも足を運んでいるくらいに気になっています。彼は写真家であり、ガン患者でもある人です。写真もいいんだけど、言葉が胸にしみる感じがするのです。そこにこんな記事があった。

ガン患者に何と声をかければいいか?

シンプルにまとめたら、アドバイスは必要ないし、良かれと思う言葉をかける必要もない。つまり「・・・療法が良い」「・・・食が良い」「子供のために・・・」「残されるものに・・・」なんて言葉はいらないのです。

では、どんな言葉をかければいいのかとえば、自分で考えろということ。ヒントはいつもと変わらない特別な人ではなく普通の人として接することです。

僕自身も母を長い闘病のうちに亡くしているし、父も倒れた後遺症を長く持ちながら生活しています。人生の大半を病気と共にしている人たちが家族にいるんですね。そうなると接し方は多少の気遣いはあるものの健康な人と何ら変わりがなくなってくるのです。

どんな言葉をかけたらいいのか?

その問いに答えはありません。話すことができないなら聞くということが大事だということなのです。人は何か行動をしなければならないと感じますが、聞くことは何よりも大切な行為です。

人の話を聞くって、できるようでできないこと。黙って聞いていればいいというものではありません。右から左に受け流すのは聞くことではないし、聞きながら次に何を話そうかを考えているのも聞くことではありません。

傾聴と承認。

専門用語で傾聴というものがあります。カウンセリングやコーチングなど聞くことを学んだ人は知っている専門用語です。傾聴とは

もともとカウンセリングにおけるコミュニケーション技能の1つ。傾聴の目的は相手を理解することにある。それにより、話し手が自分自身に対する理解を深め、建設的な行動がとれるようになるようサポートする。 傾聴で大切なのは次の3つとされる。 ・言葉以外の行動に注意を向け、理解する(姿勢、しぐさ、表情、声の調子など)。 ・言葉によるメッセージに最後まで耳を傾け、理解する。 ・言葉の背後にある感情も受け止め、共感を示す。

コトバンクより

相手の話を聞くことです。相槌を打ちながらきちんと聞くことです。そして次に承認することです。承認とは

[名](スル)
1 そのことが正当または事実であると認めること。「相手の所有権を承認する」
2 よしとして、認め許すこと。聞き入れること。「知事の承認を得て認可される」
3 国家・政府・交戦団体などの国際法上の地位を認めること。「国連に承認された国」

デジタル大辞泉

辞書だとこういう意味なんですが、フィードバックに近いのかもしれません。カウンセリングの技術的なことから言えば、おうむ返しをするということです。このおうむ返しをするって、相手の話を聞いていないとできませんからね。承認とは相手の話を聞いていることを相手に伝えるということです。しかも自分の意見は交えずにということです。特に自分の考えや気持ちを相手に伝えることではありません。おうむ返しをする必要は必ずしもないのです。相手を認めて受け入れることが重要なのです。言葉で言うのは簡単ですが。

僕の観察では、傾聴と承認ができる人って、10年くらいのトレーニングが必要なことだと思っています。これは聞くことのプロの場合です。テクニックはシンプルなんですが、テクニックよりも人間力というかあり方というか言葉で説明しずらい部分が重要だからなんです。話すも聞くも言葉でのコミュニケーションに見えますが、言葉にならない部分が重要なんですよね。リラックスして話を聞くのが大切です。

「がんばって」というのは簡単です。その言葉かけは自分とは関係ないと関係性を切るようなもの。それは相手が楽になるのではなく、自分が楽になる方法です。

もし何かしようとするなら、自分の意見や考えや感情はおいておいて、聞くことが大事なんじゃないかな。

本質的なテーマと向き合いたい人向けのサービスです。
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好きなことを仕事にするためのに、仕事を好きになるために!
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顔学入門講座@大阪開催しました。

顔がその人が持つ本来の姿を現しています。

パッと見たてその人の特徴がわかれば、コミュニケーションはスムーズにいきます。

自分の持って生まれた特徴を知ることができれば、長所を伸ばし、短所は目をつぶることもできます。

無駄な努力が必要なくなります。

自分の活用の仕方を知るという意味では、顔は自分取扱説明書になります。

メンタルトレーナー上田正敏です。

今回の顔学セミナーは、僕の開催するワークショップを受けてくれている人たちだったので、知識を教えるのではなく、自分が持つ特徴を体験し、持ち場に帰ったらすぐに活用できるような内容になりました。

今回の顔学セミナーでは、ロールプレイやコンステレーションなども使い、顔が持つ機能を検証していきました。

大きく分けて、顔は、自分の本能を表している部分、感情を表している部分、思考を表している部分に分かれます。

 

本能を表す部分は、頭で考えて動くのではなく、条件反射のように自分でコントロールすることができないくらいに自然に動いてしまうエネルギーです。

感情は感情をどのように表現するのか、思考はどのように思考する癖があるのかが、顔を見るだけでわかります。

 

今回の僕の大きな気づきは、顔の形はその人が持つエネルギーを知ることであり、エネルギーの使い方を知ることだということ。

目と目との間が狭い人は、細かいことにこだわる。

みたいな知識が大切なのではないのです。

言葉にすればもちろんそうなのですが、実際にはエネルギーです。

細部にエネルギーが向くということです。

 

エネルギーの質だったり、方向性だったり、使い方だったりと考えるととてもスムーズに理解することができました。

これを言葉で表現するのはとても大変です。

言葉は嘘が入ってしまうから。正確に表現するには難しいですね。

ポジティブ・ネガティブなどのジャッジは入るからね。

 

今回のハイライトは「人に想い伝えるには感情エネルギーを使え!」、ということ。

これはパートナーなる男女関係でも大切だし、ビジネスパートナーとなる仲間に対しても重要なことです。

 

頭で考え考えて考えたものは伝わりません。

ハートからの情熱を使いことが大切なのです。

もちろんハートの情熱をどのように伝えるかは、人ぞれぞれ顔に書いてあります。

 

コンステレーションで問題を特定し解決して、ロールプレイで何回も情熱の使い方を試して学びました。

 

その人が持つ本来のエネルギーに気づき、そのエネルギーの使い方を知ると、男性はカッコよく見えるようになります。

女性はカワイく見えるようになります。

男女共美しくなります。

いわゆる男性性が輝き出し、女性性も輝き出す。

 

ありがとうございました。

大阪入門セミナーもこれで一区切り。

またスケジュールや内容を調整して新しいステージに移りたいと思います。

他の地域でも開催いたします。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 


仕事で私を愛してはないわ!

ザ・自己尊重のワークショップが終わりました。

初日の名言は前回のブログに書きました。

2日目はさらに自己重要感、自己肯定感がどこから生まれるのか、丁寧に探っていきました。

癒しも起きるが、その後に探求のチャンスがあるのです。

ロールプレイなのかコンステレーションなのか演劇なのか・・・

未だ名前のつかない人間関係の力学を応用したメソッドを使うことで、目の前に今起きている現実の裏にあるカラクリを目の当たりにすることができます。

あからさまなので、なんにも言い訳ができません。

そのままが現れます。


うちの奥様にも参加してもらい、代理人の役をやってもらったり、ファシリテーションをやってもらったりと活躍してくれました。

なので、僕のテーマも扱ってもらいました。

他人のテーマを見るために、代理人をすることで、自分のテーマも見えてくるのです。

他者のテーマを解決協力をすることで自分の問題も解決される。

個人の問題なんてなく、人類の共通の問題しかないと僕は思っています。

そして、その問題を解決する力を誰もが持っていると思っています。

僕の今後の仕事のやり方について扱いました。

コミュニティやファンが大切だと知りながらもほっておいたテーマです。

このテーマを扱った結果、本当に穴があったら入りたいという経験をすることになりました。

「全世界のみんなたち!あるがままの俺を愛してくれ!」

と世界の中心で叫んでいて、誰にも相手にされない自分を発見しました。

いや愛してくれる人はいました。パートナーだけです。

家族はあるがままを愛してくれる存在です。

周りの人たちで、あるがままの自分に興味関心なんてないのです。

あったとしても、興味は持ってくれるけれど、愛してくれる存在ではありません。

人と人の関係性を結ぶのに必要なのは仕事です。

自分の自己実現や自己尊重を高めるのことを助けてくれるのお客さんです。

お客さんは何に関心があるのか?

僕が降る旗に興味があるのです。

旗とはサービスです。商品の場合もあるかもしれません。

僕が何をするのかに興味を持ってくれるのです。

そして、お客さんが自分に利益があることに対してお金を払うのです。

つまり「自分 ×  サービス」が大切なのです。

誰が何を提供するのかということです。

何を勘違いしていたののか、僕を愛してと僕自身を売ろうとしていたのです。

あぁ、、、穴があったら入りたい。

これ他人だったら痛いなとわかるんです。

自分は全くの盲点でした。

実際のワークショップでは、言語的にわかるというよりも直感的にわかります。

ブログを書くために言語化しています。

実際に起きたことことを詳細に書くのは難しいのです。

言語情報ではなく、感じることが大切だから。

無意識の情報って言語ではないのです。

身体感覚です。

僕は旗を振り続ける。

そう誓いました。

具体的には、僕が良いと思ったことを、みんなで楽しもうよというスタンスで活動することです。

とくかくサービスをリリースし続けます。

参加してくれた皆様、ありがとうございます。

次回は、9月15日(土)16日(日)ザ・意図です。

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反省は一瞬、後悔はするな!

ワークショップ中にでてきた名言です。

これは何かと言えば、失敗をした時の対処方法です。

メンタルトレーナー上田正敏です。

日本人は反省大好き。

何かと反省会をやりがちです。

そして、反省とは自分を責めるということです。

「なんで自分はできなかったんだ!バカバカバカ!」

これは反省でなく後悔です。

罪悪感を使って自分を罰する行為です。

これって意味ないことなのです。

過去と他人は変えられないという名言があるのですが、過去は変えられない。

変えられないものについて、ずっと自分を責めるということは、一生責めることができるということです。

それは無限地獄です。

後悔はしてはいけないのです。

では、何をすればいいのかといえば、健全な反省です。

反省とは、失敗したことに対して「その時に自分が何ができたか?」という問いを持つことです。

つまり、失敗しない方法を考えるということ。

イメージの力を使って、その時の状況をやり直してみるということです。

様々な解決方法が見つかります。

「今度は、こうやってみよう!」という方法が見つかります。

この解決方法を持って入れば、未来にまた同じようなことが起きた時に、同じパターンに陥ることを防ぐことができます。

これもずっと反省していてはいけません。

パッと反省するのでいいのです。

長くやればいいというものでもないのです。

一瞬で終わらせていいのです。

もしも、同じパターンを繰り返すなら、それは自分の中に感情的なブロックがあったり、思考的なブロックがあったり、自己イメージのブロックがあったりするので、それはプロにおまかせ下さい。

自分でできることは、一瞬の反省です。

さて、今日は後半戦。さらに無意識の領域に突入してさらなる進化をしていきます。

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太陽の塔のハラワタを見た

岡本太郎との出会いは1冊の本からでした。

自分の中に毒を持て。

衝撃な言葉の数々。

「芸術は爆発だ!」と奇妙なことを言っていた人から人間愛にあふれた人に180度一気に認識が変わりました。

岡本太郎は言葉から入り、芸術作品を見たりして、太陽の塔も10年以上前に見に行き、なんて馬鹿でかいアホな物を作ったのだと、スケール感にビックリしました。

そして2018年の今年、太陽の塔内部公開がスタートしました。

友人がチケットをとったお陰で、今回の見学が叶いました。

ありがとう!

入館手続き中

ここから太陽の塔のハラワタの中に入ります。

予約制なんです。

そして残念ながら内部は撮影禁止でした。

黒の太陽

ナチュラルメディカル太郎部の面々。

見終わった後の満足げな顔。

この迫力はすごい。70mでこんなアホなモノを作る岡本太郎はもちろん万博責任者もすごいな。

うちにもフィギュアがありますが、全く迫力が違います。

お土産グッズももっと欲しいですね。

フチ子さんシリーズがなくなっていたのは残念。

太陽の塔の内部はオススメです。

万博当時の面影もあり、現代の技術力も相まって、素晴らしい展示です。

70年の万博に行きたかったわ。0歳児だったが・・・


ナチュラルメディカル夏合宿2018

今年のテーマは「五感を研ぎ澄まし、第六感に気づく」というものでした。

花火大会あり、運動あり、瞑想ありの時間でした。

北は盛岡から南は大阪まで全国から人が集まりました。

 

もう10年以上前でしょうか。ナチュラルメディカルカレッジの前身の合宿で、光の館に行ったあの時の感動を思い出しました。

今調べたらタレル作品だったんですね。

芸術作品の中で寝泊まりしワークをしたのは最高でした。

 

プロセラピスト上田正敏です。

ちょっと前乗りして、海水浴をしたり、温泉に入ってからの参加。

新しい山道具の使い勝手をみるために実戦投入したりもしました。

何年ぶりだろう。柏崎で泳ぐのは。

自然の中に身を置くことは芯からリラックスするような気がしています。

ただ今年の暑さはハンパない。早朝の海が吉ですね。

 

骨盤呼吸体操や筋膜体操で、体への気づきを促し、

花火で、視覚・聴覚・触覚を刺激し、

半断食で、本能への刺激を促し、

瞑想でで気づきを促すようなプログラム。

 

最後に配置と対話のワークをさせていただきました。

気づきを言語化すること。

さらに自分の気づきを周りの人たちにシェアすること。

周りの人たちの気づきに耳を傾けることを意図したワークにしました。

5秒で感じて考えたワークです。

価値観や在り方が見えてしまうワークショップでもあります。

新しい振る舞いにチャレンジした方もいて、今後が楽しみです。

 

帰りはナチュラルメディカル高崎の福田院長の車にヒッチハイクさせていただきました。

対話をしながら合宿の振り返りを丁寧にした時間となりました。

 

僕としてはナチュラルメディカルには対話が少なすぎるという結論に達しました。

どうも学校教育のような一方通行のセミナーであったり、発表だったりしたのです。

できる、わかるという学びになるのですが、その先にある、まじわるであったり、生まれるだったり、変わるだったり、分かち合うという学びのステップにいける可能性があるのに、もったいないという感覚です。

双方向の学び合いの時間にできないものかと思うのです。

 

フィジカルの専門家、メンタルの専門家、歯科医というプロフェッショナルの人たちが集まるのだからこその、交わりが起こり、新しい価値が生まれることが起きたらいいなと思うのです。

この辺りの工夫がなければ合宿の意味がないのかもしれません。

 

帰りの車の中で丁寧に対話を重ねながらの振り返りをしたからこその感想です。

知識の伝達は、テキストであったり、動画でいいと思うんですよね。

対話をすることで一粒万倍になったことが良かったです。

 

五感を開き、六感に気づくまでは簡単にできます。

そこからが本番だと僕は思うのです。

日常に戻ったら閉じちゃうからね。

 

ナチュラルメディカルスタッフの参加がないのも残念でした。

ここにも学びの宝庫があると思っているのです。

スタッフ視点の臨床例というお宝があるはずなんです。

ナチュラルメディカル内部と外部の融合も起きれば何か生まれる気がするんですよね。

 

そのためには準備が必要。

一人一人が発信者になる必要があるのです。

そして、優秀な受信者でもあるのです。

 

発信者とは、自分の本音を話すことができること。

受信者とは、相手の話を聞くことです。

 

発信者にありがちなのは、本題を話すまでに、言い訳だったり、変な気遣いだったり、どうでもいい発言が多いのです。

5分くらい話していたりしても、10秒で終わるだろうという内容。

言葉を探しながら話すのはいいのです。

自己保身のための言葉は全くいりません。

自分の立場をハッキリして、自分の意見を言うだけでいいのです。

例えば、「セラピストの視点から、僕はこう思ったのですが、どうですか?」みたいな感じです。

 

また、自分の意見を言うのに、周りを巻き込もうとする人もいます。

「みなさん、私のように思いますよね。」

「あなたも、そう思うでしょ。」

と周りの人にも意見を強要していくのです。

 

日本人はみんな優しいので、「そうですよね」と肯定しがちです。

なぜなら波風が起こらないコミュニケーションにしか慣れていないからです。

自分の意見を言ってはいけない暗黙知があるのです。

 

「あなたもそう思うでしょ」「みんなもそう思うでしょ」「常識的にそう思うでしょ」という言葉は対話には必要ありません。

「私は、こう思う。」だけでいいのです。

 

受信者でありがちなのは、人の話を聞かないのです。

人の話を聞くと言う行為は、相手の尊厳を尊重することだと思うのです。

話を聞かない人は、隣の人と話し出したりするんですよね。

聞いてないなら黙って入ればいいのだけれど、話し出す人がいるのです。

これ典型的な人の話を聞かない人の特徴です。

 

「私は、こう思う。」

「あなたは、そう思うのね。」

「なるほど。あなたの意見を聞いて、私は新たにこう考えた。」

というように自分の立ち位置も変わっていくのが対話では大切なことです。

だって、自己主張したいだけなら、自分でセミナー開いて伝えればいいのですよ。

自分の場で話せばいいだけです。

自分の立ち位置も変わる柔軟さが対話では重要になっていきます。

来た時と帰る時の価値観が変わって入れば対話は成功という基準を唱える人もいるくらいですから。

これが学び合いの場なのです。

 

夏合宿の帰りの対話でこれが一番大きな気づきですね。

その場を作れるかどうかが鍵を握ります。

 

俺、対話の場が作りたいのかも。

 

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問題は解決しなくてもスッキリしていていいのだ

久々のブログスランプに陥っていました。

このスランプから抜け出た方法が、自分が設計したセミナーでした。

生徒さんにセッションをしてもらった結果、久々に大きな気づきの体験をしました。

 

プロセラピストの上田正敏です。

この週末2日間で、ザ・経絡(エネルギー心理学)と題してセラピスト講座を開催しています。

 

経絡とは中国伝統医学の一手法であり、それと西洋心理学を合わせたセミナーになっています。

僕の中で最近のブームは、ファッシア。

日本語では「筋膜」と訳されますが、筋肉の膜だけではなく、様々な膜が体にはあります。

どうもその膜が、経絡やツボに関係しているという東洋の伝統医学を西洋の最新医学が融合した考え方があって、それを夢中になって学んでいます。

今まで学んで実証してきた知恵と新しい知識が融合することで、自分の中で新たならる変化が起きているのがとても面白いのです。

 

中国哲学といってもいいであろう太極図があります。

この図です。この図を言語にすると

  • 陰陽は全体を形成する。互いなしには存在できず、一緒になれば、互いを完成させる。両者は補い合うが、夜と昼のように反対の存在である。
  • 陰陽は常に動いており、それぞれへと変化している。これは太極図の渦巻く性質で表されている。
  • 過剰な陰は陽に変わる。逆もまた同じ。これは、白黒の渦にある小さな点によって表される。

そして、この陰と陽の間にあるのが気という考え方が興味深いのです。

つまり、物質と心の間の空間に気というエネルギー満ち溢れているという考え方。

 

道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず。

ということ。

 

すみません。熱くなって脱線しました。

元に戻します。

 

そんな知識を伝えながら、具体的にセッションする方法を伝えました。

この気というエネルギーに対して、メタファーという言葉の力を使ったプローチ方です。

東洋医学といえば、指圧だったり、マッサージだったり手技をイメージするかもしれませんが、それを心理学を使った言葉からプローチします。

体にも心にも、そして気にもアプローチする方法です。

 

で、僕自身にもセラピーの手法を使ったセッションをしてもらいました。

テーマを設定して、セッションが開始しました。

 

最初のセッションでは、ブログが書けないというテーマを扱い、今現在ブログを書いているので、なんの問題もなく解決。

 

もうひとつのテーマは、これからどんなサービスを提供していくとというものでした。

そこで起きたことを書き残して起きます。

実際にセッションしてもらった時に、どうも30秒くらい寝ていたようなのです。

スーッと寝落ちをしたらしいのです。

 

セッションをしてくれた人の専門が歯科でしたので、僕のことを観察していたら、歯がカチカチカチと音をたてて噛んでいたのだそうです。

これはストレスがある時などの防御反応ということなのだそうです。

もちろん、僕は寝ていたので気づいていません。

潜在的に自分で自分を癒していたようなのです。

 

途中そんなこともありながら、セッションは終わりました。

特に劇的な気づきもなく、現状の問題の解決策も思いつくことなく、もちろん現実も変わってはいません。

 

ところが、心が晴れやかだったんですね。

霧が晴れたかのように心はクリアでした。

そうはいっても幸福感に満ち溢れているわけでもないのです。

とてもニュートラルな気分になったのです。

 

なんだか懐かしい気分でした。

セラピーを学ぶことに全身全霊を傾けていたサラリーマン時代の3年間のことをです。

その時にこのような感じ方があったなということなんです。

 

人生の問題があったとしても、落ち込む必要は全くないということ。

問題があろうがなかろうが、同じ平安な心の状態であればいいということを。

問題があれば人は解決しようとするけれど、全くそんな必要もないのだということ。

 

どうも、問題を解決しなければいけない。

結果を出さねければならない。

と思い込んでいたようです。

 

自分に不必要なプレッシャーをかけていたようなんです。

世の中のことって、自分で変えられることと変えられないことがあります。

変えられることは行動すれば変わるんだけど、変えられないことは何もやっても変えられない。

例えば、この猛暑も変えられないし、体が重いからといって地球から重力もなくすこともできません。

 

なんの問題も解決していなくてもいいのだという不思議な感覚が続いています。

 

自分が設計したセラピーでありセミナーで、自分の問題が解決する不思議さ。

自分と向き合えばいいのだという再認識をしました。

教えたことがすぐに結果がでてしまうのだから興味深いものがあります。

 

中医学の「気」の概念はとても興味深いものがあります。

これを意図的に使うことができれば、セラピストの腕は何倍にも上がるでしょう。

意識の持ち方で様々なことが変わるのです。

意識を持ったエネルギーの概念を理解できたら、何かが大きく変わるかもしれません。

 

エネルギー心理学は深いわ。

いつでも自分も学び手です。

自画自賛でした。

 

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聞くことは自分も相手も幸せにするスキルである

大阪でコーチングセラピー講座「カウンセリング編」を開催しました。

セラピーの技術や考え方を日常に活かすために使えるように講座を設計しました。

誰もが自分の今までの経験と講座での体験が混ぜ合わさって、新しい気づきが生まれたようです。

初めての方からベテランの方まで良かったと言われてホッと胸を撫で下ろしています。

プロセラピスト上田正敏です。

聞くことって、受け身の感覚を持っている人が多いかもしれません。

なぜなら、ぼーっとしていても耳に音が入ってくるから。

これはカウンセリング的には「聞く」という行為ではないのです。

 

実際にぼーっとしている時って耳には音が入っているかもしれませんが、何の音が聞こえているか意識ではわかっていません。

ひとつワークをしてみましょう。

 

今、どんな音が聞こえていますか?

数えてみて下さい。

 

鳥の声、キーボードを叩く音、電車の音、風の音、飛行機の音・・・

 

目をつむって聞くことに集中して下さい。

 

車の音、冷蔵庫の音、パソコンから聞こえてくる音、自転車を漕いでいる人、運送屋さんの荷物を運ぶ音、違う鳥が来た、椅子が軋む音、自動車の音・・・

聞くことに意識を向けると聞こえてくる音が増えて来ます。

 

つまり、聞こうと意識しないと聞こえないということです。

 

人間の脳って、さぼることが大好きですから、すぐに手を抜きます。

音が聞こえていると脳が処理をしなければいけないので、耳の回路を遮断して聞こえないようにします。

子供の頃に大人に怒られている時に、都合性難聴になったことありませんか?

人の話を聞いちゃいないということです。

 

人との会話もそうなんです。

ほとんどの人は聞いているのではなく、次に何の話をしようか考えたり、どんなアドバイスをしようかと考えたりしているのです。

人の話を聞くよりも、自分の話をするほうが優先になっています。

 

人間関係を円滑にしたいなら、話すことよりも聞くことに集中したほうがいいのです。

相手が気持ちよく話せるように、聞き方のお作法があります。

 

うなづき、あいづち、おうむ返しの3つの技術があります。

今回のセミナーでは、これができるようになるために、筋トレのように、話を聞く実習をしました。

 

話す内容も自分自身の生活全般をトータルで見直すような有意義な質問を使ってです。

僕も実習に入らせてもらったりもしたのですが、これが良かった。

自分についている嘘を発見したり、本当に欲しいものが何かがわかったりしたのです。

 

話すことで自分がわかるようになります。

人は言語化できていないことは、わからないのと同じことです。

わかっているつもりになっていることって、実は全くわかっていないのです。

わかるとは言葉になっています。

そして、相手に伝わるような言葉になっています。

相手に伝わらなければ、わかっているつもりになっているということ。

カウンセリングって、このわかっているつもりを、わかったに変えることだともいえます。

 

優秀なカウンセラーは、クライアントが自分自身で考えついたと思わせるのがとても上手い。

クライアントの思考を邪魔しないということです。

自分の頭で考えるお手伝いをさりげなくしているのです。

 

これが聞けるプロのカウンセラーさんなのです。

僕の感覚ではこのレベルになるのに10年の修行が必要です。

カウンセラーの技術はもちろん、どのような生き方をしているかが鍵を握っています。

誰かからの反応で生きているのではなく、自分から行動を起こしていけるかが大事です。

ここでも受け身な行動ではなく、積極的に行動することが大切になります。

 

聞くことは、積極的であり、能動的であるのです。

 

話し手の話を聞き手は変えることもできるのです。

話し手も聞き手も対等の関係であり、聞き手のほうに選択権があります。

聞いていない人に話せる人はほとんどいません。

これができる空気の読めない強者はたまにいますが、そのうちに誰も話を聞いてくれなくなります。

 

人の話を聞かないでずっと話している人は、自分が聞き上手だと勘違いしていたりもします。

聞くことと話すことが同じくらいの時間かストップウォッチで測ってもいいかもしれません。

 

ただ話を聞くことって、相手を信頼することでもあります。

相手を信頼できないからアドバイスをしたくなる。

答えは相談者の中にあるのです。

今回の実習では、様々な聴き方を練習しました。

エクササイズと同じなので「これは意味があるのか?」とか「使いづらいのになぜ?」とか思ったりしたかもしれません。

実践の美しいカウンセリングスタイルをやっても実力はつきません。

ひとつの技術を拡大して使うことで、その技術に意識がはじめて向きます。

普段自分がどのように話を聞いているのか?相手がどのような言葉を言っているのか?自分の聞く態度はどうなのか?相手の話したり聞いたりする態度はどのようなものなのか?

 

意識が向いたところだけ改善することが可能です。

講座が終わった後に日常で学ぶことがとても多くなります。

意識できていなかったことが、意識できるようになると、日常が変わります。

 

自分が変わったと感じる時もあるし、周りが変わったと感じることもあります。

 

講座が終わった後の日常の中において、自分を感じることで、講座を200%活用することができます。

 

聞くことは人生の一般教養です。

学校では習わない重要なことのひとつです。

これができるかできないかでその後の人生が変わります。

それくらい重要なことだと思っています。

 

聞くことの奥深さを感じていただければ嬉しいです。

そしてちょっとでも実生活で活用してくれたらいいな。

次回は6月10日はキネシオロジー入門

体と心をつなげていきます。

体を通じて自分を知る体験をしていきます。

頭で考えていることと体で感じていることは違う場合があります。

その時にはうまく物事が進んでいないかもしれません。

なぜなら混乱している状態だからです。

 

前日には大阪で個人セッションもしています。

深掘りするなら個人セッションがオススメです。

安全安心の空間で、ゆっくりと自分と対話ができます。

 

■大阪心理学講座
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■東京心理学講座
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■自分らしく生きるライフチェンジプログラム
約半年間、人生を変えるために伴奏するコースです。
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仕事は一生懸命にするな!

一生懸命にやらなければできない仕事はやらないほうがいい。

やっていてワクワクする仕事をすることが大切なんです。

流してもできる仕事が大切です。

それがザ・ロールプレイ講座での2日目の大きな気づくのひとつです。

初日はこちらから。

 

プロセラピストの上田正敏です。

言葉で書くと大きな誤解が生じるタイトルですね。

でも、誤解を恐れずに書いてみます。

 

何事も一生懸命しなさい。

何事も一生懸命にしなさい。

そんな言葉をかけられたことありますか?

僕はあります。

子供の頃から「がんばって」と言われたことはたくさんあります。

一生懸命にやることは大切なことです。

が、仕事において一生懸命にやらなければできないことを仕事にすることは危険を伴います。

 

仕事って毎日やることです。

ビジネスの語源ってビジーであり、忙しいという意味ですからね。

この忙しいとは、1日のうちで一番時間を使っていることという意味です。

 

1日中、一生懸命にできる?

毎日、一生懸命にできる?

真面目と言われる人たちは、ついついやってしまいます。

その結果、どうなるかといえば、優秀な人になっていきます。

途中で挫折しちゃって、普通レベルだったり、無能レベルになっている人もいるかもしれません。

 

一生懸命にやっていると優秀にはなれる。

でも、天才にはなれないのです。

 

世間的には、一生懸命にやれ、真面目にやれ、がんばれ、と言われて、その通りにやることは美徳とされています。

でもね、天才的な人たちに話を聞いていると、どうも頑張っていないのです。

 

好きだから、やっちゃうんだよねー

ワクワクするから、やめられないんだよねー

夢中になっているうちに、時間を忘れちゃうんだよねー

 

軽いノリですなんです。

どうみても一生懸命にやってないのです。

 

真剣にはやっているけれど、深刻にやっているわけではありません。

 

一生懸命にやるって、深刻になりがちだったり、無理をしがちだったりするんだけど、楽しいことは、ただ「やる」なんです。

変な形容詞は入りません。

シンプルな行為だけになります。

 

手を抜ける仕事だからこそ続けられるのか

誤解を恐れずにいえば、手を抜いてもできることを仕事にするべきです。

手を抜くと言うのはいい加減にやるということです。

いい加減とは緩急をつけることができるということ。

いつも100%全力ではなく、30%だったり120%だったり時と場合によって変えることができることです。

いい加減とは手を抜くことではないのです。

適切にやることができるということです。

これ、好きだからこそ、ずっと続けることができるからこそ、自分の中でいい塩梅がわかるようになるのです。

 

料理の材料によって、甘すぎたりせず、しょっぱすぎたりもせず、一番美味しい塩加減を選ぶことができるということです。

 

今回のロールプレイで、手を抜く経験をしたのです。

そうしたら何が起きたか?

 

一生懸命にやるよりも結果がでたのです。

見た目は一所懸命にやっても手を抜いても同じようにしか見えない場合もありました。

 

僕自身もできない人の役割をしたら、本当に何も考えられないんですよね。

何も考えていないってこんなに楽なのか!と思ったりして。

自分で考えない、自分の意思を持たない、自分の感情が麻痺しているって、楽なんです。

ただ、反応している生き方しかできませんが、精神的には楽な生き方です。

だってロボットみたいなんだもの。

それが楽しいか?と聞かれたら、感じないからそれさえもわからないという感じ。

そんな生活を選びたいか?と聞かれたら、ノーと答えたい。

どうでもいいことは選ばずに、流行に従って生きたらいい。

大事なことは、自分の意志でしっかりと選ぶと答えます。

手を抜くってすごいなと感じたわけで。

 

手を抜いたら才能が見えてきたも人もいます。

普段とは違う自分を演じてみたら、自分の中に眠っていた才能が目覚める瞬間に立ち会えました。

 

ロールプレイで普段の自分とは違う自分を演じる

カウンセリング現場での肯定ペンギンです。

 

これやりたいんだけど、やったらいいよね?

うんうん、そうだよ。やるべきだよ。どんどんやりなよ。

 

もうイヤなんだけど、辞めてもいいよね?

うん。そんなの辞めたほうがいい。もう今すぐ辞めるべき。

 

これから何をしていけばいいかな?

ん!?

 

まさにクラウンでした。

みんな大爆笑です。

本人は、なんでみんながそんなに受けているのかわかりません。

ただ、自分の中にあったキャラクターを前面にだしただけなのです。

なんの努力もしていません。

このやり方は、本人は今までなにくらいに楽だといいます。

しかも、みんなに勇気をもらえたと絶賛されます。

ちょっと混乱気味なのが印象的でした。

手を抜いたほうが結果がでることを体験しました。

 

今回の参加者の皆様は、真面目で一生懸命にやるタイプ。

しかも優秀な人たちです。

休みの日に勉強にくるくらいですから。

 

そんな人は、手を抜くことを覚えるといいかもしれません。

 

僕のワークショップは、いわゆる座学のお勉強ではありません。

体験することに意義がある。

そこから気づきをえることを重要視しています。

理屈は後から学んだほうがわかりやすいのです。

 

何を学んだかはよくわからないのだけど、帰ってから、すごく楽になって、パフォーマンスが上がりますね。

何が変わったのかわからないのだけど、現実が変わっているのが不思議です。

という感想をいただくことが多いです。

 

僕の講座は一期一会です。

同じことをやろうと思っても同じようにできません。

参加者だったり、その時のタイミングだったり、場所だったりで変わってしまいます。

常にみんなの焦点があたっているところを取り上げていきます。

 

現実でどのように変わったのか感想をいただくのが楽しみです。

ありがとうございました。

 

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リーダーシップは自分の腹からの欲求から

新しいリーダーシップとは何か?

多くの人がリーダーシップとは、他者を引っ張る人だと勘違いしています。

それは古いタイプのリーダーシップです。

 

メンタルトレーナー上田正敏です。

週末にザ・ロールプレイ・セミナーを開催しました。

役割を決めて演じる研修であるロールプレイとは違います。

もちろん自分以外の人になるワークではあるのですが、それを超えた世界が見えてきました。

セラピーの臨床現場でロールプレイをすることによって興味ふかい経験を重ねたからです。

演じている人の感情や考えがわかるようになったからです。

 

サイコドラマ、フォーカスパーソン、ファミリーコンステレーション、プレイバックシアター、ディバイジングメソッド、インプロビゼーション、緊急クラウン、そしてとうとう演劇まで手をだしました。

現時点での集大成としてまとめてお伝えしました。

感情が揺さぶられまくり、気づきまくり、様々な人生体験を味わいまくりの2日間でした。

 

ドラマの基本は三幕構成です。

一幕で未知なる冒険がスタートし、二幕で宝を手に入れます。

ここまでが仮想空間であるワークショップで起こること。

第三幕は手に入れた宝を現実に帰って、活用していくということです。

参加者の皆さんの持ち場に帰ってからの変化を聞くのがとても楽しみです。

参加者の変化が素晴らしくて毎回オープニングサークルで話を聞くのが楽しみなのです。

 

今回のセミナーで気づいたことを2つほどシェアします。

ブログの記事も全2回でお送りします。

 

自分の欲求に素直になろう

ワークショップ中にプレゼントの話になりました。

どんなプレゼントをすれば相手は喜ぶかという話です。

これは送り側の問題ではなくて、受け手側の問題なのです。

 

それは何かというと・・・

自分が何を求めてるのかをハッキリさせるということです。

好きなものは何かを知ることです。

きちんと言語化することです。

それも抽象的ではなく具体的にです。

 

甘いものが好き。

もっと具体的に!

 

チョコレートが好き。

もっともっと!

 

高級チョコレートが好き。

さらに具体的に!

 

ラ・メソン・デュ・ショコラのチョコレートが好き。

もう一声!

 

そこのオランジェットが好き!

そうそう、それ!

 

できるだけ具体的にするのが大切なのです。

そして、普段から

「ラ・メソン・デュ・ショコラのサルバドールが好きなんだよね。」

と公言していることが大切です。

 

なぜか?

ここでプレゼントの話につながります。

人は喜んでもらいたいからプレゼントを贈ります。

大好きなものがわかっているなら、それをプレゼントすれば必ず喜んでくれます。

プレゼントする側にとっても心理的負担も、経済的負担も、時間的な負担も減ります。

そして何よりプレゼントできた喜びが手に入ります。

 

好きなものって、幅が広いと思っている人が多いかもしれませんが、実はピンポイントなのです。

まぁまぁ好きよりも、すごく好きが大切なのです。

最後の晩餐で食べたいものくらいまで突き詰めて、でてくるものが好きなものです。

 

自分トリセツみたいなものですね。

自分自身にプレゼントもできます。

 

自分の欲求に素直になることが大切です。

遠慮、罪悪感、無価値感は必要ありません。

 

好きに関しては小さな子供がメンターです。

彼らは好きなもので頭の中はいっぱいです。

 

ちなみに僕が好きなものはアップルパイです。

あのニュージーランドで何気なく入ったカフェで食べたアップルパイが忘れられません。

それから究極のアップルパイを探しています。

僕は人のオススメなものが好きです。

なぜならその人がわかる気がするから。
その好きな理由を聞くのが大好きだからです。

アップルパイ好きです!

 

欲求をいうことはリーダーシップにつながる

リーダーシップには、リーダーとフォロワーが必要です。

これを動的にいうと、アクトとリアクトの関係です。

アクトとは行動をすること、リアクトはある行動に対して反応することです。

 

ほとんどの人はリアクトで動いています。

反応が動いている。

例えば、挨拶をされたから挨拶をするというのは典型的な例です。

 

挨拶を最初に言う人は、アクターです。
(むむむ・・・俳優か。ここでロールプレイにつながりますね)

挨拶に答える人は、リアクターです。

自分から挨拶をするのもアクターになる練習のひとつです。

 

自分が何が好きかという欲求と対話をすることが始まりです。

これは自分の中にしか答えはありません。

 

この欲求に応えるべく、自分の欲求を素直に口にだします。

言わなければ周りの人は誰も理解してくれません。

 

運がよけば、周りの人が反応してくれます。

してくれたらラッキーで、してくれなくてもラッキーです。

自分でやればいいからね。

 

自分で口にだしたら、自分で叶えることができますよね。

叶えると言う字も、口という字が使われているでしょ。

 

ご縁があったり、運がよけば、誰かが欲求に答えてくれます。

フォロワーがでてくるというわけです。

これがリーダーシップの極意。

言い出しっぺになることです。

 

自分が欲しいものを話す。

自分がやりたいことを話す。

 

不平不満や愚痴を言っているとそれが手に入ります。

そういうのは僕らみたいなプロの前で言えばいいのです。

不平不満や愚痴を望みに変えてくれるから。

ネガティブな感情も羅針盤の役割をしていますからね。

イヤという感情は好きを知るための手がかりになります。

 

自分の腹からでてくる欲求の声を聞くこと。

その声を口にだすこと。

これが新しい形のリーダーシップです。

誰もがリーダーになれる時代です。

 

そんなことがワークショップでわかったことなのです。

頭でわかるだけでなく、心で感じ、体を動かすことで腑に落ちるのです。

だから現実世界に帰ってから結果がでるんですよね。

しかも自然に変わってしまいます。

 

次のブログでは2日目の続きを書きます。

いい加減でいこう!です。

 

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