週末は、ナチュラルメディカルカレッジの講座でした。
人間の体って本当に興味ふかいものがあります。
体だけでなく心も大きく関わってきます。
心のことを科学的に探求しようという試みのひとつが量子論です。
量子力学は、物質を小さく小さく細くしていくと原子になります。
例えば、水は原子よりちょっと大きい分子でありH2Oなんて習いましたね。
水素Hが2個あって、酸素Oが1個で作られた物質が水です。
この水素原子よりもさらに小さな世界の話が量子の話です。
ミクロな世界での法則は、日常の法則はとは違う原理で動いています。
例えば、光は波であり粒子であるとかね。光はエネルギーであり物質であるということです。
これも普通ではありえないことです。
現実世界でいえば、目の前にあるパソコンが見えたり、見えなかったりする状態、つまり、「ある」のか「ない」のかどっちもあるということです。
意味わからないです。でも、理論的にはそうなのです。
もう少しわかりやすい例をだしましょう。
この写真はナチュラルメディカルカレッジ校長のライフワークである海外支援の様子です。
あなたはこれを見て何を感じますか?
良いことをしているな、ボランティアは大切、世界中の子供が教育を受けられる世界であるべきだ、とかいろんな感想を持つことでしょう。
人によって感じ方は千差万別です。
これからが本番の質問です。
この中で、真っ先に助けなければならない子供は誰でしょう?
正直、僕にはわかりませんでした。
答えは言いませんが考えてみてください。
わかる人が見れば一目瞭然です。
わからない人が見ればチンプンカンプンです。
写真という情報として誰もが見えているのに、「ある」と「ない」が混在しているのです。
それは観察者の目で、「ある」と「ない」が決定しているのです。
これが量子的なものの見方です。
こんな経験ありませんか?
「これできるかな?」と疑いながらやったらできなかったこと。
「できる」と確信を持ちながらやったらできたこと。
スポーツの世界でメンタルが弱いと言われている人たちは、疑いを持っている人です。
これ自分の心の持ち方で結果が変わるということです。
これは治療の世界でも大切なことで、
患者さんが治ると思って治療するのと、治らないと思って治療するのでは結果が変わるのです。
できると思ってやる、できないと思ってやる、で結果は変わります。
癌患者さんの場合、昔は宣告されてすぐに死んでしまう人が多かったけれど、今は宣告されても生き続けている人も多いです。
余命よりも生きる人が増えてきています。
それは癌は必ず死ぬ病気だと信じている人と、癌は治る病気だと信じている人の差です。
これも量子的な考え方のひとつです。
心の世界の解明は未だにされていません。
未知のことだらけです。
意識がなぜあるのか?の問いに科学は答えをだせていません。
「我思うゆえに我あり」と哲学者がいった言葉が人類の最先端なのでしょう。
量子論的な思考を持つことはとても重要だというのは、ナチュラルメディカルカレッジの実習で体感します。
思考から入るのではなく、体験から入るのです。
そして先生はいつもこういいます。
「疑ってください。
本当にそうなのかは自分で答えを見つけて下さい。
そして、信じることができなければ使わないで下さい。
自分が確信を持てたものだけ選んで使って下さい。」
生徒に選択肢を与えてくれます。
これだけ生徒を尊重した大人のセミナーも珍しいです。
当たり前(ナチュラル)なことなんですがね。
今回のテーマは、カイロプラクティック的検査と診断法、アジャストメント(大腰筋、食道裂孔、胸椎)、筋反射テスト、アジャストメント(頚椎、腰椎、骨盤)、患者教育、バイオフィードバック、食事買う、栄養学、舌診、顎関節症の基礎の基礎です。
野球でいうところの、投げる、打つ、走るという基本を教わりました。
下手だけれどゲームはできる状態です。
今回、僕がとても大切だと思ったことは、診断法です。
なぜ重要かといえば、痛みされとればいいと考えているボディワーカーは多いのです。
実際の事例で、頭が痛いというクライアントさんを検査したら、脳梗塞の疑いがあった。
すぐに病院に行ってもらって事なきをえたり、病院に行くタクシーの中で倒れたりということがあるのです。
腰痛だから来たクライアントさんを検査したら、内臓系の病気の疑いがあった。
すぐに病院で検査したもらったら癌の初期の状態だったということがあるのです。
体の痛みは、なんらかのサインです。
もしかしたら病気のサインかもしれないのです。
自分ができることとできないことの線引きはとても大事です。
できないことは、誰かに任せることが大切です。
講義と実習があって、講義の内容は事前にテキストを渡されています。
それに当日、最新の情報として膨大なプリントが渡されます。
これがまた面白いんだけど、実習はそれが頭に入っていることが前提になっています。
その知識は点の情報です。
その点と点をつなげるヒントも教えてくれます。
さらにそれを面にして、立体にしていくのは自分の仕事。
「これマニュアルにならないの?」
と聞いたら、
「マニュアルにすると自分の頭で考えなくなるし、
知識がバージョンアップした時に使えないものになる。
いつでも自分で考えるのが大切。」
とのこと。
ここで受講側の差がでてきます。
表面的な知識にとらわれていると、本質が見えなくなり、技術もイマイチになる。
本質をとらえた人は技術的にも美しい。
そう、実習で体を扱う時に、きちんとできる人は、何をやっているのか自覚しているし、実際の所作が美しいのです。
日本人の美意識の中に、形だけでなく心が入っているからこそ美しく見えるのでしょう。
これが量子的だということです。
意識の使い方ひとつで結果が変わるのです。
自分が何をしているのか自覚すること。
これ人生の奥義ですね。
そして、大人になってからの学びは奥が深い。
先生方、受講生の方々ありがとうございました。
医療関係者と普通に話をしている自分を発見してビックリ。いつの間にか何を話しているのかがよくわかるようになってる。
そして、見えない世界について話をするのが上手くなってる。
■個人セッション
頭とハートをつなぐことで本当の自分が見えてきます。
自分を知り、自分の才能を磨き、生まれてきた目的がわかります。
自分自身との対話をサポートします。親子関係、人間関係の葛藤も解消することが可能です。
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■ソース ワークショップ
ワクワクという切り口から自分だけが持つ才能であり個性を見つけていきます。
自分自身がどんな人間なのかを知り、理想の仕事、理想のパートナーシップ、理想のライフスタイルを手にいれるためのワークショップです。
発見編:7月 4日(土) 5日(日)
http://www.yoriyoku.com/source/